ネタバレ・感想あり君にくるまって、【電子限定特典付】のレビュー

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表紙のファンシーさからは想像できない
2025年2月13日
深い人間ドラマです。深いのですが所々コミカルもあり、共感しやすく読み終えた後の満足度が高いです。できればネタバレは見ずに読んで欲しいと思います。恋も友情もあって、特に友達のキャラクターが皆個性的で面白い!全体にいいなぁ、と思える温かい空気感があります。
何度も読みたい、そして作者様の他作品も是非読んでみたいと思わせる作品でした。
傷がほんの少し癒される
ネタバレ
2024年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 抱えてきたイオリと捨ててきたアキが出会い、それぞれが手放す努力と大事なものを持つ努力をしていく。

桃子すいか先生の作品の中でも特に、私には苦しく感じる内容です。それでも読み返すのは、学生寮の仲間たちの温かさと強さに感動させて貰えるから。
自己満だという優しさに胸がじんわりとします。

傷が深ければ何処かに救いを求めるのは必然だし、逃げる勇気があっても良くて。安全だと思える場所があれば、今は無くてもあった事実があれば、その先も生きていける。そう思わせてくれる作品です。

クスッと笑える、面白いシーンも沢山ありますよ!
「安全基地」
2023年12月27日
作者さまがあとがきで書いていたこの言葉。まさにぴったりだと思って、涙がほろり。母親の呪縛からの解放、救済が軸のお話。えちもあるけど、心の繋がりがメインかなと。それでも物足りなさは全然なくて、ただただ「よかったね。やっと安心できるね。味方がいっぱいだよ」って、背中をよすよすしたくなるような読後感。2人がそれぞれ自分らしくいられるようになってからの生活をもっと見たいなぁと。
おおお、、、
2023年9月23日
すばらしい、、、!ハートフルです!よかった、、、安心できる場所、大事ですね、見つかってよかった!登場人物みんなすてきでした!あ、母親はちょっとあれかな、、、
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感動×完読
2023年5月14日
可愛い表紙にあなどるなかれ❗
人間としての生きる悩みが多々描かれています。
手放せないもの、捨てていくもの、それでも大切なもの、そして1番近い親との悩み、確執。
友情、仲間、恋。
癒されながらも涙して、時には応援して、笑って、今までが辛い人生だったら、これから幸せになればいい、2人で😄
心温まる素敵なお話
ネタバレ
2023年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ぬいぐるみを集めることで心の傷を誤魔化している伊織と過去の経験から大事なものを得ないように生きてきたアキ。そんな2人がおんぼろ学生寮で出会い、少しずつ心を通わせていくお話。泣けました。表紙の印象からふんわりとした可愛らしいお話なのかなと読み始めたのですが、良い意味で予想を裏切られました。
"自己満の優しさ"なのかもしれないけど、それが押し付けになっていない、他人の気持ちを推し量ることのできる、そういう人たちに伊織が出会えて本当によかったと思います。
エロはないだろうなと思っていたのですが、また予想を裏切られました。伊織とアキがとっても幸せそうなので、読後はこちらも幸せな気持ちになれます。
愛ですね、愛。
2023年2月10日
たしかにBLなんですが、ヒューマンドラマといった方がしくっり来るかもしれませんね。登場人物が一人一人みんないい人で、心にキズをもった主人公がゆっくりと癒やされていきます。とても感動しました。オススメ!
互いに癒しを与えられる関係
2023年2月8日
初買いの作者様ですが、絵が好みで購入しました。表題作のみ199P、エチはやんわり。
はぁ~~~なんとも愛おしい…まずは学生寮という設定が好きです!住んでる子たちもみんなキャラが立ってて愛おしい。
お互い違うトラウマのようなものを抱えながらも、その傷を見せ合って癒すことが出来る優しい二人でした。
BLでよくある展開「俺がいれられる側なの?!」の逆パターンが見れてニッコリ。お互い優しいから起こる解釈違いだね…
攻めくんはTHE人間たらしって感じで分かりやすいけど、心を開いてからの受けくんに隠れたらしっぽいとこがあって大変よかったです。帰国子女さえ赤面する殺し文句…好…
これからもみんなでワイワイがやがや、仲良く幸せでいてくれますように!
良作でした!
2023年2月7日
イオリ君とアキ君はお互いの必要で足りないところを補える最高のパートナーを見つけられて心温まるストーリーでした!寮の皆んなも優しくて温かくて素敵!わちゃわちゃ感がたまりませんでした。
金蘭寮サイコー!
ネタバレ
2023年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ オンボロ男子寮の金蘭寮に住むぬいぐるみだらけの部屋の住人の伊織と部屋に物が何も置いていない部屋の住人のアキの話。育ってきた環境のせいでこういう部屋になってしまった2人…。特に伊織の母親が彼にしてきたことを思いかえすと胸がキュッてなるけど そんな伊織の心の支えであるぬいぐるみの きなこ とアキと金蘭寮の皆が優しくて温かかったから穏やかな気持ちでこの作品を読み終わることができました。ありがとう。あと 描き下ろしの絶対に負けられない脱衣麻雀が大好き。こんな感じでこれからも皆で仲良くワイワイと過ごしていくんでしょうねw。それに伊織とアキのエチする前のお互いを思い遣るやりとりもすごくよかったからもっと2人のラブラブなところが見たかったな〜。
抱き合って寝る2人が最高に愛しい
2023年2月6日
初読み作者様。表紙とあらすじに惹かれて購入。大学の寮で出会った同級生同士、アキ×伊織のお話し。伊織の家族問題が大きな影を落としていて、アキを中心に寮生達が親身になってくれています。アキも抱えているものがあったりして、少しずつお互いが特別になっていく描写が丁寧で良かったです。友達に深く関わろうとできるのってある意味若さだよなぁ。寮生達が皆適度な距離感持っていて賑やかなんだけど煩過ぎない、できた子達やぁ。エチは最後にさらっと。作品の雰囲気に合っていました。なんか2人が抱き合って寝る姿…ぐっとくるんですよねぇ…尊いとはこのことか。巻末の寮間取り図もワクワクしました。重いテーマだけど明るくライトに仕上げてラブもちゃんとある、バランスの取れた作品だと思います。
攻受にとらわれない人間愛の話
ネタバレ
2023年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めは攻受どっちかな?て思っていました。そんな話じゃなかったです。大きな愛のお話。何かを抱えている人間を丸ごと愛し、伊織くんとアキくん二人で、時には寮に住むみんなで乗り越え前に進んでいくお話でした。
離婚し母子家庭で、母親から私物を捨てられるなどの強烈なDVを受けていた為、きなこというくまのぬいぐるみに依存し物を捨てられない伊織と、世界規模の転勤族である親のもとに生まれ、帰国子女でコミュ強で人当たりが良いアキくん。一見すると伊織の闇が表にたちますが、アキくんもなかなかしんどい思いを抱えています。私自身が仕事のために普段陽キャコミュ強に擬態しているので、アキくんの気持ちがすごくよくわかりました。望んで転勤族の親元に生まれたわけではない。3、4年で必ず別れがくる為人間関係や持ち物に執着しなくなる感じ。数えきれないほどの別れとの諦め。新しい環境へ溶け込むため明るく振る舞うしかなかった、自ら動くしかなかった、その努力を「おまえはいいよな友達が多くて」で片付けられたくない気持ち、わかるよ〜!伊織くんが、自分がぬいぐるみのきなこと話してる間にアキは人と交流してたと気づき、自分もがんばろうと思う素直さが良かった!伊織君の母親は同情の余地ないんやけど、一人で仕事子育て家事をこなし、しんどかったんだろうとは思います。だから一番弱くて自分から離れていかないだろう伊織くんをサンドバッグにしちゃったんでしょう。まさか逃げると思ってなかったろうし、自分が息子に依存していることにも気付いてないだろうな。良いお医者さんに巡り合うといいなと思います。心の話がずっと続くので気持ちがズーンとする場面が多かったですが、読後はふわふわハッピーな気分でした。じっくり漫画を読みたい時にオススメします。
大事なことなので一応書きますが、多分伊織くんとアキくんはリバありカップルと思います。
良かった!
2023年2月5日
表紙だけだとふわふわした可愛いストーリーっぽいですが、重めのテーマでした。
読了した後にタイトルを見ると、よかったねとなります。
オンボロな金蘭寮に住む、住人達の温かい関係がとっても素敵なストーリーでした。
メインCPは大学生で、ヒューマン的なお話です。
意外にも重いテーマかつ、ふわふわした雰囲気の絵柄なのに、後半はバッチリエチシーンもあり、しっかりBがLしてましたよー。
マルティンの素顔がいつ出てくるのかな…と期待してましたが、最後まで見れなかったのが残念かな。
天草四郎似ってめっちゃ気になるし!笑
素敵な作品でした。
どうして今まで読まなかったんだろう!!
2023年2月4日
これは良作に出会えました!!
人が苦手でぬいぐるみの収集癖のある伊織と
帰国子女で誰とでも仲良くなれるアキ。
伊織にトラウマはわかる、アキも心にぽっかりと穴が。
終始可愛い2人がトラウマを乗り越えて幸せになるハピエン最高。
じんわりあたたかい
ネタバレ
2023年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 寮生のみんなが温かい…ママ好きです。発端は自己満足なんだけど、根底にある優しさとそれを正しく受け取れる人達、気持ちがとてもあたたかくなる作品でした。
あとお母さんにも救いがあって良かったです。酷い親だけど、かわいそうな人だったので…

