単行本を楽しみに待ってました。内容量は置いといて、作品に対しのみの感想。単話で先読みしてるので、次巻以降のネタバレは気を付けますが感情的な部分はご容赦ください。容姿の優れた幼馴染をもつナホちゃん、蝶よ花よと育てられほわほわっと可愛く育っ…、育つか?子供は大人の仮面を持たない分残酷だ。子供ながらに、明らかに造りの違う美しさを持つものは分かる。ナホちゃんの「自分は可愛い」は、自分を守る為のおまじないの様。純粋に自分はすんごい可愛いのという割に視線や仕草に違和感が。カナからの「可愛い」は、気付きたくない自分の立ち位置、クラスの中で浮いている自分、周りから見ると釣り合って無いと思われる自分、そんな外野をシャットアウトしてくれる魔法の言葉。1巻はナホちゃんの語りで読んでて痛い内容。カナサイドの心情描写はチラチラと1巻でも覗けますが次巻以降になります。魔法の言葉が無くても自分に自信を持って可愛く笑ってて欲しいな。