「俺のアオハル」での天然受けのほんわか幸せな話が好きで、本作の試し読みも生贄がいかにも天然っぽく、おもしろいお話かなと思って購入してみました。
生贄の話ですが悲壮感はなく、おもしろく楽しめました。ただファンタジーは細かな設定が気になるタイプなので、神様である大蛇は株をしてお金を儲けてるみたいだけど身分証明書はどうしてる?過去の生贄はすぐに食べてしまってたの?そもそもの異常に強い性欲のほうはどう処理してたの?神様の大蛇の実家の話が出てくるから何か事情があるのかと期待したけど実際は兄蛇が出てくるだけで、そこまで重要でもない役割なこと、重い生贄話ではないのに、自分が生贄にならないと妹が身代わりにされるとかそこだけ妙にリアル深刻にしてあること、じゃ契約解除すればいいのんじゃないの?と思ってたら、子供を産むとか?それじゃ愛し合ったとして寿命の違いはどうするの?などなど常に疑問に思ってしまいハマれませんでした。エチも下半身大蛇のままなどもイマイチでした。