ネタバレ・感想あり髪と罅のレビュー

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良作
2025年11月15日
ずっと気になっていた作品。ラッキーなことに読み放題で読めました。派手さはないけど良い作品。なんか胸がギュッとなります。絵柄は地味だけど、落ち着いた感じの内容と合っていて良い感じです。
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構成が秀逸
ネタバレ
2025年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の国良と大志。同級生に片思いをしている大志を”脅す”という形で背中を押して応援するという奇妙な関係。
松田に片想いをする大志に片想いをする国良・・という構図のようだけど大志の心情がなんとなくぼんやりとした感じです。
ところどころに挟まれるそれぞれの回想によって二人の関係性、本当の気持ちが明らかになっていく構成が秀逸。
一番最初から答えはそこにあったのに、お互いに頑張る方向性を間違えてしまったためにおかしな方向にすれ違ってしまったのかな。
二人が殻を壊してちゃんと繋がれて良かった。本当に素敵なハピエンでした。
読ませるなぁ
ネタバレ
2025年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の大志と国良。大志は松田が好きなのだが、松田の好みのタイプが「髪の長い子」と分かり、受験に落ちるほど落ち込む。そこで国良は「髪を伸ばして松田に告白しろ」と脅し、そこから髪を伸ばす浪人時代が始まるーー。

松田を好きな大志、その大志を好きな国良。なのに大志を応援し続ける国良。この構図がなんとも切ない。

結局、最後のほうで、大志はもとから国良を好いていて、国良の気を引きたくて松田を好きだということにした的な受け取り方もできる描写になっていて、ここは解釈が難しい。でも暗示をかけ続けるとその通りになることもあるので、私としては大志は松田のことは一応好きだったと思う。
ただやっぱり国良の存在のほうが大きかったし、一緒に過ごした時間も長かったし、国良も優しかったから、松田に彼女がいると知っても大志の失恋の傷が小さかったのかな、と。
なかなか読ませる作品だったな。
両片思い
2025年10月21日
読み返したら、両片思いだったとわかりました。
胸がキュっと苦しくなるシーンがたくさんあるので、ときめきたい人におすすめしたいなぁ。
いつもタイミングが悪くて、情けないところを見られた方は苦しくて、それを見た方は相手を思いやって
素敵な2人。
☆5で足りないよ。名作でした。
2025年10月20日
【読み放題にて】

癖のある作品が好きな自覚があるので普段は作品愛を叫ぶばかりですが、これはBLを愛する皆様に本当に読んでみてほしい。心からお勧めしたいです。

決して悲しい話でも不憫な話でもないけれど、あまりの尊さに涙が止まらなかった・・・
お互いの少しの打算とそれを遥かに上回る攻めの優しさと受けの純粋。
若い頃だったらさほど刺さらなかったかもしれないですが、それなりに経験を積んできたからこそ心にくるのかもしれません。
「尊い」という言葉を本気で使いたい作品です。

