ネタバレ・感想あり吉祥寺少年歌劇のレビュー

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レビュー数少なくない!?
2025年2月9日
キャンペーンで初めてこのお話を知りました。何故今まで知らなかったのでしょうか!?
素敵な世界観!学園モノ!ブロマンス!!ペア物が大好きなので本当にツボでした…!1巻完結で描かれていたためスピード感が早くて、もっと詳しく2人の切磋琢磨と距離が縮んでいく過程を見せてくれぇぇぇという感覚がよりド沼にハマった気がします…もっと見せてくれぇぇぇ…っっ
1巻のラストは涙でした…
1巻読了後すぐに2巻を買い読んだらもっとくれくれ星人が重症化しました…3巻早くください…
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歌と少年と青春と
2024年9月21日
清く正しく美しい男性版歌劇団の雛たちの世界。BLでは無い、無いが無いからこその境界域の萌えが確かに存在します!
時には昔の話を
2024年5月5日
2巻読了。1巻はじめの5ページで既に涙し、ラストまでに何回か泣きました。2巻は音楽学校関連の人々の群像劇。宝塚音楽学校の男性版の吉祥寺音楽学校という設定ですが、歌舞伎の跡取りが吉祥寺歌劇にハマって入学してくるのですが、コレは確かに現世では有り得ず、お家と最高に揉めそうで素晴らしい設定。まだ連載中のようです。3巻楽しみに待っています。
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良かった
2023年10月15日
1冊完結なのであまり期待せず読みました。
珍しい題材と設定でしたが、とてもリアルで登場人物一人一人の個性や人生感が際立っていて読み応えありました。絵も綺麗で読みやすい。
胸が熱くなる1冊でした。
ありがとうございました。
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男性版宝塚歌劇団!
ネタバレ
2023年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さんです。まず“少年歌劇”という文字が目に飛び込み、ユニークかつ斬新な視点の作品です。みんな切磋琢磨しながら輝く未来を想像し歌劇に真っ直ぐ誠実に向き合い進んでいく姿は感動しかないです!瑞穂、寿、サワ、カジ。それぞれがみな主役で彼らとともに青春時代を送ったような錯覚に陥ります!読後の寂しいような清々しいような余韻が心地よかったです。もう少し長く読みたかったー!
男性版宝塚
2023年7月12日
着眼点が面白そうでつい。演劇の世界はよくわかりませんけど男性が女役するって歌舞伎以外ないようなので新鮮ですね。選ばれた中からさらに磨いていく姿が眩しい。
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素晴らしかった
2023年3月26日
初読みの作者さんでした。
出版社のセールだったので、レビューの高いものをどれか読んでみようかなくらいの気持ちで読んだんですが、設定も構成も人物描写も、どれも素晴らしかったです。
後半は駆け足で、もっとじっくり読みたい気持ちもありましたが(個人的にはせめて上下巻あって欲しかった)、リアルな時代背景もあり、感情移入しすぎて涙が止まりませんでした。
この作品に出会えてよかったです。
泣けた
2023年2月20日
宝塚歌劇が好きな人には刺さる本です。色んな才能を持つ少年たちが切磋琢磨して技術を磨き、役者として舞台に立つ。退団して次のステージに進む。出会いと別れ、努力と葛藤と青春の詰まった一冊。最後のページで思わず涙が出ました。続きをぜひ出して欲しい!もっと読みたい!
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活き活きしてて 熱く燃えています。
2022年10月2日
BがLする要素は 全く ありません。宝塚歌劇団の 全く 真逆なんで、練習やその学校にいること自体が どんなに 大変かが、ひしひしと伝わってきました。それに ちょっと 斜め上の青春群像劇だったと思います。ほんとに こんな歌劇団があったら、ぜったい 観に行くのになぁ。
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宝塚の考察はあるけど逆転するとどうなる?
2022年9月9日
今ほんとうに読みたいBL!オタクとしてファン文化や女性を男性が演じることのジェンダー逆転の眼差しや表象に丁寧に向き合った作品。この単行本では一巻にまとめるためか、最後の方が駆け足になっていた印象があるので、今後連載で詳細が描かれるのが楽しみ!
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銀の鈴への歩みに感動しました
ネタバレ
2022年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かったです。
宝塚は関西に住んでいた宝塚好きの祖母に何度か連れられて、観たこともない華やかな世界感に驚き、子供ながらに感動しました。
少年版宝塚歌劇団の設定で、選りすぐりの精鋭であろう少年たちが一歩踏み入れた先では、それまでの自分は通用せず、声帯や骨格体型の変化や適性で、誰しもが自分の望む役を手に入れるとは限らない中であっても、憧れや夢を諦めるのではなく、悔しくて踠き苦しみながらも自身の資質を見つめ諦めない決心と努力をする彼らの理由。
多感な思春期である彼らの青春。
競いながらも切磋琢磨する仲間たちの絆も眩しいです。

