ネタバレ・感想ありイルカの耳骨のレビュー

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必要とは
ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初対面でお互い見えない恋におちていたはずなのに「必要」とされたいと捉えてしまうのがせつなかったです。そこは「かけがえの無い」だろうが!と。彼がすぐ玉子焼きを作るのも自分で理想のお母さんをなぞっているようでたまらない気持ちになりました。そして宝の気持ちがこれまた複雑。性愛と家族愛とが混じった自分でも処理できない何かが物語に絡み合って、読み応えが凄かったです。さすが作者さま!でした。
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作者買い
2025年4月29日
「ハレとモノノケ」「あおに鳴く」が好きすぎて作者買いしてみました。やっぱり良い……!!!灼先生の描く漫画はどれも絵とストーリーがマッチしてて二人の間にとても静かな時間が流れるんですよね。その静かな時間がとても好きです。えちもきゅん。静かなる攻めの執着も大好物なのでこの作品最高すぎました。
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めっちゃ良い!!
2025年3月23日
はぁ〜良い(余韻)。始まりは淡々と進んでいき、終わる頃には夢中になって読んでいる。こんな素晴らしいストーリーは唯一無二。読者を引き込む腕が凄い。切なくて暖かい余韻に浸れるお話でした。
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大好きです
2025年1月28日
大好きな作家さんです
この作品もとても素敵なお話でした
ところどころに前の作品と重なるカケラを見つけて
嬉しくなったりクスッと笑ってしまったり
こちらも何度も繰り返し読みます
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とっても素敵なお話です
2025年1月24日
とっても好きで、何度となく読み返している作品です。初読の時は、何だか途中から観た映画のような不思議な感じが印象的でした。千晃と浅見の関係がよく分からないのに、細部がていねいに描かれているために目が離せない。浅見目線でお話が進むので、千晃はなんとも掴みどころのない風変わりな男にみえるのですが、それがまさに叙述マジックで、後半を本当に面白くしています。自分の独りよがりに気づいた後の千晃がかっこよくて、健気で可愛い浅見と共に本当に大好き。宝くんの存在が本作をさらに面白くも唯一無二にもしていて、またこの子が不憫可愛くて…。もっと読まれていてもいい、とっても素敵な作品です!
不思議な魅力のある作品だった
ネタバレ
2025年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 耳骨とか、甘い卵焼きとか、激辛煮ぼうとうとか、緑色の傘とか、なんか魅力的な物で内容が鮮やかに感じました。
なんとも不思議な空気が漂う良い作品だと思う。
良かった
ネタバレ
2025年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何かの診断でオススメされたので購入してみました。
途中攻めの気持ちが分かりづらかったですが、両想いだったようで良かったです。読み返してみると、所々に攻めの気持ちか散りばめられていました。
素晴らしくて、胸がいっぱい
ネタバレ
2025年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無欲だと言われる千晃と、常に誰かのために何かしらしている浅見。イルカの耳骨探しという印象的な冒頭からの、見えているようでなかなか見えて来ない、二人の関係。

幸運のお守りだという耳骨探しはバイト先の少年・宝のためで、その宝を含めた千晃と浅見の物語です。何だかとてもきれいなものを見ていたような気分。もっと味わいたくて読み返しても、ページをめくる手が止まってしまう。きっと、ゆっくり咀嚼した方がよい作品なのでしょう。

口数が多いとはいえない千晃の、印象に残る言葉たち。行き過ぎた奉仕は不健全な面があるもので、ありのままでいることへの否定にも繋がります。欲がないと言われる千晃が浅見から受け取るものは、いつでも「役に立つもの」ではなく「嬉しい」もの。痛みすらも心地良いような、不思議な魅力のある作品です。

終盤の海で二人が語るシーンは、美しくて切なくて、何だかもう胸がいっぱい。とても素敵な作品です。おすすめ!
相変わらず良い
ネタバレ
2025年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつも、じんわりくる言葉運びで、とても好きです。
それにしても、ローテンション千晃が、まさかあんなに情熱的だったとは…
よかったです
2024年12月31日
作者さん買いです。
が、作品によって合う合わないがあるのですが、本作はすごく好きでした。
私の中であおに鳴くのイメージが強いままなので、タイトルや表紙からファンタジーかなとおもっていたら、地に足のついた三角関係ストーリーでした。

