ネタバレ・感想あり雨傘で凌げないほどの恋のレビュー

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せつなくて愛しくて
ネタバレ
2025年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。いじめ、アウンティング、難しい問題を扱っているのに、なぜか優しいファンタジーを感じてしまうのは先生の独特の世界観なのかな。
人間嫌いの野良猫のように、シャーシャー言いながらちょっとづつ愛を感じて許していくゴエにゃんが本当に愛しい。最後が幸せで良かった。
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タイトルの様な、愛しくて苦しくて切ない恋
ネタバレ
2025年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生作品は、独特の世界観があり、ヨーロッパの詩のような情感が漂っていて好きです。その作品全体の世界自体も楽しめますが、心を打ち付けてくるような言葉や感情が何度も出てくるので、作中何度も感動してぐっと胸が掴まれるようです。傷付いて弱ったまま、敵だらけの世界を孤独に生きる寂しさと、傷付けてしまった方の抱え続けた懺悔の気持ち。でもその中に、淡い雪のように静かに、雨傘でも凌げないほどずっと降り続ける恋心があって、太陽のような彼を忘れられない気持ち。自分のした行為と言葉の力をずっと考えてきて、償いと共に抱く愛しい気持ち。色々な割り切れない気持ちの中で、心を決めた天花寺が、全てを捨てても五映の手を取り大きく包みこんで愛するゴールがすごく良かったです。「たった一人のために書いたものが結果届くのは一人じゃない・・」の台詞と、天花寺の書いた記事の内容が沁みてきました。終始すごく良い作品でした。
読んで欲しい!!
2025年1月12日
うまく生きれずひっそりつつましく生きている五映。いつまでもどこまでも控えめな五映。五映の心の声がせつなくて可愛らしい。守ってあげたくなる。相反する性格のハルが徐々に五映の心をとかしていく。女記者に会った後の五映には涙涙 太陽のようなハル!幸せにしてくれ!!作者の詩的な言葉も心を打つ。素晴らしい作品です!
いいね
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ARUKU先生の世界観
2025年1月6日
でるとつい買ってしまうARUKU先生の素晴らしいお話。絵が綺麗で独特な世界観があり繊細なお話で感動してしまう。
お話しに中に…
2024年12月28日
お話しの中に沢山の言葉がちりばめてあって 愛してる と言う言葉の代わりを見つけるみたいな時間だった
ハルの気持ちを表現するなかで
読む私の気持ちも2転3転して 心が急がしかった
ぜひネタバレなしに読んで欲しい作品です。
いつも驚かされる
2024年12月26日
ARUKU先生作品はいつも驚かされる。ええ!と思う展開がいつも待ってるのですよ。知ってるのに読むたびにえっと思ってしまうんです。今作もそうで…。ことの裏側がわかった時に、凄くドキドキしました。ラストまで落ち着かなくって…。読み終えた時に感じる余韻が素敵なんですよね。どの作品も大好きなのです。同僚の女性が怖かった。レッテルを取り去るって大変なんですね…。
気づくと泣いている
ネタバレ
2024年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不思議だ。ARUKU先生の作品って、突拍子もなかったり、有りそうでないような、あったけれど違った形だったような、妙な説得力があるんだけど(笑)、不思議と泣ける作品が多いと感じる。

相変わらず、2次元に人の顔や体の位置が面白い感じなんだけど、紡ぐモノローグやセリフが、不思議ちゃんなのに泣ける。

今回は20年前のアウティングと恋の話。
天花寺の記事、胸にくるものがある。H大の彼が生きていたら、励ましになっただろうか。
可哀想と愛しい。確かに可哀想は上目線だ。でも、下手したら愛しいもそうなる。でも、愛するは違うなぁ。

ご都合でも、本当の言葉が出せてよかった。
唐突にセック スしたな(笑)
なんかそれも先生っぽい感じがする(笑)

