山神様とおきにいり
」のレビュー

山神様とおきにいり

七瀬

ファンタジーは画力がものを言うよね

ネタバレ
2026年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木々のさざめきや妖の立ち居振る舞い、迫力のあるシーンもコミカルな可愛らしいシーンも。
精密な作画に作品の世界観に奥行きを感じます。

カラダの大きさというのは潜在的に恐怖心をあおると思うのですが、一方、絶対的な安心感というのもあると思います。
宗一郎は山神(紫苑)に同じ性別でありながら絶対的な安心感を持つようになる。
はじめは怪しんでいるんですが妖という事を受け入れてからはそりゃ神様だし親切だし優しいし…守ってくれるもの。
それは男性であっても絶対的な存在って言うのはあるよね。
そこからラブに突入してゆくのですが…。
私としてはプラトニックもしくはブロマンスであってほしかった。
ふたりが出会って親交を深めて「三の噺」あたりまでは温かくて素敵なストーリーだった。
しかしそこからは展開が駆け足で置いていかれてしまった。
先生の画力がすごい良いので表情で少し追いついたり、また置いていかれたり。
私的にはもっと関係をあたためてゆくセクションが欲しかったなあ。
川の神もちょろり登場でもったいないほどのキャラでは?
スピンありってことなんですかね。

それにしても先生の描く男性の照れ顔照れ仕草は可愛い。かわいい。

**189ページ**
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