ネタバレ・感想ありゴンドワナの眠りのレビュー

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うわぁ
2025年3月9日
なんだか不思議な世界が広がっていて、夢中になって読みました!
さらっとしたタッチの絵がまた雰囲気に合ってて、面白かった
2025年1月31日
いつもながら美しく優しい世界。
先生の繊細な絵が大好きです。
他の作品と違うところは、ハッキリと言葉にして想いを伝えてるところでしょうか。
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不思議
ネタバレ
2024年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ な感じがする物語です
でもすごい素敵、対を探すためにピラルクーが姿を現した所も好きだし、基が抑えきれずに直樹にちゅーしてしまうところも好きです
直樹の素直なところも素敵だし、プラトニックだからこそ美しい、そんな感じがします
独特なファンタジー
ネタバレ
2024年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄く優しい感じの作品でした。時を超えて古代魚が2人を結んだファンタジーです。発掘により元々同じところに一緒いたオパールと化石が古代魚の姿になって、離れ離れになった番を探すために空間を泳ぎ出して、それは直樹と同級生の基にしか見えない。その2人にも過去に出会いがあって、その時のことが今回の鍵になっていたのかぁ。ロマンティックでした。
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化石の神秘さと虚空を泳ぐ魚の幻影の美しさ
ネタバレ
2023年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 校外学習で訪れた博物館の一室で、高校生の笠間直樹の前に小さな標本から大きな魚の幻影かぬらりと泳ぎ出てきます。同じクラスの高木基にもその魚は見えるのですが、他の人達には見えません。直樹の後をついてくる魚に、昔から色々見えるという高木が心配そうに一緒にいてくれます。ゆらゆらと直樹の周囲を離れない魚の姿に、直樹は魚に何か願いがあるのなら叶えてやりたいと思うのでした。一人ぼっちで迷子みたいな幻の魚のために、亡き祖父が化石研究者だった基と共に直樹は博物館や水族館を巡ります。隅々まで丁寧に描き込まれた絵は、博物館の化石や鉱石、水族館の大小様々な魚影を光と影で彩ります。何よりも広い空間を自由に泳ぐ骨格の透けたピラルクの滑らかさと煌めく鱗が美しく、きょとんとした目も愛らしいです。そのピラルクのために一生懸命な直樹の優しさが基の心を惹きつけます。長い長い年月を経た化石に残る記憶の残滓に、幼い思い出と青く切ない今の想いとが重なります。そっと触れるだけのキスも尊いきれいなお話でした。
透明感
2023年9月27日
絵も二人の関係もとても丁寧に描かれてました。化石や魚の絵は幻想的で、照明を落とした水族館や博物館を歩いているような……優しくて穏やかだけど、どことなく胸がざわざわしてしまうような。上手く言えないんですけど……。登場する魚の行く先がじわりときました。
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また読み返すと思います
2023年6月9日
静かに陽の差す水の中を高い位置からシュノーケルで見下ろしながら、ゆったりと漂う大きな魚を見ているような錯覚を感じました。心地い浮遊感が読み手の心の無用な物をリセットしてくれるように感じます。BL! 幅が広いです。
作者様の他の作品も読もうと思います。
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懐かしさを感じる神秘的な作品ですね
2023年6月8日
初読み作者様。フォロー様のレビューを読んで購入。
私も“懐かしい”という感覚にもの凄く共感でした。
まずは、タイトルで不思議な印象を与えられ、ジャケのキラキラ輝いてる石が更に効果大。そして、物語のキーが“化石”と知り、意外性があっておもしろかったです!!今までに読んだことのない内容とストーリー展開で、知らぬ間に作者様の独特な世界観に引き込まれました。一度読んだから、忘れないインパクトがあり、病みつきになります✨
キラキラ、イチャイチャ、きゅんきゅん、ラブラブは無いので、そちらをお求めの方には合いませんね。これは好き嫌いが別れそうですが、この静けさが漂う奇妙な世界観にご興味ある方は、是非読んで貰いたいです! 現実世界にこんな風に神秘さを調合するなんて、お見事でした👑
星4,3。透明感のある、綺麗なお話。
2023年4月28日
180ページ、1冊表題作。

