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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 小林先輩は女の子でシたい

    うり

    コミカルでテンポ良くスルスル読める
    2021年8月8日
    試し読みで絵も見やすいし、関西弁の会話のテンポの良さとコミカルさが良いなと思って購入したんですが、期待に違わぬ面白さでした。受けの先輩はわりと可愛い系の顔だと思うんですけど、女の子状態だと更に小作りな顔だし目もパッチリしてるし身体も華奢で、それと比べるとやっぱり体格なんかも骨張ってるし、立派な男性なんですよね。女体化というフックがあることで、男状態と女状態の受けの対比が自然と可視化され、その上で男の受けに惹かれる攻めの気持ちやときめき、葛藤などが伝わってくる、女体化設定を上手く生かしたBL作品だなと思いました。ストーリー的には切ない要素やシリアスな場面もしっかりあるんですが、受けが女体化した自分の外見大好きな前向き思考のお兄さんなので、良い意味で重くなりすぎずにスルスル読めます。一重でポーカーフェイスのクールな攻めとのやり取りが、まさに丁々発止といった感じで、漫才のようで笑えました。でも、個人的に一番ツボだったのは、二人に巻き込まれる職場の上司こと、バーのマスターです。男性で物腰柔らかで一人称僕、肩ぐらいまでの髪の長さに眼鏡って時点でドストライクすぎてヤバいのに、時々後ろで髪を一つに結んでるビジュアルがもう素敵すぎて、マスターが出る度に悶えてました。しかも、従業員たちにツッコミつつも何やかんやで話を聞いてくれるし、助けてくれるしで優しすぎます。こんなマスターがいるバーに私も行きたい。
  • 特濃ミルクファーム【#DOELO/#獣人搾乳】(分冊版)

    四方月ろーど

    ど迫力の雄っぱいが堪能できる搾乳BL
    ネタバレ
    2021年6月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 乳首責めや搾乳BLが好きなので、タイトルと試し読みに惹かれて購入。結果、大当たりでした。
    受けのアキさんは表紙イラストの通り、体格がよくて筋肉も多めなザ・雄って感じの男性なんですが、内面の不器用さや朴訥さ、健気さが伝わってくる描かれ方をしているので、自然と可愛く見えてきちゃいます。攻めの青年もアキさんへの思いやりがあって、若いけれど従業員や牧場の動物のことも気にかけているし、人柄の良さや真っ直ぐさに好感が持てる。
    二人が互いを思っているからこそのすれ違いや勘違いは、王道だけどキュンとするし先が気になって読み応えがあります。
    そして、なんといってもこの作品の見所は搾乳。絵がお上手なのは勿論、表情の描き方がとっても秀逸で、アキさんが敏感で感じやすいという設定も相まって、微妙な表情の変化がリアルかつ色っぽすぎるため、読んでいてドキドキが止まりません。そんなタッチで描かれる搾乳シーンは素晴らしいの一言。アキさんの恵まれた体格から生まれる(?)雄っぱいの大きさ・張りの迫力と、そんな男性が乳首からミルクを溢してしまう、その瞬間の羞恥と背徳的な快感に満ちた表情…もう、最高です。現在三話まで読んだのですが、新キャラも出てきてどうなるのか気になる!
    牧場で働く従業員仲間のキャラも何気に立っていて好きです。タイトルなどから一見過激にも思えますが、読んでいると不思議とほのぼのした気分にもなれる温かみのある作品だと思います。
  • 爪先から下僕

    motteke

    可愛いらしい絵だがフェチズムが伝わる
    2019年8月28日
    表紙はマニアックな感じですが、漫画は可愛い系の絵でさらっと読めます。ですが、ちゃんと足フェチという要素が生かされていてグッドです。理想の足にハアハアしちゃう主人公が面白いけど可愛くてどこか色気があるし、そんな主人公に嗜虐心や執着心のような物を抱いてしまうイケメン君の気持ちも分かります。良い意味で余白があって続きが気になる。この2人の今後の関係がどんな風に変化していくのか見てみたい!という興味をそそられる作品なので、皆さんがおっしゃっているように、続編を熱烈希望です。
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  • 生け贄姫は二度啼く 【短編】

