一巻完結で、ここまで色々萌えさせてくれるBLはなかなかないんじゃないでしょうか。ヤクザ×高校生というだけで、私は性癖をかなり抉られるんですけど…。私は高校生という年齢のことを、大人でも子どもでもなくて、人生の中で一番青い春を過ごす、特別に多感な眩しい年齢だと思っています。
そんな時期に聡美が成田狂也というヤクザに出会って、ただカラオケに一緒に行く様は本当にシュール。読み返しても笑えるし、テンポ良くて、なのにトキメキがある。高校生なりにヤクザの狂也のこと大切に思ってるだ、というのが最大限に描かれていると思います。何度も読み返して、このふたりの未来ifの妄想に浸れます。
恋愛に発展しているような、していないような、好きに解釈できます。ただ私は、この漫画のジャンルがBLであることに「ありがとう、世界」と言わざるを得ない。本当に素晴らしい作品です。