直接的ではなくて人魚や耳骨、貝を通した心理描写から伝わる不安や優しさがとてもすてきです。

あらすじだけを乱暴に拾えば、自身の中の不安とお互いの距離感を見計らうような三角関係でしかない。でも、灼先生の作品からしか補給できないものがあるんですよね。
それのいっぱい詰まったお話でした。おすすめです。
作者買いです
2024年12月31日
灼先生の本は何を買ってもまちがいないです!今回も作者買いで購入しましたがとてもおもしろかったです。穏やかなストーリーでいやされました。
ちょっと
ネタバレ
2024年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ よく消化できない部分あれど、2周目したらちゃんとわかりそうなのでそこはおっけー!思った以上にしっかり思われてるからね、よかったね、、、
いいね
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よかった
ネタバレ
2024年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 奉仕することで自分の価値を見出だすことができる、そんな主人公のお話。幼いときのトラウマってずっと残りますね。つらい。自分のしたいことも言えるように素敵な関係が続きますように。
記憶を消して読み直したいー😩📚↩
2024年12月8日
★10個以上です‼
昨日から3回は読み返してます。
どうしてレビューを熟読してしまったの…私は…😩

何も知識入れないで読んだほうが絶対面白いと思いました。これからポチる人(攻め好きなら尚更)が羨ましい。

試し読み増量の時にお気に入り登録して、30%オフクーポンが出たので購入。
3話の扉絵、3人見開きページ大っ好き😍
あと、あのセリフ…プロポーズだと思う。しびれた。
しばらくリピート読みします。沼だわ。
星は落ちなくていい
ネタバレ
2024年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ この言い回しが素敵だなと思っていたら、千晃なりの告白だった。灼さんの作品の言葉はストレートではないけれど心にずっしりと響きます。千晃が耳骨を探していたのはその縛りから解いてあげようという優しさだった。宝の気持ちも浅見の気持ちもひしひしと伝わってきて切ない。宝が卵焼きを拒否するところと貝殻を見つめるシーンは泣いてしまいました。前を向いていこう。きっと浅見と千晃は大丈夫。浅見の全てを連れていってほしい!最後にあの願いを持ってくるところも、さすがだなと思いました。灼先生の作品と一生添い遂げたいです。宝のこれからもとても気になるので、ぜひ続編期待してます!!!
罪深い
ネタバレ
2024年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親は自分の言葉がどのように子どもに影響を与えるか、あまり考えていないのかもしれない。
この物語に出てくる主人公の母親も、当時は精一杯だったのだとは思うけど…結局、離婚して子どもを置いていった。

役に立たなければ意味がない、それによる利他への奉仕癖。子どものときに知り合った宝も、母親が出ていき、イルカの耳骨を得ることで、願いが叶い、母が戻ると思っていた。

宝に感情移入し同化する浅見。宝の世話をやき、宝の役に立つことで自分を保ち。
大学で知り合った無欲に見える千晃とセフ レ状態だったが、千晃は浅見に願いを言わせようとする。

宝の浅見への思いは、家族以上だと思う。たぶを。母親的な、今度はいなくならない人だと。

浅見は、千晃が好きだが、千晃はそうでないと思っている。差し出すことはできても、受け取ることができない浅見。千晃は、浅見が好きだ。言葉と熱量が足りないように見えるけど(笑)

