いつまで代わりでシましょうか【単行本版】【電子限定特典付き】
成瀬一草
このレビューはネタバレを含みます▼
この作品の見どころは何と言っても、傷ついたエリート弁護士が、年下男に狙い撃ちされてグズグズにされてしまうところではなかろうか。
とにかく圭が恋愛にポンコツ…クールそうに見えて悪態たれるし、かと思えば顔を真っ赤にして素直に伝えたり。
穂高に致しでも攻め込まれて泣かされて、人間味があって大変魅力的。
何だかんだで楽しそうに過ごしている2人を見ているのは微笑ましかった。
レビューで番外編があると知ったので、そちらも読んでみたい。
賛否ありそうなタトゥーについては、確かに誰かとお揃いというのは引く…と思うものの、真面目な圭にとっては美しい自由の象徴で、コンパスは道標、鳥のように羽ばたくという意味で、前向きな印象を持った。
ところで修正は海苔かと思えば一瞬白塗りになったり、カーペット有だったりで表情(?)豊か。
定まっていないのも謎で面白い。
先生はブルンと揺れる様がお好きなのか、よく描いてくれるので躍動感がありとても良かった。
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