ゴッド・ブレス・ユー
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ゴッド・ブレス・ユー

かれい煮太郎

去らねばならなくとも、居場所はそこに

2025年3月23日
子供の頃よく行っていた海の家は、夏が終わると解体され、まるでそこには何もなかったかのように、ただ砂浜に戻る。

レビューを拝見して知ったこちらの作品、海の家での非日常と、夏が終わる時の物悲しさがよく表れていてとてもいい。
夏が終わり去らなくてはならないとしても、居場所、心のよりどころは確かにそこにある。
そしてまた巡ってくる季節に希望が持てた。
最後の終わり方、上手いなあ。
色々想像してしまうではないか!
そして突然のウクレレの選曲が予想外すぎて、なるほど、先生にはまんまとやられた…。

42ページは致し無しで大変美しいストーリー。

あと、先生のペンネームが気になりすぎて…
カレイと言ったらやはり煮付けですよね。
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