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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 幼児になった呪われ王子に口説かれています ~昼は三歳児、夜は美青年と山暮らし~

    滝沢晴/亜樹良のりかず

    一度で二度美味しい
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この先生の書かれるちびっこ、解像度が高くて大好きです。昼間は三歳児(中身は大人)の攻が「おれにましぇきをちゅくれ」と偉そうに命令してくるんですが、言動が可愛すぎて!!受はデレデレしながら可愛がります。夜の攻は大人の王子様になって、性に疎い受に性教育をしてくれます。昼はしょたおに、夜は逆転おにしょたみたいな感じで二度美味しい!!!とにかく昼夜のギャップがエグくて良い。いいねすぎて親指何個あっても足りません。
    受は特殊環境で育ったため、大人の男が苦手でちょっとぽやぽやしてる感じがするので好き嫌い別れそうではあります。ご令嬢数人に囲まれてひっぱたかれる展開は個人的に好きではないんですが(笑)でも唯一生存している魔石錬成士として賢い描写もいっぱいあるので、攻におんぶにだっこの守られるだけの受ではないところが良かったです。
    最後また攻がちびっこに戻ってたので続編があったら読みたい〜〜!
  • 素直になれないSubの騎士は執着Domに溺愛される

    天城/しお

    プレイシーンは良かった
    2024年12月19日
    dom/subプレイはありきたりな感じもせず、このコマンドこうやって使うんだ!という発見もあり好きでした。ただ攻のキャラがつかみきれず魅力的に思えなかったのが残念。受けにチクチク意地悪を言うヒールポジションかと思いきや、不器用で優しさが伝わらないだけ?でも軽薄みたいな表現もあり??よくわかりませんでした。
    また、プレイ以外のストーリーでは騎士団同士がくだらん理由で衝突しますが、国を守護する騎士が、なんとも浅い理由で仲間割れしてて民度低すぎん?この国大丈夫?と冷めてしまいました。すぐにバレる不正を弾糾する展開は、スカッともせずモヤモヤしました。文字数制限のあるストーリーだから仕方ないのでしょうか?
    文章力は問題なくお見受けするのに説明が間延びしていて、読むのが苦痛なシーンが多かったです。
    お値段も安く、プレイシーンは良かったのでこの評価となりました。次回作に期待しています。
  • 敗北魔王、勇者の末裔と500年後の社会復帰

    あかつき雨垂/相葉キョウコ

    試し読みでは受攻がわからず賭けに出ました
    ネタバレ
    2024年11月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 勇者の末裔の元軍人(攻)×社会復帰を目指す魔王(受)です!あらすじや試し読みでは左右がわかりませんでしたが、設定が面白そうでしたので博打感覚で購入しました。
    個人的に人外•異形は攻のほうが好みなんですが、このカップルはこれで良かったと思いました。攻の元軍人は悪ぶってるけど結局は良い奴で包容力がカンストしてるし、受の魔王様はピュアで繊細な優しさを持ってるしスパダリムーブが止まらない。受が良い男なの最高です。2人ともかっこいいし、洋画的な皮肉の効いたやり取りも面白いです。
    序盤のほうで軽くですが受攻逆を思わせる描写があります。魔王様の魔力のために元軍人が抱かれるという流れに両者とも合意したけど、魔王様がたたなかったので逆で固定されました。その後逆転はありません。私は好きな流れでしたが苦手な人もいるかもしれません。
    全体的な文章が好きだなぁと思っていたら、ドラァグクイーン作品の作者様だったのですね!この作者様の書かれる心の繊細さとか、立場と状況のせいで想いあえない、みたいな描写がたまらないです。今作も健康になれました。ありがとうございます。
  • コンビニ御曹司の瀬名くん

    黄波くつ

    1〜2話のノリが最高
    ネタバレ
    2024年10月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1〜3話まで読了。無気力なギャンカス30台受と社会勉強中の年下御曹司攻。作中にはギャンブルに関するワードが頻出します。読み手には競馬に関する知識、または身近にギャンブルをする人がいると、受けのクズさ(褒めてます)への解像度が深まってより楽しめると思います。ギャンブル知識ゼロだと、何言ってるかわからない場面が多いのではないでしょうか。
    1話のノリが好きで、2話もえっちでイイ!と思っていたんですが3話で急に方向転換したと感じました。数年に及ぶ音信不通を経て再会…普通だったら「良かったねぇー!(涙)」ってなりますが1〜3話の短い話数内での出来事だったので、読み手が置いていかれた感が強かったです。1〜2話のノリでもうちょっと2人の仲が深まる様子を読ませて欲しかったです。
  • グッドボーイ、抱いていいですよ

