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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 美しい彼

    凪良ゆう/葛西リカコ

    重いとか執着とかじゃない。爽やかな信仰
    ネタバレ
    2022年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 日頃から、推しなどに対して信仰心を強く持つ人が読んだら、頷きっぱなしの漫画だと思います。

    底辺ぼっちの攻めが、カースト上位の超絶美形受けに、宗教の如く陶酔していくお話です。

    試し読みで即買いでした。3/2くらいまで止まることなくズンズン読んでしまいました。
    とにかく文章の表現が的確で、魅力的です。何の違和感もなくストンと収まるので、どんどん濃厚な彼(攻め)の世界に入って行けました。
    超絶美形の受けが放つ「きも」ほど痺れる言葉はありません…

    彼をあまり"気持ち悪い"と思えなかったのは、個人的なものでしょうか…(笑)
    受けのことをどのくらい好きかという表現の中で、"さっきまで受けを写していた水溜り"にすら胸を痛ますことが出来る攻めは、情緒が決壊していて最高だと思いました。

    悲しくはありませんでした。程よく胸が痛むところもあり、あとはハッピーエンドなので、安心して読めますよ。
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  • 4月の東京は…

    ハル

    リアルさは良い
    2022年6月11日
    未成年で同性で性行為に及んだ故のリスクが、リアルに描かれています。そこはすごく良いなと思いました。
    しかしなぜお互いがお互いをそこまで好きになったのか、どうして再会出来たのか、少しよくわからない部分が多くて…私の読み込みが浅いのかも知れません。
  • 憂鬱な朝

    日高ショーコ

    続巻購入しました
    2018年11月3日
    桂木のとんでもない美形をいつまでも見ていたくて続巻購入しました。
    面白いですね、時期に応じて髪の長さが様々なのは新鮮です。キャラクターが自然に作中に生きているように感じられてとても良いです。
  • どうしようもないけれど

    夏目イサク

    ノンケバツ1、いい味出してますね
    2016年3月9日
    オヤジ攻めと美形受けを探して辿り着きました。見事アタリでした。
    キャラクターのことを可愛いと思う事は、他の人より少ないのですが、島野くんは異例でした。ピンク色のあれが出ていて、生意気で健気で愛しい。
    実際にノンケが惹かれあっていく過程って、こんな風に曖昧な感じ(いい意味で)なんだろうなと思わせる自然さが程よかったです。

    ひとつだけ、1巻の時点ですが、ノンケの黒川はなぜ島野くんの気持ちをいとも容易く受け入れたのかという疑問が残ります。黒川が島野くんに惹かれていく描写も、もう少し明らかだったら良かったかなと思いました。
  • テンカウント

    宝井理人

    あまりにも話題&高評価だったので
    2016年2月11日
    表紙からもわかるように繊細で、線が細く少し憂い帯びた綺麗なキャラクターばかりで、この作者の作風だけを求めて買われる方も多いかと思います。
    一巻までしか読んでいないので、次巻以降どのような展開になるのかは知らない上で評価させて頂きますと、内容の充実さに関しては、評価に対してあまり芳しくありませんでした。
    恋に落ちる理由になった出来事や、想いが膨らむ段階などの描写が少なく、まるで二人が恋に落ちるのが当たり前のような、少女漫画のようなスムーズなお話の展開が不自然に感じました。
    BLにリアルを重視する方には、物足りない作品かと思います。
  • 月影

    SHOOWA

    BLではなく人間愛
    ネタバレ
    2015年12月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 切ないBLを探し求め、口コミから、月影と逃げ水のみを購入しました。
    もっと長く読みたかったですが、難しい歴史的背景が苦手な自分にとって、このテンポは良かったのかも知れません。
    中盤、主人公が同級生と心を通わす部分に否定的な意見も出たとは思いますが、私は、主人公が前を向いていた証、自分の道を歩んでいる証のように思え、リアリティーを感じられたので良かったと思います。
  • 寄越す犬、めくる夜

    のばらあいこ

    ただ暗いだけでなく、堕とし方が良い
    2015年12月11日
    闇社会の理不尽さ、憤り、プライドと理性の崩壊、肉体の快楽、そして虚無感。様々な方向から精神的に蝕ばまれていく、良識ある主人公の道徳心が崩壊していくプロセスが安っぽくなくて良かったです。
    どんなに精神が健康な人でも、快楽に堕ちる人間の浅はかさ。快楽に身を委ねる事の心地の良さ。守らなくてはならない存在と、チラつく純情。人としての理性の狭間で、それらがない交ぜになり苦しむ。
    綺麗な書き方ではなく、世界観が強く味のある絵だったので(このお話の場合はそれがとても良い)ものすごく見入ってしまった訳ではないのですが、やはり結末は気になるので次巻も購入予定です。
  • 囀る鳥は羽ばたかない

    ヨネダコウ

    ヨネダ先生の作品は、BLではなく人生。
    2015年11月5日
    愛の言葉を一言も使わずして「愛してる」を伝えられるBL漫画家さんは本当に限られていると思います。
    よくある、足さずに引くという表現の手法の問題だけではないです。
    白い紙に黒いペンで愛してると書くのではなく、白い紙の端から気が遠くなるくらいの範囲を黒で塗っていき、最後に愛してると白い部分を文字にして残すような、ヨネダ先生の物語にはそういった納得できる蓄積があります。CP二人の、互いが互いでなくてはならない理由が、綺麗なものも汚いものも黒く塗った分だけ無数に存在していて、その残りが「愛してる」になっただけなんだなと思わされる、そういうところが好きです。信頼できます。

    なので、悲しいことに、もう何を読んでも簡単な理由では満足できなくなりました。
  • どうしても触れたくない

    ヨネダコウ

    わたしのBLの原点です
    ネタバレ
    2015年11月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を読んでから数日間、ヨネダ先生の独特な空気感に当てられて、何も手に付きませんでした。読み終えてしまうのが本当に悲しくて、毎日少しずつ読んでは止めて、の繰り返し。一番好きなシーンは、外川さんと嶋くんが初めて二人で焼肉屋さんに行った帰り道、外川さんに頭を撫でられ俯いた嶋くんの表情が、読者側には描かれておらず、外川さんだけが唖然としてキスに及ぶ描写です。その時のノンケキラー嶋は、さぞいじらしかったに違いない・・・
  • それでも、やさしい恋をする

    ヨネダコウ

    出口が、本当に詐欺でした。
    2015年11月5日
    出口があそこまで化けるとは思わず、顔面ストレートをくらった気分です。愛されるのが似合う男。サッパリしてるのにいじらしいなんて、ただただ詐欺です。一番好きな描写はぱんぱんの吸殻ケース。ヨネダ先生のそういうところ、堪らない。
  • NightS

    ヨネダコウ

    良い意味で、殺伐と漂う生臭さ。
    2015年11月2日
    他の作家のランキング入りしてきたタイトルも読んでみましたが、私はやはりヨネダ先生の作品が一番です・・・。ホモにリアリティーを求める方は、是非。