ネタバレ・感想ありシティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】のレビュー

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運命と恋
2021年6月29日
オメガバースのお話は辛くなるのであまり読まないのですが、本郷地下先生の世界観で描かれるオメガバはどんな世界なんだろう。と。
幼少期に出会った運命のαを探し続けるΩ。それを手助けするβ。オメガバースの世界では運命の番は絶対的なものだけど、それでもお互いに惹かれ恋をした2人。
途中切なさに泣きましたが、どこかふわっと余韻の残るいいお話でした。
やっぱり本郷先生の作品は好きです
素晴らしいです
2021年6月28日
久しぶりに感情をガツンと揺さぶられました。何度読んでも涙。素晴らしいです。ぜひ読んで欲しい。
感動…
2021年6月28日
運命だからといって、待ってれば転がり込んでくるようなものではなくて。。。自らが行動して選び取ったものも、運命と呼べるものに変える事が出来るんじゃないか…と思いました。
東馬とまほろが出会って、行動し、自然と惹かれあっていく過程…これも立派な運命じゃないかと思うのです。
泣く
2021年6月28日
楽しみにしていた作品。今までのオメガバースとはちょっと違い、本人たちは悩み苦しみ、どうしたらいいか分からないけど進むしかない。そんなジレンマを抱えつつ、でも最後は自分の気持ちを信じた結果のハッピーエンドでした。途中、泣きました。。。ページ数多いので、ストーリーの流れに無理がない感じで、感情移入できました。もっとラブラブな2人が見たいです。
オメガバースの理不尽さに泣いたわ
2021年6月28日
作者の方もあとがきで書いてましたが、オメガバースの世界は生きづらいだろう。運命に翻弄されつつ、他者への優しさに溢れてる東馬は本当にいい子。かわいい。攻めだけどかわいい。いい子や。東馬が幸せになって本当良かった。
オメガバースの自分ではどうすることもできないバース性を題材としたストーリーを読むと、現実にも男女の性で悩むひとがいることを思い出すし、できるだけ生きやすい世の中になればいいなって心から思う。
運命ってなんだろう
2021年6月28日
作者の方のあとがきにもありましたがオメガバースは特殊な性の設定ですが、その中の人物の感情は一般のものと変わらない。運命を感じる相手が居たとしても人生の波はみんな平等にやってきて、全てがハッピーエンドではないのだと。アルファの運命の方からの手紙に涙しました。人生ってこうなんだと実感。
切なかったよ~
2021年6月28日
「世田谷シンクロ~」を読んでから、作家さんのお話もう一つ読みたくなって購入。
試し読みだけでは絶対的に足りなくなるの分かっていたのですぐ購入。

はぁ~ほんとやっぱりよかった。
気分でスカッと何も考えずに楽しめる本がいい時もあるんですが、こう丁寧に登場人物の事を大事に育てているような作品にあってしまうと、やっぱりこういうのが大好き!と我に返った気分。
運命の番を探そうとずっと努力し続けるΩマホロさんと、好きな子が運命の番のものになってしまったβトウマ君のお話。偶然出会った二人。たまたまトウマ君が運命の番を信じている。占いを信じていてたまたまその占いにのってみてしまう。偶然、たまたま・・・。すでに運命以外の何者でもない気がします。そんな二人が優しくゆっくりひかれあっていくのも運命ですよね。
運命の番であるはずのαの人も、αと言うだけで運命に翻弄されていく。凄く苦しいね。
まぁ、オメガバースの運命って言う意味がちょっと違いますけどw