時間と共に変化していく2人の心の描写もタイトルの表現も秀逸です。寝る前に読んでしまい目が腫れてエラいことに。でも辛い涙ではないので幸せでした。

他にいくらでもいい所挙げられるけど、ネタバレなしに是非読んでみてほしいのでこの辺で。
むくわれる恋って素敵
ネタバレ
2025年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生〜大学生までの長い片想い(お互い気づかずに)のお話。国の献身がむくわれてよかった〜。おまけの「お前がお前だから優しくしたいんだけど」のセリフにはキュンとしました!
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良かった
ネタバレ
2025年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 報われたね。松田との間に割って入ったのは傷つく大志を守りたかった気持ちと、このままじゃあ松田にとられるかも?という衝動によるものだったんだろうな。なんせよ国が報われて、大志が大事なことに気づいてくれて良かった。
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切ない
ネタバレ
2025年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ない切なすぎる。
二人ともよくがんばった。
国、自分の好きな人が自分以外を好きでそれに関して練習相手になったりも。切なすぎて泣いた。
志郞も国も切ない。
国のうれし涙は最高だった!
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刹那
ネタバレ
2025年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ☆4.5 いやー良かった。胸にヒシヒシと伝わってくる切なさ。特に好きだったのが過去のくだり。攻めが等身大の受けを愛しているのに当の本人には全く伝わらないあのリアルさがなんとも...切羽詰まってる時って誰の言葉も響かない時あるよねって。脅しから始まってはいるものの、2人にとってこのモラトリアムは必要な時間だったんだと思います。
幼馴染もの
2025年1月7日
初読みの作家さん、最高に萌えました。美しい幼馴染のために脅迫という手段で寄り添う主人公。10か月の2人が変化していく様子に萌え萌え
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長髪男子良き
ネタバレ
2024年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大志が何でも頼りにしている国に松田君が好きなんだと告白するとこから始まったけど、実は国に好きな人がいると知って自分も好きな人が出来ていないと置いてかれると思った大志の思い込みの恋だった。思い込みって良い意味でも悪い意味でも本当の事の様にすり替わったりするから、国の傍にずっといる為に松田君を好きな気持ちが本物になってしまったんでしょう。国への愛ゆえに。国からの告白で大志が自分の気持ちの最初の所に辿り着いて気持ちを整理できてよかった。国の一途な深い愛情が報われてよかった。素敵なお話でした。
1番大切な存在
ネタバレ
2024年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 脅迫から始まったけど、全然物騒な話じゃなかった。国と大志は同級生、大志に密かな思いを抱えていた国は、脅迫するという形で他の人への恋路の手助けをする事に…
国という男の優しさが全編通して光ってますね。それに比べて、大志の片思いの相手の魅力があまり伝わってこないので、尚更国の良さが際立つというか…
まあ、幼き日に大志に大事な言葉をくれた国は特別な存在だったんでしょうね。
2人の関係の進み方が独特で、お次はどーすんの?どうなるの?って読み進めるのが楽しかった。
それにしてもキスマーク多くないすかね(笑)あんなん気持ちバレバレやん、ププ😃
!!!
2024年8月23日
はっきりと言わせてもらいますと、絵柄はなかなか、不安定と言いますか
「え?!なした?!」と思わせるようなコマがところどころにあります。ですが絵柄を超えて、セリフだとかそうゆう言葉が沁みましたので、満点にしたいと思います!
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とてもとても好きな1冊です😶🖤
ネタバレ
2024年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 海の日に買った沢山の本でキラリ♦と輝く作品。7区先生、お気に入り登録しました❗
気づくと読み返していて、レビューが遅くなりました🐌

コマの外で起きている事象を音で表現する手法が秀逸です。
サラッと読み飛ばしそうな場面にキチンと描いてあって、気づくと気持ちいい😊

罅(ヒビ)…このシーンの描き方とか良かったなー。たまに挟まるサナギが蝶に羽化する表現もゆっくり進む関係性にマッチして痺れます。

受験が終わった冬から毎月ちょっとずつのエピソード。髪が伸びていって、近づいて行く2人の距離。
あらっ私の誕生日(親近感わいちゃう)もあった😄


「健気攻め」という言葉を知ってから、どんな感じかなと思っていましたがまさにコレ❗
ずっと優しいの…😩
悪者になるしかなくて、でも受けを救い上げたくて、寄り添って、見守って、健気の最上級者⤴

攻めくんがね、泣いちゃうシーン…😢めちゃ良いんだー✨きゅーん😍

攻めくんに感情移入しがちな読者さんは是非とも読んで欲しい。お勧め〜。
片想い→片想い→
ネタバレ
2024年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙を見ると、なんだか重い感じに見えたけど、幼馴染の友達大志が男の子の友達松田を好きだと自分に告白した。その時の画像を撮って脅して、松田の好みに慣れる様に努力して告白しろ、その為の協力をする。初めはこんな始まりで、てっきりその告白をみんなに言いふらしたり、気持ち悪いって拒否するのかと思ったけど、どんどん進むに連れて、松田の為にキレイになっていく大志に、国良も自分の気持ちを抑えながら協力することで、大志と定期的に会う約束して、そして恥ずかしくないように、色々な経験も試してあげるけど、その気持ちは自分に向けて欲しかったんだあ。大志も国良の優しさに気づいて、やっと吹っ切れてハッピーエンドになりました。
メタモルフォーゼ ――羽化
2023年10月30日
【幼馴染は俺の隣で、あいつのために綺麗になっていく――】この帯を見たときから、ずっと気になっていた作品。
明るく人気者の松田に、高校時代からずっと片思いしている大志と、その恋を見守る幼馴染・国良の物語。

