もはや人生BLと言っても過言ではないというくらいにドンピシャに好きな御本です。
攻めも受けも人生において酸いも甘いも噛み分けて来た様がこちらにもビシバシ伝わってくるダンディっぷりなんですけどこれが渋さ一辺倒にならない作者様の腕といったら!!!!実際、とんでもなく甘いんですよ。お砂糖みたいな甘ったるさじゃなくてはちみつのようにじんわりと心をほぐす甘さ……… 高校生青春ものに負けないです!甘さは!爽やかさはどうだろう
でもきっとこのふたりの心にはガムシロみたいにくどくて粘り気のある逃れられない甘さがまとわりついているんやろな、読者には分からない2人だけの「甘さ」をこれからも構築していくんやろうなと思わせる終わり………!!!いい!!!!!
いつか続編を拝めますように。全てが「良い」で構成されているのにこれ以上先を望んでしまう浅ましさを許してください。