テンポよし！顔よし！ギャップよし！

ネタバレ

2025年4月20日

このレビューはネタバレを含みます▼ どうもすみません、始業前の指差し確認みたいな感じのタイトルになっちゃって。
月の後半に始まるハピアワ用に、短編もちょいちょいカートにインしてるんです。
短編だと、どうしても長編作品みたいなじっくり２人の関係を描いて葛藤とエモさも描いて…は難しい。
でも、限られた頁の中で、予想を超えたセリフの応酬、笑い、エロさとかっこかわいさが押し寄せてきて、自分の中の閾値に達すると「☆５！」とセンサーが反応しちゃいます。
この山田先生の短編も正味３８頁ながら、顎ひげはえている、ガタイの良い先輩と、その先輩に憧れている後輩リーマンの攻防が、テンポよく繰り広げられいて。無自覚に誘っているかのような反応をしちゃうコワモテの先輩と、天然だけど一途な後輩の、思惑はすれ違いながらも、距離を詰めまくる後輩と抵抗ししながらも後輩の顔が好きすぎて最後は押し切られちゃう先輩が激しいぶつかり稽古をするまでが存外高い画力で描かれているのとともに、先輩の普段とｴｯﾁ中の可愛さのギャップ、ｴｯﾁ中とそれ以外で主従が変わってしまう関係性の変化が面白くって、読み終わったときにはニヤニヤしすぎて顔面が筋肉痛になりそうに。

偶然、レビューが２作続けてムチムチ受けになっちゃったんだけど、いいっすよね、ガタイの良い男が気持ち良すぎてグズグズに泣いちゃうの…。