    冬至冬

    受優位!受の圧倒的強者感!攻のサブスペ!
    ネタバレ
    2024年10月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何これ、すごい…1回目読了後の感想です。sub攻×dom受って珍しいけど、予想を遥かに上回る受優位で歯茎出るくらいニッコリしました。
    反対に攻優位とかスパダリが好きな人にはマッチしないかと思いますが、新しい受攻の扉が開けます。受が強者なの好きな人にはぜひオススメしたいです。
    受優位で左右完全固定です。試し読みの部分で受の「抱いてあげましょうか」的な発言がありますが、たぶん「尻で抱く」の意です。
    受は見た目儚げな敬語キャラで物腰柔らかですが、圧倒的支配者です。常に微笑でdomとして揺らがないし、自分に危険が及んだとしても取り乱したりしません。そんなdom受ですが、sub攻が怪我した時だけは血相変えて取り乱します。通常との落差が大変美味ですので、ぜひ召し上がってください。
    またdomsubの入門である「おすわり」はよくあるぺたんこ座りではなく従者が傅くスタイルで大変眼福です。かっこいいのでぜひご覧になってください。
    最後のほうにsub攻がサブスペースに入るシーンがあるのですが、言葉にできない程可愛いです。わんこの甘える時の声が好きな人には刺さり過ぎる可能性大です。サブスぺに入った攻を、受は「よしよし」と愛でるのですが、受も攻もどっちも可愛いってどういうこと!?!?と半ば発狂しつつ、大変満たされました。
  • 死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める【特別版】(イラスト付き)

    切江真琴/石田惠美

    哥(お兄さん)からしか得られない栄養
    ネタバレ
    2024年10月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中華BLや中華歴史ドラマでよく耳・目にする「哥(お兄さん)」呼びが好きな人には是非読んで欲しいです!異母兄弟の弟×兄なのですが、弟からの呼称は「二哥(二番目の兄上)」と他人行儀だったのが「哥哥(兄上)」に変わり、距離が縮まると時々「鳳哥(鳳兄)」と呼んじゃったりもします。本場では年上のお兄さんだけでなく、恋人をそのように呼ぶこともあるそうです。「哥」表記を使わずにただ「兄上」とだけ表現する作品も多いなか、大変美味しゅうございました。
    もちろん他の部分も大変素晴らしく、特に死に戻りループを繰り返すうちに見えてくる相手の気持ち、真相など魅せ方が非常に上手いなと感じました。
    ループって、同じ部分を何度も繰り返すことから途中で飽きてしまったり先が読めてしまうことも多いのですが、本作は驚きの連続でBL部分を抜きにしても大変面白い読み物でした。
    お値段としては高い方ですが、得られた満足度を思えば実質タダみたいなものでした(感じ方に個人差があります)試し読みで良い!と思ったら是非オススメしたいです。
  • オタク、ムキムキばかりの異世界でハムスター扱いされてます

    チャトラン/万天飴子

    勢いがあって良い!考えずに感じること
    2024年9月8日
    読ませる力が強い文書で、一気に読んでしまいました。ムキムキ×ハムスターという体格差CPが大変可愛いです。ただ、細かいこと気になる人は読んじゃダメかと思います。受が冗談半分で「シんじゃう〜」と言っただけで周囲は青ざめて「シんではいけません‼︎‼︎」みたいになる世界観なのに、攻が「シねばいいのに」って悪態つくところが意味わかりませんでした。フランクな文体とはいえ、護衛対象にそれ言うの?って。あと、一瞬目を離しただけで迷子になり攫われそうになった受を助け出した直後、裏路地に1人待たせて悪者を制裁しに行くのも意味不明でした。要人護衛なら安全確保が先じゃない?装飾だらけの実践向きでない短剣を持たせて「待っててください」って。攻は優秀な護衛って誰が言ったんだよ!とツッコミ入れてしまいました。
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  • 傾国の美男を助けたら運命が変わった話

