高校生の誠実な彼なりに、自分の性癖と、家族と、社会に真っ直ぐ向き合っていく、ひたむきさが凄い!!心がもう、ぐおんぐおん揺れます。恋愛の話というよりも、マイナージェンダーに対する家族としての在り方の模索の話かな。こどもも、親から逃げるように家を出たりすることが多い中、ちゃんと母親との関係を繋げて譲り合ってでも側にいるとこが、ほんとに尊敬します。すでに亡くなってしまったさっちゃんも、後悔の念から、恵一と関わりを持ったのでしょうね。そう思うと生きているうちに分かり合えなかった、わだかまりが解けることがなかったのは、すごく悲しい。
まだまだ、家族とも社会との付き合い方もこれからって時だけど、、がんばっていくんだろうなぁ!周りがいい人に囲まれて進めますように!!祈!!