とてつもなく ヤバいほど 素敵なラブストーリーでした。ストーリー全体が まるで 曲を奏でているようで、モブキャラたちの存在は うるさすぎず、でも、しっかりと 存在している感じが とても 心地よかったです。メインの二人の一人である先輩は 容姿から存在感あるし、ギターを弾かせば 最高だし、後輩の灰賀は そんな彼に どんどん 惹かれていくし、歌を歌わせれば 最高だし、もう 最高を何度言わすんだって言いたくなるほど 最高にご機嫌なお話でした。一つ、他のBL作品と違っていいなって思ったのは、ノンケの灰賀が 先輩に惚れて、彼のセクシュアリティを ゲイじゃなくって バイだと言われているところです。大体 BLだと ノンケの子が 男性を好きになったら、ゲイに認証されるんですけれど、個人的に BL世界観では バイじゃいけないのかなぁ、って思っていたので、とっても スッキリしました。いいよね、バイでも。そして、先輩を大好きってことで めっちゃ 辻褄が合うもの。たまにある エッチな描写は熱量がちょうどよくて、相思相愛になってからの熱量の凄さったら。あとね、相思相愛になってからの先輩の甘さったら、甘え上手な猫かよ、って思いました、微笑。