あらすじやネタバレ情報を入れずに読みだしたとはいえ、蓮の兄ちゃんの話だと気づくの遅すぎやろってセルフつっこみしました。名字で気付け、私。
ストーリーのみならず修正も甘々で・・どちら様?あぁ~大洋図書さまでしたか~と太陽礼拝のごとく深々とお辞儀いたしました。気付いたら本棚の半数以上は大洋図書由来なのではないかと思うくらい大好きな作品、作家様が多いのでよくある現象です。
『4月の東京は・・・』の八神さんが出てきてはじめてスピンだと思い出すくらい、それぞれが別物でクオリティーの高いストーリー展開でした。
1CPは蓮の兄恭平とギフテッドサイコ神宮寺。高校時代の同級生のお話。
蓮も辛かったが、兄の恭平も大概しんどかった・・それはそうか。頭や感情が理解できなくても、意図しない形でお互いの魂が救い救われていくようなそんなCPでした。サイコ神宮寺大好き。興味深い彼に関しては『東京ー臨界点ー』でより深く描かれてます。
もう1CP蓮の話の時にでてきた八神さんのスピンは意外過ぎでびっくりな結末。イケメンで気になるキャラだったので嬉しい再登場。こちらも相手の博通さん含めてとても深いお話。ネタバレなしで書こうと無謀な事をしているので何も言えねぇ状態に陥ってます。
うまい具合に『4月の東京は・・・』の2人も途中で入ってくるのと、シリーズ全部通して読んで初めて見える景色があるので全部読んだ方がいいとしか言いようがないのですが、それぞれのCPがそれだけで上下巻いけそうなほどしっかりしたプロットがあって読みごたえがありました。絵も綺麗!エチもいい!!読む順番はみなさまのレビューがとても参考になりました。
先生ほんとすごいです・・このお話たちだけで三日三晩は飲めそうです。