ネタバレ・感想ありけだもののようにのレビュー

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希望が見つかります
2023年8月21日
古臭い感じの絵。エロが多いものの、好き合う2人の気持ちがメチャクチャ伝わってくる。せつなさと焦ったさを感じながらも希望を見出せる内容でした。10年かけたと後書きにあるが、その間追いかけつづけた人も頑張ったんだと思う。非常に良い内容でした。
とにかく最後まで見て。
👑苦しいけど惹き込まれました。
2023年4月30日
登場人物ひとりひとりの危うさにとても苦しい気持ちになりましたが、女の子の強さと自由さや孤独感、男性達の弱さやひたむきさにすごく惹かれる作品でした。これは是非最後まで読んで頂きたいです。最終的には女の子の変化や成長が見られて安心しました。3巻完結ですがすごく読み応えがあって記憶に残る作品でした。
長編超傑作…
2023年1月15日
感無量です。ヨリ子、一太、麻紀、それぞれの行先が終盤にかけてどう変わっていくのか、最後まで目が離せず、夢中で読みました。読後に読む、作者さんのあとがきにもまた、感動させられました。この長編作品は、まさに作品さんのご自身の、長年における価値観や心情の変化が投影、反映されている一作なのだなと、感慨深く思いました。この様な素晴らしい作品に出会えてとても光栄です。本当によかった
オジサンだって成長する
2022年5月30日
少女と少年と中年のオジサンが、成長していく物語。痛々しいシーンも割とさらっと読めてしまうのは、きっと温かみのある絵のおかげでしょう。オジサンにだって伸び代があるんだぞ、ってことが解ったのが一番良かったです。
間違いなく記憶に残る作品
ネタバレ
2022年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題で1巻学生編読了。ガツンと何か、くらいたい方には読んでみてもらいたい。1巻347ページのボリュームがあり、読み応えもインパクトも大アリ。苦味もあるけど、読めてしまいます。作者さんの最後2ページに渡るコメントまで是非。すべて読んでから、またレビューし直したい(できるかどうか…) ~・~・~ 2巻東京編読了、1巻では変態か…?と思わされたマキの視点で進み、たくまし過ぎるヨリコの、表情には表れない様々な痛みが描かれています。強くて自由なヨリコ、3巻完結編で自分の居場所を見つけてほしい! ~・~・~ 全編通して、とても激しかった。読み返したい。描ききった作者さんに心から静かに拍手。
傑作の一言。惜しみない拍手を贈ります
2022年4月26日
スゲーかった。素晴らしかった。感動した。こーゆー漫画が存在するんだと嬉しくなった。マジで泣いた。

こんなにいちいち丁寧に人間の弱さや汚ならしさを、料亭の女中さんよろしくアク取りみたいに掬って。そのお玉の中に1mm程の小さな真珠を見つける感覚。

『綺麗は汚い。汚いは綺麗』のマクベスよろしく胸に突き刺さり終始震える感動でした。

漫画のような映画のような。勝手に自分の頭の中で映像が出来上がるような。サントラもつけちゃうような。そんな脳汁がやばい。

少し手塚チックの作画も胸にグッとくる。後期の山下和美さんの雰囲気も少しあり(作者様。失礼だったらごめんなさい。でも大好きです)

コマ割や擬音表現もぞくぞくします。フラッシュ等も「よくぞ!」といった感じでスバラシイ。

そこらの変な映画や小説では体験できない事を不意に拾ってしてしまった気分です。とにかくスゲー(゜д゜)

他の作品も読ませて頂きます!作者の比古地様!めっちゃくちゃありがとうございました!!!
読むなら最後まで!!
ネタバレ
2022年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 常に無表情で何を考えてるのか分からない少女ヨリ子は、輪○されてるのにケロッと「後ろからしてよ」と尻を突き出しちゃう、男の性欲を具現化したような存在。
こういう性に奔放なキャラは描き方次第で好き嫌いが極端に分かれるもの。序盤ヤりまくってるヨリ子に嫌気がさしたとしても、学園編だけで切るのは勿体ない!!完結編まで読んでようやく彼女のことが(1mmくらいは)理解出来るのです!!
明るい話ではないけど、気分が沈んでる時に読むと、ヨリ子の強かさに引っ張られて、ちっぽけな悩みなんてどうでもよくなるんじゃないかと思いました。
最終巻まで読むべき
ネタバレ
2021年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 20年前に1巻を読んで、絵の色っぽさに悩殺されたのですがストーリーは破滅的で衝撃的。記憶にひっかかったまま10年くらい後に最終巻まで読みようやく長い旅が終わったような充足感。
そしてまた数年ぶりに良みました。その間に私は少女から大人になり母になり別れも知り。ヨリ子と一緒に不完全なまま大人になりました。燃えるような恋もし、今は暖かくうるさく思い通りに行かない家庭を築いています。ヨリ子にも同じ幸福が続きますように。親に恵まれなくても学がなくても人生はやり直せる。愛してくれる人が傍にいればもっといいですね。最終巻まで出版してくださってどうもありがとう。読み応えありまくりです。
読み応え充分
2021年10月17日
読み応えのあるヒューマンドラマ。描かれた人間それぞれが魅力的で、シンクロしたり、批判したくなったり。読み終わった時、レビューを書きたくなる!たくさんの言葉で表したくなる、語りたくなる!そんな熱をもたせてくれる作品。是非読んでほしい、オススメしたい作品です。
衝撃
2021年10月16日
読み放題。
田舎の中学校に寡黙で美人なヨリ子が転校してくる。
このヨリ子が、あらゆる面で野性味に溢れた人物で、周囲はもちろん読み手をも振り回してくれます。