    朝顔/北沢きょう

    美人攻、執着、溺愛
    2024年9月8日
    受が前世で読んだ小説の世界に生まれ、攻を助けることで運命を変えていくストーリーですが、元の小説では攻がヒロイン扱いですしかなり酷い目にあってメンタルも崩壊してるのがキツかったです。元の小説を改変していくストーリーではあるんですが、攻のネコっぽい描写は求めてないっていうか。好みの問題で評価下げて申し訳ない。
    文章としては全体的に読みやすかったものの、ひっかかる点も多かったです。食い扶持減らしが横行する世界で、お金のために売られてしまった受(兄弟多)ですが、後出しで「兄弟を引き離してはいけない」設定が出てくるなど、唐突感が否めない場面が目立ちました。もっと伏線として散りばめたり、唐突感や後出し感の少ない書き方があったんじゃないかなと、美人攻という好きなテーマだっただけに期待も大きく残念に感じました。
  • となりの偏愛くん 【電子限定特典付き】

    下心ぽよ

    大学生×リーマン
    2024年9月8日
    立ち読み段階では逆かと思ってました。攻がバイだったり、受以外の男性相手の時はネコやってんのかな?みたいな描写がありました。遊んでる設定演出なんでしょうが、地雷な人はご注意を。購入するかかなり迷いましたが、「この豆柴みたいな坊やが攻…?」「この疲れたリーマンが坊やに抱かれ…?」という知的好奇心を抑えきれませんでした。攻はきゅるきゅるして可愛いし受より背が低いですが、えっちの時は雄の顔になりますのでギャップが良かったです。受のリーマンもヤキモチ妬いたりして可愛かったです。
  • チャラ男伯爵令息に転生した敏腕経理部長、異世界で年下拗らせ冷徹公爵様に溺愛される

    松原硝子/央川みはら

    ノリが幼い
    2024年7月7日
    異世界、経理、年下攻と聞いて、コミカライズされた某BL小説を思い浮かべました。内容は全然違いますのでご安心ください。
    こちらは、社会人(特に内勤)経験がある方にはしんどい読み物ではないでしょうか。
    立ち読みでもわかることですが、主人公が実家の経済状況を建て直す描写がむかしばなし調で経理部長の敏腕さが全く伝わってこないです。◯◯だったので◯◯すると◯◯になった。家族も協力してくれた。みたいに全部トントン拍子で異世界ならではの試行錯誤もなく、彼が前世で積み重ねた知識と経験がまるで伝わって来ません。この人のどこが敏腕なの?ある程度の知恵があればできる事しか書いてないよ?と疑問しかないです。大蔵省に入ってからの人間関係のノリもとにかく幼く未成年の学生の集まりか?と思いました。経理を前面に推し出した割りにその解像度は低く、また爵位をもつ大人同士とは思えない浅く稚拙な人間関係が苦痛すぎて3割も読めませんでした。いかに高レビューがあろうと好みは人それぞれです。試し読みで嫌な予感がしたら引き返すべきだと改めて学びました。高い勉強代でした。
  • どうも魔法少女(おじさん)です。 異世界で運命の王子に溺愛されてます

    志麻友紀/小野浜こわし

    クセの強い設定が好きなら
    ネタバレ
    2024年7月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「おじさんの手、にぎにぎして楽しいか?」「楽しい」こんなやりとりが微笑ましい受攻が主役です。
    プリ◯ュアみたいな魔法少女の集団に混ざる、くたびれたスーツのおじさん。パンチが効いてて好きです。
    えっちな場面ではおじさんの実況系喘ぎが良かったです。年下攻の王子様が、魔力のためと言いながら早々に本番まで持ち込んできたのも面白かった(試し読みの段階でしちゃってます)。
    ただしこのおじさん、本当のおじさんではありません。22才コンビニバイトの「俺」が厨二病のときに考え出した「最強でかっこいいおじさん」なのです。異世界転生の際にそのおじさんの姿になっただけです。これっておじさん受といえるのか?中身22才の青年では?という哲学に至りそうですが、22才の青年は自分の事を好きではなかったので嬉々として「最強でかっこいいおじさん」として振る舞います。
    もういっそ、22才の俺が考え出した…とかではなく、元からおじさんのキャラで良くなかった?とも思いますが。最後まで読むと22才の俺と、幼かった頃の攻の出会いが書かれていますので、なるほどと思いました。
    ストーリーとしては厄災を倒した後も王朝に潜む敵が、とか王位継承が、とか規模が大きかったはずなんですが、主軸であるはずの「おじさん」について哲学してしまい純粋に楽しむことができませんでした。
    試し読みしてみて、クセの強い設定がお好みに合えば楽しめるかと思います。
  • 千年後宮【特別版】(イラスト付き)