意外に、千晃の独占欲、占有欲は強い。
それが、浅見を救った。

灼先生の静かだけど、気持ちが忙しい、そしてこちらに訴えかける話、好きだな。
でも、エチはあるんですよ(笑)
幸運のお守り
ネタバレ
2024年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ イルカの耳骨が幸運のお守りとはこの作品で知りました。
ある男のために耳骨を探す男はまた別の男に見守られていた。
灼先生の久しぶりの新刊でとても楽しみにしていましたがレビューは遅れました。
作品の醸し出す何とも言えない空気感、感性が先生ならではで圧倒されます。
読後感も良くこの物語の世界に暫く浸っていたいと思う出逢えて良かった素晴らしい作品です。
君の星になりたかった
ネタバレ
2024年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初っ端から萌語りなんですが、宝さんかなり好きなクソガキで最高でした…。あまりにも前途が眩しい子どもすぎてめちゃくちゃときめいてしまった。絶対これから自立して自分の可能性切り開いてくバチ強大人になるじゃん、メロ…。アイドルとかになってたら推しちゃうかもしれないです。
恋焦がれると言いますが、恋の感情というのは往々にして望みが混じるものだと思います。相手にこうしてほしい、こうされたい、こうであってほしい、など。相手に求める感情の根本を恋と呼ぶかどうかは、もっと違う点で判断されるのでしょうけど、焦がれるほどの情を描き分け、人物ごとに様々な視点とアプローチで表現されているのは、本当にすごい。この作品を読んでいて一番楽しかったのは、三者三様の感情が、漫画ならではの表現で描かれているところです。文字だけ、絵だけだったら、こう鮮やかにはいかなかったでしょう。
一番根本の願望をストレートに言えないから、恋ってもどかしくて切ないんですよね!星になんか願わなくても目の前の相手に言…えない!浅見さんの願いが健気で可愛くて、恋が溢れていて、悶えました。千晃さん…千晃さん〜〜〜〜〜〜;;千晃さんありがとう、最初無キャじゃんとか思っててごめんなさい、スパダリですよこの攻めさん。千晃さんの一途さも本当にきゅんでした、一生一緒にいてくれや…。
ストーリーがすごい
ネタバレ
2024年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ しっかり読めます。心理描写すごいです。言葉足らずですれ違うのがつらい。簡単にいえばやきもちのようなものだけど、主人公の奉仕癖をやめさせたい、そんなんなくてもいるだけで満足って最初から攻めは言ってるんですよね。過去とかいろいろ乗り越えて思いが通じ合ってよかった。その過程をしっかり楽しめます。
役に立ちたい
ネタバレ
2024年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 存在意義を求めすぎた浅見くん。そんな彼を見守っている千晃。人の役に立つ自分でなくちゃと。そう決めてしまっていた浅見。それを見ていて覆したい千晃。大丈夫なんだ。役に立つとか立たないとか。人はそういうものじゃないよと教えていく。宝にもそれに乗っかりすぎたとチクチクしたり。千晃、カッコいい。続き、あればいいなぁ。やっぱり灼先生の作品はよき!
いらない子になりたくない二人
ネタバレ
2024年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ セ友の攻め石ノ森を無欲な男だと、受けの浅見目線で語られていきます。彼は食べることさえ忘れてしまうくらいの無欲だから自分がすべて世話してあげないと。浅見を通して物語を読まされているので最初は石ノ森をそっけない男だと思いますが、年下の幼馴染の宝が絡んでくる頃から様子が変だなと。

石ノ森は表現足らずなところはあるが、決して無欲ではなかった。浅見の利他的なところにつけ入りたくなかった、彼の純粋な願いを聞いてあげたかった。願うことをさせてあげたかった。石ノ森の愛に気づかされたときに、浅見も読み手も詰まらされます。