    赤根晴

    ナチュラルボーン王子、今回も絶好調
    2019年8月28日
    前作に引き続き、絵がとても綺麗です。そして、今回もオージが大活躍。姫こと浅川くんの為とはいえ、あんな美味しそうなフルコースディナーを作れるほどの料理上手とか…意外なスペックの高さに胸キュンです。そして、やっぱり照れる浅川くんがとても可愛い。ちょっとキャラと言葉攻めが独特とはいえ(ちょっとか?)あんなに優しく尽くされたら抱かれてもいいかな…と流されてしまうのも分かります。個人的にこの2人(特にオージのキャラ)が大好きなので、このカップルのエピソードだけで丸々一冊単行本なったものを読みたいくらいです。なんだかんだ幸せそうな2人が大好きです。
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  • 生け贄姫と薔薇王子 【短編】

    赤根晴

    今までになかった斬新な王子キャラが素敵
    2019年8月28日
    短編ですが、赤根晴先生の作品なので、絵のクオリティもとても高いし話も綺麗にまとまっています。文化祭で王子と姫の芝居をやることになり、稽古で姫役の代理をすることになって、王子役との距離が近づいていく…という王道設定ですが、特筆すべきは王子ことオージくんのキャラクター。BL漫画で王子キャラというと、ナルシストだとかスーパー攻め様とか、そういうイメージが思い浮かびますが、オージはそのどれにも当てはまらない感じというか、ナルシストな所もあるし優男でもあるけどなんか違うというか、それだけじゃないというか…ナチュラルボーン王子であり、メルヘン脳かと思いきや、自分が王子らしく存在するための自己演出(プロデュース)力が凄いというか、能天気に見えてただのアホじゃないというか、なんというか…私の拙い語彙ではうまく言い表せませんが、とにかく強烈で良いキャラしてます。そんなオージ相手に振り回されて赤面したりぐったりしている主人公・浅川くんが可愛いです。斬新な言葉攻めをされて、主人公が死ぬほど照れている場面は爆笑しながら萌えました。この作品が気に入った方は、続編の「生贄姫は二度啼く」もオージのキャラが立っていて面白いのでオススメです。
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  • かげきしょうじょ!!

    斉木久美子

    歌に芝居に恋に友情、少女たちの青春物語
    2019年8月28日
    作品名がひらがななので、最初「過激少女」=不良な女の子の話なのかな?と思っていましたが、「過激」ではなく「歌劇」でした。入試が超倍率で規律も厳しいことで有名な、少女だけが入れる音楽学校。明日のスターを夢見て、そこへ入学してきた少女たちの姿を描く青春物語です。主人公のさらさは真っ直ぐで明るく、マイペースな部分もありますが仲間思いで勉強熱心、舞台役者としての天性の才能もあって、自然と応援したくなってしまうような女の子です。他にも、元アイドルの美少女だが感情表現が苦手な愛ちゃんや、抜群の歌唱力を持つが自分に自信がなくぽっちゃりしている彩子など、個性的な仲間たちが切磋琢磨しながら成長していく姿が描かれています。それぞれのキャラの過去やエピソードがしっかり描かれているので、登場人物ひとり一人を応援したくなる魅力があり、掘り下げが上手い作家さんだなあと思います。どのエピソードも好きですが、特に印象的なのは、プライドが高く上昇志向の強いサラブレッド・薫の過去話と、可愛い笑顔でエゲツない事をズバズバ言うキツい先輩・聖のエピソードです。聖先輩は正直苦手なキャラだっただけに、あの過去話は良い意味でズルい!と思ったし、文化祭後の話は泣けました。それぞれのキャラクターにそれぞれの人生があって、辛いこともあるけれど、夢に向かって頑張るキラキラした姿に勇気と感動をもらえるし、何度も読み返してしまう作品です。どんな展開になるのか、続きが待ち遠しい!
  • はれもの水風船

    赤星ジェイク

    タイトルが秀逸
    2019年8月27日
    義理の弟・沿(そう)に対して、よこしまな願望を抱くようになってしまった要。性的いたずらを受けていた沿をそういう目で見てしまう罪悪感や、仲が良く可愛がってきた弟に対して欲情してしまう苦しさ。「沿にとって良い兄でありたい」という願いと、日に日に募る欲望の間で悩む要。はちきれそうな欲求を必死に抑えつつも、いつ爆発してもおかしくないように見える彼の姿は、可哀想で切なくなります。ですが、欲情をもてあまし、いけないことだとわかっているのにやめられない…そんな風に悩む姿が大変色っぽくて、フェチズムとエロに定評のある赤星先生の本領発揮といった感じで、読み応えがあります。もともと兄弟ものが好きなのもありますが、そういった思春期の心の揺れ動きやすれ違いがよく伝わってきて、雰囲気があって好きな作品です。シリアスな設定ですが、合間にちょこちょこ出てくる沿の可愛さなどコメディタッチなところもあるので、そんなに重すぎるわけでもなく、ハッピーエンドで終わるので読後感は良かったです。兄弟の周りの大人もいい人ばかりで、特に要と沿の母親の考え方が素敵で印象に残りました。色眼鏡をかけずに受け入れてくれる、こういう親がいてくれたら子供は幸せだろうなあと思います。
  • ここは今から倫理です。