作風的に最後までしないかなと思ってたので得した気分になりました。正直最後までどっちがどっちなのかわからないリバップルのような二人でしたが、アミダで決めるのめちゃめちゃ可愛かったです。
買って良かった!
ネタバレ
2023年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ とてもとても良かったです。BLとして買ったけどなんといっても心のふれあいが良かった。心情を丁寧に描いてくれて心温まりました。えっちなシーンがあんまりエロく感じないのに残念と思わない初めての作品かも。この作家さんの他作品も読んでみたくなりました。
優しくて温かい
2023年2月3日
絵もお話も優しくて温かいタッチで和みます。
その中に人それぞれの苦悩があり、ひたむきに生きるリアルな姿もあるので、温かさが余計に染みる。
登場人物(お母さん以外)もみんな良くて、誰も相手を否定したりからかったりしないし、優しくて心地良い距離感で接してくる。
この寮を出るまでにイオリがアキと、過去の分まで自由と普通を取り戻して欲しいな。
じわっと来る、
2023年2月3日
ストーリーがスッゴくいい。カップルになる二人、お互い心に闇があって、その闇を照らすもの、それぞれ見つけられてよかった。途中じわっと涙出そうになった。
胸キュン感動BL
2023年1月1日
いい!すっごくいい!愛に救われていく姿に感動しました。何もかもがギュッと凝縮され、それでいて薄くなく満足感のある完成度の高い良作です。
凄く良かった!
2022年12月12日
タイトルの『君』が幼い頃から持ってた大切なものから大切な人へ変化した時、読んでて凄く安心感と愛おしさが溢れました!
トラウマから引き出された性格を、寮全体で自分の事のように考えてくれる寮に住む人たちの心優しさにもほっこりしました!
凄く心温まるストーリーでした。
ギャーかわいい。
ネタバレ
2022年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ アキもイオリもなんてピュアないい子たち。
くまのきなこは汚くなるほどずっと持っている位 可愛いですね。
私が思うに男の子ほど、ぬいぐるみをずっと大切に持っていたりします。
お母さんも病院に連れていくなど救済の手が入って良かったです。
今まで辛かった分これからは二人とも楽しく暮らせそうで良かったです。
心のよりどころと、大切なもの1つ。
2022年11月30日
かわいい表紙からは想像出来ない、それぞれの辛い過去の境遇や心的外傷などについて触れる、心に焦点を当てたお話です。