幸せにおなり。(この作品にもときどき出てくる言い回し)そう感じていいんだよ。
相反する気持ち。
ネタバレ
2024年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 20年前に傷つけた君に謝りたい。
その想いがずっと天花寺を突き動かしている。
そして、過去に好きな相手に傷つけられ、今もその苦しさを抱えている五映。
二人の再会と、おしかけてくる天花寺にほだされていく五映、でもそれは知られてはいけない恋で、相手に愛を告白されてもうんといえないとことかも含め、心理描写が細やかで好きです。
好きだけど許せない、でも許したい気持ちもある、消えてほしいと思いつつも本当は一緒にいたい。そんな葛藤があるなかでのラストがよかったです。
期待を裏切らない!
2024年10月19日
作家さん買いですが期待通り!読みながら涙が出てきます。この先生の物語に出てくる女性は誰も彼もが「女性の嫌なところを煮詰めた」みたいなキャラ。自分自身、心の奥底に眠っている煮凝りを引っ張り上げられた感覚になります。主人公の健気さ、可愛さに心打たれ、攻め君の本音を最後まで探る事になりますよ(笑)
狂気と純愛の狭間で揺れ動く
ネタバレ
2024年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生に沼るのが恐ろしくて薄目で見て逃げてたのですが、今作の試読でついに捕まりまして初挑戦。
高校時代アウティングによって五映の心をズタズタに切り裂いた天花寺。20年の時を経て「赦してくれるまで許さない」とのたまう天花寺の狂気にガクブルですよ、もう…それでも惚れた弱みか抵抗しながらも少しづつ心許していく不幸体質な五映の儚い美しさに涙。このまんま二人だけの国で二人だけの愛の言葉を紡いでいって欲しい。私もカヌレより天津甘栗が好きだよ、五映ちゃん。
全232ページなのですが読み応えが凄い、そして疲労感が半端ない。ARUKUワールドに少し触れる事が出来て光栄であります。
なんか不思議な作品。
ネタバレ
2024年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ マトモとはなんだろう。
ゲイである事を後ろめたく思うこと。
それによって、心を閉ざしたりコミニュケーションを諦めたり…残念ながらまだそんな世の中、ってのを感じさせてくれたおはなしでした。
主人公が可哀想な境遇で、攻めがずっとキラキラしてる男子。
でも、マトモとは…俗に言う成功者はマトモとして何気ない一言や態度で、影響力があり、攻めの彼は悪人ではないが悪意のない悪影響を及ぼす。
そこが、逆に狂気じみてて怖いとさえおもった。
彼の友達の方がかなり良い男に思えた。
主人公はひたすら可愛かった。
難しい問題をキラキラと真っ直ぐに
ネタバレ
2024年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人と人との架け橋となる道具「言葉」について描かれた作品。どの作品でも言葉を大切にしているARUKU先生なので、心に響くセリフや展開がとても多い。いつにも増して受け取れるもの、受け取るべきもので飽和状態です。他人から見た自分を表す言葉に傷付きながら生きてきた五映と、誰かから受け取った言葉の刃で五映を傷付けた天花寺。己の罪を何年も考え続け言葉で癒し償おうとする天花寺は、もともと人を思いやれる心の持ち主です。だからこそ葬儀で散華もするし、出されなかった手紙の言葉を預かろうともする。けれど棘のある言葉を使う人物から五映を守る天花寺の言葉もまた、正論かつ真っ直ぐな矢になりうる表現で描かれています。読み終えてもなお動く感情に、深い水の中に潜っているかのような気分。個人的には鍵原さんに痺れましたが、愛を意味する言葉のない極寒の国で生きる五映には、太陽みたいに晴々とした天花寺がぴったりとはまるのでしょう。一年後二年後と読み返した時に、自分が何をどう感じるのか。深いです。
独特。。。
2024年10月13日
ほとんど読ませていただいています。
こんな独特の雰囲気をまとう漫画を書く人を知りません。絵はそこまで独特というのではないのですが、コマの間と言うのでしょうか、読んでいて時間が止まっているような感覚になります。幼少期に読んだ、本を思い出しているような感覚にとらわれます。セリフには理解出来ている部分もあれば全く理解不明なところもあって。。。とにかく唯一無二な作品を描かれる方だなあっと思います。
とにかく読んでほしい
2024年9月8日
ARUKU先生のファンです。読んで泣いた作品は多々ありますが、この作品が一番かも。また考えさせられました。感想を書くと長文になるので一言、みなさんに是非読んでほしい、これにつきます。
降り続いてきた雨が恋となる
ネタバレ
2024年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 36歳ひとりぼっちの五映架は、高校時代にひっそりと想っていた初恋相手からアウティングされた苦しい過去があります。その相手はいつも華やかな空気を纏った天花寺晴人で、今やTVで人気のキャスターを務める記者なのでした。今は無きシュエニア国の言語の専門翻訳家である五映は、行くつもりの無かった同窓会の会場近くで20年ぶりに天花寺と再会します。どうしても五映に謝りたいと言う天花寺は、晩秋の冷たい雨に降られながら、一晩も二晩も玄関先で五映を待ち続けます。最初は怒りを露わにしていた五映ですが、たった一度の恋の相手から受けた傷がまだ血を流すほど痛く、そしてやっぱり今でも天花寺を好きなことに気づくのでした。雨の降り続くような人生を送ってきた五映と、その名の如く晴れやかな人生を送ってきた天花寺との対比と共に、五映の扱う極寒のシュエニアの言葉は太陽が根源であること、愛を意味する言葉が無いことが効果的にストーリーを導いてゆきます。自己評価の低い不憫受けは作者さまの得意とされるところで、五映くんもウルウルきゅるるんとその魅力を遺憾なく発揮しています。 もちろん五映くんのお母さんで彼氏な天花寺のスパダリっぷりも素敵でした。一度口にした言葉は取り消せないこと、「好き」と「憎い」の一つの感情の両端を行き来する人間の業が、時に優しい雨と共に描かれます。
泣ける
2024年6月3日
作者買いしておりますが過去一でよかったです。
つらい過去の経験から自分に自信が持てなくて、彼の愛情を素直に受けとめることができない主人公。なんか健気で不憫で切なくて、いっぱい泣いてしまった。
ほんまに泣いた
ネタバレ
2024年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の漫画は結構泣いてる
いろんな感情が胸に刺さるわー
最後の最後に、俺一生キスする事もなく死んでいくと思ってた。って台詞読んで大号泣よ
読んでよかった。心の洗濯した感じ。本当漫画書いてくれてありがとうって感じ
快楽の皮が弾けた~!
2024年5月19日
フォロアー様の投稿無くば、新刊に出会えなかったところでした。有難うございました。又、セルクイユに入れる先生の本が増えました!
先生の描かれた見晴君、純平君、麻人君、皆、理不尽な目にあっても心を地獄に化す事無く、耐えて耐えて悲しくても精神は崇高な子ばかり。だからこそ幸せになってと強く願い、ハッピーエンドにホットして本を閉じることができます。
私の、先生の作品への思いは尽きることを知らず、翻弄され続ける心は海月の様に漂い、もはや制御不能。読めば読む程に身悶えする充足感でいっぱいになり、拙い霞のように毎回興奮しています。惚けた表情で読むので精一杯ですが、心ゆくまで没頭しています。もはや、ARUKU先生の出して下さる本を目にして、滑るようなイヤラシイ怪物と化しています。あ~、何か新刊手にして壊れた!昨日、君が死んだ3巻をお待ちしております!
何度も読み返して反芻してほしい( ;∀;)
ネタバレ
2024年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生の新刊は絶対購入しています!世界観が好きなんですよね(*´꒳`*)本当に唯一無二の先生だと思います。

