ネタバレ・感想あり主人公にはなれないけどのレビュー

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試し読みで
ネタバレ
2025年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は誰と誰の恋愛なんだろうって試し読みでわからなくて、最初買うの迷ってたけど実際読んだらでてくるメインの5人全員好き・・・。
ほんと読んでてしんどかったけど海斗たちが幸せになれそうで良かった。てか付き合ってから社会人になるまでもめっちゃ読みたいです!!!
あと有島さんといちかちゃんいなかったらあの二人は上手くくっつかなかったんじゃないかなって思うくらい良いキャラしてました。
涼くんはどっちかっていうと当て馬というかミスリード役的な部分もあったけど、人懐こい、でかい、かっこいい、剣道やってる男前って感じで好感しかなかった。後日談でいちかちゃんと一緒にカフェに来てたけどお付き合いしてるのか、友達として長続きしてるのかまでははっきりしてなかったなぁ。
涼くん見た目も中身もドストライクなのでいちかちゃんとお付き合いしない未来ならスピンオフやってほしい・・・
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有島さんよ
ネタバレ
2025年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の2人より、有島さんの最後の妄想?「もし、同じ高校生だったら…」のシーンに全てを持ってかれた。誰よりも大人で、でも心は正直で、その恋心の治め方もわかっててと切なすぎるよ。いつか運命の人と出会って幸せになって欲しい。
続きがほしい
2025年7月16日
月刊から追っていてついに単行本🙏
とても好きな作品 とにかく皆さんいい人だらけ
続きほしいなぁと思ってます
電子限定で何かありそうなのでそちらに期待して今は待ってみます
片想い
ネタバレ
2025年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃ苦しくて、でも最後はとてもきらきらと温かい気持ちになれました。
文哉の片想いは本当に切なかったです。海斗といることで自分は幸せになれないとわかっていながらも海斗しか好きになれないんですよね。そんな文哉が健気で一途でとても魅力的に思えました。だからこそ報われて嬉しかったです。海斗は未熟な部分があって、でもこれから頑張ろうとしているのが伝わってきて最後には応援したくなるキャラクターになりました。
有島さんは本当に幸せになってほしいとしか……。最後のモノローグは涙無しには見られませんでした。
恋とはなにか愛とはなにかを考えさせられるとても素敵な作品です。
絡みあった恋愛群像劇
ネタバレ
2025年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 諸々含めて300ページ超えの、登場人物5人を巡る片想い。
桃子すいか先生のやわらかいタッチで、しんどい恋が優しく誠実に語られていきます。
誰と誰がどうなるかのネタバレは、知らない方が断然、結末の温かさに感動すると思います。

祖父の喫茶店を手伝う大学生の文哉くんには、人生の宝物のような幼馴染が二人いる。可愛くて聡明でパキパキとした女の子の一花ちゃんと、身体だけの相手が絶えなかったイケメンモテ男の海斗。文哉くんは人のことをよく見て、よく気が付くタイプの優しい男の子。三人とも、相手との関係を大切にしてきたことが分かる、とても素敵な幼馴染。
そこへ加わるのは、海斗が大学で知り合った明るくて気のいい先輩の諒くんと、喫茶店常連で建築士の有島さん。有島さんは学生たちと比べて少し大人な分、言葉掛けが優しく、分別と良識のある頼れる男性。いつでも文哉くんのことを気にかけてくれる、心の大きなひと。

胸がぐちゃぐちゃになるような恋愛は、物語として読むのにもエネルギーがいる。でも読み始めたらあっという間。一花ちゃんの視点回では各々の人物像がその解像度をぐんとあげ、また、有島さんの立ち位置的な切なさと想いを感じる場面では、グッと物語に深みが帯びた。それぞれの片想いが絡み合うさまに、ぐんぐんと引き込まれていってしまった。ひとりひとりの感情がとても丁寧に描かれているので、それはもう、表紙の三人の、誰が主人公でもおかしくないと思えるほどに。

育ってきた環境が与える影響は誰にとっても大きく、愛にまつわるそれらは時に呪いのように纏わりついてくる。優しいだけではない恋愛の側面と、しんどい内容にたまらず涙する場面もありましたが、後味が優しく爽やかなのは、この作者さまならでは。
読み応えのある、温かい、愛のあふれる作品です。そしてあのカットから始まる、描き下ろしが秀逸。おすすめ!