明るく賑やかな寮で二人は出会い、お互いを知りながら自身の越えるべき壁を見定めていきます。

親は変えることのできない関係性で、これについての言葉が深く心に残りました。
親との関係性について、思う部分がある方は共感するかと思います。

ストーリー◎心についての様々な視点が面白かった。
画力○
キャラ○
エロ○白抜き。早まる大きな鼓動、良いです。
きなこ
2022年10月20日
前から気になっており、作者様の別作品がよかったのでこちらも拝読。寮生が多く、ゴミゴミした背景のためか、絵のタッチが雑になったような気がしたが、表情の描き方や扇風機のある部屋でふたりが寝ているシーンは印象的でよかった。毒親は罪。重いストーリーだが、アキとイオリが出会って幸せになるのを見届けられた。じんわり優しい気持ちになった。きなこはイオリの子供時代の素敵な思い出の象徴であり、心の安全基地なので、無理に捨てなくていいと思う。設定がいろいろ盛り込まれているので、じっくり読みたい。のんのんの彼女を一目見たかった。4.5
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深かったです
ネタバレ
2022年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 金蘭寮の人たちがとっても温かくて、こうゆう寮で暮らしてみたいと思ってしまいました。とても深い内容だったけれど、シリアスで暗くならず、キャラクターがとっても良くてすごく読みやすかったです。イオリ君もアキ君も、自分の居場所が見つけられて本当に良かった。
救済BL
2022年10月9日
素敵な救済BLでした(*T_T*)
お互いに安全基地になれたアキとイオリ。良かったねぇ〜!とほっこり幸せな気持ちになれます!
えちは少なめですが、ストーリーが読み応えありますので物足りなさは感じませんでした!
寮生たちもみんな良いキャラであったかくて、そこも良かったです(^^)
涙が…。
ネタバレ
2022年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みですごく気になって、初読み作家さんにトライ!
…買ってよかったです。本当…。
大切なものについて考えさせられましたし、
作者さんの言葉が優しくて的確で何回も泣いてしまいました。
作中の重要なシーンとして野良猫との絡みがあるのですが、餌をあげる人とあげない人の話が特に好きでした。私もアキくんと同じ意見。
まだこれから先イオリくんはお母さんのことで大変な思いをするかもしれないけれど、アキくんがいて、寮のみんなもいて、きなこもいてくれたら絶対大丈夫。

イオリくんが幸せになってくれてきなこが一番喜んでるんじゃなかろうかと思うと、ほんと涙が溢れて止まりません。
すごい作家さんと出会ってしまいました。こういう出会いがあるからBLはやめられません…。
少しずつ桃子先生の他の本も読み進めていきたいと思います。
なんて素敵な《自己満足》の世界
2022年6月23日
自分勝手ではなく、自分を大切にする自己満足
みんながコレを実践することができれば、自分自身も身近な大切な人も、きっと幸せにすることが出来る……
簡単なようで難しい。出来てるようで、出来てない。
他人軸じゃなく、自分軸で生きていく。
そこには責任も伴うけど、きっと強くしなやかに生きていけるようになるよね。
生きていく上で、一番大事なことなんじゃなかろうか…!
難しいけど、お母さんもこれから自分軸で生きてしあわせになってほしいな。

あたたかいストーリーとキャラ達。
可愛らしく味のある作画。
初作家さんでしたが、すっかりファンになりました!
全制覇するしかありません。チビチビいきますw
今日まで本作と保健室の先生と…割引中。
癒し効果バツグン
2022年6月19日
はぁ〜、いいタイトルですね。この作品に本当にピッタリ。めちゃくちゃ寒い冬にくるまるフッカフカの毛布とお布団くらいの優しさと癒し効果があります。
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唯ひとつの たいせつなもの
2022年6月14日
ぬいぐるみに囲まれていないと不安でメンタルを保てなくなる伊織。
大学入学を機にオンボロの学生寮、『金蘭寮』に入寮したのだが、そこにはアクの強い学生たちが伊織を待っていた――。

絵の可愛さに惹かれ、ずっと前から狙ってた作品。現在セール中で、やっと読めました。
優しく可愛くホワホワした作品なのかと思ったら、意外とシリアスで重量感ある作品でした。

作者様、すっ……ごく、シナリオが上手い。
まるで小説を読んでいるみたいに、静かに、丁寧に 二人の物語が紡がれてゆく。
終盤の扇風機のシーン…素敵すぎて、思わずため息が出ました。

そして意外とえちもしっかり。
作風からして、そのまますっ飛ばして朝チュンでもいい気がしたのですが、二人の愛の軌跡を描くために、飛ばさず大切に大切に描いている感じがして、そこがとても好感を持ちました。

