猿渡兄弟それぞれのお話。どっちも1冊ずつで読みたかったくらい面白かった!舎弟達が面白くてやり取りが楽しい。Hはかなり修正甘めです。続編出て欲しいなあ。
「下から数えて最高にスキ」
パシリのタマ×兄の威を借るヤンキーシゲ。シゲは柿商伝説の男の弟で、兄の七光りで恐れられているけど本人はかなりのぼんくら。ヘタレでバカなシゲも可愛いけど、タマが最高にいい!キツネ目でいつも胡散臭い笑顔の関西弁男。得体が知れないようで普通にバカで弱いのも面白い。シゲの最低さがタマの性癖に刺さりまくり、チョロいシゲもあっさり絆され、Hもなかなか激しくてすごく好きな二人でした。ベッドで水を煽るタマが男っぽくてかっこいいなあー。いつもシゲにいいように使われてる舎弟のハチとウスも可愛いです。
「弱虫鬼とモンスター」
元伝説のヤンキータツオ×怖い見た目と乱暴な言動で母親ウケ最悪の保育士公平。前作では娘溺愛のパパだったタツオ、やっぱり伝説の男でした。見た目に反して弱い公平が不器用ながらいい先生で可愛い。そしてどこまでもボス猿気質のタツオの揺るがなさ。こちらの舎弟はとっても有能。雪路の変化に笑いました。桃姫(ピーチ)もいい子だなー。