そして、エンディングもすごく良くて、涙がにじみました。

作家さんのあとがきも本当に良くて、大事に大切に描かれたんだな~って。

出会えてよかった作品でした💕😊
素敵ですね!
2021年6月27日
切ないけどストーリーがとても良かった!あとがきを読んで作者様の優しさがこの展開を生み出したんだなぁと思うとほっこりしました。
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運命の番を信じるβとΩの物語
ネタバレ
2021年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話で少し読んでいたので、新刊単行本楽しみにしてました。278ページで読み応えあります。オメガバースの世界で、昔Ωくんが貰ったスケッチブックを手がかりに、男娼のΩくんに筆 下ろししてもらったβくんと一緒にΩくんの運命の番(α)を探していく物語。Ωくんは番をみつける費用稼ぎためとはいえ、男娼のお仕事していろんな服を着ているのでかなりエロ可愛かったりします。後半になるにつれ、運命の番を求めていたΩくん、Ωくんを抱きしめてしまったβくん、そして長い間尋ね人だったαくん、3人の想いが交錯し始めます。あの時言えなかった、気づいてしまった、手を伸ばせばよかった、取り戻せない時間。生物学的に制約があるオメガバースの世界で、運命に抗いながら皆が出した選んだ道は最善のものであったと信じます。作者さんの後書きにも心から納得。オメガバースの世界でしか描けない良作です。オススメ。
運命と恋
2021年6月27日
運命と恋はちがう。そこをうまく描いてて涙が出た。みんな幸せになって欲しいと思える作品。
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惹かれ合う運命と寄り添う恋と
2021年6月27日
新刊作者様買いです。試し読みではそこまで惹かれなかったんですが、読んで本当に良かった。すごく良いお話で、275P、ページをめくる手が止まりませんでした。

風俗店で働き貯金しながら幼少期に出会った運命の番をずっと探し続けているΩのまほろ。そんなまほろに惹かれる部分と、過去の痛みに折り合いをつけ前に進みたい考えとで、βの東馬が番探しの手伝いを申し出ます。

オメガバの主流は多くはαとΩ。βは添え物のように感じる作品も多いのですがこの作品ではβにもスポットがあたっています。
どうしようもなく惹き付けられるαとΩの運命の番。
番を前に蚊帳の外の傍観者であり誰の運命にもなれないβの存在。
その抗う事の難しい運命の番を前に色んな感情が交錯し、静かに、でもドラマチックにお話が展開していきます。