この作品は発売日に購入してすぐに読んだのですが、すぐにレビューできず、何度も読み返して心におとしていった感じです。今までの作品と少し異なり、お得意のファンタジーではなく、アウティングという現実問題を取り上げた作品となっています。アウティングしたのは人気者の天花寺、その被害者はそんな天花寺に密かに恋心を抱いていた五映で、2人の再会を機にストーリーが大きく動き出します。

自分がしてしまったことを償いたい、あの時のみんなの笑い声が頭から離れない、両者の思いが痛いほど伝わってきて、すごく考えさせられました。シリアスなストーリーでありながらも、先生だからこそ描ける温かさが切なくも美しく、涙をさそいます。

この作品は天花寺をどう捉えるかによって見方が変わってくる作品でもあります。思わせぶりな言動が多いけど、自分の気持ちがはっきり分かっているわけではない。償いたいという思いは強いけど、無茶苦茶なことをしたり言ったりする。そのアンバランスさが魅力でもあり欠点でもあります。読んでいるうちに、この人の相手は五映しか無理だろうと思えてきました笑。そんな天花寺だから五映は惹かれたのだろうけど、彼の言動に私も五映と共に一喜一憂し、最後まで振り回されました笑(^_^;)

星4か5かで迷いましたが、こういう過去をもったメインカプのお話は、復讐しようと企んだり、再会して最悪なスタートを切ったりすることが多い中、こんなにも優しくあったかく、切なく、美しく読者にメッセージを伝える作品はそうそうないなと感動し、5にしました😄
五映ちゃんが大好きだったので、辛い人生だった分、残りの人生が誰よりも幸せであってほしい☘
切なくて、やさしくて、甘い😊
2024年5月4日
ARUKUさんの描く世界観が大好きです。今回はファンタジーな設定がなく、何気ないひと言のせいで、言った方は罪悪感を、言われた方は世間を謝絶してしまうほど心にキズが残り、とても現実感のあるかんじがして考えさせられました。でもそんな重いテーマでも合間に甘くかわいくまとめられていて読みやすかったです。主人公の好きなデザートが大学いもに甘栗で、甘栗食べてるコマがなぜか新鮮だった。ほっこりする場面との対比で見ると、出てくる女性が実にイヤな性格だったのがおもしろかった。最後に正直になれて、しあわせになることでしょうね
不憫健気受けです
2024年4月12日
翻訳の仕事をするゴエイと高校同級生のテンカジが再会して、という話。ARUKUさんは大好きだけど、読むのに気合がいるのでいつも買ってもすぐ読めず…でも読み始めるとあっという間に読んで、なんですぐ読まなかったんだろうって後悔する。本作もずっしり重かったけど、でもテンカジが案外性格が良いので風通しは良いかな?カラっとしてるかも、雨が多いけどね。若い頃の無知による暴言って、許されないし、放った方も一生背負い続けるんだよね…無知って怖すぎる。義理のお姉さんの存在も怖すぎたんだけどそこはご想像になんだね、どれだけいじめられたのか知りたかったかも、不憫好きなので。ゴエイは可愛いなあ。もう、お願いだから、幸せになってね。テンカジも、幸せになって下さい。罪を犯し、罪滅ぼしをし、許されることってあるんだろうか。
甘々ーー!
2024年4月9日
大好きなARUKU先生の作品の中でも、甘々な方かも。この作品はファンタジーが全く入ってこなかったので、かなり読みやすかった。昼ドラみたいな設定が好きなので、ちょっと軽い気もするけど、幸薄い主人公とハイスペ攻めのカップリングは好きなので満足!このストーリー性ってARUKU先生以外、見当たらない。大好き。
絵柄も作風も唯一無二…大好き
2024年3月29日
他の作品もそうですが、最初から最後まで読み飛ばすことができない作品でした。辛かったり、苦しかったり、時々夢のように幸せだったり、主人公の感情にリンクしてしまいます。そしてARUKU先生の作品はどれも、何とかこのふたりが幸せになるエンディングでありますようにと願わずにはいられなくなります。XXのことを「ちいさなひみつのせつない何か」ってもう尊すぎるでしょ……泣いちゃうよ……
サイコー
2024年3月27日
読みごたえあってヨカッタ~もう心に刺さってウルウルきたけど、ページをめくる手は止めたくなくてラストまでイッキでした。登場女性が強烈で嫌な奴ばっかり...
言葉がない…
2024年3月17日
今作も、誠に心根の美しい、本当に優しい…音楽とか絵画とか、そして漫画や映画も含めて人の心を美しくしてくれるものが本当の芸術だと思うんです。生きてて良かったなー、と思わせてくれるもの。そういう意味でいつも感動させていただいています。ありがとうございます。
参りました…
2024年3月11日
深い…言葉って物凄く大事なんですよね、それを改めて実感しました😢

