好きなものだけ詰め込んだパフェのように盛りだくさん、満足感しかない最高の一冊でした。ページ数にしたら少しですけど、『ハートの隠れ家』のキャラ達とのコラボもあって、偶然にも直前に読んでいたので、いきなりデフォルメされた絵で出てきても誰が誰か直ぐに分かって大興奮でした。メインの話は『飴色パラドックス』の番外編集みたいな感じです。ケンカップルが売りの作品ですけど、仕事や恋愛など本編さながらの真剣なものではなくてデレ系のイチャラブ惚気っぽいのがほとんどで、どれもこれも面白くて楽しめると思います。中でも「年齢変換」と「入れ替わり」が、とにかくツボで…5歳の尾上には多少のキュン止まりだったのが、3歳の蕪木にハートを撃ち抜かれてしまいました。ぬいぐるみみたいで可愛いのなんのって…抱きしめたくなりました。作品のファンの方には120%満足頂けると思いますし、先生のファンの方にもオススメです。未読の方は『ハートの隠れ家』もぜひ。