最初のほうは ニィニの森で生活の様子 プラス そこに住む住人のお話なんですが、じょじょに、そこに移り住んできた人たちに 焦点が当てられます。それは 人間と兎耳を持つ人間です。ネタバレになるので、これ以上、語りませんが、要は ニィニの森は ヴェジタリアンの社会設定だと思います。肉を食べないから命あるものを殺さないですむということなんですけれど、奥が深い物語です。一応 BLだし、BL要素も ちょこちょことは描かれてます。だけど もっと 壮大な、言ってみると、人間が生物の無駄に殺すから その復讐劇も垣間見られるということです。世界観に引き込まれて、ちょっと 胸が痛くなるシーンもあったんですけれど、読後 色々と考える機会をくれた作品です。