宝から浅見を開放してあげたい石ノ森。
突き詰めれば、浅見は宝を甘やかすこと、寄り添うで幼い日の自分を癒してあげていたのではないか。
浅見も宝も自分の価値を知りたくて、いらない子供になりたくなくて、浅見は人に奉仕することで、宝は奉仕されることで自身を価値を見出していた。とても悲しい物語でした。
しっかりと、身も心も抱きしめてくれた石ノ森。
最高…!
2024年10月14日
作者買いです。今回ももの凄く沁みました。ストーリーの展開、ラストシーン、そしてこの読後の多幸感。キレイにまとまっている為、完結してる感じが強いけれど、続編がどう展開して行くか楽しみだし、是非読んでみたいです!
読了後の…
2024年10月8日
幸福感がすごいです…。作中「これはどういうことだろう?」と思っていた点が回収されていくたび胸が踊りました。この作者さんには独特の味があり、他の作品もですが読み手の読解力が無ければ正確に捉えるのが難しい部分があるように思います(私が捉えられているかは別として)。また敢えて分かりにくい表現や最終的に分からないまま残す点は、読者をいい意味でモヤモヤさせて、これはこうだったのかな、これはどうなったんだろう…などと想像を掻き立てられます。作中から感じられる静寂や空気感、とにもかくにも一度読んで感じてみていただきたいです。私は灼ワールドたいへん好物です。ありがとうございました!
灼先生ワールド
2024年10月5日
最高です!独特の言い回し?言葉選び?とかホント好きです。浅見って苗字ですよね?千晃は名前?2人の氏名出てきました?と、そこがちょっぴり気になるところではありましたが(読み返すと、千晃の苗字は出てきてました)、なんのその!灼先生の作品は全部読んでいますが、本作品ももれなくめちゃ面白かったです☆
再読して理解
ネタバレ
2024年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買い。いまだに物議を醸してる衝撃作「あおに鳴く」(大好き)と「ハレとモノノケ」(これも好き)の作者さんの数年振りの新刊で、タイトルが独特の静寂な雰囲気満載の「イルカの耳骨」、期待して読みました。
一読して、難しいと感じてしまった。。レビュー読んで、再読して、ようやく攻めくんと幼なじみくんの気持ちがわかった。最初から三角関係だったのね。。
このわかりにくさは、作者さんは作中で、ほんとにその場で起こったような会話を描き回想をして、大事なところをあまり説明しない作風なので、この作品では大学生の受けくん視点で話が進むから、この大学生くんが気づいてないことは読者の私にも気づきにくかったんだと思う。でもやっぱり表情に出にくい攻めくんわかりにくいよ〜私はもっとストレートなひとが好きだよーー(これは単に私の趣味)
作者さんの作品初めて読むなら、この作品じゃない方がいいかも。灼先生の作風に慣れてるファンの方向きとみた。
独特の分かりにくさが癖になる
2024年9月28日
過去のトラウマから人に尽くしすぎてしまう浅見と、飯を食べることすら忘れる無欲な千晃。メインキャラ二人のこのバランスが絶妙だと思った。
そして物語の省き方然り、絶妙に伏せられていて好き。分かりやすいセリフの言い回しではなかったり、それぞれの性的指向に特に触れることもなければ、千晃がなぜ浅見に惹かれたかについても描き下ろしで初めて登場するくらい、多くを語らない。それが作者様のスタイルっぽくて個人的には大変好きだった。独特分かりにくさが癖になる。作品全体的にごちゃごちゃしていなくて静けさがあり、ミステリアスな感じが漂っていて、不思議な感覚になる(同じ作者様の「あおに鳴く」も同じ感覚になった)。
そして何より「無欲な人の執着」ってたまらない…。「耳骨をちょうだい」ってセリフ、すごいなぁ…と感動した。一生愛してるとかより強烈、愛が重くて深い。面白かった。
作者買いなのです
2024年9月22日
灼先生のお話は人間の心の機微とか、上手に描かれていると思います。作者買いしているのですが、また別のお話もリピート読みしようと思います。ほんと素敵。
灼先生、、、
2024年9月22日
これはBL とかどうでもいい気がする。
人が人を人として認識してその人がどういう人かわかった上で愛するそういう話だと思う
純漫画というジャンル
胸がギューってなります…
ネタバレ
2024年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな、とても楽しみにしていた灼先生の新刊…めちゃくちゃ好きです。今までの作品ももちろん好きなのですが、更に“好き”を更新されちゃいました。先生の作品って、いつも、心地良い、適度な『余白』がありますよね。読み手を信じてくださっているのか、作品の力を信じているのか...映画を見ているような、小説を読んでいるような、そんな奥行きさえ感じます。『余白』の向こう側を読み取るのが少し難しいけど(←私が未熟者だからです)、だからこそ、一ミリでも多く感じ取りたい、と一生懸命読ませていただきました。
読み終わった後、幸せで、でもなんだか切なくて...胸がギューっとなりました。じんわり涙が溢れました。
執着と願いの境界線って、どこなのでしょう?願いだけでなく、執着も人を生かしうる存在なのでしょうか?そんな風に、人生についても考えさせられるような深いお話です。
すみません、言葉では到底説明しきれないのですが…とにかく良いです。まずは読んで下さい(笑)
一見、無欲(無気力)に見えた攻め君が、とんでもない執着攻だったことが判明した時、私は心のなかでガッツポーズをしました(笑)
無欲な男の執着攻め……!
ネタバレ
2024年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんだったんですが、めっっっっ…………ッッッちゃくちゃよかったです……!!!!!!!
無欲というかすべてのものに無頓着な攻めの千晃が最初はちょっと変なのかな?と思ってたんですが受けの浅見の異常ともいえる世話焼きっぷりが徐々に際立ってきて、幼馴染の宝くんとの関係含めて浅見のこれまでの生い立ちのせいでかけられた呪いを千晃がといてあげる物語なのかも……と思いました。