たった一言、
されどその一言で人生が変わってしまう

作中、何度も泣きました。沁みました

あ〜たまらないな。
先生の作品大好きなんです
全て重みがあって、考えさせられる

こんなに一言にこだわった作品ってなかなかないのでは⁉
その一言で誰かが傷つき死ぬほどの苦痛があるってこと、
最近考えもせず使っているように思いました。

言葉は言霊。生きているんですよね、
あ〜なんだか物凄い壮大な物語を読んだくらいの疲労感
しかし、自分では表現力も語彙力もなく、うまく伝えられないものですね😢

本当に沁みる物語でした!読んでよかった☘
言葉の力
2024年3月11日
先生の描かれる健気で不憫な受けが幸せになっていくストーリーが大好きです。今回のお話は、特に心に響きました。言葉の持つ威力で深く傷つく人がいるゆですよね。。。色々考えさせられる作品です。たくさんの人に読んで欲しいと思いました。
最高ー!
2024年3月10日
ARUKUワールド全開!
これでもかってほど不幸体質の受けと、過去の過ちから20年、架を忘れられず謝り赦され愛されたくて頑張る受け。Aワールド好きにはたまらない。
また社会問題にも触れているので、涙なしには読めない。
最高です
ネタバレ
2024年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生のファンです。健気な美人受け、今回もあまりに可愛そうすぎて・・!攻めは後悔してるので、まあ良しとします。今回出てくる女性2人は何であんなに高飛車なのか。そんなだから攻めに相手されないんだと言いたい。
ARUKU先生の真骨頂、健気不憫受けの極み
ネタバレ
2024年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 極上の健気不憫受け、五映と、高校時代に彼をアウティングしたヒエラルキートップの天花寺。同級生の一筋縄ではいかない再会愛です。五暎は天花寺のアウティングで引き篭もり人生を決定的にされて、天花寺はぽろっとこぼした言葉が、どれ程相手を傷つけたのかをじわじわ理解する。両片想いでもあるし、執着愛、一途愛でもある。五映と天花寺の想いとは別のところでの、五映をえぐる人や出来事が出てくるのですが、それが結構グロテスク。ARUKU先生の作品に出る女子は、たいてい良くない。天花寺の元嫁と、天花寺に横恋慕する同僚の二人、このどちらもかなりの不快指数。この作品の良心や奥ゆかしさは、全て五映に持って行かれてるようです。他人を傷つける事に、微塵の呵責も無く揺るがない自分本位、逆に羨ましいかも。周囲におぞましさがある分、五暎の純粋さが強く感じられます。結構、厳しい現実と五映は戦うんですが、ARUKU先生の作品なので、ふわっとしたファンタジーっぽい雰囲気があり、読んで苦しく感じられることは無いし、少々ズレた攻めの天花寺の執念の溺愛は満足します。
五映は天花寺のアウティングをされる前から、可愛い容姿からイジメを受けており孤独でした。本人に何の非も無く、ただ可愛さが浮いていて、思春期の子供達には微妙な存在だったんだろうと想像します。その五映に、天花寺はゲイだと言ってしまった。ぽろっと。それが五映にとって間違いでなかったので、アウティング。天花寺としてはホントにぽろっと口をついてしまった、だけの事が、五映の人生を変えてしまうのだから、アウティングって怖い。悪意を持ったアウティングで無かったことが、なんか、深くて。ARUKU先生節というか、先生らしい作風ですが、イジメもアウティングも、結構深く刺さりました。
言葉を大切にする先生らしくて素敵な作品
2024年3月6日
作者様買い。元々大好きな作家様ですがこの作品でますます好きになりました。途中で胸がぎゅ~って苦しくなったりしますが、最後はちゃんと幸せにしてくれるんです。読んで良かったなぁ、何度と読み返したいなぁと思う作品でした。
全232Pとは思えない程の重厚さ‼
ネタバレ
2024年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は、元凶なのにおチャラけ感満載の天花寺(攻め)にイライラしましたが、五映(受け)同様徐々に絆されていく感じが、さすがARUKU先生だなぁと👍悪役バランスも良かったし、理不尽な悪意に晒され過ぎると自分のせいにしてしまう受けの気持ちが痛いほどよく分かり、感情移入半端なかったです😄台詞ひとつひとつ、言葉ひとつひとつがいい意味で重く、全232ページとは思えない程の重厚さを感じた作品でした‼ただ20年は長過ぎじゃない⁉
作者買いです
ネタバレ
2024年2月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回も泣けるお話でした。ストーリーの重厚さに大満足です。しんどいシーンもありましたが、ハッピーエンドでとても良かったです。
是非読んでほしい
2024年2月29日
やっぱりスゴいです先生。
心にズシンと響く感じ。
言葉は凶器です。
どんなに親しい人が相手でも言葉次第で壊れます。
身体に受ける傷より、言葉によってついた心の傷は一生癒されません。
重い……でも、美しい……!
2024年2月29日
作者買いで購入、一気読みして、うーん……

重い……

まるで心を抉られる様に、双方の痛みがじんじんと響いていて。
それでも甘くて幸せで、その両極端な感情の振れ幅が凄いのですよ。
まさにARUKUワールド!