※番外編読切が7/18に配信。こんなに早くその後が見られて、とても嬉しい!
大好きな新作!5人の優しい群像恋愛劇
ネタバレ
2025年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神本棚行き。
ずっと応援してる大大大好きな、すいか先生の新刊です。忙しい時には読めないな、大事に読みたいなと新刊予約したのに積読でした。ようやく読めた。。。
306ページでこのお値段は絶対お得。
テーマは地獄の片想い、だそうで、表紙は3人だけど実際は5人いる、カフェが舞台の全員一方通行の五角関係群像恋愛話(4男、1女)。こういうの大好物ですよ〜。
ただ、ひとり、とぼけたヤリチ◯はいるけど、なぜか全員爽やかなのは一方通行だからなのか、すいか先生マジックなのか。。Xの発言や作風から、すいか先生は、絶対に温かく優しくて思いやりのある方だと確信してるので、すいか先生が描けばキツい悲しいドロドロのお話にはならないのよ〜。ふんわりと温かくしてて、だけど恋はしんどいっていうお話よ、だってみんな一方通行なんだもの。
あー、すいか先生の作品もっと読まれてほしいなーーー。全てどこまでも丁寧な心情描写の名手でBL界の良心よ。いうならBL漫画を描く、少女漫画大御所の谷◯史子先生っぽい。谷◯先生購買層を全員こちらに引っ張ってこれないものだろうか。。。

追記)
電子限定番外編その後の初めてのいちゃいちゃが35ページ200ポイントで読める!!!ヤバい!!!!本編に収録されてないから、この番外編すぐ買って読んで!!!!
あーーー幸せになった。ありがとう作者さま!!!!!
続編お願いします!片思いってさぁぁぁぁあ
ネタバレ
2025年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きです。ここの喫茶店行きてえ。コーヒー飲みながら見守りてえ。幼なじみ3人とその友人と馴染み客。
なんなんすか。恋とか愛とか、、大人になって思うのは
後悔しないための素直さを持てと。それさえあれば泣。
今回イケメン当て馬になった彼の続編をぜひお願いします!待ってます!
愛についてのお話
ネタバレ
2025年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の海斗に長年片思いしている文哉。親の奔放な男女関係のせいで恋愛にいいイメージがなく恋を信じられない海斗。恋愛がちょっと苦手な一花。文哉のおじいちゃんが営んでいる喫茶店の常連、有島さん。海斗と一花の大学の先輩で剣道部の陽キャの諒くん。
みんな一方通行の片思いで、切なかった。とくに文哉は、色々考えて先回って気づいてしまうタイプなのか、おばあちゃんの介護の事とか、小さい兄弟のこと、家のことで一浪したとか、海斗に対してもなかなか片思いを拗らせてしまって、付き合うってなってからの疑心暗鬼、遠慮、「付き合ってもらってる」がすごくて、かなりしんどかったです。
対して、海斗は育ちのせいもあってか、男女関係に関しては、ゆるゆるで子どもで、文哉に対してもワガママで。最後は、そんな海斗が色々な愛の形に気づくお話で、海斗が主人公という先生の後書きも納得でした。

そして、個人的は有島さんに助演賞をあげたい!大人としての立ち振る舞い、文哉への距離の詰め方、海斗への牽制の仕方、引き際が完璧だった。

あと、一花がすごくいい子!BLに出てくる女の子がいい子だとすごく嬉しい。

群像劇で、それぞれキャラクターの視点で描かれていて、色々な考えや感情が見えてとても良かったです。
描き下ろしの「3年後」が、映画のエンドロールみたいで、すごく好きだな、と思いました。
大満足のヒューマンドラマ!!
2025年7月2日
異性とか同性とかそんなん置いといて、絡まり合う人間関係をドキドキしながら覗きましたみたいな気分です!イチカちゃん、すてき🫶
すごく好きだった
ネタバレ
2025年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーの構成とか、最近のBLではあまりない感じの入りで新鮮だった。未熟なキャラクターが人との関わり合いで成長する姿が眩しすぎて、いい恋をしているんだなという気持ちになる。すごくよかった!
染みた😭
2025年7月1日
めちゃくちゃよかった、、、
描き下ろしで普通に泣いた
キャラクターの設定がしっかりしていて、
それぞれの愛のカタチがあり、
とても読み応えがありました。
是非みんなに読んでほしいです。
ずっと幸せでいて、、、
2025年6月30日
たくさん苦しい気持ちにもなりましたが、読み終わった時には幸せな気持ちでいっぱいでした。お互いが大切だからこそみんなが相手を思いやるからこそグチャグチャっとしてしまうんだな、、と、、、。どのキャラも大好きになったので後日談、続編がみたいなと思いました。
ほん𝓶𝓸𝓷𝓮𝔂しんどい
ネタバレ
2025年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生が後書きで「読んでいてしんどいと思う話を〜」と仰っていましたが、し、しんどい…………。