シンプルで、どこか温かい絵。
最初の数ページで、一気に物語の中に引き込まれる。

もしかしてものすごく切ないのかなぁと覚悟しながら読んだのですが、いい意味で淡々と話が進むので、読んでいて息が苦しくなるほど辛くはなかったです。

でも深い。
タイトルにある、罅(ヒビ)の入れかたがすごいなと思った。
作者様の並外れたセンスを感じました。

この作品で私が一番好きだったのは、物語が一貫して優しさと献身に貫かれているところ。
始まりからずっと不穏な空気が漂っているけど、ふわっと胸が熱くなるような読後感。
すごくよかった。
多感な青春の時期に、悩みながら苦しみながら必死にもがく二人が清々しかった。
11/1までセール中。おすすめです
うん、良かった!!!!
2023年10月28日
脅してまで、繋がる口実が欲しかった国良くんがホントに可哀想で読んでて辛かったです。最後までハラハラしました。受の大志くんをずっと好きで最後まで叱咤激励しながら恋を応援してあげる姿に報われて欲しいと願わずにいられなかった!!終盤の髪を切ってあげるシーン、私も泣いちゃったよ(TДT)
はじまりは
ネタバレ
2023年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は大志の表情や国の片想いの描写に胸がきゅーとなっていましたが、大志の恋のはじまりを知った時、国が初めて見たという大志の表情が国に対しての思いから生まれたものだったと分かりました。国にとって大志のその表情が恋する顔だったとするなら、大志自身は気づいていなくてもその時にはすでに大志は国に恋をしていたのだと思いました。
またこれは私の勝手な解釈ですが、時々入るひびの描写は国の恋心を打ち明けまいとする気持ちに対しての小さな亀裂が生じていることを表していて、パリンと割れた描写は国の想いが溢れた瞬間そして大志の恋を壊してくれた(終わらせた)瞬間を表していると感じました。大志の松田に対する気持ちは普通の人が認める恋はこうであろうという思いから無理やり作ったものに感じてしまい、この恋は終わらせなければいけなかったのだと思いました。そして、国が終わらせてくれて良かったです。

大志→国に対する昔からの想いは大志自身は気づいたのだと思いますが、国にもそれを伝える描写があって欲しかったなと思いました。まあ本編で全てを見せる必要はないと思うのでいつか大志が国に打ち明けてくれればいいな。あのままでは絆されたから付き合ってくれたと国も思いそうと思ったので。

この作品はキャラの魅力やその魅力的になっていく様を本当に感じられる作品だと思いました。
優しい嘘
ネタバレ
2023年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 国が、良い奴すぎる。好きな人のためにできることは何かを必死に考え、支え続ける。
松田の彼女の髪が短かったのが妙にリアルで、辛かった。
うわぁ良すぎる
ネタバレ
2023年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが少なすぎます!このストーリーを箇条書きにしてしまうとこの話の良さが伝わらない気がする。わかっているはずなのに少しの可能性にすがってしまう片思い。こじらせた片思いで腐っていく大志を助けたくて優しい「脅し」をする国。大志の髪が伸びていき、季節と関係が変化していく。関わりを持つ中で関係性が変わってるのかと思いきや大志「松田好き」のトドメが切ない。
映画を観てるような物語でした。
いい
2023年6月3日
私結構好きかも、、テンポが良くて、時間の流れとかわかりやすいです。徐々に進んでいる感情の絡みがいいです。片思いする人に幸せになってほしいと願いつづいざとなる時にやっぱり無理、自分のものにしてほしいという黒い感情がすごく共感してきた。
好きです!胸がぎゅっと詰まるような
2023年5月31日
凄くいい作品に出逢えた!!好きです!最初から切なくて、胸がぎゅっとして…何この気持ち!?もう大志が本当に可愛くて、読み進めるうちに切なさが増して、泣いてしまった。松田と再会した時、どうなるのかわからず、この展開で結局良かった。はぁ…最高でした。この先の幸せな続編が読みたい!この絵がまた最高にいい!本当に良かった!もう本当にお幸せに。凄く好きです。紙の本も買います。素敵な作品ありがとうございます!
テンポも空気感もお話もよい!
ネタバレ
2023年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 趣がある青春でした。すごくリアルな少年たちの葛藤、健気に相手を思い続けるけど不器用な初恋がとても丁寧に描かれています。日付や時間イベントなど時系列もちゃんと整理されてることでとても読みやすいし、ストーリーに入っていきやすかったです。とても色気のあるお話でした。体の関係はストーリーに必要な範囲で。結ばれたのは最後のみ。お話重視の人におすすめです。絵が個人的にはとても好きです。今後の作品も楽しみにしています。
単行本になるまで待った作品
2023年5月15日
もしかしたら、単話で1話1話じっくり読むべき作品だったかも、、、終始二人だけの世界という雰囲気が好き。試し読みの時点から断然、国良派!だったので松田が未知の存在でどうなるのかドキドキでした〜cut5の花を持つ二人のカラー絵が本当に好き〜電子限定描き下ろしの国良の言葉がまたブッ刺さりました。
試し読みで気になり買って大正解!!
2023年5月1日
たまたま試し読みしたら、続きが気になって買ってしまいました。全く知らない作家さんだし、攻めっぽい子が美形という訳でもなさそう?とちょっと不安でしたが、読んでみたら、最高におもしろくて、攻めくん大好きになりました。
とても切なくて泣けるお話しです。買って良かったです。紙も買いました。
どうしようもなく、やさしい。良すぎ!
ネタバレ
2023年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●心臓ギュ〜〜〜〜〜〜される思いでした。良すぎました。買ってよかったです。
表情と、感情の揺れを繊細に描くのがうますぎます。すっっごくよかったです!!