ところでその…………あの………………千晃いい男すぎない???
え?ムチャクチャいい男だよね???浅見の異様な“奉仕癖”を見抜いて忠告したり、何もしなくてもあなたは愛されてるしそこにいていい、って伝えてくれるのとか、え?なに?自己肯定感ゲキ低の浅見をまるっと不思議なやわらかさで包んであげる千晃、ムチャクチャ良い……良いですすごく……攻め厨の私はあまりの良さに震えてます……。確かに変人ではあるから言葉が足りないところとかはあるけど、それにしても浅見に対する愛情とか執着が素晴らしくてですね……。
浅見は気づいてないけど浅見に対してはメチャクチャな熱を持って接してるんですよね。浅見は千晃の琴線に触れるもの探してるけど、浅見、アンタだよ……気づきなさい……!!!
あとしっかり浅見を自分のものにしたい欲があるので宝くんが浅見に半ば依存してるのも見抜いてて、そこを断ち切ろうとするのもよかったです。

宝くんもねーーーよかったです。浅見に対して恋愛とか親愛とかすべてを含んだじっとりとした愛情を抱えててね……まだ高校生だからね、拗らせる前に整理つけられそうでよかったね。

ほんで浅見もねーーー千晃の根気強い対話?によりワガママを少しずつ言えるようになってよかったよね……一生かけて“ただそこにいるだけでいい”って自分で自分を認めてあげられるようになってほしいです。

あと最後に言いたいんですけど…………、千晃が浅見について「イン乱」と評していたことについて、もっと、その、教えて!?!?どこらへんを見て!?!どんなことしたの!?!?濡れ場見る限り確かに涼しい顔してムチャクチャエッチなことしてそうとは思ったけど!?!?どんな、どんなこと!?!詳しく、教えてほしいなぁ!?!?!お願いしますよぉ!!

はあ、言いたいこと全部言えました。ぜひ皆さん読んでください特に攻め厨……新たな執着攻めの形を見た気がします。
ありがとうございます
2024年9月17日
好きだとわかっていました。宝物したい 物語です。無事昇天いたしました。灼先生、いつも素敵な漫画をありがとう。
試し読みで堕ちました…😩
ネタバレ
2024年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の新刊と知って試し読み。
の中で「今日ヤンの?」のセリフから、相手との物理的な距離と場の空気に…あれ2人は恋人同士じゃない?と。じゃぁ、どんな素をさらけ出して抱き合ってるんだろうと気になって読んでみました。

千晃×浅見の物語。ネタバレしてます。


千晃がいつ浅見を性的な目で意識し出したのかを探しながら読みました。そして何となく千晃の想い方はこんなかな?と思ってからは、初めて2人がそうなった時、どんな気持ちで浅見に「口でして」…と言ったのだろうかと。と同時にその時の浅見の気持ちはどうだったんだろう…?と。”そこ”がいちばんの、1番の萌えの燃え所で😩

