ネタバレ・感想ありあの日、隣で歌っていた 【短編】のレビュー

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言葉を紡ぐ天才!
ネタバレ
2024年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!早寝さんの作品は紙で購入していますがこちらは知らず…デビュー作なんですね!短編とは思えないくらいストーリーに厚みがあり読み応えがあります。”殺風景な部屋の中のたった一つ大事にされる曲のように彼に愛されたら幸せだろう“大事にされる曲と自分自身を重ねうらやましく思う清明。あぁーなんと叙情的で美しい表現!現実と向き合いながら、英志の温かい言葉や優しい瞳が心強く彼を見守っていることがよく伝わります。大事なひとの為に歌い表現出来る、人を想う愛情は素晴らしいことだなと。早寝さんの作品の読後はいつも心の中がホワッと温かくなります!ずっと読み続けます!
デビュー作なんですね!
2024年4月4日
作者買い。まだ読んでなかったと購入し、やっぱりこの作者様の作品、短編でもいいな~と。そして皆さんのレビュー読んでデビュー作と知り驚きました。短編の中でも丁寧な心理描写、余韻も凄くよかったです。
余韻〜!!
2023年12月4日
44ページでなんという世界。窓を開けるシーンが、あぁ早寝先生だ、と感じる。静かに沁み入ってくる、穏やかでいて突如大きな波のような強さも感じさせる登場人物の心のうち。もっと先まで読みたくなる。
攻めの包容力
2023年11月29日
うわー、よかったです。
先生の作品はいつも繊細で折れそうになっているけれど懸命に生きている人たちへのエールで溢れている。
たくさんの人の前に立って歌うことが出来なかった受けが、自分だけをみてくれる一対の目を得たことで前に踏み出そうとする。
デビュー作とは思えない完成度で、短編ながら心にしみる作品でした。

作者買いです
2023年7月28日
転じて恋と生きから読んでますが、今になってここに来ました。が、こちらデビュー作なんでしょうか?もう完成されすぎてて、他の方も書かれてますが短編とは思えない余韻。語彙がなく意味不明な感じですが、他の先生のBLを読んだらくぅ〜!最高!って感じで悶えるんですけど、先生の作品はもちろんその面白さもあるのですが、小説を一冊読み切った感覚と似ていて、心にしっとり余韻が残ります。何を読んでもじんわりあたたかい先生の作品が本当に大好きです。
短い中に詰まってる
2023年1月23日
短編なのに、出会いからラストまでしっかり描かれていて、とても満足感がありました。優しさと苦しさと暖かさと淋しさと、いろんな感情があって、2人はその中で寄り添いあってて、心暖まるお話でした。その後も知りたくなる2人ですが、この読後の余韻が素敵です!
隅々まで先生の作品だと感じます。
2022年3月31日
セリフやカット、ふとした表情が先生の作品独特の優しさが滲み出ている短編だと感じました。

不得意な明日への期待や重み、環境の変化の不安感。
多分顔を覆いたくなるような孤独を、桜の花びらのような柔らかさとひらひらとした心許なさで描かれているなぁなんて、冬のお話なのに思ってしまった。
事実は変わらないけれども温かい言葉や瞳が傍にあると言う思いだけで人の心は顔を上げて立つことができるのだから愛や恋は素晴らしい。

47ページの作品ですが、2人の出会いから温め合う心や姿まで丁寧に描かれていて余韻まで頂きましたよ。

感謝ですm(_ _)m
短編なのに長編を読んだような余韻
2022年3月23日
作者さん買いです。短編なのに、読んだあとの余韻が長編を読んだあとのように大きいです。何度も読み返したくなる、良い作品に出会いました
胸に迫る
2022年2月2日
アパートが隣同士の、ギタリストのセイメイ君と大学生のエイシ君の短編。この短編はどの単行本にも収録されてないなと思い購入。やはり未読の作品でした。早寝さんの短編集はいくつかあるけど、本作はなんで未収録なのかな。繊細で、温かくて、早寝さんらしいお話で、短編というのもあって何度も読み返してはしんみり。じわじわと胸に迫るこの感じが大好きです。登場人物がみんな繊細で、それでも一生懸命生きていこうとしている健気な姿が好きなのかも。こんな短い話の中でこんなにも心を揺さぶるなんて、早寝さんは一体どんなすごい頭をしてるんだろうとつくづく思う。こんな作品を作れるなんて、表現できるなんて、芸術家ってすごい。芸術って一番人の心を動かすな。セイメイ君も、人に伝えられるよう頑張っててすごいな。すごいな。
一人の為に歌いたい
ネタバレ
2021年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 売り出し中のバンドのギタリスト清明は、ある日酔って泣きながら記憶を無くし、翌朝目覚めると知らないコートを羽織って寝ていました。コートを貸してくれたのは隣の部屋に住む大学生の英志でした。良い服を着ているものの、何も無い部屋に住む英志は、幼い頃に母が歌ってくれた子守唄のCDを一枚だけ持っていると言います。バンドの活動規模が大きくなることに不安を覚える清明は、殺風景な部屋のたった一枚のCD、たった一つの大切にされる曲に想いを馳せ、そこに自らをも重ね合わせてゆくのでした。自分を取り巻き、自分を見つめる無数の目が怖い清明は、その中に英志の目を見つけることで安堵します。短編とは思えない読み応えのある作品です。
普通の話が作者の魔法で特別な空気感を纏う
2021年2月18日
作者さん買い。短編です。これでシーモアさんで読める作者さんの本は全部読んだかな。初期の作品らしく、枠線が太めの手書きでしかもよく見ると少しズレてたりするのが味があって良いです〜。もう完全にファンの欲目ですね。。他の方もレビューで書かれてますが、なんてことはない普通のボーイミーツボーイのお話が、この作者さんの叙情的なモノローグと台詞で特別な空気感ある作品になってます。
大好きな作家さんです!!(*^▽^*)
2020年12月29日
早寝さんの今までの作品は全部持っていましたが、この作品だけはネットのみなので読んだ事が有りませんでした。
たまたま、割引率の良いクーポンが手に入ったので購入に踏み切りました!!(*^▽^*)
初期の作品のようですが、早寝さんの作品全体に共通する温かな、少し寂しさの混じった雰囲気はこの頃から健在ですね。(ノ◇≦。)
キャラ達の醸し出す優しい雰囲気が大好きです。(*^-^*)
初期の作品。本編44p。
2020年4月6日
描写がちょっと粗いぐらいであまり現在との変化を感じませんでした(個人的に)。
2015年春頃の掲載のものですね。竹書房で出していたと言うのはちょっと意外でした。思ったより絡みシーンが長かったです。