    宮緒葵/笠井あゆみ

    美人攻、女装攻が好きなら読んでほしい
    ネタバレ
    2024年7月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 美人攻、女装攻が好きなあなたにオススメしたい!
    まず5人の攻のうち全員が美人(イケメン)です。そしてなんと2人は女装している!ありがたい。

    1人目の女装攻は「えっちなおねえさん」で、何も知らない受に性的なことを教えてくれます。おっぱいも触らせてくれます。いわゆるおねしょたですが女装攻です!
    2人目の女装攻は「おかあさん」で、愛情に飢えた受をいっぱい甘やかしてよしよしてくれます。おっぱいも吸わせてくれます。よしよしプレイですが女装攻です!
    個人的に意外と好きだったのが、女装していない「おとうさん」ポジションの攻。落ち着いていて包容力があって、でも言うこと聞かないとメッてされる感じが良かったです。
    人によっては地雷の設定もあるでしょうし万人向けではないと思いますが、考えちゃいけません。感じるんです。きっと新しい扉が開きますよ。
  • 君と出逢うため落ちてきた

    SKYTRICK/秋吉しま

    一人称「私」の敬語攻は大変良い
    ネタバレ
    2024年7月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ みなさんは一人称「私」の敬語攻、お好きですか?私は大好きです。攻は「私の妻になりなさい」などと言って偽装夫婦になりますが、受の意思を尊重してくれますし、自由を奪うようなことはしません。(受を女装させて私の妻です!って見せびらかしたりはします)
    とある事情で性的接触ができず、このままずっとプラトニックな2人でも可愛いかも…と思っていたところ終盤には濃厚に致してて大声出ました。しかも普段敬語の攻がちょっと口調崩してるの可愛いかったです。

    受は二人称「君」の気怠げな美人さんです。
    受が空き巣や盗みをする設定に最初は戸惑いましたが、徐々に見えてくる受の心根の綺麗さと、スキルを活かした活躍を見て、清濁あわせ持った設定ごと好きになってしまいました。粗野な感じがあるのに無意識に人たらしだし、「子供は大人の心配しなくていい」とか言うんですよ。惚れました。

    文書もわかりやすく、ぎゅんぎゅん惹き込まれます。一緒に異世界にやってきた女子高生との会話で「公爵は日本史でいうと◯◯」とか、「これはギリシャ神話でいうと◯◯」と一般的な例えで世界観について整理してくれます。異世界ものに飽きたひとにも、異世界にはついていけない、という人にもオススメです。
  • ドラァグクイーンはリップシンクで愛を捧げる【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】

    あかつき雨垂/鹿島こたる

    迷ってるならぜひチャレンジして欲しい
    ネタバレ
    2024年5月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 攻がドラァグクイーンという尖った内容ですが、あらゆる角度から心に刺さりました。
    攻はショーでの妖艶なクイーンという一面と、日常では世話焼き感強めの男という一面があります。
    心の傷を隠すようにクイーンとして武装する攻の前に、裏表なく純粋に「すげぇキレイっす!」と言ってくれる年下の男が現れます。そうです、受です。
    受けは不憫受とか健気受の属性をもっていますが非力ではありません。攻より高身長で体格も良く喧嘩も強いです。
    攻より体格の良い受は正直苦手なんですが違和感なく読めました。作中、お姫様抱っこされるのは攻ですが、それはそれで良かったです。えっちの時は攻がしっかり抱いてますのでご安心を。