●松田の「今」を知った時から、こちらまで心臓がギュウギュウと苦しかったのです。「この日の夜に大泣きしたことなんて」にもう堪らない気持ちになりました。切ない、苦しい、誰かを思うって苦しい。それからの文化祭のとこでもう、心臓キューーーーーーーーとなりました。国があんまりにも切ない、健気で、そして大事に思ってくれていて、自分を出してくれて……。
もちろん受けの大志も魅力的なんですが、攻めである国がすっごくいい。旅館ではじめてのところ、めちゃくちゃ跡つけていて、国……。となりました。

●本当にすばらしい作品に出会えました。最高でした。試し読みでいいな、と思ったらもう迷いなく買って最後まで読んで欲しいです。優しくて、切なくて、優しくて、あたたかくて、めちゃくちゃよかったです…!!
良かった
ネタバレ
2023年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他のレビューを読んで不安だったけど、攻の想いが報われて良かったし、受もちゃんと攻を好きになったと思ったのでモヤモヤしませんでした。松田への恋は、「男でも惚れる」って他人が言っていたから、松田になら恋をしてもいいと思ったのではないかなと思いました。免罪符みたいな。
髪が長くなるにつれ、かわいくなっていくのが良かったけど、最後の方は髪が短くてもかわいくて、表情の表し方がすごく好きだなと思いました。
最後まで読んで
ネタバレ
2023年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはネタバレなしで読む方が良い。何で大志は松田くんが好きだと言ったのか。最後まで読むとその幼さと経験の無さや、ガラスのような繊細な心理描写に心が掴まれました。松田くんに告白するために髪を伸ばす。そんな一見無駄な事の様でも、国と大志にとっては頑張るための目標。それで2人を繋げる意味のあること。前半は国目線、後半の大志目線でストーリーがグッと変わりました。恋愛の普通とは何か、自分は拒絶されるのではないか、そんな不安や片思いの切なさがこれでもかと詰まっていました。面白い視点で進むストーリーでした。最後はハピエンなのでそれだけネタバレしますね。。
涙なしでは読めません。
2023年4月27日
とにかく泣いたー面白かったー!
相手を思う気持ちがひたすらに優しくて、切なくて、何度も涙を拭いました。
お勧めです。
文学的
2025年11月7日
漫画の枠に入れて置くのがもったいない作品。そうだこれが人間ってやつだと思いおこされる。甘いけど甘ったるくない、ほろ苦いような、そんな人間味を出しながら、主人公たちは、幻想のような思い込みのような恋心から現実の恋心へと足を踏み出していきます。遠まわりしたけれど、これから本当の幸せが彼らを包みます。拗らせずに自分達の手で終わらせて始めることができた、この流れが自然で良い物語だと思います。絵が苦手な人もいるだろうけど、一回読んでみて欲しいです
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時の流れ。
2025年10月15日
単話で追っていたんですが、単行本がヨミホで読めてラッキーでした。少しずつ髪が伸びて、2人の関係も少しずつ変わって⋯時の流れを感じる本でした。
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心が温かくなる
2025年9月18日
同級生の松田のことが好きなタイシ。それを打ち明けられたクニヨシ。好きの矢印の方向は、クニヨシ→タイシ→タナカとなっていて、でもクニヨシはタイシに協力するんだけど2人とも良い子で優しさに包まれていた。
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新手の拗らせもの
2025年7月1日
表題作のみ、表紙含めて208ページ。
拗らせ両片思いもの。ふたりの気持ちの発酵具合がいい作品でした。
もがけよと、突き放してるようでいて、その実変わらずに寄り添う。
作画の拙さは今後に期待したいが、雰囲気のあるキャラクター造形でした。