久方ぶりに、作者さんのお話を読みました。
百年結晶〜で、すごく惹かれた作者さん。。

心が洗われるような、透明感のある、とても綺麗なストーリー。
恋愛になるかならないかのような、境界の曖昧な愛情を含むお話が多い方です。

本作は、まだ恋愛に見えるお話でした。
学生同士、古い化石を通しての不思議な現象が主軸となって、進みます。

読み手としては少ない後日談だけでは寂しく、もう一歩、その後のお話が読みたかったところですが、、。
作者さんファンとしては、やはりこのくらいが作者さんらしいのかなぁ、とも思えてしまいました。

綺麗なお話が好きな方、BLが苦手な方にもぜひオススメ。
いかにもガッツリBL!を求める方には、向きません。


〈描き下ろし〉
後日談数年後6p付。
タイトル買い
ネタバレ
2023年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル買いBL特集でオススメされて気になって購入しました。
ゆらゆら漂う骨格の古代魚が、モノクロなのに綺麗で切なくて、最後に「ああ、だから直樹のところに来たのか」ってのもストンと納得できてよかった。
ちゃんと向き合えてよかったし、ちゃんと「会えて嬉しい」って思って言える関係になって本当によかった。読んでよかったです。
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初めて読むのに懐かしい
2023年3月2日
久しぶりに作者さんの作品読んだら、そうそうこんな浮遊感だった、って懐かしくなりました。昔、長野まゆみ先生の小説が好きで読んでたのと同じ感覚、、少年、冷たい水が流れる小川に浸した白い足、鉱物、化石、琥珀に閉じ込められた虫、、(この作品には出てこないかもしれないけど)こんなキーワードで情景がなんとなく思い浮かぶ方は同志ですね。懐かしい物語読みたい方どうぞ〜
優雅な古代魚が寄り添う初恋譚◎
2023年1月17日
青井さん買いです。またしても興味深い題材が幻想的な世界に導いてくれました( *´艸`)

今回は、
校外学習先の博物館から古代魚の幽霊が付いてきちゃいます。
寄り添うように宙を泳ぐ魚が視えるのは、クラスメイトの基と直樹だけ。その不思議な秘密の共有は、古代魚が探す物の推測からDK二人の距離感〜恋の行方に及び、話の先を知りたくて夢中で読みました〜!!神秘的な着地に大満足◎
描き下ろしも良かったです。

そういえば以前、ゴンドワナ展に子どもを連れて行ったことがあって、アロワナや鉱石がなんちゃらwと知っていたはずなのにもっと集中して観てきたら良かったなとしみじみと反省しました笑。ショボい記憶を漫画で突かれるとはBLの奥深さが嬉しいです〜
静かで美しく宝箱のような物語(^_^)
ネタバレ
2023年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ピラルクかな…と思ったら、ピラルクでした(^_^)すき。
オパール化した化石も好き(^_^)
少年たちの恋かどうかも分からないほどの、淡い想いも好きです(^_^)
青井秋先生特有の深夜から夜明けのような静けさのある美しい物語も大好きです(^_^)
作者買いです
2022年10月31日
繊細で緻密な作画がドストライクで、今後も追いかけて行きたい作者様。今作も幻想的で大変ステキでした。魚作品は大大大好きな「爪先に航路図」の中にも「さかなの体温」がありますね。どちらも大好きな作品です。夢の中のような浮遊した世界観が、何とも温かく心にじんわり沁みます。
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一遍の小説
2022年10月11日
言葉の使い方が柔らかく、絵もそれにあった雰囲気で漫画でありながら小説を読んだような読後感。人物の繊細な描写が好きです。
御伽噺のような
2022年10月10日
まず表紙が綺麗で惹かれました。試し読みをすると、ピラルクが出てきて幻想的で続きが読みたくなり購入したのですが、全編を通して不思議な御伽噺を読んでいるような幻想的な気分に浸れました。
幻想的で美しい
ネタバレ
2022年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現実と不思議に自然と身を委ねることができました。こういうことがあるかもしれない、あったらロマンチックだなぁと思わせてくれるお話でした。
探し物をしている魚、一緒に眠りたいという願い、化石と結晶化した物質など、そこに宿る想いや経てきた長い年月にロマンを感じずにはいられません。
現実世界を生きる2人にもそういった言葉に表すのは難しい気持ちを重ねて読みました。
大きな起伏はないけれど、波に漂うように穏やかに世界に浸ることができて幸せでした。
全180ページ。
静謐なストーリー。
ネタバレ
2022年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同じ青井さんの「爪先に光路図」が好きな人にはドンピシャですよね。
特に2話目の「さかなの体温」が好きな人には。

