私をを悶絶死させた現行犯で逮捕だーっ！！

ネタバレ

2024年9月25日

このレビューはネタバレを含みます▼ 発売前から表紙(特に帯)が気になってたんです。試し読みでも良さげやったから買ってみたら当たりでしたわっはっは！☆以下ネタバレです→受けはアラフォーノンキャリノンケデカ(略してAFNND。ただ略してみたかっただけですすいません)。無自覚人たらし属性のようで老若男女問わず人気者。そんな受けに毎日つっかかってくるのが私好みの下まつ毛長い20代イケメン攻めポリス。毎日受けへ攻撃的な態度をとってきます。。。が、はいもうお分かりですね、この男、受けへのクソデカ感情拗らせ男です。周りは2人が犬猿の仲だと思っていますが、この署にはいるんですよ、我々の同志、腐警さんが！！ある日、受けへのお見合い話が持ち上がったタイミングでこの腐警さんが攻めの尻たたきまくります。多分皆さん読んでたら、あれ？この腐警さんもしかして私(笑)？と思われることと思います。そっから攻めのグイグイ猛攻撃が始まります。グイグイ攻めまくる美形の年下攻めandはじめは戸惑いながらもなんだかんだ言って絆されていく年上ノンケ受けっていう構図だけで大好物だし、話のテンポもよかったので結構お気に入り作品！大体は2人の恋の攻防がコメディータッチで描かれ話が進んでいきますが、最終話は割とシリアスでジーンともさせてくれます。攻めが普段無表情で何考えてるかわからんのに時々見せる嬉し顔、せつな顔、テレ顔がよい。やめてそう言うのオバハン弱いねんぐはぁ。受けがだんだん攻めに惹かれてドギマギするのもかわいい！それに突然の攻めの自分に対する気持ちにも真面目に向き合ういい奴なんだよ！ただ、お話スタート時点で攻めは既に受けへのクソデカベクトル状態だったので、こう言う話って攻めが受けに恋した瞬間の回想シーンが大抵あるのがセオリーだと思うんだけどそれが無かったのが残念だったなぁ。なのでなんで攻めがそこまで受けの事好きなったのは読者が想像する必要があります。でもおそらく、攻めも作中に出てきた一方的に受けに惚れた女たち同様、無自覚人たらしな受けにハマってしまったんだろうなぁ、ってのは読んでて感じました。セーッはないタイプの話だろうなと期待せず買いましたが最後に短いけどちゃんとありました。そんなに連結部が見えるわけじゃないんですが、攻め受けともに表情と体がエロくてよかった。それにセーッのシーンでも結構笑かしてくるし面白かったです。続編あればいいなぁ。