音楽学校への入学。予科生から本科生。卒業からの入団。華やかな舞台、苦楽を共にした仲間との別れ。短くも長い彼らの目標に向かって葛藤する様。それでもやはり舞台の光景に魅せられ新たな出発。
あああぁ一巻完結にしてしまったのは勿体なさ過ぎる。。
もっと皆んなを見ていたい。。
実感7つ星以上。私にはまごう事なき傑作だ
ネタバレ
2022年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 妙なことだが本当に実在しているかの圧倒的リアリティがあって、居ないのに登場人物たちをこの世の中に探したくなってくるマジックを見せつけられた思い。中身がすごすぎる。話の熟成度が高く、その虚構世界のドラマに一体どれだけの隠れメッセージが籠っているのか、その重層構造に恐れ入ってしまいそうだが、否そんなこと考えずとも、純粋にたっぷり楽しんだ。
「なにを諦めるか」じゃない、「どう諦めないか」を考える、という言葉もこの話だからこそ生きる言葉であって、しかも、それは普遍的な励ましにも受け取れる。
目の離せない展開で夢中で読んでしまった。うっすら知識として持っている宝塚関連の、あたかもパラレルワールドでもあり、そして、厳しい社会だという、かの付属の音楽学校を彷彿とさせる描写を通じて、その空気や内実までも見せてくれたかのよう。東宝で繋がる歌舞伎界との因縁めいたストーリーの構造のほうもピリッと中身を締めている。知らない世界のことなのに読み手としてその世界にどんどん入り込んだ気になって、彼らの学校での日々とその後の生き方に触れ、好きな道を見つけてそこに入ることを許された人間の、ある時期に集約的にしか色濃く経験出来ない汗と苦悩と夢とが、読んでいる自分の目の前に迫って来たのだ。
集団の美、というところ、彼らの学校生活での過酷な修練とがダブり、厳しさの存在理由、裏打ち(正当化、も含まれるかな)の説得材料になって、明日からそういう目で群舞を見るようになるだろうな、との予感。
気持ちがもとより女の子であって娘役をやるのと、男の子であって舞台で女の子を演るのと、いろいろ考えさせられるし、歌舞伎の女形観にも通ずる感じ。

絵は単純なほうで、随分すっきりしすぎ、魅入られる華麗なラインは無い。このあっさりさは、物足りなさにも通じる絵で、そこは少女漫画好きな私には多少違和感も。しかし、きらびやかさ、あでやかさ、妖しさ、なまめかしさ、など無縁な画風であるのに、ストーリーに強い力があるために、読後の満足感がすこぶる高い。
連載時期と、編集サイドの都合による作品のサイズなど、あったであろう制約を想像するに胸が痛い。

