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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 推しに甘噛み

    鈴木ジュリエッタ

    約束された安定の尊いノマカプ
    2024年1月15日
    「神様はじめました」に続き、2次元オタク属性の吸血鬼少女と、少女の推しに激似な人間男子のほのぼの人外ラブコメ。
    平和であたたかな気持ちになれてサブキャラ含め魅力的な人外ラブコメを描かせたらジュリエッタ先生の右に出る者なし。(「忍恋」も勿論良かったのですが)

    主人公吸血鬼ちゃんが「噛み付いての吸血なんて野蛮」とパック血をストローで飲む人間で言う現代っ子感があったり。
    初めて憧れの公式イベやコラボカフェやコスイベに参加するオタ活初心者のわくわく感もあり。
    オタ趣味が理解できなかったツンデレ系人間男子くんがそんな吸血鬼ちゃんに徐々に惹かれて行ったり。

    吸血鬼ちゃんの執事、ストーカー吸血鬼、BL風味な吸血鬼…などなどサイドストーリーで深掘りしてほしい個性的なサブキャラも3巻までで既にたくさん登場していて
    是非とも神様はじめましたくらい長く続いてほしいしアニメ化もしてほしいくらいおもろい。
  • 神田ごくら町職人ばなし

    坂上暁仁

    時代物の話が好きな人にはたまらんやつ
    2023年9月23日
    各話に登場する職人毎に、仕事にかかる際の人間関係・役割・手法・材料・そして仕事への矜持の違いが丁寧に描かれていて胸を打つ。
    作者さんがとても丁寧に取材を重ね、当時・もしくは現代でも腕をふるう数少ない職人へ敬意を込めて描かれているのだろうと伺える。

    とはいえ、教科書的な職人の仕事カタログではなく、登場人物ひとりひとりがお話の中で生きて仕事をする日常の中で生まれる人間ドラマが、面白く魅力的に描かれている。

    それもまた漫画家という「職人」の仕事だなあと。
    和物作品になじみのない人でも、職を問わず仕事というものに自分なりのこだわりを持っている人には絶対刺さるお話なのでおすすめ。

    大河系だけでなく、こういう作品こそをドラマ化してほしい。これは映像作品にしても絶対面白い。
    漫画も続編が出るのを楽しみに待っています。
  • いつか死ぬなら絵を売ってから

    ぱらり

    続きが楽しみ
    2023年6月21日
    Twitterで作者さんがあげてるサンプルが面白かったので購入。お話がとにかく続きが気になる面白さ。虫の絵のくだりが好き。
  • マチネとソワレ

    大須賀めぐみ

    舞台&声優オタクは読んだ方がいいやつ
    2023年5月18日
    万札でうんこ拭く広告から気になって読み始めたら、そのまま最新刊まで課金の手が止まらなかった。
    役者がストレート舞台→小劇場の一人芝居→2.5次元→声優…と色々な場数を踏んでいくストーリー。
    役者以外のサブキャラや監督が語る「観客の求めるもの」「原作ファンが.5化発表で感じる事」など細かい部分まで舞台や声優界隈のオタクなら頷くものばかり。
    作中の舞台そのまま観劇に行きたい、全通したい、と思うくらいストーリーもキャラも魅力的で面白い。
    絶対に界隈のオタクならのめりこむ作品なので全力でおすすめしたい。5巻あたりから沼がはじまる。
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

    田房永子

    ラストの歩み寄り描写に疑問
    ネタバレ
    2023年3月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私も作者と同じ女性ですが、
    作者のようにキレると大きな音を出したり極端な思考で話し合いが難しい母や同僚と関わる事が多かったので
    改めて考え事をするきっかけになりました。



    「自分(夫)と妻(作者)ではキレイの基準が違うように思う」
    「だから妻が主張する部屋をキレイにしてるは同意できない」
    と、なぜ同意できないかを夫が言語化しているのに
    「この人は悪い部分しか見ない」と受け止める妻。

    夫の回答は良い悪いの話ではない。
    価値観が違う事をまず受け止めてお互いどれくらい歩み寄りが出来るかの話をするチャンスだったのに。



    夫は「悪い事ばかり見る」と言われ、それを認めて謝っているが
    「ネガティブに受け止めてしまう性質だからわかってよ」と過去に言われた事を思い出した上で
    「妻から見ると悪い事ばかり指摘している状態(に感じるんだな)」
    …となってしまう事に配慮しきれずゴメンと謝っているように読み取れた。

    一方的に夫だけが妻に歩み寄っているから成り立つ話し合いで、自分の価値観に優位な状況だから納得できている事を歩み寄りと思っているのでは?