文学的な表現も独特の絵柄も、引き込まれる世界観で大好きです。
いつもながら、美しい抒情詩の読後のような気だるい気持ちになっています。
本当に素晴らしい、ささやかな幸せに救われる一冊です。
新作♪作者様買いです!
ネタバレ
2024年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生の新作♪拝読いたしました~!
アウティング…恥ずかしながら初めて聞く言葉でした。
昔、アウティングされてしまった大学生が自ら命を絶った事件を思い出しました…無知や悪意によって発してしまった言葉が、人をここまで傷付けてしまうのは本当に怖い事です。
ARUKU先生の作品は、いつも読後に何かしら考えさせられます。
年齢設定以外は好き
ネタバレ
2024年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょうど切なくて胸が締め付けられるようなお話を読みたい気分だったので良かった。この作者様、存在は知っていたけど読むのは初めて。世界観も絵の書き方もセリフもすっごく独特だなぁ。それにしてもストーリーの構成が上手すぎる。最後まで飽きないしダレない。悪役派閥の人が何人か出てくるけど、性格が本当に終わってるから容赦なく嫌いになれる。個人的には当て馬がカッコよかった。当て馬に会いに行った時の受けの涙と答えに泣いた。一巻での満足感が小説並み。ただ36歳設定が引っかかる…36歳でこのバッグにヘアピン…。せめてあと10若くして欲しかった…。それにしても攻めはかなり不思議ちゃんだなぁ。最後まで掴みどころ無さすぎて、なんて描きにくそうなキャラなんだ…と思った。
とにかく五映くんの幸せを願いつつ読む話
2024年2月26日
作者さん買いです。今作も期待を裏切らず素晴らしいながらも読むのが苦しくなるお話でした。孤独で愛を知らないけど素直で優しい五映くんが最後にはきっと幸せになると願いながら読み…。私はあまり漫画で感動はしても泣くことはないのですが、この作者さんの作品は主人公があまりに不憫なことが多く泣いてしまいます。そこから作品に深みと共感が生まれるのだとは思いますが。ストーリーテラーとしてBLの範疇を越え素晴らしく才能のある作者さんです。
アウティングの加害者×被害者
ネタバレ
2024年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人気ジャーナリストの天花寺×滅びゆく言語の翻訳家・五映。学生時代にほのかな恋心を抱いていた天花寺から突然アウティングされて以来、息をひそめて生きてきた五映。二度と会いたくなかった憎い男は20年振りに五映の前に現れて、謝罪と共に「彼氏にしてくれ」と言い寄ってくる。どうしようもない心の傷と隔たりを抱えるいじめの加害者×被害者。不憫な主人公を描かせたら天下一品の作者さんなので、今回も五映が哀しくて辛くて、胸がぎゅっと引き絞られました。天花寺が深く考えず悪気なく口にした一言で、こんなにも五映はボロボロになって、一度壊れた心は元には戻らない。どれだけ惹かれても愛してもそれを言葉にすることが五映にはあまりに難しく、どうしたら幸せになってくれるのか、途方に暮れるような気持ちになりました。泣けた…。また女がほんっとに余計なことをして、もうぶん殴りたい。天花寺は全力で五映を愛して、世界一幸せにして、幸せになって欲しい。
うわー今回も独特な世界観だけど、泣けたー
2024年2月26日
作者買いです。
ARUKU先生には珍しく現代モノ。だけどやっぱりARUKUワールド全開でした!!
229ページもある。大ボリューム。
元同級生。いじめとアウティングが絡んだストーリー。中〜終盤泣けました。
というか当て馬が意外によくて…一瞬、そっち√も読んでみたくなりました。
切ないけどハピエンでよかった!
この世界観はARUKU先生にしか描けないですよね。
んー独特の世界観。今回の作品もよかったです。
言葉の力を。
ネタバレ
2024年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 頭の中をのぞいてみたい、毎日どのようなものをみて読んで生活していれば、触ったら壊れそうな繊細で煌めく言葉を紡げるようになるのかと知りたくてたまらない、尊敬するBL作家さんの新刊。ARUKU先生の作品は全て唄うような詩を誦じるような抑揚あるセリフとモノローグで、ひとことも読み飛ばせず、一枚一枚ページと物語を登場人物と共に噛みしめて読んでいるので、単行本一巻完結でもものすごい満足、充実感を得られます。