山岸凉子先生の「アラベスク」第2部卒業公演を思い出してしまった。(内容は異なる。)
バレエ学校とキーロフ劇場との関係も連想して味わった。

★は最低でも6個超の気持ち。
追記:第2巻読了。星そのまま不変で。
多感なDK時代の切磋琢磨な共同生活
ネタバレ
2022年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本屋さんで見かけて内容を全く知らなかったけど表紙と馴染みの土地が舞台ということで割引を利用して購入。
お話は宝塚の男子版という設定で合格者わずか40人、27倍の倍率を勝ち抜いて入学したものの、同期でありライバルという関係。自分の価値とは、プライドとは、理想と現実。。多感なティーネイジャーの時期にさまざまな葛藤を誰もが経験して芸を磨き精進するお話です。
主人公の瑞穂と同室のサワやカジ、日本舞踊家の子供で既に子役経験者の白井がそれぞれの悩みや壁にぶつかってお互いに刺激を受けながら2年間の学校生活を乗り切ります。各々の悩みが細かく丁寧に描かれていて克服していく過程に感動します。学生時代がメインで卒業後の歌劇団での話はさらっと終わってしまうのですがこちらももっと詳しく読んでみたかったな。(でもみんな別の組になったりで描くのが難しいかと思いますが)お話の最後が今現在のコロナ禍設定になっておりちょっと寂しい気もしますがこれは最初から決まっていたっぽいですね。たくさんの人に読んでもらいたいとても良い作品だと思います。
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名作です!
2022年1月17日
正直なところ宝塚にはあまり興味がないのですが、このお話は胸打つものがありました。
多感な少年たちの夢と葛藤にぐっときます!
最後がちょっと駆け足ぎみっぽくて1巻完結が名残惜しいですが、短い中に凝縮された物語だからこそ余韻まで楽しめるのかもしれません。
老若男女問わずぜひオススメしたい1冊です。
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ブロマンス好きに超オススメ少年版宝塚物語
ネタバレ
2022年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただいまセール中、これブロマンス好きに超オススメです!女性マンガ枠でBL表現はないけどそのように解釈できなくもない(つかBL脳にはそれにしか思えない)ですよ。セールの機会にBL読みさんにもぜひ読んでもらいたい。一巻のみなのに大河ドラマを観たような読後感良しの傑作です。レビュー数少なくて勿体無さすぎます。この作品、もっと読まれて欲しい〜。
吉祥寺にある男性のみの歌劇団付属の全寮制学校で、舞台芸術を学ぶ少年たちの青春を駆け抜けた2年間+αの物語。男役に憧れて入学したのに、先生には娘役を勧められて失望した瑞穂だけど、歌舞伎一家に生まれて娘役になると思われてきた同期首席候補の白井に何故か将来の相手役を指名されてしまう。自分はギラギラ輝くカッコいい男役になるつもりだったのに!
宝塚音楽学校をモデルにしているからか(掃除方法等どこまで同じなのかわからないけど)、細かな設定がしっかりしていて学校も生徒さんも全て実在しているかのよう。背景の公園や商店街も完全に吉祥寺です。(チラと映った、いせやの焼き鳥食べたい。。)
群像劇に近いので登場人物全員のキャラが皆鮮やかでキラキラしていて、(全員劇団俳優になるのだから当たり前といえば当たり前なんだけど) それぞれスピンオフが描けそうなくらいですね。
美しい少年たちが学校と寮という濃密な空間で芸を磨き、青春を舞台にかける熱情に胸熱くなりました。ラスト近くでは、現実世界でも舞台に影響したはずの世情を交えて描かれていて、いま舞台を愛する全ての人たちの心を思うと泣けます。。描き下ろしがこれまた素敵でしたよ。生徒さんたちの未来に幸あれ!
素晴らしい!
ネタバレ
2021年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一人の少年の入団から退団までが、決して泥沼になることなく爽やかに描かれています。まるで彼の地に実在するような錯覚に陥りました。いいお話をありがとうございます!
最高でした!
ネタバレ
2021年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青春群像劇、華やかな舞台と葛藤、そしてフィナーレ…どの場面でもキャラクターがとても鮮やかに描かれていて読んでるこちらもドキドキ、そして涙が出ました。最後の退団シーン、そしてキャラクターの次の未来まで描いてもらえてよかった…!!と思いました。キャラが魅力的で、もっと読みたい!!!と思わせる作品です。個人的には澤さんが好きなので、彼のお話や舞台で入団後に演じた時のシーンも欲しかった…!!と思ってます!そんな風に『推し』を作ってしまうほどのお話でした!続編を望まれてるレビューが多いので購入してみましたが、これはホントに買ってよかったです!
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惹き込まれます
2021年10月25日
宝塚とか演劇とか全く詳しくない私でも、物語の中にどっぷり浸かって楽しめました。男の子達が焦ったり挫けたりしながら、自分の可能性を磨いて成長して行くのを見るのは気持ちよい。後半駆け足になったことは否めないので、後日譚などがオマケで付いてたらなお嬉しかったですけど。
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少年たちの努力の演舞に感動、胸高鳴ります
2021年10月19日
気付いたら、物語に夢中になっていました。これは感動作ですね。まるで実在する歌劇団の話を読んでいるかのような感覚になる、リアリティある作品でした。
それぞれの葛藤や思い通りにいかないもどかしさ、彼らの決心などが、登場人物それぞれの視点で描かれているところが好きでした。フォローさんも書かれているように、物語をもっと深掘りしたら、長編としても絶対楽しめる作品だなあと思いました。登場人物が多いので作品全体が少し短く感じました。