まほろに惹かれながらも運命の相手を一緒に探す東馬の葛藤など、どの人物にも深く感情移入できる、とても丁寧な心情描写に感服です。
なるべく真っ新な状態の方がいいと思いますので詳しくは控えますが、私は電話と手紙の部分が堪りませんでした。読後の余韻の中でぽつりぽつりと手紙の言葉が思い出されて胸に沁みて。
最後の見開きのシーンもまたグッと胸にくる描写で今までの感情が溢れ出る様子がとても好きでした。
作者様のあとがきも素晴らしかったです。
とても幸せなオメガバースの物語で満足度も高く、読んで良かったと思えた作品でした。
恋する心と運命と
ネタバレ
2021年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ βの東馬はクリスマスの夜にΩのまほろと出逢います。足を挫いたまほろを手当てした東馬は、まほろの働く風俗店に通うようになり、まほろが長年探し続けている運命の番•蓮のことを知ります。実はαである東馬の双子の兄が、東馬の好きだったΩの同級生と運命の番で、東馬は逃げるようにして東京に出て来たのでした。そんな繋がりもあり、東馬はまほろの運命の番探しの協力を申し出ます。5歳の時にたった一度会っただけの相手を運命の番と信じ、全てを賭けて探し続けるまほろ、それを精一杯手伝い見守る、誰の運命にもなれない東馬。もし蓮が見つかったら、二人の関係も終わってしまうのか…
期待に応えられず苦しむα、運命という言葉に負けずに行動するβ、愛され慈しまれる明るいΩ、運命という摩訶不思議な「何ものか」に操られること無く、自分達の人生を選びとってゆくそれぞれが、270頁近くをかけて丁寧に描かれます。
新しい
ネタバレ
2021年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースのお話ですが、今まで読んだ作品とはテイストが違いました。
運命の番には抗えない、運命の番は絶対という作品が多い印象で、Ωは酷い扱いを受けているという設定が多い中、こちらの作品はα、β、Ωという性質を凌駕しているというか、それが全てではないというメッセージがある気がしました。
辛い過去も、酷い扱いも受けていなくて、安心して読めました。
好きな人と結ばれて良かったです。
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後書きまで読んで欲しい
2021年6月27日
作品そのものは最高でした。ページ数が多いけど中弛みすることなく物語に深みが出て面白かったなぁー。最後に作者様の後書きを読んで、作者さんの描きたかったものが全て描かれていることがわかりました。オメガバって運命の番がドラマチックに描かれてる作品も多いけど、本作は一味も二味も違いました。とても素敵な作品です。多くの人に読んでもらいたいなぁ
最高のβ×Ω
2021年6月27日
オメガバといえば番になる描写が好きで、つがわない・つがえないCPはどうしても切なくて苦手だったんですが、この作品はメインの2人+受けの運命の番がそれぞれ自分の幸せを掴んでいくので、こんな運命もあるんだ…!と衝撃でした。ストーリーがとにかく良い。展開に違和感がないし、思いを伝えるシーンでは感動して泣きそうになりました。全部表題作で読み応え抜群、えっちシーンも多めでいつもラブラブで最高です。まぁ安定の塗り潰しですが。(たまにアウトラインは分かるコマもあります)(その差はなんやねん)
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じゃない方
ネタバレ
2021年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命の番を一生懸命探すけど、最終的にはβの方を選ぶ。簡単に言うとこんなお話だけど、その過程とか心理描写が良かったです。
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無題
2021年6月27日
泣いた。あとがき読んで更に号泣。なんてドラマチックなんでしょうか。本郷地下先生マジック凄い!!
二人のバース性ではなく人間同士のやり取りがほんとに優しくて、勝手に涙出てきた。中盤わりと淡々としてるストーリーが動き出してからの表情とか目が派手な絵じゃないんだけど、めちゃくちゃうまい!映画見てるみたいな気になる。オメガバ苦手な方にも読んで欲しい。先生がそれぞれのバース性を持つ彼らに込めた想いに感動するはず。
良かった〜
2021年6月26日
久しぶりに号泣してしまいました。とても優しくて温かいお話しでした。
良い!
2021年6月26日
作家さん買いです。とても良かった〜!
オメガバだけど、優しさに溢れている。こんなオメガバ初めてですよ〜。まほろと東馬が運命の人を探すところは旅してる気分になった。
正直絵が好みとかではないのだけど、本当に話の組み立てが巧みで凄く引き込まれる。読んで損なし!めちゃくちゃ温かい気持ちになれます
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じわっと涙
2021年6月26日
ただただ良かった。
しっかりとしたストーリーがあり、ハッピーエンドを願いながら読みました。
オメガバースで、このような作品もよいなと思った。
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何者でもなく人と人
2021年6月26日
温かすぎるβとΩの恋。悲しくも美しい恋とリアルな熱を孕んだ恋、どちらも素敵で、どちらも本物。2人の行く末が幸福であれと思います。ちょっとポエミー笑な感想w
必ずしも運命が幸福とは限らないと言う話
ネタバレ
2021年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースにおいて重要視される運命の番について、別の視点から描いた作品の中では最も好きな作品となりました。
作者様のあとがきにもありましたが、オメガバースは起源こそ左右の明確な差別化であれ、二次性を3つに分けている以上、それぞれの「役割」に縛られた悲しい物語が多いように思います。
αは強者、Ωは弱者、βは運命には敵わない。
その役割を理解しているからこそ、今まではΩ攻めやα×αなど、起源と役割を敢えて無視した作品を好んで読んできました。
身体的な負担が多く社会的にも蔑ろにされがちな弱々しいΩを見ているのは辛いですし、役割を越えてひとりの人として見る方が自分には向いていたからです(オメガバースそのものを否定するような意図はありません)。あと、運命に抗うという展開が好きなんですよね…(笑)
今回こちらを購入するに至ったのは立読増量中で、運命の番を探すΩとそのΩに惹かれるβという二人がテンポよく描かれていたことと、二人が人間的に心地の良いキャラクターだったからです。
結果的に、大正解でした。
運命は運命、恋は恋。枠に捉われないその考え方が大好きです。運命を自認しながら運命とは別の場所で恋をして、生活をして、子を授かり、幸せに暮らしている人がいる。
オメガバースの世界では決して当たり前じゃない普通の人としての営みがここにはありました。
恋とは別の運命の相手がいるから一層恋が輝くという面も確かにあるのですが、運命の人は運命の人でちゃんと生活があり、愛する人がいて、まったく当て馬感を出していないのも素晴らしかったです。
言葉や台詞の選び方も率直かつ秀逸で好みでした。
過去には色々あれど最終的に誰も不幸にならず、誰もが運命や性に囚われすぎずに自ら選択し生きている。
運命の番という設定上の圧倒的な旨味を得られる作品では正直ありませんが、いつからかBLの中で蔓延したオメガバースという独特な世界観の中では個人的にとても印象に残る作品となりました。
次回作も楽しみにしております。
泣けた…
ネタバレ
2021年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガ、ベータ、アルファにつきまとう運命に、それぞれが自ら逆らって、諦めて、受け入れて…となかなか濃いストーリーでした。中盤から終盤までハラハラしっぱなしでしたし、まほろくんと蓮さんとのやりとりと、手紙を読む回想シーンは涙なしでは見られない…胸が苦しくなるけどそれぞれハッピーエンドで本当に良かったです。えっちシーンもとても可愛かった!絵もとても見やすくて可愛くて綺麗で、ストーリーもしっかりしてて買って良かった〜!おすすめです!
お勧めです
2021年6月26日
絵も雰囲気良いし、みんな性格も良いし、キャラクターの心理描写が細かくて、キャラクター達の心の変化に共感させられる。

