ネタバレ・感想ありサヨナラに編むは、のレビュー

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編み物男子のほっこりラブ
ネタバレ
2025年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日本で働く日英ハーフのホーキンス柊真は、新たな趣味を開拓しようと本屋で編み物の本を手にします。英人の祖父が編み物をしていたこともあり、パラパラとめくるうちに素敵なデザインとそれをデザインした糸瀬雅巳と出逢います。自力でやろうとするもギブアップした柊真は、著者である糸瀬先生の教室に通い始めます。糸瀬先生は優しく穏やかで柊真のタイプなのですが、結婚指輪にちょっとがっかりします。珍しい男子生徒で英語が堪能なこともあって、柊真と糸瀬先生とはどんどん親しくなってゆきます。ある日、柊真は先生のスタジオで編みかけの片方だけの靴下を見つけます。それは糸瀬先生が亡くなった奥さんのために編んだものでした。亡き妻への感情を胸に抱えたままの糸瀬先生を、柊真が未来に続く明るい世界へ連れ出します。糸瀬先生への恋にウキウキしながらもスパダリっぷりを発揮する柊真、妻にも柊真にもどこまでも真摯に向き合う糸瀬先生、そこに柊真のおじいちゃんの人間味の深さが加わって温かいお話になっています。昨今メジャーな編み物男子ですが、男性の作品には数学的に美しいものが多いように感じます。これから二人はそんな作品をいっぱい生み出してゆくのでしょう。
タイトルの意味が素敵
2023年10月14日
自分の亡き母も編み物の先生をしていて、そりゃもう遺品整理の山ほどの毛糸と山ほどの作りかけの作品…。糸の匂いとか温もりを思い出しました。亡き父も母の生徒役として、編み物できるようになり、展示会前は、いつも夫婦で黙々編んでいたのを思い出しました。この作品も、先生やおじいちゃんが亡き人を想い、編む。「サヨナラ」に編む、靴下。イギリスのあの曇り空と編み物の暖かさ。そんな想いがじわりじわりとくる作品でした。
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素敵編み物男子( *´艸`)
2020年10月17日
ゲイのエリート会社員柊真(32,日英ハーフ)×妻と死別した編み物の先生糸瀬。イギリス育ちのイケメンが冴えない生活から一念発起して編み物教室に通うことに。そこの糸瀬先生に惹かれるも、彼の心には亡妻の存在が大きくて…な始まり。

編み物を習い翻訳を手伝う展開は和む◎ある事で渡英した二人。母国イギリスの漁村では男性でも編み物をする地域で、編み物得意の祖父(英国人)と亡祖母の思い出がとても優しくて、糸瀬先生の心の栄養になって閉じた心が解けていく流れ好き◎全て受け止める柊真の王子様ぶりも照れ照れの先生も二人とも素敵な優しい話良かった◎タイトルもいい◎
じんわりあったかい
2020年9月19日
表紙とためし読みで、良い感じだなぁと思って買いましたが、すごくよかった!
作品全体の雰囲気が好きです。
途中、何度かホロリと泣いちゃいました。
読み終わってから改めてタイトルを見ると、じーんときます。
読んでよかったです。
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最高
2020年9月12日
最高です。最高だから、絶対的読むべき。
優しさに溢れる年下攻めのオヤジ受け。
絶対損はない!
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素敵な二人の優しいお話😊
ネタバレ
2020年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ これといった波は無いけれど、とても温かくホッコリするお話です。まず、いい人しか出てきません❗柊真(攻め)はハーフでイケメンなのに驕ったりせず優しくて誠実でとても良い子だし、その同僚やお祖父さんも理解ある優しい人達だし、糸瀬先生(受け)も亡くなった奥さんをずっと愛している様は健気で可愛かったです💕それでもずっと寄り添って隣に居たいと優しく見守る柊真がイイ‼編み物男子も捨てがたいな❗と思った今日この頃です💦ただ念願の初Hの時の糸瀬先生にあまりエロさを感じなかったのが残念でした😓
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編み物
ネタバレ
2019年11月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ イギリスのハーフと編み物作家の想い。イギリスのおじいちゃんの亡くなったおばあちゃんへの想い。編み物作家の奥さんへの想い。編み物を通して見える想い。ほのぼのしているのに、切ない。切ないのに温かい。片想いのホーキンスがめちゃくちゃ良い!ハッピーエンドで良かった。
誰かを大事に思うことの素晴らしさ
2019年8月31日
[表紙込み148ページ/表題作+描きおろし6P+あとがき2P/奥付あり/修正は違和感ない程度のトーン処理(修正じゃなくて元からかも?)]レビュー読むと話は良さそうだけど絵柄がちょっとな~と思ったあなた、そこ気にせず読んでみることをおすすめします!ゲイの主人公がバツイチノンケに恋をするお話で、特に大きな事件は起きないのですが日々の積み重ねでどんどん相手を好きになっていく、関係性が深まっていく様子が丁寧に描かれています。皆さんのレビューにある通り暖かく優しいお話。…というだけでなく、日英ハーフの主人公が放つ日本人離れした口説き文句にクスっと笑わされたり、ストレートな愛の言葉にキュンとしたり。一途な年下攻めが好きな方にもおすすめしたいです。