この作品、すっごくよかった。なんか、とても大切なものをもらった感じ。
23日までセール中。オススメです。
涙腺崩壊
ネタバレ
2022年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 埋まらなかった心の隙間をお互いで補い合う2人。受け攻め共に抱えていた孤独が消え、幸せそうな笑顔に涙がダバダバ出た。
母親からの虐 待から逃げて来た受けの伊織。
そして攻めのアキは、親の転勤で何度も訪れる別れを経験。離れる時に悲しくなる位なら大事なものを作らない…と自分をセーブ。切ない。
出逢えて良かった。本当に良かった!!これからの2人に幸多かれ。
抱きしめ返してくれる幸福
2022年6月3日
ほんわかした絵柄の作家さんですが、ほんわかの中にピリッとした部分もあるのが魅力。今作もぬいぐるみでほんわかかと思いきや、問題を抱えた心理症状の現れという。イオリが大量のぬいぐるみを溜めこみ、アキは対照的に無意識に全て捨ててしまう症状。どちらかと言うとイオリは多少の自覚はあるけれど、アキは自覚なかった分だけ症状は深刻なのでは?と思いました。生い立ちからコミュ強になったものの、大切なものが何もなくなったアキがイオリと関わる事で次第に大切なものを自覚していく。イオリも、アキのおかげて大切なものが抱きしめ返してくれる幸せを自覚していく。丁寧なストーリー構成で、とても良かったです。『大切なものはひとつでいい』『ずっとそばにいてほしい』これは2人共が最初から胸の奥に抱いていた望みだった気がします。ぬいぐるみは心臓の音がしないし抱きしめ返してくれない。けれど、アキとイオリお互いがいれば抱き合える。最初から読み返すと、2人とも抱きつかれても最初は抱きしめ返せてないんですよね。それを考えるとエッチは感動もひとしお(リバっぽいけどイオリ受)あと、金蘭のみんなはずっと優しくて優しくて食卓囲むシーンはウルッときます。天然口説き文句のイオリにメロメロなアキくん可愛い。叶うならイオリ攻も見てみたいですw
大事なものは1つでいい
ネタバレ
2022年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー少ないのが分からないぐらい個人的に好みでした。2人の過去からの現在とかストーリーしっかりしてるし、それぞれのどこか空いた心を埋めるように寄り添う感じとか素敵。アキの大事なものは1つでいいって言うセリフに、しっかりその1つを伊織に決めたこと。心で孤独を感じてきた伊織にとっては、心地よく踏み込んでくるアキに救われて、ようやくきなこ以外のぬいぐるみを手放せたのよかった。それから、金蘭寮のみんなが個性的かつ暖かくていい人たちで、楽しく温かい空間が羨ましい。エチもしっかりあるんだけど、リバならどちらもしっかり見たかったなと思うけど、幸せそうな楽しそうな二人の表情が見れたので我慢します。この2人は大学卒業したらきっと同棲するだろうな^^
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ほんわかBLかと思いきや…
ネタバレ
2022年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●かわいい表紙と絵柄のイメージで読み始めましたが、いやいやこれはなかなか…。虐 待と哀願を繰り返す母親とイオリとの切りたくても切れない繋がりが背後にずっと横たわっていて、BL以上に人間関係について考えてしまうお話でした。
●小さな頃から一緒だったクマのきなこと、徐々に増えた大量のぬいぐるみたちだけが自分の心の拠り所…とイオリは思っていたけれど。寮のメンツがとてもいい!ぬいぐるみに溢れたイオリの部屋を皆が「かわいいじゃん」って言って笑ったところ、(かなり序盤ですが)泣けてしまいました。距離感がすごく良いんですよ…ホント。
●アキはイオリにとって、最初はきなこと同等だったのかな?(さすがに失礼?)一緒に眠ることができてホッとする相手。違うのは、アキから働きかけてくれるところと、アキにも少し傷付いた心があるところ。
●アキはコミュ力が高くていつも明るい。イオリは「全然違う人種」だと感じていたけど、本当はアキも寂しさを抱えてる。「ずっといろんなものを捨ててきた、だからイオリにきなこがいるのが羨ましい」って、嫉妬のような感情をぶつけてしまうシーンは胸がギュッとします。
●心にぽかっと穴のある二人がそれを埋め合うように優しく関わっていく。相手のことをもっと知りたい、知らないところにもっと触れたい…っていう熱量がすごいです。ドキドキする。
●こんな寮があったら私も差し入れしたい…!実は作者さんの『8月のロスタイム』が積ん読状態で…拝読するのが楽しみになりました。
優しくて泣いた…。
ネタバレ
2022年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 脱衣麻雀でめちゃ笑ったのに、公園に小さな『きなこ』がお迎えにきたところから泣けてきました。
号泣というより暖かい気持ちで静かに泣けるという感じです。
イオリくんと『きなこ』と母親の関係が、その後どうなったのかまできちんと説明あって安心しました。
お母さんも子どもに依存せず幸せを見つけられたらいいなと思いました。
主人公2人だけでなく脇役もそれぞれに個性があって寮物マンガの醍醐味である他人だけど家族のような、でもいろんな意味で自由な生活(脱衣麻雀、ロッカーで露天風呂?笑)を楽しめる内容でした。
ほんとに読んでよかったです(^_^)
羨ましいよイオリ!
2022年2月26日
優しいお話でした。
寄り添うだけでもいいんだけど、もう一歩だけ先へ一緒に笑って歩いてくれる。そういう存在のありがたさをしみじみ感じました。
アキをはじめ金蘭寮のみんなのように自己満だよってあっけらかんと言ってしまえる優しさ良いなぁ。
自分の弱い部分も誰かの拠り所になるかもしれない。
肩をポンて叩いて貰ったようなそんなホッとする作品でした。
アキとイオリの好きを自覚してからのイチャイチャも可愛くて、特別な相手を見つけた2人の幸せが伝わる表情もジーンとする。
きなこの事もずっと大切にするんだろうなと思えたのもホッとした。
最初大量のぬいぐるみの中で眠るイオリが可愛いって思ったけど、それがもし大量のゴミだったらなんて思ったり。
その先まで見る視点にも気付かされましたね。桃子先生流の見せ方が優しいから説教くさくならないのが良い。繰り返し読みたい作品!
優しい安全基地
ネタバレ
2022年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローさまのレビューを見つけ、可愛らしい表紙絵に惹かれて購読しましたが、なかなかに重いテーマを可愛らしい作画でふんわり包み込むような物語でした。

母親からの長年に渡るネグレストや執拗な身勝手な扱いで、心に傷を抱え、その母親から逃げるように、部屋中に溢れかえるぬいぐるみだけを持って学生寮にやってきたイオリのお話。

もう一度読み返すと、序章に出てきた部屋でぬいぐるみに埋もれるように無垢な表情で、きなこを抱きしめながら丸くなって寝ているイオリの姿に目が止まります。
個性豊かなおんぼろ学生寮の明るく愉快な仲間たちとコミュ力高いアキに囲まれて、凝り固まってた心情に右往左往。
イオリの何かしらの感情が溢れかえるぬいぐるみに反映しているのではと気付いた寮のアキとステキな仲間達。
事前にきちんと話合うのも可愛らしい。。
部屋が綺麗になれば心も晴れやかに。その逆もまた然り。。