千晃が先にそうなったからそうなったんだろうか?、また浅見もその時そうなっていたのだろうか?と。彼はヘテロだったかもなのに千晃のそうなっているのを見て、彼の生い立ちから満足して貰おうと…めちゃくちゃ頑張ったのが2人の初めてだったのだとしたら。それなら千晃は浅見の無意識な自己犠牲的奉仕を彼自身に認識してもらって、そこから…なのだろうなと。
千晃自身、そんな浅見の過去を知る前に「口で…」と言った関係の始まり方には、本人反省したのかなと…ふむふむしながら読みました。

イルカ同士その特殊な聴覚から、めちゃくちゃ離れていてもコミュニケーションがとれ、その耳骨の化石を見つけられたらそれは奇跡。それを幼馴染の宝にと探す浅見の姿は、彼自身変わらないものを求めている様で。なのに人魚の様に消えた方が…と言ったりする浅見(いけない自己犠牲)
レアな魚の骨探しからは、それでもやっぱり奇跡を探しているみたいで。そんな浅見を見つめる千晃が尊くて、その時の背景描画から感じる空気感はめちゃくちゃ浅見を想っているなと感じたり。だからか最後のあのコマには、もう、やられました。可愛い😩。

願って良いのなら…千晃は自分を律していて、浅見に怖がられない様にと。そのタガが外れてめちゃくちゃ浅見を求める、求められてしまった編が読みたいです😩 +(まだある)「口で…」までの始まりから終わりまでも宜しく頼めるなら宜しくお願いします💦
わぁ〜最高傑作案件じゃん!
2024年9月15日
初作家様だったので、購入躊躇ったんですが、レビューに押されまして拝読。結果、よかったよね〜、静かにメラメラ燃えて、萌えて、燃えて。はぁ〜2週目行きますんで、あとはみなさんご自身で楽しんでみて下さい。
胸熱供給過多!
ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様レビューありがとうございます!久々の灼先生、キュンキュンのギュウギュウが供給過多でした!宝くんの幸せを祈る!
良すぎて泣いた
2024年9月15日
ストーリー展開が素晴らしかったし、思わず泣いてしまった。幸せになってくれいっぱい。迷っているならぜひ手に取って見てほしい。愛してるからこそ必要としてるんだなとしみじみした。最高でした。海行きたくなった。
灼先生ありがとうございます
2024年9月14日
灼先生のお久しぶりの新刊めちゃくちゃ楽しみにしてました。両片想いの拗らせ愛。灼先生のお話は本当に奥行がありなんとも心に沁みるストーリーで大好きです。そしていつも学びが多い。素晴らしいお話です。全員が焦れったくも思い合っていて、時折胸がキュッと苦しくなりますね。いい意味で。傍から見れば矢印の方向が分かりやすいのに、それに気づいていないのは主人公の受け浅見くんだけ。そういう部分が鈍感ですれ違っててかわいらしかったです。そして1番拗らせてる(当て馬...と位置づけてはいけない輝きを魅せる彼!)宝が最高に好きでした。ああ、愛おしい。。カバー下の2人のやり取りめちゃくちゃ良きでした。灼先生ありがとうございます。
うっわーーー!!!!!
2024年9月13日
今回の灼先生の最新作、すっっっっごくよかった!!!
ここ最近読んだ新作BLの中では一番の大ヒット。灼先生の作品は全部好きだけど、その中でも一番好き。

なにかと世話焼きな大学生の浅見と、何に対しても欲がない千晃の物語――。

灼先生というと美しい作画のイメージがあったけど、今回はとにかくストーリーが素晴らしかった。
一人の青年を中心に、二つの愛の形が描かれています。
その二つの愛が対比され、ぶつかり、昇華してゆく。

序盤から登場人物がみんな魅力的で、目が離せなくなりました。
特に浅見と千晃の関係がすごくよかった。ずっとギュンギュンしまくり…。
すごくいい二人だなと思いながら読んでいたら、後半からすごかった。
周到に張られた伏線が次々回収されてゆき、ラストシーンは胸がぶわっと熱くなるような、彼らの幸せを願わずにはいられないような、本当に素敵なラスト。

