無料サンプルを読んで様子がおかしい(!)事に気付き、残りも買って、様子がおかしいのを覚悟しながら顔の筋肉に力を入れて読んでいた。それでも、やっぱりダメだった。現在最新の9話、なんだかシリアスな展開だったので完全に油断していた。この展開なら、うっかり水を噴くこともないだろう。そう思っていたときが私にもありました。
押し入れから尻に敷いていた石を発見されたところまでは我慢できた。しかし、11ページの『にゅっ』でダメだった。土下座すらそのための布石だった(石だけに)。あのアングル、コマ割り、体勢、台詞運び、全てが完璧だった。完全に笑わせに来ている。
一瞬の油断の後、私の口内の水がなくなっていた。そう、気付いたらぶちまけていたのである。噴飯ならぬ噴水だ。ひどい目にあった。私は噴き出した水を拭くことも忘れ、画面を二度見していた。無意識だった。二度見してはいけなかった。見なければ良かったのに、もう一度水を噴いてしまった。そして、スマホを放り投げ、びしょ濡れの床の上で笑い死んだのです。私はこの作品で殺されました。
私、殺人事件です。
以上が私がこの作品を読んだ時の体験です。これから読む人の参考になればと思って、ここに残します。くれぐれも水は飲まないことを強くお勧めします。
※作品に合わせて全力でふざけた体験記風にしてみました。怒らないで下さい。