ゆっくりと癒されていく心理表現がとても良かったです。
それぞれが、抱えているもの
ネタバレ
2022年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはですね・・・表紙が超ファンシーなんですが実は精神的に痛い部分をつつかれると言いますか・・・泣ける感じの作品でしたね・・・
大まかには、毒親から逃げ出し、大学の寮「金襴寮」に入る事になったイオリと、その金襴寮の優しい仲間たちとの交流を描いているのですが、その中で、イオリにとって心の拠り所となる存在:アキとの出会いがメイン・・になるでしょうか。
イケメンだけれど、人との関わりが苦手なイオリ。反対に、帰国子女であり親の都合で世界中を転々としていた明るく積極的なアキ。けれど・・・アキにはアキの、抱えている事はあって・・・と人それぞれの心の隙間の部分に焦点を当てて描かれています。とは言え主にはイオリと母親との関係性・・なんですけどね(^^;
みんなみんな、多かれ少なかれ、色んな事を乗り越えて生きているんですよね・・。人との関わりは時には面倒だったり厄介だったりもするけれど、結局1人では生きてゆけない・・お節介なくらい世話を焼いてもらって有難いことも多々あります。アキ(や寮の人達)が積極的にイオリに関わってくれたお蔭でイオリは人肌の温かさや落ち着く場所(人)を見つけ、反対にアキも、離したくない大切な人に出会えた✨人との出会いって有難い・・そんな風に思う作品。優しい雰囲気の画も相まって、最後はホント温かい気持ちになります(^^
ある意味、イオリの母親も可哀想な人(心の弱い人)ではあるかも知れません。もっとも、だからといって子供にその感情をぶつけたところで受けとめきれないし、小さい頃に受けた心の傷は、そうそう癒されるものでもありませんから「酷い母親」なんですけれど。でも母親にも色々な事があってそんな状態になってしまったわけで・・・一概に「悪者」に出来ないかな・・なんて思ったり。イオリと心を通わせる事は出来ないかも知れないけれど・・・母親は母親の人生を穏やかに送れたらいいのにな・・・なんて、ちょっと思いましたね。
まぁメインはアキ×イオリなんですけど(^^;心理的な面で色々考えてしまう作品でした(^^エチもありますけど、重要な部分はソコじゃない。とは言え、2人の「初めて」が見られて嬉しかった~💕とにかく内容が深くて、何度も読み返したくなる素晴らしい作品でした!!
かわいい!
2021年12月31日
全人類読んでください!ってくらいめちゃめちゃカワイイです!九条は、自身も心に傷を負っているのに、伊織を強く優しく大きな愛で包み込んでいきます。寮の先輩方も優しいです!
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もう一人じゃないよ、ずっと永遠に
ネタバレ
2021年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ すっすみません!歌詞の一部パクリました∑(゚Д゚)汗
もう読んでる間ずっと『出会いのかけら』…が頭に流れて、流れて。なんなら流しながら読んでいました。
もう大好きな曲(*´∇`*)まぁどんな作品にも当てはまるのかもしれませんが…^_^;