    知識を得たが別方向に認知が歪んだ状況に見えて、個人的にヒヤッとしたラストだった。



    「私は自分なりに頑張っている」
    「その頑張りを認めてほしい」それが絶対的価値観。
    だから認めてくれない=自分の否定、と受け取って「悪い事しか見ない」という考えになるのかなと。

    悪いなんて夫は言っていない。
    夫が自分の発言をどう受け止めてどういう意図でそう返したのかを理解しようとせず、自分の物差しで「否定された」と決めつける。

    根本はただ一途に
    「自分を認めてほしい」
    「ありのままを許容してほしい」
    「自分に合わせてほしい」。
    相手の価値観はおかまいなしに我こそが正義。
    0か100か、悪か正義か、極端で感情的。
    相手を否定しているのは自分の方なのにね。



    感情的になりやすい女性は「理解」と「許容」を混同している事が多いと思う。
    100%同じ価値観の人間はいないし、正義も視点が違えば悪になる。お互いの理解は必要だけど全てを許容する必要はない。

    なまじ同じ言語を使うからこそ、喋るだけで理解できると思いがち。
    相手の言葉の真意・価値観を理解しようとしなければ、例えお互い同じ「思いやり」という言葉を発していても意味がない。
    話はそれからじゃないだろうか。
  • 推し、燃ゆ

    宇佐見りん

    オタクのはてブロの方が面白い
    ネタバレ
    2021年3月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 紹介通り、女子高生の推しが炎上した話。
    炎上した本当の理由が推しから語られるでもなく、ひたすらファンである主人公の視点だけで進む物語。
    一人称は「あたし」。

    推した理由を語るシーンでオタク特有の言い回しが出てきて、そういう部分で若い子が軽率に共感しやすいんだろうな…と思えど、途中から面識ない同担の「自分語り」をひたすら聞かされている気分に。

    文字が多けりゃいいってもんでもない、と前置きした上で…それでもやっぱり、ハードカバーで140ページ程度のボリュームは物足りない。

    長い自分語りが終わり、ここからどう転がるんだろう…とようやく物語が動き出したと思ったら、そこでアッサリ終わって拍子抜け。
    起承転結の「承」の後半で終わるような…それでいてフルプライスな事に、だいぶがっかり。

    自分の推し作家も本書作者と同じく学生デビューだけど、毎回300ページを超える大作シリーズを書き上げて面白く読ませてくれるので、その感覚に慣れ過ぎてしまったのかも。

    表題の通り、リアルなオタクさんのはてなブログで読む推し語りの方が、同じ自分語りでも熱量が高くて面白い。
    1000円以上出して読む内容ではないなと私は思いました。
  • 村井の恋

    島順太

    ここ数年で1番いい課金した作品
    ネタバレ
    2020年5月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は、乙女ゲー大好きな高校教師と、その教師に片想いする男子高校生の恋愛もの。
    濡れ場はおろかキスシーンすらない、ギャグ要素てんこ盛りの恋愛もの。

    なのに、読んでいてときめく。
    ページをめくるたびに、にやにやか爆笑か本気萌えのいずれかがもれなく用意されている。

    わたしは10年以上前の乙女ゲーが好きだ。
    初対面からはじまり、徐々に人間としての信頼関係を結んでいく日々を過ごし、ようやくエンディングで告白やキスに至る健全なやつ。
    それでいて、日々の会話やゲーム内イベントはちょっとバカっぽいノリのやつ。
    めちゃくちゃふざけた事言ってるのに、なぜか凄くカッコ良く見えちゃうやつ。
    この作品には、それに通じるものがある。

    800円とかちょっと高いなーと初回は思いがちだが、この作品には金額に見合った面白さと、きちんと通常のマンガ単行本と同等のボリュームがある。

    先日、20ページ足らずの同人誌と知らずに、同じく800円くらいの課金をして大変ガッカリしたわたしとしては
    この作品に初めて払った1巻目の800円は、以降何度も読み返し繰り返し萌え、続きが楽しみな気持ちも加味すると8万円くらいの価値があったとすら思う。

    全乙女ゲーユーザーに読んで欲しい。

    _ _ _

    ※最終巻を読んでの追記

    最後まで本当に面白かった。
    たくさんのときめきをありがとう。
    主任ルートも正直見たかったけど村井くんが幸せに夢を叶えてくれて嬉しい。良かった。
    _ _ _

    ※追記
    まさかの番外編刊行やった〜〜〜〜アニメ化もやった〜〜〜〜〜〜番外編も相変わらずのギャグ路線なのに真心暴走超特急な青春ドラマで最高にときめく。
    早く番外編下巻も読みたいし番外編シリーズ連載化していただきたい。
  • 男子性理本

    性活窃視症

    本文は19ページです
    2020年5月5日
    同人誌だったのかもしれないですが、この価格ならもっと内容もページ数も多い商業誌を買えば良かったです
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