大蛇(蛇神様)と生け贄としてやってくる人間、という設定としては珍しくない題材ですが、なんといっても登場人物たちの体型が魅力的です。可愛い顔をしていても、しっかり男子高校生、といいますかちゃんと男性の体つき。それがムキムキとまではいかないながらも骨格がしかっりしている、首が太め。七生くんを華奢に描いていないところが本当に好きです。七生くんが健康優良児であり、奇妙な言い伝え(という表現が正しいかは分かりませんが)のある家に生まれたとしてもスレずに成長してきたこと。文字で書くと天真爛漫な愛すべきおバカキャラに思えますが、意志があり、境遇を受け入れる懐の深さを感じることができます。絵柄から入っても楽しめる作品です。