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良かった
ネタバレ
2024年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応えがあって、ストーリーもよかったのでネタバレなしで読むのをおすすめしたい作品でした。最後までドキドキハラハラ出来たのもよかった。
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世界観がよかった
ネタバレ
2023年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 浪人して髪を伸ばして告白するという期限のある中での2人の関係性の変化がよかった。
攻がしんどいなという感想が第一。
受は攻のこと好きなのかな?と思ったけど描き下ろしで大事にされることで好きになっていく感じがしたので本編だけではちょっと足りない気もするが読者に委ねる感じの空気感の作品だと思った。
優しい脅迫
ネタバレ
2023年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。小学生からの友人が同性のクラスメイトに片思いしているのを応援していた攻め。しかしその片思いが原因で受けが受験に失敗しちゃう。そんな受けの危うい状況を見てられなくて、告白してケジメを付けろと発破をかけるような脅迫を始める。髪を伸ばして告白するまでの期間も定期的に受けの様子を伺ってアドバイスしたり普通に遊んだりのんびり平和な日々を過ごすけれど、実は攻めは受けに長い片思いをしていて…。二人のどうにもならない片思いの切なさが良かった。ゆるい二人の会話も好き。受けの片思いの相手も何も悪くないし勝手に片思いしているこっちの都合なんだけどコノヤロー!って言いたくなっちゃう。人の心はままならない。クライマックスの攻めの号泣シーンも良かった。
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幼馴染
ネタバレ
2025年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ まるっと表題作。幼馴染に高校生の時 同級生の男の子が好きだと打ち明けられた攻。今の関係を続ける為にも応援すると そばに居て見守っていたけど。受の受験失敗から 見守るより 恋の決着話つける為 できる事をしようと行動に出る攻と 攻に背中を押されながら 行動する受のお話し。
受の片思いのスキが全然感じられず 攻が背中を押してようやく動き出すのがすごく不思議で⁇となる意味が お互い マイノリティな想いに口にも行動にも出せず 両片想いで遠回りしたんだな。というのは伝わったけど 絵柄のせいもあり 誰が誰だか 誰のセリフなのか わからなくなり。後半の種明かし的部分までもが 解りづらく 両片想いの切なさが薄れてしまい なんだか残念でした。
暗示がとれた?
ネタバレ
2025年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリー解釈が分かれる作品。

私の解釈(大志目線)↓

小学生の頃から大志は国に惹かれていたけど、人と違う自分に引け目があり、国への気持ちに目を向けずに過ごしてきた。
大志は高校生になって周りの友だちみたいに恋をしたくなった。否定されるのが怖くて国に気持ちを真っ直ぐ伝えられず無意識に?「松田」という相手を設定して、「男が好き」なことを国にカミングアウト。
国が自分を肯定して応援してくれる関係が心地よくて「松田好き」設定を継続。
そのうち本当に「松田が大好き」になって(暗示的な意味で)、失恋。
浪人生活で松田から離れたことで、国と自分の関係を改めて意識しだすようになった。
大志は自分が求めているのは国だと気付いたけど、「松田好き」の設定から抜けきらず(国との関係の中心がこの設定だから)。
告白の日に松田彼女のショートヘアとリアル松田を見て「松田好き」の暗示が完全に解けて、「国が好き」と素直に感じられるようになった。
大志から国への拗れた片思いのお話かな、と思いました。
松田への思いは「恋に恋していた」状態だったのかな。

