このレビューはネタバレを含みます▼
う、ううぅぅぅう!(嗚咽)
ほんと、途中かなり怒りで苦しかった……ほんま、許さん、許さんぞ……!と歯軋りしておりました。でも私が言いたいことは全部高橋さんが言ってくれました。楽しく過ごせるはずだった時間を奪って、礼との関係も、再会してもあの頃のようにはいかないんですよ。たまったもんじゃないですよ。愛情深い礼が「殺…てやりたい」という重々しさ、司のつらさを考えるだけで胸が引き裂かれるようで……。
あの一度で奪われたものの大きさ、でも、すべてを奪われたわけではない。これから掴む幸せだって、笑顔で過ごす日常だってあるんですよ。元通りにはならない、でも、幸せにはなれる。
長くレビューはできないけれど、礼と司に笑顔があって、幸せな毎日がある。それだけでよかった。つらいけど、ハッピーエンドだし司の前向きさに救われました。オメガバース名作リスト入りです。ありがとうございました……!