帯にある「お願い 言ってごらん」…その言葉の意味と深さに、胸がぎゅっとなる。
絵、ストーリー、読後感…パーフェクト。とても美しい物語でした。
灼先生の今回の新作、ものすごくいいですよ。超おススメです
ちょっと泣いた。孤独と執着全216ページ
2024年9月13日
人の役立つことで孤独を埋める、、なんか分かる。
人の心理を上手く描いてある作品。
ちょっと感情移入して泣いてしまった!
感動するけどキュンもあって可愛いし、大好きな一冊になりました。
もっともっとイチャイチャ見たかったのが本音だけど
イルカの骨見つかるといいなぁ。
それまで海デート楽しんでほしいなぁ。
それよりもって言ったらあれだけど宝くん幸せになってほしい。
宝くん可愛いしスピン出てほしいなあ、なんて、
言い意味で一冊では物足りない。そんな作品でした。
全216ページのボリューム100点満点
面白かったです!
待望の新作どすー!!
2024年9月13日
えっ!?まさかのレビュー第1号とは光栄です....!今回の作品は、主人公に対する関係性が対極の2人が絡み合うことで、主人公の想い人の姿勢や思想がさらに際立つ形で描かれているように思いました。宝くんは当て馬ではなく、それまでの主人公が自身の心の傷を投影し、さらには彼の役に立つことで安心を得られる存在、生かしてくれる存在だったのでしょうが、それを宝くんもわかっていたからお願いをし続けていたのかなと...料理をする主人公に宝くんが「手伝う」と申し出たけど断られちゃって、それに対する反応をみる限り宝くんはそんな関係性を変えたかったのではと思ってみたり......

しかし先生の作品には毎度ほんっっとに....こちらの読解力を試されますなぁ!もう、一休さんを召喚したくなるわけですよ「このとんちの効いた返しはつまりどういうことですかね?!」と....!ここぞという大事なシーンなのにスッと理解できない歯痒さ!読み直してもまだ理解できない自分への苛立ち!これってきっと、登場人物の彼らが当たり前のものとして備えている感覚や価値観を私めが持ってないからなんだろうなと...漫画を通して未知の世界に誘われたのだという、この作品の尊さを噛み締めています。

こんな状態の自分でも最後まで楽しく拝読できるのは、ストレートな表現で恐縮ですが先生の作品の登場人物がみな圧倒的に顔(表情)が良いからなのだと感じます。
過去作品もまた読ませていただきます。
おもしろい
2025年5月8日
静かで淡々としてて、何となく読んでしまう。
はっとするような、ぐっと来るような、何かがあるわけではないけれど、気づいたら読み進めていて、するするするっと興味を持っていかれたような。
無料分しか読んでないけれど、もうちょっと読みたいなぁ。
導入としては素晴らしい。絵もきれい。
縁があればまた。
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一生懸命に好かれようとする可愛さと切なさ
ネタバレ
2025年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生の浅見は、教室に忘れた傘を取りに戻って千晃と知り合います。浅見を誰か知らないままに傘が持ち去られないように見張ってくれていた千晃は、面倒だと食事も抜いてしまうような驚くほど無欲な青年でした。一方、幼い頃に母親が出て行ったのは自分が役に立たないからと刻まれてしまった浅見は極端に自己肯定感が低く、常に「役に立たなければ」という強迫観念に囚われています。バイト先の洋食屋の親子も母親がおらず、浅見は高校生の息子•宝の寂しさがわかるだけに必要以上に世話を焼いています。まだ小学生だった宝が、願いが叶うというイルカの耳骨を泣きながら探していた時から、浅見はずっと宝のためにイルカの耳骨を探し続けているのでした。浅見と千晃は身体の関係はあるものの、千晃と本当に付き合っているのか自信の無い浅見はいつも不安です。千晃もまた、他人のこと、特に宝のことばかり気にかける浅見の「役に立たなければ存在価値が無い」という呪縛を解きたいと考えているのでした。千晃、浅見、宝の関係が曖昧なまま話が進んでゆくのでちょっとわかりにくかったです。海の貝殻や魚の骨、キャンプ場の流れ星など願いを叶える様々なアイテムが登場します。冷蔵庫の中でシンと冷えているすべすべのウミウサギの貝殻みたいに静かなお話でした。
きゅうっとくる…
2024年11月21日
試し読みまでですが、もうすでに切なくて大変…。曖昧な関係の相手に必要とされたくて、でもそれを言って現実を突きつけられるのも怖くってがんじがらめな主人公が不器用で応援したくなります。
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大好きな
ネタバレ
2024年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんですがこれは今までの作品中で一番難解でした。宝の気持ちが一番難しい。寝ている浅見にキスしようとしてできなかったのは浅見が言うように欲情してないからなのか(彼女もいるし)、でも浅見を取られたくなくて千晃とやってることを責め立て取られるなら自分がそうすればいいと思ってあの行動なのか。宝と浅見の共依存的連帯感は2人双方がもう少しお互いの手を離さなければいけない(完全になくさなければいけないものでもないと思う)というのを千晃が気づいて少しづつしかし割と無遠慮に(言葉少なく実行型でいきなり核心に切り込んでくる)踏み込んでくる様は宝にはかなり脅威だったと思う。浅見には無欲に見えていた千晃が実はそうでもなく、浅見のことが大好きなのがわかって良かったけど、それが出てくるのが遅い!!そんでもっと浅見のこと好き好きしてるところ(別にえっちじゃなくていい)を初めからもっと見たかった!そうだな、全体的にちょっとラブ成分が足りなかった。
宝くん謎多め?
ネタバレ
2024年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。
灼先生は相変わらず読み手を惹きつけるように描くのがお上手だなぁと思いながら読んでおりました。