ストーリーも小さな謎を2人で解いていくので、謎が気になってどんどん先が読みたくなった。

エッチなところはしっかりエッチなのですが、それ以上に2人の関係にストーリーに大泣き。

絶対おすすめです。
二人に幸あれ
2021年6月25日
きっとこの2人は運命じゃないゆえに、これからも困難に阻まれるんだろうけど、運命じゃない2人が乗り越えて幸せになる未来を願ってしまう、そんな物語です。えろもほぼ皆無と言っていいくらいサラッとしてるので、エロ重視の方は物足りなくなるとは思います。あとオメガバースの運命の番でなければ!!!!という方にもおすすめしません。運命じゃない2人が、2人で運命を掴むストーリーです。
運命の激しさよりも穏やかな恋の安らぎ
2021年6月25日
素晴らしい物語でした。あらためて、オメガバースというジャンルの懐の深さを知りました。運命のΩとα、そしてβ。運命の確かな絆を信じつつも運命よりも恋を選んだ彼らに、人間らしいリアルな生を感じます。動物みたいに性に翻弄されるばかりがオメガバースじゃないよね。読んでよかった!と思わせてくれた作品でした。
表題作のみ★「誰の運命にもなれない…」
ネタバレ
2021年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本郷地下先生新刊、めっちゃ楽しみにしていました。今作は運命の番・蓮を捜すΩ・まほろと、一緒に捜すことになったβ・東馬のお話。蓮と出会った幼い頃の思い出に寄り添い、懸命に捜してくれる東馬には過去のトラウマが…。オメガバースで常に陰の存在となってしまうβの想いが切なかった。運命を乗り越えてまで、芽生えつつあるその恋は実るのか。切なく深いオメガバースもの。胸打つストーリーに大満足の読み応えでした。常々運命の番と出会うとなりふり構わず惹かれてしまうことに対して、恋人や好きな人が既にいたら?とその人の立場を不憫に思っていたので、こういったストーリーはすごく良かったなと。描写は白抜きにて。童貞だった東馬の成長ぶりもお楽しみに。