伊織がメインの内容ですが、私はアキくんに目がいってしまいなおさら。出会いのかけら…歌詞がアキくんと伊織だなぁ〜っと、しみじみ。。。
巡り会いの中でお互い大切な人と出会って、きなこではやっぱり埋められないもの。大事なものは一個あればいい。本当それ!
とても素敵な作品でした〜
一番安心できる人の腕にくるまって、
2021年12月16日
桃子先生の他作品、『雨だれの頃』『8月のロスタイム』が本当に大好きで、涙なくしては読めない作品だったのですが、こちらの作品も胸の奥がジーンと熱くなる物語でした。
たくさんの人と出会って、色んな繋がりを持って、色んな価値観を知って、、それって言わずもがな、本当に素敵な事ですよね。自分の世界が広がるし人生観も豊かになるし。でもやっぱり確かに、自分にとっての本当の理解者って、誰かひとりいればそれで十分なのかな。自分にとって一番の心の拠り所であり、大事な誰か…そういう存在がひとりでもいたらそれでいい、、うんうん、本当そうだよなあと、改めて思わせてくれる作品でした。
寮メンバーのみんなもそれぞれ個性的で、毎日がすごく楽しそう!あんな風にお酒飲みながらわいわい騒ぎたいな〜!彼らの自然な優しさや温かさにも感動します。
とても可愛らしく柔らかな雰囲気で、優しい作品ですが、心についてのテーマにも真剣に向き合っている物語だなあと感じました。すごく好きな作品でした。
周りの優しさが嬉しい
2021年11月13日
「雨だれの頃」や「8月のロスタイム」の切なさや甘酸っぱさとは違ったけれど、本作も期待を裏切らない一冊でした。親との関係で幼いときから心を傷つけられてきたイオリがアキを始めとした寮の仲間との生活で徐々に癒されていく様子を読みながら温かい気持ちになりました。誰かによって傷ついた心もまた別の誰かの優しさによって修復される、だからこそ自分も出来るだけ優しく在りたいなぁと思わせてくれました。
心の拠り所がある幸せ、ただいまセール中
2021年11月5日
単話売りの時から、一冊に纏まって、セールになるのをずっと待っていましたー。ただいま、待望のセール中です~。
大学の古い学生寮のお話。そこに新入生としてやってきたのがイオリ、大量のぬいぐるみと共に。同寮の面々はみんな個性的で温か(個人的にはママが好き!)、そんな中とりわけ親しくなったのが同級生で帰国子女のアキ。ふんわり優しい絵や可愛いぬいぐるみ達とは裏腹に、心の不安定さやイオリの母親との関係なんかが描かれていて、話に深みを与えています。こういう親が出てくると思うところはいっぱいあるんですが、私自身の考えとしては、親の犠牲になる必要はない、自分ができることをやればいいってことですかね。だから、イオリの場合はこれで良かったのでは…。正直、エロ描写もさほど無いのかなと思っていたのに…、思いの外…、ちょっと得した気分になりました。やっと読めて嬉しいです!
買って良かった!です!!
2021年10月3日
凄く優しいお話でした。身近にいそうで、ありそうで、心に色々抱えていても、こんなふうに想い合えたら、幸せですよね
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きなこが可愛かったです
ネタバレ
2021年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大学入学で寮に入った伊織。寮に住んだことがないので、男子寮の雰囲気に興味津々で読んでみましたが、同年代の男の子ばっかりで作中ずっとごちゃごちゃしてて活気があってすごく楽しそうでした。
伊織が持ってきた大量の段ボールからの、広い部屋を埋め尽くすぬいぐるみにびっくり。何か内に抱えてそうな伊織を驚きつつも可愛いと受け入れる他の寮生たちが優しいです。特に伊織を気にかけてくれるアキ。アキもちょっと抱えていたものがあって、そこからの伊織とのやりとりのところとても良かったです。
精神不安定な母親からの過干渉から逃げるように入寮してきた伊織。母親が退寮させようとやってきた時はどうなるかと思ったけど、みんなが力を合わせて伊織の味方になってくれて、ほんとに良かった…。お母さんのどうしようもない心の病もすごくわかる気がするので、一概に悪い親とも思えなくていつか良くなって伊織といい関係になってくれたらいいのになとも思います。寮にいられるとなった時のボロボロ泣く伊織に一緒に泣いてしまいました。
自分は一つのぬいぐるみをずっと持つということができない、何でも片付けてしまい物を少なくするアキに近い側なので、自分にはない面を持つ伊織に惹かれるアキの気持ちにかなり感情移入しながら読みました。すり切れたぬいぐるみのきなこが可愛くて、そんな親友がいる伊織が羨ましい。お互いに持ってない部分を持つ二人。幸せそうな最後にほっこりしました。
大団円
2021年6月21日
はちみつとクローバーのBL版みたいな、暖かくて可愛くてちょっと辛い、でも幸せいっぱい!みたいな話でした!最高!
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やさしい
2021年5月13日
表紙と無料の先が気になりすぎ購入しました。言葉で表すなら陰と陽のイオリとアキ。ぬいぐるみに囲まれキナコを手放せない、親の歪んだ愛情で閉じてしまったイオリの心をアキが解かしてくれるなんだか温まるストーリーでした。下宿先の人達や回りも良い人達で、あそこの下宿先に出会えて本当に良かった。内容的にないかなと思っていたエチもなくはなかったので購入して良かったです。その後の更に温かい2人が見たい。
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二人が出逢えてよかった
ネタバレ
2021年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんでしたが、ほんわか表紙とあらすじ、お試し増量で気になり購入。
伊織くんとアキくん、本当に出逢えてよかったね。
一緒に過ごしていく過程で抱えてきたものが明らかになって、少しずつ浄化していく様子やお互いを思う気持ちがしみじみと感じられる作品でした。
伊織ママがちょっと心配だけど、金蘭寮の皆(まあ、彼らにも彼らなりの悩みとかあるのでしょうげど)がとても明るくて、話の本筋はディープで暗いけど、ちょっとクセのある絵と彼らによって、読みやすく読後感の良さにもつながっていると思いました。
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2人の関係素敵!
2021年4月29日
暖かい気持ちになれました。
キーホルダーあげるところ好きです。
買って損なしです!!!
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あったかい気持ちになれました。
2021年3月17日
絵もふわっと柔らかくて、ストーリーもそんな絵にマッチしていて、心が暖かくなるお話でした。寮のみんなもいい人ばかりだったし、このまま2人が幸せになれたらいいなとおもいました。
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こんなかわいい表紙なのに…染みる
ネタバレ
