表紙の柔らかさをいい意味で裏切ってくれたストーリー。これは本編にもある「外側と内側」っていうテーマにも通じるものがあるな〜と読み終わってから感慨深くなりました。男、女と決められた枠に馴染むことが正しいのか…自分は一体なんなのか、何になりたいのか…。ヒーローもヒロインも個々に思い描くものが違う様に、自分だって「こうじゃなきゃダメ」っていうものはないはずなのに、ずっとそれに縛られてた感のある2人。BLだけど受け攻めも曖昧で、それがまたこの作品には合っててよく考えられたお話だなと思いました。(作中にクズ野郎が幼い有馬くんに最低なことをするシーンがあるので苦手な方はご注意を)BLなんだけど、自分の在り方を模索し乗り越えていく成長漫画だなという印象です。描き下ろし、結構ラブじゃん!と安心しました笑。いつも付き合ってくれる友人達の気苦労もいい味出してる。⭐︎4.8