あり得ないような設定でファンタジーめいていても、ARUKU先生はいつもリアルの時事問題を絡めて描かれてます。
少し前には大学のアウティングがきっかけでひとが亡くなったという悲劇がリアルのニュースでもありましたよね。ネットで溢れる匿名の言葉でひともころすことができる現代だからこそ、言葉の力を作者さんは描きたかったのではないかと。
口から出た言葉の剣はもう取り返しがつかなくて、刺されたひとのこころを一生傷つけるという暴力にもなるし、その一方で、誰かに届けと投げかけてひとを救う、言葉だからできることもある。いつも読者に作品を通して話しかけてくれてる気がします。
あのことを「ちいさなひみつのせつない何か」って書けてしまう先生のこと、一生追い続けたいですし、健康でずっと描いてくださってほしい、まだ埋もれて陽の光をみない語られてない物語をこれからもたくさん掘り出して磨いて読者に見せてくださってほしいです。

ちなみに、去年くらいにXを始められたようで、先生の実存が確認できました。今までほんとうに存在していらっしゃるのかわからないほど完全に別格の神様位置だったので。。
迷っている方へ、兎に角読んで欲しい。
ネタバレ
2024年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 20年前のあと先考えずに放った一言が、こんなにも長い間2人を苦しめるなんて…。
「人の事、先の事を考えて物を言う」事の大切さを改めて考えさせられると共に、お願いだから捻れた関係が元に戻りますように…幸せな2人が見られますように…と願いながらページをめくりました。
長編小説を読んだ後の読後感と疲労感をARUKU先生の作品に感じる事が多々あります。今回も満足感と共にドッと心地良い疲れを感じました。でも、心は潤っているのです。
そして、気がつくと大号泣しながら読んでいます。
今回は、未来が明るい結末だったので読んでいるコチラも心が救われました。
※読む前に悩まれている方へ、是非読んで欲しい。そして、ARUKU先生の素晴らしさに触れて欲しい…とお節介にも思ってしまいます。
あいやーまいったよ
2024年2月25日
作中の言葉が響く刺さるの連続で、言葉の魔術師ですか先生。涙鼻水止まらないのでティッシュ必須です。いつも先生の作品はそう思うのですが、ページ数以上の読み応えを感じます。登場人物の気持ちを丁寧に言葉にされてるので、読み手もしても充分に盛り上がり、話の山場ではデッケェ感情が押し寄せます。あと私は不憫受けが好きなので余計に刺さりました。
涙が……
ネタバレ
2024年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安定のARUKU先生の新刊で、無我夢中で一気読みです。
今時のデリケートな問題や失われた国の造り込まれた世界観など、ARUKU先生の作品の奥深さにただただ震えるばかりです。
保護猫みたいに、の台詞で涙腺崩壊でした。
先生の作品が読める事に感謝したいです。
この素晴らしさを伝えられる文才が私にない
2024年2月24日
今回も素敵な素敵なお話でした。
ARUKU 先生のコミックは
なにを読んでも私の心に響く言葉が必ずあるのですが
三話目は素敵な言葉が溢れていました

五映君の可愛いキラキラな瞳を全編カラーでみたい
なんて贅沢な事を思ってしまいました
ウサギのヘアピンの可愛いこと

ラストがとてもキラキラしているように私には見えて
2人の瞳がとても綺麗でした。
私に文才がない事をとても悔やむのですが
どうしてもレビューを書きたかった!
言葉と活字が持つ力
2024年2月24日
この方のような漫画を、それもBLを描いてらっしゃる作家様はこの方以外に今存在するのだろうか。存在するならどうか教えて欲しい。この文藝小説のような言葉と活字が生命の灯火を持つような、その輝きを内包するかのような作画は。近年技能が競われるような作画による躍動感、スピード感のある画を宛てられたなら返って雑音になってしまうような気さえする。
作品舞台は現代だけれど、近現代文学の文藝小説の活字を追っているかのような内省表現と、それをより印象付けるガラス玉のような美しい登場人物の瞳は、言葉の狭間に添えられた宝石の破片のように輝く。この物語の、展開自体はそんなに度肝を抜くようなドラマではないと思うんだけど、言葉、台詞、表現方法でこんなにめろめろになって普段感想なんて滅多に書かないのに感想を投稿してしまうOTAKUを生成してしまうほど、刺さる。
ARUKU先生の作品はやはり素晴らしい
ネタバレ
2024年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生の大ファンで新刊をずっと心待ちにとても楽しみにしていました。今回に限っては、我慢して作品紹介等一切触れないようにして、真っ更な状態で読みました。
先入観のない状態でより純粋に新鮮な気持ちで、最推しであるARUKU先生の新刊を思う存分心ゆくまで楽しめるからです。

ARUKU先生の作品は誰もがほとんど気にも止めないような、日の当たらないところでひっそりと美しく清らかに咲いている、毎日を懸命に真面目に生きている美人の受けが一番に思い浮かびますが、この作品もそうです。
そしてその受けに対極するような、いつも皆の視線を独り占めにするような、受けにとっては太陽のように眩し過ぎる存在である攻めがいます。

普通は誰も気にも止めないような、繊細な部分をすくい上げるような、あまりにも深く濃く心に沁み入って来るお話に夢中になって、もう随分読み進んた気になっていたのに、まだ3話目とか驚くような圧巻の読み応えです。