2021年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同作者さんの「雨だれの頃」がすごく好きで、この作品もフォローさん方のおススメだったので、購入。可愛らしい絵とぬいぐるみという表紙に、ほっこり系かと思いきや(実際レビューを読むまで甘々ラブラブなお話かと思っていました)、個人的にもすごく染みるお話でした。自分の親も執着親だったので、物理的距離を取れる安堵感は身に染みているし、犬猫ホーダーの現場でその闇を目の当たりにしたこともあるし、めちゃくちゃ感情移入してしまいました。イオリのお母さんも、もっと早く人に頼れたらよかったし、もっと早く手を差し伸べられたらよかったなと思いつつ、現実的にはその術を知らない人も大勢いるんだよなと、少し胸が痛みます。個人的なことはさておき、皆さんおっしゃるように、寮のみんなが個性的でありながら、「自己満」と言いながら、相手を思いやれるいい人たちばかりで、その中で心を開いていくイオリとイオリを通して自分の心の奥にあることに気付くアキの関係が本当に温かいです。フォローさん方もおっしゃっていますが、お互いを想ってのエチは可愛くて可愛くて、何だか見ていいのかなと恥ずかしくなってしまいました。しかも、先生初の修正なんですね。貴重!その前段階の1カメ、2カメ、3カメとあみだくじも可笑しくて微笑ましくて笑っちゃいました。フォローさん、いつも参考になるレビューありがとうございます!本当に良いお話で、読めてうれしいです。
やさしい世界
ネタバレ
2021年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親からの精神的に制圧されたり、周りの人たちによって救われる。寮の皆も好い人だし、絵もかわいいので読みやすいです。やや忘れた頃にBL感がでてくる感じかな。
浄化されていく心
2021年3月12日
作者様買い。この作品もとても良かった!フォローしてる方激押し作品です。
心を閉ざし大量のぬいぐるみに拠り所を求めるイオリ。深く簡単ではないテーマではありますが、作中は笑顔が溢れ、自分を迎えてくれる笑顔や差し出される手に、イオリの心が少しづつ溶かされていく様子にじわっと胸があたたかくなります。
まるで自分の事の様に寄り添ってくれるアキに対して、静かに惹かれて行く過程もとても自然な事だと思えました。
寮のみんなが本当に良い人たちで、本当に良い人たちで(2回言う笑)何かあれば全員で守り、支えようとしてくれる、その沁み入るような優しさに包まれながら、アキと2人、互いが一番安心できる愛すべき場所を見つける事ができます。2人が出会えて良かったと心から思える、幸福感溢れる作品でした。
最期のエチシーンはお互いがお互いの事を気遣う描写がとっても可愛くて大好きでした。
優しくてあたたかい
2021年3月12日
読んでてものすごく癒されたー。出てくる子たちがみんな優しい。学生っぽいノリの良さもあるけど、人に対しては無遠慮に踏み込みすぎない節度がある。それが相手を思う優しさからきているのがすごい。こんな寮なら暮らしてみたいな。
伊織とアキがお互い大切な人になっていく過程が自然で、ふたり一緒が一番!と思わせる愛おしいカップルでした。アキが衣織の痛みを自分のことのように受け止め、憤るところが良かった。お互いの存在に救われて、これから2人寄り添いあって生きていくんだろうな。重いテーマを描きつつも、読後は温泉みたいにあたたかいものに包まれる癒しの作品でした。
ぬいと胸キュンと幸せが溢れる物語
ネタバレ
2021年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで新刊です。短編集良作「8月のロスタイム」、エモの極地中学生の逃避行を描いた「雨だれの頃」どちらも大好きな作品でこの新作も期待して読みました。上に何か着てて下がパンイチでイチャイチャっていう表紙だけでキュンキュンします!
偶然ですが直前に読んだ別作者さんの学生運動最中の恋を描いた「花に嵐」の舞台と同じモデルの大学寮。「君にくるまって」は現代のお話。たくさんの軽いダンボール箱を引越し荷物にバックパックを背負って古くてギシギシいう大学寮へ入寮してきた伊織。イケメンだけど人嫌いでほとんど話さない。ある時、寮の隣部屋に住むアメリカで育ったアキが伊織の部屋を訪ねたら、そこにはぬいぐるみで部屋いっぱい埋め尽くされていて。。。
大学寮の友達がみんな特徴あっていい奴ばかり。アキが適度な距離を取りながら少しずつ伊織に近づいていくところがすっごく良い。私もぬいはけっこう家にいて、ブラック企業に勤めて病んでた頃はぬいを連れて職場へ行ってたことあるので、伊織の気持ちすごくわかります。自分を全て認めてくれてここだけは大丈夫っていう場所や存在が必要なんですよね。伊織にとってアキがそういう存在になったのがとてもよくわかるラスト。幸せが溢れます。
あと特筆すべきは、最近のエチエロ重視のBL界において、今まで描写はあれども踏み込まなかった桃子先生。ところがこの作品は先生史上初の修正が入るんですよー。これは快挙!BLにしては物足りないとのレビューもありましたが、先生にしてはがんばったんです!褒めてあげてくださいー。
表紙から最後のページ、カバー裏まで丁寧に描かれた胸キュンと幸せが溢れる読後感最高の物語。とってもオススメです!
表題作のみ★「正反対の二人が出会って…」
ネタバレ
2021年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずしんときました。そしてじんわり心に沁みました。今作は男子寮を舞台に大学生ものです。新しく寮に入った伊織の部屋はぬいぐるみだらけ。そのうちたった一つ、くまの「きなこ」だけは手放せない。そんな伊織を心配するミニマリストな帰国子女・アキ。二人はまるで正反対だけど、いつしか互いの存在が安全基地に変わっていく…。「たった一つ」になるまでの葛藤や不安が浄化されていくような尊さがありました。重くシリアスな部分もありますが、優しさと温かさで包まれた読後感がとても良い作品です。寮のみんなも素敵でした。★5以上
「全7話・191P」
「あとがき1P」
「描き下ろし4作」
「電子限定描き下ろし1P」
「カバー下」
「修正・白抜き」
最後は
2021年2月28日
皆んなの優しさが伝わってきて、それが、2人の思いと絡まって、幸せになって!と、思いました。
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ぬいぐるみに囲まれて暮らすワケあり大学生
ネタバレ
2021年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 帰国子女の明るい大学生・アキ×人間不信の伊織。オンボロ学生寮「金蘭寮」に新しく入寮してきた伊織の部屋は、大量のぬいぐるみでいっぱい。母親との確執からぬいぐるみが手放せない伊織に親身に寄り添う賑やかな寮生達、中でもなにかと声をかけてくるアキとの交流が優しく温かい。長年翻弄されて、心にたくさんの傷を負っている伊織を追い詰めず放っておかず、自己満と笑ってくれるみんなの距離感がほんとに優しい…。少しずつ心を開いても、過去の記憶や現実の母親の介入からは逃れられない伊織が見ていて辛かった。アキの捨てたい欲も結構根深そうだったけど大丈夫なのかな。母親の呪縛からようやく解かれた伊織が大きく前進できてよかったです。きなこがとっても可愛いし、伊織を支えてくれた友達だと思うのでこれからも大事にして欲しいなあ。Hは最後に少しだけ、今回はアキ×伊織だったけど基本はリバップル。寮生達が寛容でほんとにいいところだなー。
ほのぼのだけじゃない奥深さ!
ネタバレ
