ラスト・ノートが香るとき
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ラスト・ノートが香るとき

しゅがーぺろぺろ

どんな匂いなんだろう

ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 調香師黒蜂×特異体質御園。寸止めされ続けて早二年が経過しました。キツいて…先っぽ寸止めはキツいて!!(お前は何を言っているんだ)
香り、匂いをテーマにしたBL作品てどエロいですよね。五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが嗅覚と言われていますし、人間の本能に直接訴えかけるからでしょうね。匂いは記憶と結びつきますし。
挙体芳香と言う稀有ながら実際に存在している特異体質御園。御園はそれをコンプレックスに感じており体臭を「リセットする」香水、0番を含むフレグランスシリーズの新ラインを完成させて世に送り出すことが目下の目標。無自覚に他人を惹き付けてしまう体臭以外の部分、自分の本質を見て欲しいと常々思っているところに0番を完成させるべく欧州から召喚された並外れた嗅覚を持つ調香師黒蜂と出会い、関係が進展していくものの果たして黒蜂の本心やいかに…!?という所でtobecontinued…今あらすじ書いてて続きが読みた過ぎて涙出てきたわ(遠い目)
黒蜂は本能のままグイグイいくようでちゃんと「待て」が出来る男だから全く気持ちが無い訳でも無さそうだけど、最後の台詞が意味深で何やら不穏な空気??何なにどうなっちゃうの~状態でおあずけくらっています。続巻発売が当初の予定よりも少し遅れているようですが長生きする理由がまた一つ増えたと思って気長にお待ちしておりますよ。読者も「待て」ができるので…!!
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