友達だった人 絹田みや作品集
」のレビュー

友達だった人 絹田みや作品集

絹田みや

あぁそうか私もか、と沁みわたります。

ネタバレ
2026年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれてポチっとして、そのまま座って読み出したら誰かの人生なのに、あー堪らん、て沁みて泣いてすっきりした作品でした。

「友達だった人」は新しいなと思いましたが、私も生活の一部なのかな?と。半snsの様なサイトでコロナから電子漫画を読む様になり…。その間相互の方々の定期的に上がるレビューに、たまに会話してしまうんですよね。良いですよね。とか。どこからそんな作品を、と、んースゴい✨と心が伸びたり。だからといってひとり勝手なものがsnsで。でも、物語の様に亡くなったりとかになったらと思ったら、じゃぁさようなら…にはならないなと。私自身体調を崩して定期的に病院に行く様になり、手術もして。金さん銀さんの歳まで読んでいたいなだけど、それって奇跡的なものだという事が分かって。そんな今の自分がこの物語を読むと、袖触り合うも他生の縁という言葉がスッと胸に響いて。嫌な日も最悪な日も本を読んで笑ったその本はお気に入りからのものだったなと。本当に感謝しかないなと。言えるうちに、ありがとうと。そんな風に思った物語でした。
「3人いる」都会の働く女性のお話なのに、この気持ちと分かるなと、共感してしまう不思議さ。自分がこの歳の頃は…と自然と思い出してしまう、不思議な共感がありました。
「青色のうさぎ」女子の青春って感じがしました。彼女達の青春なのに、ここにも不思議な共感があって。あんな風にやり直す青春っていいなと思いました。
「指先に星」子供を抱えて時短で働く彼女が、冷たい職場でも辞めずにいる気持ちが痛い程分かり…お金がいるよねと。私も子のご飯の心配をしなくて良い時に嬉しくなって食べたのがカップ麺だったから、やっぱりカップ麺なんだと笑いました。
姉弟格差とか。親に言われた人生を生き自分って何?とか。あるあるの様なのにこの感動は何?と。物語に自分がいるから感動するのだと(「青色うさぎ」から)…んー私じゃん!と。まんまだーと恥ずかしくなって。でもデトックスされた様なこの読了感…不思議。良かったです。
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