素敵な大人の恋
2019年8月18日
ボーイズラブと言うよりメンズラブ、大人の恋です。編み物の先生が本当に誠実で素敵な人で惚れちゃいます。奥さんを亡くしてから後悔や悲しみと共に生きている先生が、ゆっくりゆっくり柊真に解されていくのが良かったです。編み物や柊真がイギリスとのハーフと言う設定がしっかり活かされていて素晴らしかったです。ただ、最後にHまでいくのは性急過ぎかな?とは思いました。
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タイトルの余韻が
2019年8月13日
素晴らしい。作品自体も丁寧にじっくり優しく描かれていて、ヨーロッパの映画のような雰囲気です。編み物作家の糸瀬さんは何歳くらいなんでしょう。40代半ばくらい?5年前に妻を亡くした傷を抱えながらも飾らない人柄の照れ屋のかわいいおじさんで、そのふとした仕草に柊真くんが惹かれていくのがとても自然で微笑ましくて良かったです。柊真くんの誠実さと真摯さに糸瀬さんの悲しみが癒されていく様子も良かった。この先ずっとお互いを大事にしていくんだろうな。何度も読みたい作品です。
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暖かいお話
2019年4月22日
読後心が暖かくなるとっても素敵なお話でした。表題作品のみですが、もう少しページ数があったら良かったな~。
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素敵。
2019年4月20日
ジンワリと心温まる、そして可愛らしいドキドキも詰まった買って良かった作品です。
この作者さんの本、他にも読みたくなりました。
タイトル
2020年10月29日
タイトルが「サヨナラを編むには、」だと思ってたら、「サヨナラに編むは、」なんですね。編み物の先生(40歳くらい受)が外資系勤務英日ハーフ(32歳攻)と出会いがあって、編み物を通して病気で亡くなった妻に別れを告げるお話。作中アランセーターが出てきますが、アラン諸島の漁村では家庭によって編み方が違うそうです。漁師が海で亡くなっても、着てるセーターの編み模様で誰かわかるようにと。編み物って特別でなく土着のものなんですよね。作者さんも編み物好きなんだろうなーと思います。イギリス人の元漁師のおじいさんがいい味だしてました。作品としては、せっかくイギリスへ行くのだからもっと背景やいろいろ細かい描き込みほしかったです。あと個人的にオジさん受けが苦手。。
じんわり沁みる
2020年9月12日
編み物を通して、一目惚れしてしまった編み物の先生との距離が縮まっていくお話。柊真がずっと一途でいい男です。「はじまりに編むは、」がとりわけ良かった。怒ったり泣いたりしながら喪失に向き合う先生が心に沁みます。先生が年の差を感じさせない可愛さです。最後のエッチはないほうがいいんじゃ…と思ったけど、ないならないで不満が出たりするんでしょうし、作者さんが頑張られたのかな…。でもなくてもいいかな。
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優しい時間
2020年5月21日
二人が少しずつ、
距離を縮めていく感じがいい。
ゆっくり優しい時間が流れてる。
海を越えた編み物の話
2019年7月2日
編み物を通していろんな人が繋がっていく暖かいお話です。主人公の祖父の編み物のエピソードも相まって優しい気持ちになれました。
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作家さん買いです
2019年2月5日
雑誌で読んでたんですが、まとめて読みたくて購入。素直でステキな2人です。悪い人も出ないし、悲しい過去もあるけど泣くほどでもなく。エッチのシーンもちゃんとあります。
優しい作品
ネタバレ
2019年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて購入。イギリスと日本のハーフでありイケメンゲイの攻めと、妻に先立たれたことがトラウマでなかなか次の恋に進めないおじさん受けとが恋をするお話。全体的に穏やかな空気感のある作品でとても好みだったが、一点だけ少し腑に落ちないところがり星3つとさせていただいた。それは何かというと、攻めと受けとの合体が性急な印象を受けるという点である。私個人としては無理にそういう描写を入れなくても良かったのになぁ、せっかくの穏やかな雰囲気がもったいないと感じてしまった。しかし、これに関しては受け取り方に個人差もあるためぜひ1度ご自身で確認してみてほしい。
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温かさが
ネタバレ
2021年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ タッチのせいか編み物のあったかさもそれをする人の心のぬくもりも伝わってこなかった。
イギリスの描写もいまいちで、これならイギリス行くより先生の感情の変化をもっと詳しく描いてほしかった。
最愛の妻を亡くしたノンケの陥落が早いと思ったので。
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