電子。原作未読。悪役令嬢ものをいくつか読んでいて、その中でよくできていたうちのひとつ。なにより漫画の絵が好き。令嬢じゃなくて婚約者のほうが抜群に美しくてほんと好きw 話も破綻がなくて、登場人物(主人公周辺)も好感が持てるし、この本でやっとゲームシステム上の逆ハーに関して「リアルに密通したら重罪」につっこんでくれるキャラが出てきてもうそれだけで1億点w そして、逆ハーの論拠を推察してくれてとてもすっきり。当初は「推しカップリングだから」くっつけようとしていたのだと思ったけどそうではない様子。セシルルートがどういうエンドのストーリーかは知らないが、これシステム上、自称悪役令嬢でヒロインフラグ立ってるから回避出来るんじゃないのか? 今のところ(魔法の面も含め)「悪役令嬢になくてヒロインにあるもの」が見当たらないしなあ。あとゲームのほうのヒロインはもう少しうまく立ち回ってほしかったかな。ライバルどころかいてもいなくても変わらない雑魚キャラになってるのがちょっと残念。いやこれはこれでいいんですけど。あと名前が全部もじってあって好き。陰湿とか女傑とかクーデレ、脳筋、チャラ男、ショタコン、ロリコン、詐欺。でもちょいちょいなんのもじりかわからないのがあるのでただいま考え中。