不死と罰
」のレビュー

不死と罰

佐藤健太郎

罪と贖罪

ネタバレ
2026年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 行きずりの女性とホテルの一室にいた男は女に現金を奪われ、途方に暮れていた。ホテルのフロントに電話すると誰も応答せず――

ずっと前から気になっていた作品。今だけ2巻無料。迫力ある作画。疾走感のあるストーリー。すごく面白くてそのまま最後まで一気読み。8巻完結。
最後少し駆け足に感じたけど、無駄に話を引き延ばすこともなく大満足の読後感。エロで読者の気を引こうとしていない所も好きでした。

【以下ネタバレ】

この作品の中で日本は突如ゾンビ化するパンデミックが起こるのですが、その原因は明らかにされていません。東京のド真ん中で発生しており、テロの可能性が高いけど…その真相が明らかになることはないので、モヤっとする人はいるかも

でも私はこの作品、すごく好きだったな。
主人公は過去に大きな罪を犯しています。その罪を抱えながらどう生きるのか…がこの物語のテーマ。
日本は壊滅し自分も傷だらけになりながら、最後まで贖罪に生きようとする主人公が好きでした。彼の犯した罪は決して赦されることはないけれど…苦しみながら主人公の出した答えに希望を感じた。
登場人物みんなしっかり描けてるところもよかった。風張さんが漢だった。
青年マンガらしい王道パニックホラー作品。うだるような暑い夏にオススメです
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