    最初は行き場の無い受を、攻が拾ってあげますが、徐々に一方的な施しではなくなります。攻も受に救われるし、お互いが良い方向に影響しあい変わっていきます。
    好きになるまでの描写、好きかもと芽生える描写、好きなのに過去をさらけ出せない怖さ、打ち明けてもらえない葛藤、全部良かったです。

    ストーリーには半グレ、特殊詐欺、ネグレクト、アウティングなどがからみ、明るいだけの内容ではありませんが、主役ふたりが互いに影響しあって乗り越えていく様に涙が出ました。

    書き下ろしは最初から最後まで幸せで大変良かったです。攻は女装してなくても乙女思考で可愛かったし、受はスパダリでした。

    迷ってるならぜひチャレンジしてほしいです。
  • 傲嬌(ツンデレ)太子と愛のない婚姻【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】

    砂床あい/石田惠美

    攻の女装が好きすぎる
    ネタバレ
    2024年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 美しい表紙に吸い寄せられ、見事に表紙買いです。前作を読んでいないことと、日本人作者の中華BLであることで迷いましたが違和感なく読めました。
    性癖ストライク祭りで買わないわけが無かったんです。美人な攻!攻の女装!えっ攻のほうが妻なんですか!えっ、えっ!攻による雄っぱい、、ズリもあるんですか!祭りだぁー!わっしょいわっしょい!
    中華BLには不足しがちな挿絵がいっぱいあります!えろすなシーンも挿絵あります!お好きな方は一緒にわっしょいするしかないですよ!
    女顔の美人攻は、千年ひっそりと受に片想いし続けていた可愛い男です。受は最初ツンが強すぎる「性格が歪んだケツの穴の小さい男」として書かれていますが美人な妻(男)に愛されてケツもほぐれ、素敵な夫に成長していきます。
    受の羞恥心が強すぎるところは日本人的BLを感じましたが、そこは聖母的攻が優しく「がんばれがんばれ」(ほんとに言ってました)してくれたのでオッケーです。
    また、トゲトゲしてた受が、攻の愛を感じて素直になっていく過程が好きでした。雪解けの模様を焦ることなく愛でる攻の深き愛にキュン必至です。
    想いが通じ合った後は、お互いを大切にしあえる関係になるのですが、受が体をはって攻を守るシーンは涙が止まりませんでした。
    ここまで性癖に刺さる作品もなかなか無いので、出会えて良かったです。QOL爆上がりです、ありがとうございました。
  • ウサ耳おっさん剣士は狼王子の求婚から逃げられない!

    志麻友紀/星名あんじ

    兎さんのくしくしが可愛すぎる
    ネタバレ
    2024年1月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルがうさんくさい気がして(ごめんなさい)期待してませんでしたが、とても面白かったです。狼さんの一途な求愛を、のらりくらりかわす兎さん可愛いです。おっさん受けといっても、おっさんのタイプは多岐にわたると思うんですが本作は前半「悪役ぶってるけど実は良い奴おっさん」、後半は「ヒゲ剃ったら美青年おっさん」です。
    全体的にケモ耳尻尾の描写が多くて可愛いし、兎さんのお耳くしくしはお気に入りのシーンです。挿絵があったらもっと良かったと思いますが妄想で補うのでオッケーです。
  • おっさんだけど聖女です

    桃瀬わさび/にやま

    気遣いの良妻(攻)と無茶する夫(受)
    ネタバレ
    2024年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 苦労をかけるが、俺についてきてくれるか?的なことを言うのは受のほうです。
    攻は気遣いの人でまさに良妻。イケメン騎士なんだけど、おっさんの前では赤面したり心配したり強い言葉で叱責したり反省したり忙しいです。年下攻の宝箱です。可愛い。
    受は無茶しがちで欲のない人ですが、年少者を気にかけるなど、大人として成熟しています。男として生きてきた年数は受の方が長いわけですから、おっさんが男らしいのは当然で素晴らしいことです。いちゃいちゃの中でも負けん気を発揮したりしてて大変良かったです。
    濡れ場も段階を踏んで、急いだ感じも無く、しっとりとした雰囲気で進んでいきます。激しい描写は無いけれど、ふたりがゆっくり心と体を重ねるシーンが続き、ずっとドキドキしていました。
    42歳と、今まで読んだおっさん作品では最年長でしたがとても良かったと思います。なんだか健康になった気がします。ありがとうございました。
  • 最推しの義兄を愛でるため、長生きします!

