このレビューはネタバレを含みます▼
小学館クーポンで絶対に購入しようと思っていた秋里和国先生の作品。引越しの度に読み返しては片付けていたのに、誤って処分してしまった過去の本。電子書籍で読み返せて本当に嬉しいです。なんと言っても、久々の友井久嗣に痺れる。ひねくれていて正直者、意地悪だけど素直で憎めない、ちょっと抜けてて飛び切りカッコいい男、友井。アメリカの病院へ赴任し、駆け引きじみたやり取りから始まるステイン先生との関係。少しずつ変わっていく友井に、ああ、こうして彼が形成されていくのねと感慨深いです。大人なステイン先生と、友井。カッコいい、本当にカッコいい。最後のシーンまでカッコいいです。おすすめ!