「全7話・278P」
「あとがき2P」
「電子限定描き下ろし2P」
「協力書店限定ペーパー1P」
「修正・白抜き」
うわぁ…素晴らしい!
ネタバレ
2021年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買い。
毎回素晴らしいけれど、こちらも読後の満腹感たるやッ
オメガバースで当事者になれないβと運命に抗うΩが丁寧に丁寧に、αを通じて描かれているのが新しいと思いました。
はぁ…運命よりも恋だなぁ。恋したいですw
台詞ではなく作画で、雰囲気で読ませるのが本当に上手な作家さんです。人外やSMなど、これからもあらゆるジャンルをお洒落に切なく描いてほしいです。
ただの追っかけの希望です。
切なかったなぁ
2021年6月24日
立ち読みして気になったので、そのまま購入しました。買ってよかったです!
β×Ωってあまり読んだことがなかったんですが、キレイにまとまってるし、とても感情移入してしまい引き込まれてました。
また、読み直そうと思います✨
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α、β、Ωそれぞれの立場が切ない
ネタバレ
2021年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三者三様の切ない立場が描かれながらも、無理ない自然な形で最後はハッピーエンドにもっていってくれました。
運命の番を探すΩに惹かれるβの話って、辛い話ばかりですし、この作品のβもしんどいですが、よくまとめてくれました。
二人がまとまった後のお話をもう少し読みたかったなぁ。
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選択。
2021年6月24日
Ωとαという関係性が主ななか、本当に尊い関係。最後まで胸がズキズキ痛くてどうなるのかなって涙が出てきました。これを読む前にメトロを読み直しましたがこの作家さんは短い中に上手くいろんな感情を織り込んで、無理やり感なく話を進めるのが上手です。本当によかった!
β×Ωの最高のカタチ
2021年6月24日
全278ページの大ボリューム、まるごと表題作。満足感しかない。優しくて純朴なβ(ただし持ってるモノはデカい)×幼い頃出会っただけの運命の番を探し続けるΩのお話。オメガバースにおいて「カップリングにβが絡むと他の誰かを傷つけてしまう」という偏見から、本作がβ×Ωと知り躊躇しましたが過去作メトロが良かったのと表紙の素晴らしさで作家買いしました。結果、大正解。出会えて良かったBL2021にランクインです。メトロとは全く毛色が違っていて、とても切なくて優しい物語。運命に抗うことができない本能を持ったα、Ω。運命には勝てないと思っているβ。その命題をここまで気持ちよく描ききる本郷地下先生の底深さを知りました。私と同じように「βはβとくっついてなよ派」の腐女子はぜひ読んでください。絵柄、ストーリー、構成すべてにおいて花丸でした。ボリュームがすごいのに無駄なシーンがひとつもないです。まずは試し読みしてみてください。今ならいっぱい試し読みできます!
良かった
2021年6月24日
試し読みして引き込まれてそのまま購入。
めちゃくちゃ虐げられたりとか痛そうな描写がないのにストーリーはドラマチックで良かった。
受のΩが割がいいからと風俗の仕事してたりお店の人もいい人そうで悲壮感がなくて、でも幼い頃に出会った運命の相手を探す健気さの二面性みたいのが好きです。
運命の相手に自分はなれないと諦めているβの攻の心情の描き方にぐっとくるしいろんな要素のある話なのにごちゃごちゃした印象なく読後感が良かったです。
運命か恋か
ネタバレ
2021年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースで運命を扱った作品ですが、それらからイメージする激しさや熱気みたいなものはなく、βとΩの心の交流を中心に、静かに優しく進んでいく物語でした。まほろに惹かれ懸命に支えていく東馬が健気で良かったです。
蓮さんは過酷だった状況はわかるけど、運命に関して自分から動くこともなく、ちょっと薄情な気がしてしまいましたが、まぁそりゃ人間だものね。たとえ運命と出会っていたとしても、そこから2人で紡いでいったものがなければ生まれてくるものもないですよね。やはり2人で積み上げていくものの方が大事なんだなと、その答えにほっとするような気持ちがしました。まほろは東馬に出会えて良かった。心穏やかに読めるオメガバースで、2人の辿り着いたところがあたたかい場所で本当に良かったと思いました。
278ページ
2021年6月24日
一冊まるごと表題作。修正は白抜きぼかし。
オメガバース。驚異のページ数。読みごたえすごいし切ないし、最後までどうなるかわからない、辛っっっ!
ずっとハラハラしながら読んでました。
だって運命の番だよ?この子どうなんの??と、最後までほんと辛かったです。ちゃんと、スッキリ?ハピエンでした☆
メトロのイメージはとっぱらって読んだ方が良いかと思います。
オメガバース作品の中で一番好きです
2021年6月24日
個人的にβ×Ω作品って苦手だったのですが(苦しんだり報われない事が多いから)こんなにも優しく温かくなれるお話って描けちゃうのだな〜と思いました。地下先生の作品を読んだ事がある方なら分かるかなと思うのですが、オメガバース作品でもしっかり地下先生らしい人間味溢れる作品になっているので安心して読む事ができました。主人公達だけでなく、登場してくる人達の幸せを願わずにはいられない作品です。
好きな人の運命の番を探す
ネタバレ
2021年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心優しいβ・東馬×運命を探し求めるΩ・まほろ。ホワイトクリスマスの夜に出会ったまほろに一目で心奪われた東馬は、まほろが幼い頃に一度だけ会った運命の番を探していると知り、それに協力することに。運命の番の結びつきを痛いほど知っていて、βは運命に勝てない、Ωのまほろとは結ばれないと諦めてまほろのために動く東馬がとにかく切ない。まほろも東馬に惹かれていくのに、運命は怖いほど強くて抗えない。βメインだと運命を邪魔に感じてしまうけど、この運命はただただ哀しかった。心から他の人を愛しても、ひとたび会ってしまえば本能に負けてしまうかもしれない切なさ、怖さ。運命の番ってロマンティックでもあるし呪縛でもある。切ないけど目を逸らしたくなるような痛々しさはないオメガバースで、すごくよかった。運命じゃなくたって、自分自身が恋して選んだ人と幸せになって欲しいです。
やっぱりいい
2021年6月24日
この作者さんはいつも話が奥深い。メトロもだけど、読んでいて引き込まれてあっという間に読み終わってしまう。最後まで読んだ後、もう一度受け目線で読んでみると面白い。バース性のそれぞれの悲しい部分をハッピーにできるよう書いたとあとがきにもあったけど、ホントみんな辛く苦しい事から抜け出し幸せを見つけることができて良かった。エロも十分あります!読んでみて。
あ~っ、やっぱり好きだ!
2021年6月24日
本郷地下さんの「世田谷シンクロニシティ」がものすごく好きで(というか、これを読んでBLを読むようになった)、本作も単行本化するのを楽しみにしていました。あぁ、好きだ。運命の番って何なの?というテーマに対しての答えも好みです。しかし、βくんは何気に金持ち? しょっちゅう風俗行くし、その後の進路もお金かかりそうだし(笑)
めちゃくちゃ良かった…
2021年6月24日
初作家さんです。オメガバース好きなので購入しました。定番ではなくいβ×Ωのカップリングですが、だからこそ人間の感情入り乱れる描写が際立っており泣けました。読んで損なしのストーリーです。
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本郷先生でバース作品!
2024年1月17日
本郷先生でバース作品とは…‼
まぁやっぱり王道からは一味違う描き方をされますよね~
これでど真ん中王道だったら逆に驚いたかも。。。
これは好みだと思いますが私は本郷先生にはなるべくリアルな作風を希望してしまうようでした
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Ωとβのお話
2023年9月4日
双子の兄αに恋人を運命の番と言われ取られてトラウマになってるβと小さい頃に運命の番αと出会い行方不明になり探してるΩとの話でした
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縁とタイミング
ネタバレ
2023年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに再読。オメガバ設定苦手だけど、他作品の『メトロ』が好きなのと泣けるというレビューの数々見て購読。

