首なし精霊様に口づけを
」のレビュー

首なし精霊様に口づけを

蓮地

これは名作の予感!

ネタバレ
2025年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ファンタジーも好きだけど優先して読むほうではないし、普段ならおそらく表紙でまず手に取らないんですけど・・だって首がないんですもの。でも絵がとにかく美しいし何となく気になって読んでみたら、まだ1巻ですがこれはひょっとしたら名作ではないですか!

以下ネタバレしています。

テオの明るさと大らかさが作品に程よい軽さを与えていて、首がないはずなのにあふれ出る精霊アルのキュートさは一体どういうことかと頭を抱えました。外見じゃない、中身が大事なんだ、といつもは頭上を通過していく言葉がすんなり腑に落ちる。説得力がありすぎる。

とはいえやはりそこに美しさが加わるとさらに惹かれてしまう本能には抗えない・・
首!首顕現した!!ちょっとだったけど最高でした。予想していた精霊様の風貌がいい方にはずれて、もう先生の描かれる精霊様しかありえないです。
なんといってもプライド高い高貴受けなのがたまらん…ちょっと天然なのたまらん…テオの姿見えないと焦っちゃうのたまらん…嫉妬もたまらん…しかも自覚なし。もうかわえぇ〜撃沈や〜底なしや~

勝手に1巻完結だと勘違いして手にしてしまった一冊なので次巻の発売まで悶絶してます。早く続きが読みたいです。自動購入登録はぬかりなし!首くっつけて待っています。
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