柔らかなタッチですごく素敵な作風と三角関係に惹かれて購入しましたが、なんでしょう、この柔らかで暖かい作画が無防備になった心臓の柔いところにグサグサ刺さって心臓を雑巾絞りされているような苦しさを覚えました(褒め言葉)。
登場人物みんな良い子(人)しかいないだけに一方通行で回る想いが誰の視点から見ても幸せになってほしくてしんどかったです。ほんとに!みんな良い子!一花ちゃんも!諒も!!そして有島さんがいい男すぎたので、最終話のもし同級生だったら〜の回想まで切なくなっちゃって、おまけのイメチェン拗らせ有島さんで少し救われました(笑) ここまで想ってくれる人が近くにいることを結局本人に伝えることなく身を引く男…文哉に幸せになってほしい一心ですよね。これもまた愛でしかねえ。
モノローグとかセリフの言い回しとかも全てすごく良かったです。あと「行くな」って心の中で叫びながら諒のところに送り出しちゃってしゃがみ込む文哉と、寂しいって雪の中泣いてる海斗の1ページ使いが印象的でぐっときました。
海斗が帰省して、気持ちを自覚するまでの流れもめちゃくちゃ良かった…。「じゅうぶんすぎるぐらい愛だと思うな」と「海斗はまず自分を愛しな」の一花ちゃん、大好きなセリフです。幼馴染トリオ、それぞれがお互い得がたい存在すぎて。
後日談では数年後のみんなが見れて、変わらず交流が続いてること、文哉と海斗がふたりでいることに感涙の私です。みんな一生一緒にいてくれや…。

涙がぽろりとこぼれてしまうような、なんか本当にまるっと「愛」だな…とBLとかそういう垣根も忘れて刺さりました。素敵な話だった。
みんな片思いだけど?
ネタバレ
2025年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三角関係ものは無理。な私ですが、表紙を見てわかるようにきちんとハッピーエンドのお話です。
気になって気になって読もうか悩んで、表紙がそうだから大丈夫!とドキドキしながら読みました。
結果ドキドキし、悲しみもありましたが良きお話でした。
ただ、1話のカイトの涼を好きっぽい感じはなんだったんだろ?あの時は気になってた?の回答は後半にあります。好きではなかった。
カイトはずっとふみやが一番だったのかな。
他の漫画でもあるけど、「名前をつけない関係」なのかな。ふみやからカイトは恋だけど、カイトからふみやは恋よりも名前がない、ただそばにいたい、幸せにしたいという。
男を好きになった!とかではなく、人間的に好きなのかな。言葉にすると難しい…
すごくいい作品に出会いました!!!
心に沁みる話でした。片想いの頂点
2025年6月27日
Xでお見かけして、冒頭の試し読みで完全に引き込まれ、買わせていただきました。大満足です。最終的には寂しいような、それでも暖かい気持ちを貰いました。
寂しくなったらまた読み返そうと思います。

絵柄がとても暖かくて素敵でした。日常風景がどのシーンも引き込まれます。
登場人物ひとりひとりを好きになりました。みんな、頑張って生きていて、その時の自分なりに最適だと思う選択をしているんだなと思いました。過去の描写も丁寧に表現されており、皆に感情移入してしまいました。
それぞれが自分なりに葛藤して、相手とぶつかって、最後まで残ったもの、見えたものが何よりもの宝物だったんですね。
心理描写の移り変わりがあまりにも読者の心を打ちます。みんなの感情が露わになっていて、涙が出ました。恋愛の難しさ、それでも恋愛が何故溢れているのか、少しわかった気がします。

素敵な作品に出会えました。みんな幸せに過ごしてますように!
愛ってなんだろうね
2025年7月28日
読み始めはクローゼットゲイとノンケの幼馴染BL的な
正直あるあるど真ん中の初心者向けっぽい感じで失敗したとおもいました。
可愛いらしい絵だしまぁ久々にエチなしBLもいいかと読んでたらですね、
ふとあれこのもどかしい感じ懐かしいなぁと。もやもや感から
あー人を好きになるのいいなみたいなモードになってました。
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片想いの集まり
2025年7月23日
片想いの方が切ないけど、自分と違う相手を選んでも相手の幸せも願える。
両想いは幸せだけど、自分の中で消化できない苦しい気持ちも湧き出る。

そんなカイト✕フミヤの幼馴染の恋のお話し。

フミヤは中学生の時からカイトの事が好き。カイトは"愛"が分からない人間。分からないけどフミヤが自分の事を『好き』と知ってしまったから、付き合い出す。
フミヤは繋ぎ止める気持ちだけで一緒にいるから上手くいくはずも無くて、笑顔にも無れない。

作者さんが書いてる通り『地獄の片想い』ですね~。
片想いばかりの集まりでしたが最後に未来のみんなを描いてくれていたのが幸せそうで良かったです。
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作家名: 桃子すいか
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店