誰の視点から読んでも切なさは変わらないけど、特にαがバックボーン含めてしんどくて他のオメガバ世界と違って新鮮だった。そして、もしあの時、電話ではなくて実際2人が会ってたらどうなったんだろうと気になった。

オメガバ世界というか、現実社会の「結婚は縁とタイミング」という言葉に通じるものがあり、まほろが「蓮さんは運命だけど、恋したのは東馬だ」という台詞にグッときた。

でも「運命の番」が再会するタイミングが合わなかったのは、本当にそれは運命の番なのか…?と思ってしまった。
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なかなか
ネタバレ
2022年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ どうするのかなと思いながら読み進み。
『運命』に縛られた3人が、三様にちゃんと大切な人にたどり着くまでの、いいお話でした。
そこまで名前だけ登場の、夕午の最後のセリフがなかなか秀逸。
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運命の前に人と人
2022年5月11日
こういうオメガバは初めて読みました。運命の番、なんて都合のいい設定ですが、運命だからって無条件で幸せになれる訳じゃない。αだからって苦労もなく幸せな訳じゃない。作者さんのあとがきが全てだなぁと身に沁みました。王道じゃない、BL読んでて良かった〜と思えるお話でした。
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振り回されたけど、、
ネタバレ
2022年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命の番だったけれど、色々なしがらみに振り回されて。その中に運命の番も含まれてしまった。そばにある愛に気づいて結ばれて本当に良かったです。
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βとΩのラブストーリー!
ネタバレ
2022年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ βとΩのストーリーということでとても切ない話ではありましたが、2人とも明るくて自分の気持ちに正直なので読んでいて楽しかったです!欲をいうならくっついた後のラブラブをもう少し見たかったです♡
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独特の雰囲気がある
2021年11月28日
作者さんとかレビューとか全く知らないでいい意味でまっさらな状態で読みました。
読後の感想は…独特の雰囲気が結構好きでした。
絵は少し苦手なタイプだったのですが、ふわふわした世界とキャラクターに合ってるような気もしました。

番外編とかスピンオフとかも出来そう。というか設定の割に描き切れていない部分が多いのかな…そこが合わない人はいるかも。
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響きました
2021年11月14日
大変、心に響きました。先生の作品は切なさと温かさのバランスがとてもうまく取られていて、今回も最高の読後感でした。
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運命の番との出会いは幸福なのかを問われる
ネタバレ
2021年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースの世界の中では運命の番に出会えることは稀で、出会えた二人には幸せが待っている。そんな描かれ方の多い運命の番の話をベータの東馬とオメガのまほろとで紡がれた意欲的な作品だなと思う。