大志のゲイであることへの罪悪感や疎外感、が切ない。
描かれてないけど国も結局はゲイなんだろうか。国が自分の志向に悩んでないのが謎だけど。

ずーっと二人の世界で展開される話なので、やや分かりにくい心理描写でも読み切れたかな。
詩的な雰囲気のマンガ。
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よき。
ネタバレ
2023年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄く綺麗にまとまってるお話。
幼馴染みで一緒にいることが当たり前すぎてお互いの気持ちに気付いてなかったふたりのお話。試し読みの段階でこのふたりがくっつけと期待するままに読んで間違いない。
なんか真面目というか一途ゆえに、好きな相手できたよ!恋バナしよ!な大志くんかわゆ。応援しつつ自らの欲望にも素直で、でも大志くんに傷付いて欲しくもなくて、空回る国もかわゆ。好き。
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うーん
2023年10月22日
あんまり好きな感じの話ではなかったです。
結局松田のこと本当に好きだったのかもよく分からなかったです。
導入が良い
2023年6月12日
大志(受)の感情が複雑でやや読み取りづらいかなと思います。

想い人の背中を押す男(国良)の恋物語としては文句無しの良作でした。
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解釈が若干難しい
ネタバレ
2023年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ あくまで私の解釈でコメントします。
結論を言うと、大志が好きだったのは松田ではなく、最初から国良だったという事だと思いました。
大志は国良に好きな相手がいるという会話をドアを隔てて盗み聞いた時、その国良の表情に釘付けになり、自分も好きな相手が出来れば国良にその表情を向けて貰えるのではないか、と思った。なので大志には好きになる相手が必要だった。その相手はクラスでも人気者の「松田」であり、一般的にはこの「松田を好きになる」という行動が自然であり、更に国良に認められる行動になるのではないか?と思った。
ただし、この時点で大志は国良への恋心は自覚していなかった。なので、大志は「自分は松田が好きだ」というマインドコントロールをかけたような状態になる。
しかし国良はただ話を受け止めるだけではなく「協力するよ」という変則的な返しをしてきた。そこが大志の誤算だった。
本人も国良への恋心を確信していない状態なので、それからの流れは引くに引けなくなってしまい、2人は遠回りをする道に進んでしまった……。
………でしょうかね??
漫画としてだいぶ説明不足な箇所が多く、読者が掬い上げて読み取らなければいけないので解釈が難しいなと思いました。せめてネタばらしの部分はもう少し分かりやすい方が良いなと思いました。実際、大志は松田を純粋に好きな恋心はあったのかもしれません。ただ、後半の国良との対話で「それが俺の好きな松田だから」に傍点が入っており、そこを強調しなければいけない心理状況が大志にはあると言う事です。
分かりません、この解釈は私の妄想かもしれません。
ただ、小さい頃から大志は国良の言葉に救われており、結果髪を伸ばすに至る行動も、国良が居なければ成り立たなかったと言う事だけは事実だと思います。大志は伸ばした髪を鬱陶しく思っており、でも国良が言ったから、国良の希望の為に伸ばしていた訳です。
この漫画はキャラが発している言葉と、その言葉に含まれている裏の言葉、そして本音の違いが交差するので、まともに字面だけを追っているだけでは「?」となってしまうかもしれません。
漫画の雰囲気は好きで、キャラも好きでしたが、もう少し親切な展開だともっと良かったかなと思いました。要は国良が最高に良い男って事です。
受けが本当に主人公に恋してなかった笑
ネタバレ
2023年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実は主人公のこと好きだったり、途中で自覚する系かなって期待したけど最後の最後まで別の男の方がちゃんと好きな受けだった。
主人公の告白を受け入れる時も本命特有の切なさみたいなのは無く、おだやかに受け入れる感じだったのもモヤモヤ。
好きなタイプの話を聞いただけでA判定だった大学を浪人してしまうほど、別の男のことが好きな受け。
別の男を想って1人でする受け。
主人公のことずっと好きじゃなくて、微妙だった
実は主人公のこと好きだった系のやつかなって期待して読んだけど全然そんなことなかった。
最後は主人公から告白して、受けは穏やかにそれを受け入れるだけ。本命特有の切なさや辛さみたいな感覚を主人公には一切持たず、別の男にだけ翻弄される受け。最後種明かしっぽく、実は主人公ベースの恋心だったみたいな申し訳程度の主人公を想った描写があるけど、めっちゃ薄い要素。しかもその薄い要素さえ、その後しっかり別の男の恋バナで浪人するほど傷ついたり、1人でその男を想ってしたりしてるんだからもはやチャラでしょ。とにかく受けが主人公を本当の本当に別に好きじゃなくて、ずっとモヤモヤした
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作家名: 7区
ジャンル: BLマンガ
出版社: 海王社
雑誌: &.Emo / &.Emo comics