最初に書きますが、好みは分かれるかもしれません。
ただ、読後感はゾワゾワしました。
不思議で、悲しいお話しです。
子供のころ、兄が何かの本で仕入れた知識を披露してくれたことがありました。
太陽を挟んで地球の反対側に、もう一つ地球があって、そこには自分たちと同じ人間が居て、もうひとりの「私たち」が存在していて、同じ行動をとってるのだと。
今考えれば子供向けのお話しですが、その話を聞いた時は、勇気付けられたような気がしました。
この漫画は、そんな、もうひとりの私たちが出会うお話しです。
ハッピーエンドに思うのか、悲劇なのかは、人それぞれ違うかもしれませんが、もうひとりの私たちがいたら、幸せでしょうね。