運命の番は都市伝説みたいに思われているなか、東馬は運命の番が出会う瞬間に立ち会い、まほろは幼いころに運命の番である蓮に出会う。幼かったまほろは蓮とそれっきりになってしまい、風俗で働きながら蓮を探し、東馬はまほろの手伝いを買って出る。

恋を諦めている東馬がまほろに対する感情に苦しむ姿が切ない。二卵性双生児でアルファの兄に対する複雑な思いも相まってまだ19歳なのに多くのものを諦めている東馬に思わず感情移入してしまい、東馬に感情を乗せて読むと蓮とまほろが会えなければいいのに……なんて思ってしまう。

その後に明かされる蓮の事情が分かると二人が番える年齢で出会っていたら違う人生を歩けたのかもしれないと複雑な気分になった。


オメガバースでは運命の番は抗えないもので、仮に他の相手がいても引き寄せられてしまうものだから蓮とまほろの選択は致し方ないと思う。でも、これは後ろ向きな選択ではなく、互いに本当の恋を選んだ結果。オメガバースとしては少し異質な話だけれど、とても綺麗に纏まっている。
オメガバースの新しい世界観
2021年9月30日
運命のアルファを探すオメガの真幌、そんな彼に尽くす東馬。
そんな二人の会話の端々に自分と照らし合わせて共感できるなぁと思えたり、読んでてすごく考えさせられる作品でした。
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せ、切ない。。。
2021年9月27日
Ωバース物の多様な切り口。本郷さんのΩバースも独特で良かったです。あぁ、何を書いてもネタバレになってしまいそう。。。何となく試し読みで結末は想像がつくかもしれませんが、そこに至るまでの過程が兎に角切ないです。レンさん。。。
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健気
ネタバレ
2021年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ みんな健気でホロリとしました。運命の番とはもう一度繋がることは出来たけど、お互いに大事な人を見つけていて、言わずとも分かり合えていたシーンは、なんかいい関係性だなと思ってしまいました。主人公としっかりくっついてよかったです。
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運命ってなんだろう
2021年9月4日
オメガバ好きにはちょっと違った展開になるかも。
簡単に言っちゃえば、運命よりも選びたい人がいるってお話。
でも実際はどうなのかな。もう会わないって言っても、もしもうっかり会ってしまったら運命を選んじゃうんじゃないかな。だってオメガバースの運命ってそう言うものでしょ?とか考えながら読みました。
読みながら考える時点で良いお話だとおもう。
かわいい!
2021年8月26日
絵のタッチもかわいいし、でもストーリーはオメガバースってことでどんどん切なくなっていくんだろうなって気になりました。
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運命のひと
2021年8月4日
オメガバースの「運命」はロマンチックだけど、その運命のひとに焦がれながら「そうではない」相手と惹かれていくっていうのもすごくロマンチックだと思う。
運命のひとと出会うのと好きなひとが自分を好きになるのは同じくらい奇跡的だと思うと、まほろくんは二度も素晴らしい出会いに恵まれたんですね。
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運命って
ネタバレ
2021年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじまりは楽しげで、だんだんと苦しくなる。
運命の番ってロマンチックだし素敵だと思うけど、こういう形で扱われるのは初めて読んで、いろいろ考えてしまった。
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運命
2021年7月13日
運命の相手の扱いが、とても切ない、泣ける、でもどこか前向き。とてもよかったです。この作者さんは物語がいつも良いですよね。受けがちゃんと攻めに答えてくれてよかったです。
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切ないオメガバース
2021年6月26日
読んだ後にひたれる作品です。切ない系ですが、ハピエンなので読後感は良いです。オメガバースの特性がよくいかされていて、まほろと蓮のくだした結論が切ないです。表紙も読んだ後に見返すと、この作品の雰囲気がよく表されていてとても好きです。
悲しい
2021年6月25日
最後はハッピーエンドだけどなんだか少し悲しくてでもとても素敵なストーリーでした!よみやすかったです!
切なさ…
ネタバレ
2021年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼な頃に出会った運命の番を探しているΩの真幌さん
天使の姿で階段から落ちた真幌さんを助けた東馬君