    朝陽天満/カズアキ

    兄弟ふたりとも可愛くて格好いい
    ネタバレ
    2024年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ショタ好きというわけでもないので、どうかなと思いながら試し読みし、3冊読破してしまいました。1巻よりも2巻、3巻のほうが面白いです!
    主人公が無条件に「愛される」のではなく、人を「愛する」物語です。恋愛だけでなく、親愛、友愛、さまざまな愛を主人公が差し出し、周囲を巻き込んでいきます。はじめは体が弱く魔法も使えない主人公は守られるポジションだったのですが、最愛の人を守るため立ち上がり行動します。義兄弟のふたりがお互いを大切に想い守り守られる描写は尊いとしか言いようがありません。
    兄弟というには甘々で、身体的接触も多く、魔力供給のためとはいえそんなことまでしちゃうの兄様⁉︎と後半はずっとドキドキしていました。
    それでもこのまま仲良し兄弟でいくのかな、それも悪くないな、と思っていたら、きちんと愛の告白があり大爆発しました。ふたりが少し大人になったお話も読んでみたいです。
  • 初代様には仲間が居ない!

    はいじ/高山しのぶ

    光の腐女子には刺激が強いが読んでしまった
    ネタバレ
    2024年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 犬くんの献身が切なく、光の腐女子としては「どうして!!」と感じつつも、ふたりが気持ちを通じ合わせる過程から目を離せませんでした。
    犬くんの主体性のなさは、個人的に共感できるものではなかったけど「犬くんはこういう子、だから初代様にも愛されている」と納得できました。
    ただストーリー展開上避けられないこととはいえ、攻が受以外と関係をもつのは、つらかったです。
    でも子孫だから仕方ないのか、と思うと余計につらい笑
    つらかったからこそ、想いが通じ合った時の喜びは大きかったです。犬くん、お幸せに。
  • だから、悪役令息の腰巾着! 忌み嫌われた悪役は不器用に僕を囲い込み溺愛する

    モト/小井湖イコ

    甘くて切ない
    ネタバレ
    2024年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 攻の家庭環境の悪さは読んでいて涙が出てきてしまう程でした。受に愛されて闇落ちルート回避できて良かったです。お互いに助け助けられ信頼関係を築く描写が、ただの依存執着ではなく「愛情」を感じられて良かったです。
    ただモブレ的な描写が苦手な人は要注意です。受はあまりに可憐で攻以外の男から求愛されすぎるので、かなり頻繁におさわりされるし、言葉責めされるし、キスもされちゃいます。モブとの絡みを単なるえろ要素として楽しめる人なら問題なしかと思います。
    私が攻だったら、いちどでも受に手を出した奴は許さないし友達ポジションにも置かず近づけたくないです。それこそ闇落ちしてしまうので。
  • 月の影と竜の花

    おにぎり1000米/ASH

    前半は良かった
    ネタバレ
    2024年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 受は兵士で、綺麗な顔のわりに女々しくなく、戦いに憧れるなど、きちんと男の子してたのが好みでした。喘ぎ声は女の子みたいにあんあんしてました。
    登場人物が獣人なので全体を通して程よくケモ描写がありワンコ好きはニッコリできるかもしれません。狼の同族同士の戯れ、恐怖や安堵で狼になってしまう描写などは可愛かったです。ただ基本的に人型で話しが進むので濃厚なケモはありません。
    前半は受と攻の出会いなど、見どころも多く楽しめましたが後半月に行ってからは専門用語(造語)の乱立、とってつけたような展開、胸糞もあり、ほとんど読み飛ばしてしまいました。
    一番がっかりしたのが、月白の噛ませ犬感。月白と攻のあいだには因縁のようなものがあるような紹介をされていますが、因縁でもなんでもないただの逆恨みだし「友達だと思っていた」わりに希薄な関係でした。
    月白の見た目が一番好きで、「どうしてこの人が主人公じゃないんだ⁈」とまで思っていたので残念です。
    絵も綺麗だし、前半のケモ描写は好きだったので前半だけなら読み返すかもしれません。
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