はじめは精神病棟の描写がかなり辛く、読み続けられるかな?と思いながら読んでいましたが、あっという間に引き込まれ最終巻まで一気読みしました。
作者さんご自身が体験されたとのことで、はじめの病棟の描写もご自身が感じたままに描かれたものだと思うと、想像を絶する辛さだっただろうと思います。
私自身も産後10ヶ月の経産婦ですが、ホルモンによるものなのか、自分でコントロールできない情緒不安定さは感じるところがありました。妊娠中の悪阻の程度、産後の経過も個人差がかなりあることなので、他の方の実体験を漫画を通して知ることができ、感謝です。最終巻にすすむにつれて涙が止まりませんでした。どうかひとりでも多くの悩んでいるお母さん、またそのご家族の方に届いてほしいです。