期待していた通りに物事が進まない時、自信を見失ったり、周りと比べて自分の価値がどこに在るのかわからなくなったり、自分の不甲斐なさに失望する…という事は自分自身たびたびありますが、そんな時背中を押して前向きな気持ちにさせてくれるだろうなあ、と、そう思える作品でした。感動しました!
男版宝塚、演劇ファンならきっと好きなやつ
2021年10月15日
試し読みしたら、宝塚の音楽学校の男版のようなお話。面白~い!私はその世界を詳しく知っている訳じゃないけど、たぶん宝塚の音楽学校の事情を男女入れ換えて描かれてるんじゃないかなぁ。厳しい実力社会の中で、夢を目指して頑張る少年達が眩しいわぁ。実際に存在するんじゃないかと錯覚してしまいそうな設定で、だけどこういうのってありそうでなかった気がします。内容も面白くて、ラストもすごく良かった~(じわり感動)。だけど、1巻完結だからストーリーが駆け抜けていく感じで、もっとじっくり読んでみたい気もしましたー。これ絶対、長編にできる内容(設定)だと思う。美しい男の子達がいっぱい登場して、ラブはなかったけど、夢と希望が詰まった、読後感の良い作品です!音楽学校内の恋愛はご法度なのかな?BL展開したら…、と思うと妄想が膨らみます(笑)。
一巻完結なんて勿体無い
2021年10月14日
舞台好きには特にオススメしたい作品です。
素敵なお話だからこそ、もっとゆっくり描いて欲しかったと思いました。
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舞台を愛する方に
2021年10月13日
演劇が好きな方に読んでいただきたい作品です。切磋琢磨する少年たちに魅力がある。読み終わってしまうのが本当にもったいないと感じるほどでした。
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おもしろい&ステキです
2021年10月11日
前作から作家さんの作られる世界が好きで、迷わず購入。
買って、読んで…まったく後悔なしな作品でした。
前作とはまるで違う世界観ですが、ステキなお話です。
設定も華やかかつ、他にないため、一巻完結が寂しい。
シリーズで読んでみたいなと思いました。
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胸がいっぱいです。
2021年10月10日
SNSで触りだけ読み、気になり読みましたが。もう終わりまでノンストップでひきこまれて読み終わっても尚、胸がいっぱいで浸ってしまいます。確かに1巻完結なので駆け足に感じる部分はありますが、物足りなさというよりは次を期待する高揚感があります。作者様が読者が読みやすいように説明を入れてくれるので物語の世界から脱することなく浸れ、瑞穂目線で勉強できます。笑
台詞一言一言に人間性やストーリーが深く感じられ、こんなに想像を掻き立てられる作品は出会ったことがありません。少年歌劇団の設定もありそうでなかったですよね、どんな葛藤があるとか伝統とか作り込まれてて世界観素敵でした。キャラクター皆魅力的で…みんな好きです。
なんだかワンクールの朝ドラを見たような感じです。清々しさもあり、葛藤もあり、最後には涙を堪えきれず胸が一杯です。きっとこの先私は何度も読み返すそんな素敵な作品でした。スピンオフでもいい、見たいです( ;∀;)作者様、素敵な作品ありがとうございました。
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感動ー!
2021年10月10日
ネットで評判だと聞いて、購入しました。
名作だと思います。特に舞台が好きな方は必須です。
長編にしないのがもったいない気もしますが、おそらく1冊で完結というのがベストな形なんでしょう。
何度でも読みたくなりますね。
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不思議と泣ける
2021年10月8日
『マキとマミ』の作者の方の作品ということで面白系の作品だと思って読み、実際面白くもあったのですが、それ以上にラスト泣けていました。本当に実在の宝塚スターならぬ吉祥寺スターの人生を読んだような気分になり、最後は感無量でした。絶対に退屈しない作品です。
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ジャケ買い
2024年7月14日
アニメイトで表紙を見てビビっ!ときました。大当たりや。これ以上漫画が増えないように電子で書いましたが、2巻で終わりなの.....😌??悲しい、続きが欲しい、需要と供給があってない
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男性版の宝塚?
2024年5月4日
歌舞伎も宝塚も好きなので なかなか興味深く1巻目を読んでます。
だいぶ以前に歌舞伎座でやった俳優祭りを思い出しました。続きが楽しみです。
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青い春
2023年11月27日
上等な映画のようなお話。途中足早かとも思ったのですがダラダラ続かないでよかったんでしょう。一緒の舞台に立た無くても、みんな一生のズッ友です。
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きれいにサラッとエンド感
2023年2月4日
設定もキャラも面白そう!とワクワクして読み始めましたが、熱が上がり切らないまま予定されたエンディングに向かってしまった感があります。まだまだ展開できそうで、惜しいです。
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ブロマンスな香り
ネタバレ
2022年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです!
女性マンガですが、ブロマンスな香りもする作品。
女性だけの歌劇「宝塚」に対し、
男性だけの歌劇「吉祥寺」という架空の設定で、
その歌劇団を目指す音楽学校のお話。