話の流れやキャラクターなどは凄く好きなのですが、一人一人のキャラの謎が少し多すぎるように感じました。特に宝くんです。個人的に宝くんのビジュアルや性格が凄く刺さったということもあり、もう少し触れてほしかった、幸せになってほしかったと感じました…。宝くんと浅見くんは恋というよりも依存関係に近かった…、というのは読んでいて少し伝わってきたのですがその後は千晃くんと浅見くんの話に流れてしまったので結局のところ宝くんが救われたのかなど詳しい宝の話はよく分かりませんでした。
あと、最後の最後で仲直りらしき事ができた、という描写はありました。けど、その続きがほしいなぁ、宝くんはそれで幸せなのかなぁ…となんだか不思議な感情に陥りました。

とはいえ、描写一つ一つ丁寧に描かれており、お話の雰囲気などは唯一無二でとても良かったので少しでも気になっている方にはぜひおすすめしたいです。
作者買い
2024年12月29日
「あおに〜」が良かったので購入したけど...もう少し深掘りで読んでみたかった...少し物足りない読後感でした。
いいね
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うーん
ネタバレ
2024年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ こういうのをお好きな方もおられるとは思うけど、どうもしっくりこなかったです。
まず登場人物の相関関係がずっとよくわからず。
あれだけ無感動無関心にしか見せてなかった攻めが終盤に急にデレ始めたのもなんでかよくわからず。
キスくらい最初からしててもよかったよね?
あれだけ伝える努力を拒む必要あったんだろうか。
そしてよくわからん人物のもう一人の宝くん、受けに恋愛感情持ってるのに彼女がいるのはあかんのと違う?そして決別しようとしてあんな行動に出た割にまたすぐ呼び出してるのは何故?
多分、私が鈍いんだとは思うんですが、わかったようなわからんようなお話で☆3ごめんなさい。
個人的にはあんまりでした。
2025年2月16日
コマ割りや絵は読みやすいと思いました。
個人的にキャラクターが好みではなくて話に入り込めませんでした。
いいね
0件
キャラ設定は好きですが…
ネタバレ
2024年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 灼先生の漫画はどれも大好きなのですが、これはあまり刺さらなかったです。終始ふわふわしてるような感じで…
描き下ろしで少しだけ補完されてましたが、くっつく前に、本編に千晃視点があったらよかったな~と感じました。欲がない男が相手にだけ欲深くなる…とても美味しい設定なので、浅見に対してどう考えているのかもっと知りたかったです。
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作家名:
ジャンル: BLマンガ
出版社: 一迅社