「爪先に光路図」は短編集でしたが、こちらは全編がこの2人の話です。

他の人には見えない、2人だけが見えるようになってしまったモノ。その謎を追う2人。
言えなかった事や伝えたかった事、ずっと抱えていた罪悪感とか戸惑いとか。
片方はずっと覚えていたのに片方は忘れていたり。
そしてストーリーのキモとなるピラルクーの、自分の骨がオパール化するほどの永い時間でも変わらない想いとか。


クラッシックには全く詳しくない私ですが、青井さんの描くストーリーは、ショパンやリストが似合いそうといつも読むたび思ってしまう。
激情的に盛り上がるのでなく、静かに深々と進んでいく感じ。

遠くから見ているだけだったのに思いがけず仲良くなったり、気持ちを抑えきれず手を伸ばしてしまったり、そのせいで避けられたり、「これからも友達」と言われて一瞬言葉を失うシーンとか、攻めの心情にグッとくるものがあります。


とても美しいストーリーでした。
やっぱり青井さんの世界観は唯一無二です。
さすがのロマンティック…!
ネタバレ
2022年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一応試し読みしてからの作者買いです。表題作+その後日譚という構成です。
今回も青井先生の描く幻想的な世界にどっぷりと浸ることができ、自分の語彙力では言い表せないほどのロマンを感じました。
先生の別の作品でも登場人物の周りを魚がゆらゆら漂うというものがあり(「爪先に光路図」に収録されている「さかなの体温」。どちらも素敵な作品なので推しておきます。特に爪先に~は何度も読み返すほど大好きです)同じ感じで話が結ばれるのかと思いきや、最後そんな運命的に締めくくられるとは…!個人的には先生の作品の中で一番ロマンを感じることのできる作品です。もはやロマンのゲシュタルト崩壊。
先生、この度も素敵な作品をありがとうございました。美しい心を持つふたりに思いを馳せつつ、博物館を眺めてみようと思います(登場人物たちと同じものを観たくなるまでが青井先生作品です。笑)
優しいファンタジー
ネタバレ
2023年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私もみたい、化石の記憶(笑)

子どもの頃から不思議なものが見える基は、クラスに馴染もうとせず、いつも一人でいる。
クラスメイトの直樹は基を少し気にしていた。校外学習で訪れた博物館で、直樹はピラルクの化石から出てきた空中を泳ぐピラルクに懐かれる。
基も見えているとわかり、仲良くなる2人。

実は子どもの頃に出会い、基の初恋相手が直樹だった。友だちとは異なる好意を向けられ戸惑う直樹が出した答え。

最後は数年後の2人の生活が見られ、穏やかな時間が流れていることがわかる。
エチはなくキスだけだけど、青春の甘酸っぱさや、心はいつも何かを感じていることがわかる描写。静かな青春物語だ。
幻想的で夢のよう
2023年7月15日
この方の絵は、本当に繊細で精緻で美しい。いつも感動します。漫画というより、図鑑のように正確で緻密。お話も静かな森の奥の湖面のような、深くひそやかな美しさを感じる世界です。儚く、どこか切なく、どこまでも美しい世界観が好きです。
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儚い
2023年6月16日
奇妙な設定でしたね。いろんなつなぐって感じです。最初は基が直樹のこと苦手だと思ったwまさかこういう関係性があったんだね。もうちょっと先が見たいです。
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作者買い
2023年1月13日
このお話も神秘的な不思議な感じ。
そしてやはり美しい作画で見惚れます。
あの魚とかもうホント好きです。
私も連れて歩きたい。
ストーリー自体も静かで、物腰も柔らかい。優しいです。
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心が洗われます
2022年12月22日
相変わらずの細かくて丁寧な作画とエロなしのお話。この作者さんの作品はこの2つの部分がほぼズレません、御本人のポリシーなのかもしれませんね。
いつか、あと少しだけ踏み込んだ作品を読んでみたいです。
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淡々と
2023年12月10日
淡々と淡々と不思議な雰囲気で日常にある不思議なお話。私的にはキャラに魅力を感じなかったし、恋愛する意味も見出せなかった。
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作家名: 青井秋
ジャンル: BLマンガ
出版社: 大洋図書
雑誌: HertZ&CRAFT / ihr HertZ