ネタバレ・感想あり群青色の夜を蹴ってのレビュー

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甘ずっぺぇ…。
2025年11月25日
朝いちでビタミン摂取的なBLでした。
感謝。

不動の青春恋物語のような作品。
揺れ動く恋心、自分ではどうしようもない家庭環境、何もかもが自分の思い通りにならないティーンの心のはけ口は、反抗することと大好きな人と一緒にいること。
そして逃げること。
その先に何が待っているかなんて巻き込まれてから気づくものなんだよね。
そうやって一つ一つにケリを付けて大人になっていくのだ。

先生の穏やかで優しい語り口調にはティーンの危なっかしさと甘酸っぱさを淡雪みたいにふわっと届けてくれる魅力がありますよね。

致すまでに至らず。
それがいい感じ。

今日も元気に一日がんばれそう。

**200ページ**
スケボーで駆け抜ける青のグラデーション
ネタバレ
2025年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中3の夏目元太と村澤ユキは小学校の時からの親友で、放課後や休みの日にはスケボーに夢中です。一緒の高校に行こうと約束していたのですが、一瞬の心のすれ違いから顔を合わせづらくなってしまい、言葉を交わすこともなく違う高校に進学しました。それは、仲良くスケボーを楽しんでいた時に、ユキが元太にキスしようとして、驚いた元太学避けてしまったことでした。ユキはずっと隠し続けるつもりだった元太への気持ちがバレてしまったことへの後悔と自己嫌悪とで、学校に行けなくなってしまいます。母子家庭のユキの母親には彼氏がおり、元太も失って行き場のなくなったユキは、スケボーパークで知り合った不良たちとつるむようになります。一方で元太もあまりのユキの変わりように、ユキのキスを避けてしまったことを後悔するのでした。お互いのスケボーに落書きしたり、ピアスを開けたり、警備員さんに追いかけられたり、思春期ならではの楽しい時間と、あっという間に転落してゆく危うさとが丁寧に描かれます。二人が夜の横断歩道ですれ違う箇所が、静かで切ない映画のワンシーンのようでした。二人が少しずつ成長してゆく各話の扉絵も良きでした。
幸せなきもちに。。
2025年11月12日
最初絵が見にくいなと思っていたんですが伝えたい優しさが先に伝わってきて、そして徐々に綺麗になっていく絵とストーリーに引き込まれました♡
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おぉー
ネタバレ
2025年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さま買いです!先輩も、あれで引いてくれたんなら良かったね、、、ちょっと回り道したけれどもハッピーエンドで一安心
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ラストはほっこり可愛い
ネタバレ
2025年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染への隠していた恋心が思わず溢れてキスしそうになって戸惑う相手に傷ついてすれ違って疎遠になってしまう・・・切ない!切ないよ〜。
ストーリーの本筋とはちょっと外れるかもしれないけど、弱ってる時の心の隙間に悪い人がつけ込むんだろうね。軽い気持ちで居場所を求めただけなのに、知らずに何かに加担させられたり弱みを握られたりして抜け出せなくなる。今の時代はネットで見ず知らずの人とも繋がることができるから、ユキのようなことにも もっと深刻なことにも巻き込まれる可能性はある。子供が事件に巻き込まれたり事件を起こしたりすることなく健全に育って大人になるのは昔より簡単じゃない有難いことなのかもな〜って思いました。
ユキには元太がいてくれてよかった。ちゃんと戻ってこられてよかった。二人の”あの日”から半年しか経っていないことにびっくりだけど、短い期間であっても息子の急な変化にお母さんも心配したことでしょう。途中は切なくて苦しい展開だったけどラストは幸田先生らしいほっこり可愛い結末です。続編が読みたいな。
流行りに流されてないお話
2025年10月3日
いまどきのBLとはちょっと違う、今回もまた良かった。作者様買いです。表情がとても良く、感情が伝わってくるし、一緒に動く。本当に荒んでしまうのではなく、そこのところが好きでした。大学へ2人で合格して…の2人を読みたいです。
儚い青春の余韻がとても良い
ネタバレ
2025年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品は心理描写が丁寧で、絵もストーリーもどこか切なさや儚さが漂っていて、すごく雰囲気があって好き。
今回もとても良かった。
ユキが堕ちていく過程は、結構どこでもこういう事が起きているんだろうと思える自然なリアルさ。気になったのは、小宮さんが自宅まで来てユキの母親や元太も巻き込まれるのは少しムリがあったのと、元太がユキを意識する経緯の描写やエピがもう少しあったら良かったかな。
とにかく全体的にとても余韻のある作品で、読後感がとても良い。
2人のその後をぜひ続編で見たいです。
すっごく好みの絵とストーリー
ネタバレ
2025年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしてる方のレビュー読んで、絶対私好きと思って即購入

ユキと元太は中学時代にスケボーにはまって
ユキは元太が好きで元太のスケボーの裏に思わず好きって書いてしまってステッカーで隠す
ユキがつい元太にキスしようとした所をびっくりした元太が避けた事から仲良くなくなったんだけど、実は悪い先輩に傷つけられないよう仲良くないふりをしていて…
その先輩と対峙した時にスケボーが割れて好きの文字があらわになっちゃうシーン、ほんと良かった!
元太もユキが好きって新しいスケボーに書いて、二人でそのスケボーと共にツーショ写真撮るのもいい♡

絵柄と2人の関係性がとても良くて、可愛く尊かった
読んでよかったなーってなりました(^^)
待ってました!
2025年8月26日
幸田みう先生大好きなので、新刊待ってましたー!えちは触り合いっこくらいで、ストーリー重視の方におすすめです。2人の笑顔が可愛かったです。
ストーリーだけで満足♡
2025年8月25日
幸田先生の作品、コレクションしてます!