初恋の人を運命の番である兄弟にとられた経験のある東馬君はΩの人が苦手
なのに、真幌さんに惹かれて人探しの手伝いをする事に…
東馬君の運命の番である蓮さんとの悲しすぎる別れが胸を打ちます
運命でも結ばれないんだと…
ちょっと...
2023年9月12日
期待しすぎていたようで...
運命に抗うαΩβのお話しなんだと思いますが、まほろ君というキャラが好みじゃなく、蓮君のお話しの方が興味深かったです。
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本当の恋
2022年4月24日
オメガバースの世界観ではアルファとオメガの関係性にベータは手が出せないのが当たり前だとなっているのに、この話はベータがオメガに献身的に関わっているのが目新しい。
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運命と恋?
2022年3月10日
切ない話が読みたくて購入したのですが、あまり響きませんでした。
運命を捨てる選択をしたのに、お互いを好きという気持ちが弱いように感じました。運命ってそんなものなのでしょうか。
もっと壁があって、もがくように運命に抗って欲しかったです。個人的な好みの問題だと思うので申し訳ないです。
なんだろ…
ネタバレ
2021年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな作家さんのオメガバで期待しすぎたせいかイマイチ面白さが感じられなかった。運命の番より選びたい恋があるってことなんだろうけど、うーーん?運命より現実?運命の番ってそんな程度なんだ。
運命って、、、、、
2021年6月28日
運命の相手を探す事を目的に生きて来たまほろ。そんなまほろに出会った東馬は身体を売りながら運命の相手漣さんを探す手伝うと約束した。だけど知らないうちに好きになってしまい女性と一緒にいる漣さんの事を思いまほろには絵も見つからないし連絡できる事も言わなかった。絵が見つかった時何故かと聞かれて好きになっていたからと告白したが、まほろから触らないでと言われ離れてしまった。でもまほろも気が付いたら東馬に恋してた。最後に漣さんの声を聞いて漣さんも自分と同じように運命を感じていたが違う人を選んでいた。探していた間の漣さんの事を知ったうえで東馬に会いに来て運命は漣さんでも好きで惚れたのは東馬だったからと言って東馬を求めた。まずは戸惑ったけどやっぱり好きなのはまほろだと実感して抱き合うとただただ気持ちよかった。幸せになってね二人で、、、、
運命の番とは
2021年10月8日
まるっと表題作。Ωとは知らなかった好きな子の運命の相手が兄で。仕方がないと分かっていても割り切れず実家を出たβが出会ったのが風俗で働きながら 子供の頃出会った運命の番を必死で探すΩで。必死で番を探すΩの力になりたいと自分の気持ちに蓋をして 一緒に運命の番を探すお手伝いをするβのお話し。うーん。運命を乗り越えてのハピエンなら もう少しお互いがスキという感じが強くないと。と思うし 逆に運命の番ってそんなものなの?とも思うし。兄への蟠りも微妙なまま放置だし。そもそも風俗勤務設定いる? βの誰の運命にもなれないのってとても切ない現実なのに イマイチそう感じることもなく。うーん。高評価に期待しすぎたかなぁと。
うーん
2021年8月30日
高評価だったので購入してみましたが…。
私には合わなかったです。
絵も少しイマイチでHシーンの修正も雑で
残念でした。
2人が惹かれあっていくのも
もう少し丁寧に描かれていたらなー…と思いました。
好きな作家さんですがハマれませんでした
ネタバレ
2021年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 苦手なオメガバースですが、本郷先生が好きなので読んでみました。結論から言うとハマれなかったです。苦手と言いながらオメガバースは何作か読んでいるので、作家さんごとで変わる細かな設定に頭が一度現実に戻ってしまうので没入しにくいんですよね。そしてこの作品は受け攻めだけでなく運命の番である連さんの生い立ちも描かれている訳なんですがそれがなかなかにハードで、私の中で主役の2人が霞んでしまうほど心に残るものでした。重いものを背負った人がいるのに、という気持ちが邪魔をして最後の展開を素直に喜べなかったです。
いつの日か蓮さんにおとずれてしまう未来って必要でしたかね?そこが引っかかってしまいます。
あれれ…?
ネタバレ
2021年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高評価だし、泣けるってことでかなり期待して購入したんですが…
全く泣けず、ホロリともせず…何も感じなかった…
運命の番に絡めて進むお話だけど、何だか全く生かしきれていない。
オメガバース好きなのでそこも期待してたのに、バース性すら生かしきれていない。
ただ運命の番とか、ヒートとか入れてるだけって感じがする。
うーーーん、全体的に中途半端な感じで、面白いと思えなかった。
とても残念です。
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