男同士で男役・女役を演じて、名コンビが生まれる様子は
ラブな描写がなくとも、強い繋がりを感じます。

また歌劇特有の壁とか悩みがリアルっぽくて面白かった!
とはいえ深く重い感じではなく、ライトに読みやすい展開です。

前半の丁寧な進み具合から1巻で完結するのかしら?と思ったら、
終盤はかなり飛ばし気味の展開でした。
普段BLコミックを読んでいる人なら、
こんなまとめ方もありかなと思いますが、
巻数が多い女性コミック等で慣れている人だと、
まとめ方が急〜と思うかなと思いました。
逆に言うと巻数を多く展開できるお話だと思いました。

ちなみにボーナストラックがとても良いです。
たった1ページですが、この1ページの存在は大きいです。

定価に対していくら払えるかで点数をつけているので★4ですが、
定価が600ptくらいだったら★5でした。
総180ページ(解説1ページ、ボーナストラック1ページ)。
エモい (初めて使う単語だけどピッタリ)
2022年2月25日
演劇にはあまり興味なかったのに、コレは凄いです。本当にこんな世界があるかのよう…。
男版宝塚、芸事に真摯に打ち込む少年達の美しい成長ストーリー。
娘役は少年時代の瑞々しい一時しか務まらないという、宝塚には無い儚さが、何とも言えない静かな興奮を助長します。(結局エモいがピッタリ…まさか自分が使う事になるとは…使い方合ってる?)
後半途中からの疾走は、前半が最高だっただけに皆様と同じく惜しまれました。引退までのドラマを何冊に渡っても良いからじっくり読みたかった。
若しくは群像劇のように…色んな少年、教師、現役&退役役者の事情を深掘りし、あらゆる角度から攻めてくれてもいい。この素晴らしい世界観を拡げて見せて欲しかったです。個人的には美しいだけじゃない生活臭もちょっと欲しい。
シリーズ化しないのかな?
追記。2巻出た!望んだニーズ通りの展開に感動!
駆け足で終わってしまった感じ。
ネタバレ
2022年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雑誌連載時に数話読んで、単行本になったらきちんと読みたいと思っていましたが、いつの間にか終了して、単行本になっていてびっくりしました。「かげきじょうじょ‼」の男性版みたいな感じで続くのかと思っていたので…。とても面白かったのですが、卒業公演や入団後もじっくり描いてほしかったです。特に入団後は、あっという間に退団まで駆け抜けてしまい、すごく残念。番外編とかで続けてほしいなと思いました。
良かったー
2022年2月14日
けど、あっという間過ぎる!もっとじっくりお話が進んでほしかった。無理やり一冊に纏めてるのかと思うくらい駆け足でした。勿体ない
この作品から宝塚や劇団に興味を持った
2022年2月14日
美しい物語だった。もっと何巻も、ゆっくり物語を追っていたいような中身の濃い群像劇。何年にも渡るドラマをぎゅっと凝縮した、上質なハイライトを見せて貰えたような感じ。この漫画を手に取る方は宝塚や劇団好きな方も多いかと思いますが、私のように逆にこれまで知らなかった方にもお勧めしたい。厳しくも華やかな遠くの世界として眺めていた宝塚のような歌劇団が、どんな価値観で成り立っているのか、その中で過ごす子供達がそれぞれどんな気持ちで毎日一生懸命精進しているのか、その一端を垣間見られたような気がして、改めてもっと知りたくなった。葛藤と向き合いながら自分を見つめて進んでいく、キャラクター皆それぞれが尊い。ブロマンスのような友情も美しい。こうした狭い実力社会の中では、実際はもっとダークな部分もあるかもしれないが、この漫画に出てくるような純粋で高貴な側面もまた確実にあるのだろうと感じた。吉祥寺をよく知る人には色々背景の場所も分かり懐かしいと思う。この作品をきっかけに、いつか少年歌劇団や少女歌劇団の舞台を見たいと思いました。星4.5。
もったいない!
2022年2月10日
架空の吉祥寺少年歌劇団(宝塚歌劇団少年版)を舞台に、少年〜青年期の揺れる心、葛藤、成長…それらをひっくるめた眩しさが丁寧に描かれています。とても良かった。