今回のはキスと、ちょっと触るだけ。
なのに大満足!久々です。ストーリーだけで満足させてくれる作品。。。
さすが!幸田先生です。

最近の流行りでイケメン同士のピュアなアオハルの恋とは、ちょっと違う。もっと奥が深い。
ジタバタ、モダモダしないから『切ない』という気持ちに感情移入できる。
切ない気持ちを表情とちょっとの台詞で倍増させて、、、。

とにかくエチシーンが好みじゃ無い人、エチシーンが必要だという人も必ず満足します。
続編が読みたくなります。そのぐらいお薦めしたい1冊です!
あの頃
ネタバレ
2025年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ この夏は忙しい〜じっくり読む時間ないのに、みう先生の新刊だけは予約してすぐ読んだ!背後注意するシーンきっとないだろうって思ってたし〜(ラストだけちょっと背後注意だったよ!)

あの頃のあの感じ、、、友達とちょっとすれ違っちゃって、気まずくなって、声かけられなくなって、っていう青春ならではの空気感、それに友達と公園で路上で遊ぶ夜の記憶、みう先生が丁寧に描いて下さってます。
私なんかは母親目線で読んでしまうから、シンママで一所懸命育ててるお母さんが恋愛しちゃいけないの〜、学費出してもらってるのに、まだ子どもで寂しくて甘えてるんだね〜とか思っちゃう、でもね、夜、家に大人がいるといちゃいちゃできないよ!頑張って勉強して早く同じ大学に通えるようになって一緒に仲良く住んでくださいね〜!
キュンとする〜🥰
ネタバレ
2025年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青春ですな(笑)中学〜高校の多感な時期のピュアな男の子達のお話。半グレ予備軍みたいな年上の男達と余計な事する女の先輩出てきてウザいなと思ったけどあっさり終わったかな(笑)女の先輩がちょっかい出してたみたいだけどキスだけ?いや、キスだけでも許せんけど!(笑)ゴムの使い方も知らなかったみたいだし身体の関係は無かって良かったわ。もう何かあるんじゃないかと思ってドキドキしたけど描写はキスだけ。
ピュアのボーイ達のガッツリ行為の描写はなかったけど、なんかドキドキしたわ(笑)続編でないかなぁ?大学生とか社会人とかも見てみたい!
100%青春だー!
2025年8月23日
他のレビューみてビビってたけど、子供からオトナになる途中の甘酸っぱくも一生懸命生きてるから悩むこともある青少年のラブストーリーでした!女の先輩にちょっかい出されるシーンはあるけどそれだけ。ていうか先輩達もみんな悩める子供なんだな。2人で初めてコンド-ムつけてみたり、まだまだ初々しいところいっぱいで終わってるので続編よみたいなー!
キュン
ネタバレ
2025年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ この時期の思春期真っ只中の不安定な二人の様子がよく描かれてて、そんな時に出会った年上の人達に逃げてしまいますよね。親子の問題。あー読めて勉強なります。
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等身大であるからこその刹那(切な)さ
ネタバレ
2025年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元太(黒髪)×ユキ だと思う。ベッドシーンが具体的にあるわけではなくにおわせがラストにあります。
幸田先生の漫画もほとんど読んでいますが、今回はルチル連載からの発売。いくつかの出版社と契約されていて、すごいなと思っています。

幸田先生の作品を読むと"リアル"さを感じます。今作も中学生→高校生と移りゆくなかでの出会いと別れが現実的です。
身につまされて、読後感がちょっと落ちています。やはり子どもが多感な時期は、目を離さない、会話から読みとるというのは大事なことだなぁと考えたりしました。

ストーリーは元太視点からはじまります。進学先が違ってしまったふたり、そこから中学に戻り、ユキ視点。
若干描写とセリフがあるので、先輩(ひとの彼女)と地雷がチラッとありました。
仲のいいふたりは両片思いの状態でしたが、元太がキスの雰囲気を避けてしまいます。そこからユキは、スケボーをつうじて知り合った悪い先輩たちとツルむようになり、高校も別々になります。学校もサボりがちになり、母親ともギスギスしていったり。
ですが、元太が諦めてないんですよね。そこが良かったなと思います。

中学時代のやりとりは青春してる〜って感じです。
だからこそ離れていく描写さがキツく感じました。
後半はラブラブです。
ラブシーンはキス、抜きあい描写あります。

読後にセンチさが残ったままなので、ちょっと甘いものを摂取してきます*·͜·♡
尊い☆
2025年8月22日
作者様買いです!
幼馴染から、それぞれ自覚して育っていく気持ちが丁寧に描かれています。一人親家庭の方にしかスポットが当てられておらず、読み終わってじゃあ元太の家庭は?とは一瞬思いましたが、まあそんなことは良きでしょう!両思いになった2人の先をみてみたい…。これは少年編ですよね?是非青年編を!!
久々にアオハルの甘酸っぱさと葛藤を堪能させて頂きました!合掌🙏
やっと
2025年9月13日
えっちな所は少ないです。かなりライトな感じ。でも、この年頃の不安定な気持ちの動きが出ていて、可愛らしくて、好きです。絵も綺麗で、短くサラッと終わっているので、続編を期待しちゃいます。
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BL初心者におすすめな感じ
2025年11月30日
爽やかさ、甘酸っぱさ…を求める人には良いかも…ですが、もう少し…ストーリーに奥行きが欲しかったです。
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