ひとつのコートが繋ぐふたりのお話。1話完結ですがもっともっと続きが読みたい作品でした。逆に言えば色々な思いや出会い・流れをよくこんなにキレイにまとめたなあ・・・と思ってしまう感想も。作者さん好きなら買って損はないと思います。

やっぱり早寝電灯さんの作品は、小説を読んでいるようで読後感が気持ち良いですね。
やはりいい
ネタバレ
2019年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さん、別レーベルで読んでいたけど、竹書房でも出していたとは気付かなかった。ホントに1話だけの短編。内容は紹介文の通り。よく1話でまとめたもんだと、ビックリ。続きか、ひとまとめになってないか探したが今のところこの1冊のみであった。すごく力のある作家さんで、長編も短編も読ませる。なのでこの作品も短いけど読後感はいい。欲を言えばその後主人公がバンドの状況とそれに戸惑う自分の気持ちにどう折り合いをつけていくのか見たかったが、でもこれはこれでいいのかもしれないとも思う。最後にエロあり。無粋な白ボカシが憎い。どこかでこの話の続きを描いてくれないかな。☆5を付けたけど、4.5くらい。でも半額キャンペーンの今、おススメ!
ぐっときました。
2018年10月4日
この作者さん、最近知って読み漁ってるところです。この話も良かったー。何気ない内容だけど、この方が書くと読んだことがないような素敵な話になるように思えます。
味のある作品。
2023年3月7日
作者様買い。短編だけど、味がある、雰囲気がある。しっとりと心の表面を撫でてくるような作品。余韻もある。
いいね
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短編だしサクッと読んで、また読もう
2022年8月26日
毎日クーポン割引低迷の時は安い作品に当てています。

今作は作者さん買い🙂
短いのですぐに読めますが、なかなかやはり、素敵なお話💗
また始めに戻って読み直すループ😄
お隣りに住んでて良かったね~😄


Hは真っ白で何してるかわからなかったよ💦
あー、アレねって補完できるけれども😶
いいね!!
2020年8月1日
なんか、じわじわくる感じ。良かったな。じつはお互いがお互いのことを気になっていて、それははっきりしたものではないけど、確認し合って気持ちが通じ合う。素敵なお話でした。
良かった
2019年7月16日
エロあり。短編。値段が安いのにまとまっていてエロもあり良かったです。満足。
心に触れる描写が上手
2019年6月22日
早寝さんの作品は4冊目。

バンドでメジャーを目指してるギタリストの清明と、アパートの隣人大学生・英志のお話。

これも独特の空気が漂うよいお話でした。
置かれてる境遇からくる心情とか、心に触れるものとか、そういう描写がとても上手。

唯一いまいち(普通)なのはエロ描写。
セリフもありきたりだし、
この方の作品はストーリーが良いので、エロをしたという事実を匂わせれば、
描写はむしろなくてもよいのでは?と個人的には思っちゃいます。

★4と5の間くらいです。
総47ページ。
続きが欲しい
2016年12月8日
テーマ的に完結なのは分かる。一件落着なのは分かるけど受けが変わっていくのを見たい。変わらずとも心の持ちようが変わるとこを。そういう落ち着き方を求める人も多いのでは?
あなたでしたか
ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互いに顔を認識していなかったお隣さん同士ですが、歌声と服装だけは記憶していて…。
お互いに心の拠り所を見つけられた とてもいいお話でしたのに、そこでえっちをする必要はあったのだろうか。
個人的にソレが無ければ☆5でした。
読解力が無くてごめんなさい<(_ _*)>
(総47ページ)
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作家名: 早寝電灯
ジャンル: BLマンガ
出版社: 竹書房
雑誌: 麗人uno!