普通の子がスターになるような単純なサクセスストーリーではなく、どんな人にも身に覚えのあるような、自分への驕り、周囲への羨望や嫉妬…そこからどうやって『自分』を開花させるのか、というある種普遍的なテーマを描いたヒューマン系コミックです。

主要登場人物、どの子も等身大の少年たち。人間らしい感情を丁寧に描かれていて、身近に感じながら読める作品だと思います。

これ、一巻で収めるストーリーじゃないです。せめて上下巻で、世界に浸りながらじっくり読みたかった。
卒業公演の詳細読みたかった…

昔、宝塚をよく観ていたので物語の舞台をイメージしやすかったところはあるかもしれません。
が、用語解説がしっかりあるので、馴染みのない方も抵抗なく理解できると思います。

大人はもちろん、主人公たちと同年代の少年少女にも読んで欲しい作品です。☆4.5
予科生時代と本科生時代のバランスが〜
2022年1月24日
私が無知やっただけで、東京にはほんまにこのような男子の音楽学校があるんやな!?て何回も信じそうになるくらい、導入部の世界観にリアリティがあって、めちゃめちゃ魅力的なお話でした!

芸事を学ぶための特殊な学校生活を丁寧に興味深く描いていて、180ページとは思えない読み応え。
2話〜5話辺りの、4人の生徒の葛藤と成長にスポットをあてたストーリー運びが素晴らしいです。

惜しむらくは、予科生(1年生)時代と本科生(2年生)時代の密度の差。読んだ多くの人が「え…そこをもっとくれ」と感じたと思うので、作者さんの考えなのか、何か事情があるのか分かりませんが、作品のバランスを考えて、もう少し連載回数増やせなかったのか。ああ〜前半が素晴らしいだけに物足りなさで身悶えしました。

ラストは今般の世情にも向き合った内容となっており、芸事でもスポーツでも、最高の年齢に最高のパフォーマンスをすることに人生をかけておられる方々の気持ちに想いを馳せて、しんみりしてしまいました。

フィールヤングはやっぱ作品の傾向が好みな雑誌ですね〜。とてもとても良い作品でした。
個々のエピソードは良く、全体構成に惜しさ
ネタバレ
2023年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻のみ所持。180ページ。
かなり良いと思う。2話目のサワくんのエピソードが好きです。
宝塚の男子バージョンがあったら?というお話。少年達の学園での切磋琢磨とその後まで、続けようと思えばいくらでも続けられる設定での物語を、すっきり1冊でまとめてあるのは好み。たださすがにダイジェスト感も強め。
群像劇なのか二人の物語なのかが中途半端な感じなのは惜しい。この長さと、オープニングエンディングを考えると、二人に集中させた方が勢いが出た気がします。もしくは、完全に学校時代のみの群像劇。
また、宝塚のトップスターが男役であることを考えると、逆転させたこちらでは娘役こそがトップスターになると思って読み始めたので、微妙なモヤつきも。
そしてですね、個人的な趣味(マイナー寄り)として、ボーナストラックがものすごく合わなかったです。そこは読者にも秘密の二人だけのものにして欲しかった。本編は星4つですが、ここでマイナス。すみません。
((追記))2巻が発売されました。1巻からの続きではなく、各話タイトルが「幕間(+ナンバリング)」となっているように、1巻の合間合間を補う形での続編です。
瑞穂とサワの性格が駄目だった
ネタバレ
2023年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 立ち読み増量してたので、読んでみました。
が、私には合いませんでした。
主人公の瑞穂は学校リサーチをしてないのか、男子しかいないのだから、男役娘役にも振り分けの基準が必ずあるのに自分の適正も調べず男役になれると決めてかかっていて不満タラタラで入学辞めようかと考える始末。伝統を古臭いと貶す→分かってて入ったんじゃないの?途中まで娘役をあからさまに下に見てたのも頭に来た。改心したが、こんな考えの男役にリードされたくないと思った。
なんでこの主人公が合格できたのか不思議でならない。面接で落とさなかったの何故だろう。なにか光るものでもあったのか?
男役やりたかったら普通の劇団受けとけと思う。
サワも自信がなさすぎて役にきちんと入り込めるのか心配になった。
題材は面白いのに残念です。
最後
ネタバレ
2023年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後は打ち切りだったのかなぁ。
コロナ無理やりいれてたけど必要あった?って思う。
絵も下手なので美麗なヅカ物には向いてない。
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作家名: 町田粥
出版社: 祥伝社