2021年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話配信を読んでずっとコミックス化されるのを待っていた作品だったので、描き下ろしや特典も含めて彼らの新たなる日常を見る事が出来て本当に嬉しいです(*^^*)桃子先生のふんわりとした絵柄と優しいキャラとストーリーがとても魅力的で、ただそれだけじゃなく伊織、アキの心に抱える寂しさや家族との確執をも描ききって心を寄り添わせていく2人がとても愛しく素晴らしい作品です。表紙の2人の笑顔がとても印象的で出会った頃の伊織を思い浮かべては、この笑顔を見れた事がとてつもなく嬉しくてアキとの出会いに感謝してしまいます☆可愛いきなこや金蘭寮の皆にも注目!!桃子先生のタッチは読む人を優しい気持ちにしてくれます😃
癒しです、買ってよかった
2021年2月27日
土曜日のバイトが終わったら絶対に絶対に絶対に発売初日のこの本を買うんだ と心に決めてました。桃子すいかさんの絵が前々から好きで、まず雰囲気が暖かくて、笑顔が可愛くて、涙の描写が素敵で、本当に漫画自体が好きだったので、どんなストーリーでも楽しめると思って即決でした。
読了後、やっぱり可愛くて可愛くて、このお話に出てくるみんなのことが好きになって、読んでよかったです。色んな人をじんわり幸せな気分にさせてくれる漫画だと思います。少しでも気になった方や、桃子すいかさんの他の漫画が好きって方にはぜひオススメしたいです。
BLだけでは語り尽くせない世界
2021年2月27日
表題作のみ全P199。アキとイオリ、2人の生い立ちが深く深く関わる物語でした。金蘭寮に住む人みんないい人で読後は映画を観た後のような気持ちになりました。これからも2人幸せに過ごして欲しい🍒是非読んで欲しい作品です。
絵の雰囲気と設定が良い
2023年2月28日
初読み作家様。
設定がとんでもなく面白く掴みはサイコーだし、とても温かく良いお話だったのですが、基本受け視点の話だったので、いつノンケ攻めが受けのことを好きになったのかが見えなくてちょっとそこだけ引っ掛かってしまいました。同情、或いは絆され愛?別にそうでも良いのですが、友情から愛情へ移行する部分をもう少し見たかったです。
でも絵の雰囲気と寮の仲間や設定は素敵でした。
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優しくなれるお話
2023年2月8日
ほんわかとした絵ですが、しっかりとエロもありました。ありがとうございます(?)。この世の中にたった1人、君だけいればいい。お互いがお互いを必要としていて、そこに過剰な我慢も遠慮もなく、心のままに相手を欲する素直な2人が愛しかったです。
絵が好き
2023年2月3日
ちょっと重いテーマが入っていますが それがかなりパンチが効いていると思いました。金蘭寮の仲間たちもすごい良い感じで 絵も綺麗で買ってよかったです。
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良かったです
2022年12月30日
楽しそうな寮生活でみんな良い人たちだし、これからの大学生活をもっと見たくなりました!みんな良い大人になっていくんだろうなー。
良い人ばかり♪
2022年10月21日
母親から離れるために入った学生寮の中で恋が芽生えました。
寮の皆が良い人ばかりで、ほっこりできるお話でした。
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ハートフル
ネタバレ
2022年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんな寮仲間がいたらいいよね〜な、理想のすったもんだ。ヒューマンでした。ヒューマンすぎてほとんどLな雰囲気無しでおわるのかとおもったら、ちゃんとするとこまでいきました。リバなのもしっかり見たかったかも〜!
一冊まるまる表題作
2022年3月27日
表紙の優しいほんわかしたイメージだけでなく、二人の内面やそこからのつながりがとてもよかった
二人の育ちの環境からくるスタンスを受け止める周囲の人も含めて寮の人々の距離感が温かいお話
凸凹な二人のあり方が愛おしいです。
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寮生活
2022年2月15日
寮生活が楽しそうです。一見正反対に見える二人ですが、共に寂しさを抱えているから、一緒にいると癒やされるんだろうなと思いました。寮の人たちがいい人ばかりでほっこりです。
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優しい寮生たちに助けられて
2022年1月6日
まるっと表題作。情緒不安定な母親に 放置と過干渉を繰り返され。やっと逃れた先の学生寮で 暖かい寮生たちに助けられ 心の傷に立ち向かう友達とも出会い 恋ができるようになったお話し。初Hはお互いどっちかを話し合って決めてるのが微笑ましく これからは優しい愛情に包まれて2人で仲良くいてほしいなぁと思えてよかったです
かーわいいー!
2021年12月26日
大学の、寮で一緒の男の子達の話。
ホワホワーとかわいくて、あったかくて、良かったねえって感じで終わります。でも途中、過去との決別などあって、クゥっと胸が痛んだり。でも基本あったかいです。
えろもあります。どっちがどっち?!のとこもかわいかった!反対になることもあるのかなー。
あたたかいです
2021年3月10日
絵もかわいくて温かく絵と同じような雰囲気の温かいお話でした。寮の面々がナイスです。アキがとても良かった。
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ヘビーな問題を優し包むお話
2021年3月9日
相当な時間をかけても解決できるかわからないような重めの問題を実に淡々と解決に導き、その後はこそばゆいほどのBL展開。悪く言えばご都合主義のストーリーではあるのだけどとにかく仲間が皆優しいのが心地よかったな。あと受け攻め問題1カメ2カメ3カメが最高!!いおりがエッチに積極的なのが意外で萌えました。
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BLとしては物足りない💦
2021年3月2日
個性溢れる面々の寮の人たちがみんな優しくて、トラウマを抱える伊織にとってはもってこいの環境でとても良かったです👍ただ恋愛云々よりも人間性のお話がやや強かったように思えて、BLとしてはちょっと物足りない気がしたのは残念でした💦
雰囲気はとても素敵。
ネタバレ
2021年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ が、個人的に攻の気持ちがあまり理解できませんでした。私も親が転勤族だったので各地転々としていたけれど、だからこそ本当に大事なものはずーっと捨てずに持っていたけどなぁ…。せいぜい『地元』ってものに憧れがあるくらいです。ましてやそのせいで受がぬいぐるみを大事にしているのを妬んで捨てたくなるなんて、ちょっと無理があるように思いました。
いい人たち
ネタバレ
2021年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 金蘭寮の人たちは自己満といいながら、ちゃんと相手のことを考えて助けてくれる。正反対に見えるアキとイオリだけど根本の問題は同じだったのかなぁと読んでいて思いました。
最後の脱衣麻雀、アキとイオリは勝てたのかなー?気になる。
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作家名: 桃子すいか
ジャンル: BLマンガ
出版社: オークラ出版
雑誌: enigma comics