可愛らしく、楽しく美しく描かれるシーンもたっぷりありますが、人間の悲哀も醜さも全て臆さず隠すことなく描いている作品だと思います。
ARUKU先生ならではの描き方で、この嘘のない表現だけでも、もはや貴重な存在だと思っています。

対して夢のあるシーンは徹底的に甘く美しく描かれていて、そこもARUKU先生の素晴らしいところで、とても惹かれます。まるで宝石のような独自の存在感のある美しく輝く瞳もとても好きです。

そして、何と言ってもARUKU先生の紡ぎ出す嘘のない言葉たちが心の奥底に深淵に、切なく強く愛おしく響くのです。

「雨傘で凌げないほどの恋」タイトル通りの素晴らしい恋です。これから何度も何度も読み返してその度ごとに感動の涙を流す作品だと思います。
ARUKU先生の作品は私にとっては読む度に感動を与えてくれる特別に大事な大事な宝物のような存在です。この作品でまた一つ宝物が増えました。

前回の作品から約一年経ってまた素晴らしい作品をいただけて嬉しいです。現在雑誌連載中の「昨日、君が死んた。」大好きな素晴らしい作品で連載を追っていますが、単行本の続刊を今か今かと待っているところです。
描かれている世界はファンタジーですが、今の世の中に通じるものがあります。ARUKU先生が読者にエールを送っている作品だと思います。この作品と同じく、とてもおすすめしたい作品です。
すごかった…
2024年2月24日
もう、ね、すごかった…が読後感です。
どうして、どうやったらこんなに孤独を表せられるのでしょうか。
どうしようもない孤独がひしひしと伝わります。
もしも、この世界に、この二人が存在したら彼らの幸せばかりを願います。
期待を裏切らない素晴らしさ
2024年2月24日
何かがめちゃくちゃ素晴らしいんだけれども、それを表現する能力が自分にないのがくやしい。とにかく読んでみればすごいのがわかるので読んでみて欲しい。ちゃんと孤独を噛み締めている人が描いた孤独感があるような感じがする。そしてとってもキラキラしている。
ARUKU先生の神表現よ
ネタバレ
2024年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 20年前の言葉に振り回される2人。クラスメイトの前で、ノリで何気なく発してしまったたった一言。でも、その罪深い一言で2人の生き方は決まってしまった。翻訳者と記者。2人とも言葉に縛られて生きていくこととなる。

でも人生って言葉の積み重ねなんだよね。架の保護猫になりたいっていう気持ちに涙腺決壊です…ARUKU先生の作品は言葉のチョイスが素晴らしくて、いつも胸を締め付けられます。お互いを思う繊細な言葉での表現が、絵がブワーっと心の中に大波を起こします。マジで先生、天才です(文才のない私の精一杯の感動表現です)。

2人が、2人で、新しい言葉を紡いでいってほしいと思います。何度も読み返して、一言一言の重みを噛み締めたい、自分も言葉を大事に生きていかねば。。そう思う作品でした。
マジで先生天才ですわ。
最高👍
2024年2月24日
最高でした。やっぱり‼ARUKUさん最高です。昨日、君が…の続き待ってたんですが、違う作品が出てたので即購入❗涙しながら読ませてもらいました。20年前からの言葉と後悔、いろいろな思いのギュッと詰まった話でした(´Д⊂ヽ
感動した!
2024年2月24日
もう本当に感動しました。作者のARUKUさんの作品を初めて購入して読みましたが内容と絵が好みすぎました!これからもARUKUさんの作品を購入していきたいと思います!
先生ワールド
2025年2月3日
aruku先生の本はほぼほぼ全部読んでて、この発売は見落としてました、すみません!
しかし、毎回読むたびに思うけど、マジでアルクワールド。どうしてこういう発想が出来るのか、展開がそうなるのか!?と毎度思う。そして受けくんはいつもだいたい薄幸なんだよね〜。そして相変わらず絵が…これは本当好みが分かれちゃうから残念な部分だな〜って思うー。
どうしても体がバラバラというか動きが固いと言うか…。それを気にしないで?読んでほしいんだがな〜みなさんに笑笑。
だから星四つというわけではない。
こう言った恋愛パターンは、先生のを何冊か読んだけど、アルク先生の中では、私が読んできた感想では「普通」だったからです。

初めての出会いが明日屋商い繁盛〜で、もうびっくり!何この展開!とにかく大好きで、なんでこんな発想出来るのか!と本当に驚いたけど、今は昨日きみが死んだ〜がとにかく好き。あんな発想出来るのは先生しかいない。
更なるアルクワールドを広げて不思議だけど楽しくも辛くも面白くも、そして魅力的な作品をまだまだ楽しみにしております!
最後まで信じきれなかった攻め…
ネタバレ
2025年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いですが、あらすじと試し読みがしんどそうだったので心に余裕がある時に読もうと思ってずっと積読してました。そして、読んだ感想やっぱりしんどかった。