最初はヨリ子を始め生生し過ぎる表現に嫌悪すら感じましたが、読み進めてみるとその嫌悪が一体自分のどこから派生するのか問い質したくなりました。ヨリ子が周囲を掻き乱しているかの様に見えていたけれど、それは彼女が意図しているのでは無く、周りが勝手に騒ぎ立てているだけの様な気がして来ます。

こうしたらおかしいでしょ?が通じないヨリ子。
ヨリ子はただ、彼女のやり方で人間社会の中で生き抜こうとしているだけ。ヨリ子のこの生き方がどこから来るのか…それが3巻まで読むと見えてきます。
ここまで読むと一気に全貌が見えてきて、自分も結局自分のフィルターを通してしかヨリ子を見ていなかった事に気付き、全てがガラガラと崩れ落ちていく心持ちでした。
後半はヨリ子に神々しささえ感じました。
ヨリ子と出会う事で、周囲の人間の内面が露呈して崩れ再生して行く様は読んでいてどこか共感でき揺さぶられます。そしてそれ以上に、彼らとの関わりで生まれるヨリ子の変化に驚かされ感動しました。

作者さんが本作を「人間否定から肯定への心境変化をつづった物語」と仰っています。正にその通り。
人間の本性をここまで率直にぶつけられ心がすり減りそうでしたが、読後は不思議と軽い気持ちです。…と言っても、最初は衝撃過ぎて話を読むのに必死過ぎて、読み返しての感想ですが…。読み返すと、こんなにも温かい話だったのかと驚き、違う作品かと思う位印象が変わりました。

過激な描写が多いのでオススメはし辛いですが、こんな漫画は読んだことない…。描ききった作者さんに感服です。
凄い好き
2019年8月9日
偶然初めて読んだ時にストーリーをバラバラで読む状態だったので、とにかく全話読みたくて必死だった。順を追って読めた時、数年たって完結を読んだ時は嬉しかった。絵柄が好きなのも個人的には評価がデカイ。癖のあるこの絵柄本当に好き。素敵。
漫画という原型への忠実さを感じました☘
2024年9月24日
漫画の古典を見ているよう!
不安定な思春期・学校や世間という檻・奔放な性・人の様々な衝動と虚しさなど…。
私の心に残る永遠の作品です🙂
男性側の成長のみ描かれています。
ネタバレ
2022年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読みものとしては凄く面白い。人間のけだもののようなイヤラシさ、人間の人間らしいイヤラシさ。両方が良く描かれている。そんな人間の再生、成長も本音と共に描かれているのも良い。でもヨリ子の周りの男性側の成長と葛藤は描かれているのに、肝心のヨリ子の成長と葛藤が分かりにくい。最後子供産んで幸せになりました。で終わるのはもったいないと思うし、それは違うと思ってます。
ドロっとした、沼の様なお話でした。
2024年12月20日
弱い人や強い人、どんな人でもいいよと言ってくれている様な作品でした。途中気分が悪くなるかもですが最後まで読んでみると違った感想になるかもです。登場人物の壮絶な人生でした。
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引き込まれました
2014年5月2日
エロ系かと思いましたが、どちらかというとヒューマンドラマな気がしました。
荒削り感のある作品で、最初はありがちなストーリーかと思いましたが、先が気になってついつい全巻購入。
ラストは温かくまとまっていると感じました。
男の願望?
ネタバレ
2023年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 奔放女子に振り回されたい男の願望みたいな話だった。
いくらやりマンでも中学生のレイ〇みたいな乱暴な行為でされるがままはないわ。
最後も結局子供産み捨てて終わりそうだなと思った。
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作家名: 比古地朔弥
出版社: 太田出版
雑誌: EROTICS f