ARUKU先生、推しの大好きな作家さんの1人ですが、いつも胸をチクリと刺す痛みのあるストーリーが、個人的に結構いつも以上に刺さりました。孤独死とか諸々。。

キャラはいつものように可愛い不憫受けですが、20年はちとしんど過ぎたし、いつもは絶対好きになる攻めが今作品は最後までこの男を本当に信じて良いのかと信じきれなかったという点でマイナス1つ減らしてます。すみません。
20年に渡る攻めの後悔がもっと見たかったし、その間にいくら頼まれたからって結婚するって意味分からんし、20年って攻めの力だったらもっと早く探して見つけ出せたやろって思ってしまいました。攻めが少し軽く感じてしまってハマりきれませんでした。今後、一生受けのことをデロデロに甘やかして離さない呪いをかけておきます。

ストーリーはいつも通り一気読みするくらい先が気になる展開でした。
おもしろかった!
ネタバレ
2024年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。作者様にしか出せない独特の雰囲気がやっぱりいいな~と思いました。20年前のアウティングを謝りにくる所からはじまりますが、ずっと後悔していたという割には20年は何もアクション起こさなかったのね~という所だけ少しひっかかりました。
ネタバレ
2024年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いなんですけど。めっちゃ辛い、泣いた。
途中、何度か発狂しましたよ!出てくる女性ら、必殺仕事人のごとく、ヤりましたわ!!酷い人達だったもんでಠ_ಠ
ごえい君の幸薄さがとにかくしんどい。そりゃ、あんな家庭環境、学生時代、卑屈なりますよ!自己肯定感も深海くらい低くなりますて!あんなに可愛いくて賢いのに20年、辛かったよねT^Tだからこそ、幸せになって欲しいし成るべき人です。ハル君、過去に犯した過ちをとても後悔してずっと引きずって生きてきた性根はとても良い人ですね。ハル君しかごえい君を幸せにできないのでだからこの先もずっと2人で寄り添って幸せでいて欲しいです(*´꒳`*)
う~ん、いろいろ考える
ネタバレ
2024年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 題材が重く絶対酷いことされるキャラが出てくる作品がほとんどですが、ラストの明るいキラキラに救われた。
ただ、受けキャラの体があまりにガリガリで設定からはそうだろうなとはわかっていても、見たらえちなシーンなのに辛くなった。
あまりにリアルすぎる表現なのでBLというには萌えどころがないなぁと思ってしまいました。
この先生の作品は元気な時に読まないとしばらく沈んでしまう…
苦しくなるのに読まずにはいられない
2024年10月11日
この作者さまの作品は非常に危険です。劇物です。心して読んでくださいとしか言えません。読むと心がずんと重くなり、苦しくなるのがわかっているのに読まずにはいられないのです。心に棘が刺さりじくじくとうんでいきます。
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切ない
2024年7月8日
アウティングした攻めとアウティングされた受け。ショッキングで苦しい題材に、グイグイ引き込まれました。セリフが詩的で美しいです。
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絵が
ネタバレ
2024年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーは良かった!ちょっと、ん?はところもあったけど、それより年齢のわりに顔が若すぎてビックリした笑。
すごく
2024年2月24日
絵がすごくきれいで、勝手に表紙だけ見た時は少女漫画かな?と勘違いするほどでした。内容はもちろんBLです。
好みが分かれるんじゃないかな?
2025年3月28日
評価が良いのとレビューで見て読んでみたけど、お話の設定、シュエニア語とか複雑な感じはなるほどと思うものの、天花寺の行動も意味解らないし、五映の気持ちも解らないでもないけど…でもなんか解らない…終始ついていけない感じのまま、いいと思えるところがないまま読み終わった。合わなかったみたいです。
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らしい
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生らしいセカイ系BL。個人的にマンネリ感があってこの評価。独特の言葉使いや世界観はとても好きなんですが、もう少しバラエティ豊かになってくれるとありがたい。
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いまさら謝ってもな
ネタバレ
2025年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めが大人になって反省したとしても時間が経ちすぎてるし、その間の受けのことを考えると最後ハッピーエンドだとしてもモヤモヤが残ります。攻めの行動とか考え方が突発すぎて深い愛を感じることができませんでした。この作家さんの話は同じパターンが多いけどあまりにも出来事がクソ過ぎると読後感が悪いので買おうかどうかいつも迷う。今回は読み返したい話ではないですね。
高校時代の同級 キャスターと翻訳家
ネタバレ
2025年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ まるっと表題作。高校時代 華があり 勉強も運動もできる人気者のキャスターくんの発言で さらにクラスから浮いてしまった翻訳家くん。家庭環境もよくなく 周囲は敵だらけの世界で1人暮らしていたのに。大人になり 突然キャスターくんが押しかけてきて 高校時代の贖罪をされ。身の回りの世話をやかれ 学生時代の恨み言と恋心がグルグルだけど 拒絶し続ける翻訳家くん。キャスターくんといる幸せを受け入れた頃 第三者に責められ 別の人に好意を寄せられ。やっぱり1人の世界に戻ろうとキャスターくんとの関係を断ったけど。キャスターくんが 再度気持ちを伝えてハピエンなんだと思う。
うーん。キャスターくんが終始自分勝手すぎる。勝手に事を起こし 勝手に謝り完結。離婚されたり 退職されても困る。当人同士はハピエンのようだけど 読後が悪すぎる。
人気の作者さんで 別の話も昔し読んだけど 同じような感想で。高評価なので今回はとチャレンジしたけど やっぱり合わない。すみません。
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