    雨瀬シオリ

    悩みのない人間なんていない
    2019年8月26日
    ネットで「生徒ときちんと向かい合う教師の漫画」としてお勧めされているのを見て読みました。色々な方が触れているように、最初は絵柄の独特さに「濃いな〜」と感じていましたが、読んでいくうちに内容とピッタリ合っていて、魅力的な絵柄だなぁと感じるようになりました。主人公は、高校で倫理の授業を担当している高柳先生。授業を受けている生徒たちの悩みに、先生が向かい合うという内容です。決して上から説教をしたり、正論を押し付ける訳ではない。倫理における考え方を踏まえて、自分が「よく生きる」ためにどうすればいいのか導いてくれる、という感じ。冷たすぎもせず優しすぎもしない、そのニュートラルさが心地いい。とはいえ、先生も人間。授業中はあまり表情を動かさず、クールで鉄面皮に見えますが、生徒の行動に動揺したり、照れたり、意外と感情豊かです。でも、そんな所がまた魅力的。生徒は分かりやすい問題児ばかりではなく、一見「普通の子」も多いですが、それぞれに鬱屈を抱えており、真剣に悩んでいます。はたから見れば「どうしてそんなことを気にするの?」と思うような悩みでも、高柳先生は笑ったり馬鹿にしたりせず、いつも真摯に相手と向き合っていて、その姿勢がとても素敵だなと思います。後書きを含め、印象的なエピソードは数多くありますが、個人的には1巻の優等生の女の子(と、その明るいクラスメイト)の話と、三巻の喋らない男の子の話が好きです。悩みが簡単に解決しなくても、そんな自分を受け入れてくれたり、一緒に悩んでくれる人がいるだけで救われることもあると思うので。ミステリアスな色気のある高柳先生ですが、話が進むにつれて、バックボーンらしきものが少しずつ明かされていっており、そこも気になります。今のところ、倫理の選択授業を受けている生徒の中から、一人ずつピックアップされて話が進んでいく、という形式なので、生徒が全員出てきたら連載も終わってしまうのかな。まだまだ続きを読みたいような、名作だからこそダラダラせず綺麗に終わって欲しいような、複雑な気持ちです。でも、とても面白くて考えさせられて、続きを楽しみにしている漫画であることは確かです。
  • 青春兵器ナンバーワン

    長谷川智広

    ギャグ漫画だけど誰も傷つかない優しい世界
    2019年8月26日
    他の方のレビューにもあるように、最初はコ◯コロに載っているような小学校低学年男子向けのギャグかと思い、ちょっと自分には合わないかなー…とジャンプ本誌でも横目で見る程度でした。表紙を見て分かるように(失礼ですが)絵も決して上手いほうではないし。しかし、話が進むにつれ、最初は常識的だったキャラクターたちがナチュラルに壊れていったり、主人公たちの前に現れる大人たちが敵ですらも憎めない良い奴だったり、といった世界観に魅了されていきました。そんなキャラの掘り下げと共に行われる怒涛のボケとツッコミに笑いが止まらなくなり、いつしか毎週続きを楽しみにするほどの大好きな漫画になっていました。メインキャラクターの零一は、世界征服の為に生み出された破壊兵器というシリアスな設定ですが、人間と青春に憧れるあまりしょっちゅう暴走しては失敗したり、非モテである自分に血涙を流したりと、間抜けでおちゃめなオトボケ少年です(兵器だけど)。そんな零一のおかしな行動に逐一突っ込んでくれる苦労人・エージの存在とともに愛すべきキャラクターとなっています。他にも、零一のサポートをする為に現れたエリート兵器・ハチや、エージのライバル的美少女・アンヌ、人気ナンバーワンの最強マスコット・ゴローなど、個性的なキャラが多くて楽しい。そして、どんな事件が起きても誰も傷つかない優しい世界。これがこの漫画の長所であり、私が一番好きな部分です。「好みじゃなさそうだなー」と思っているそこの貴方!騙されたと思って、暇な時でいいからぜひ一巻だけでいいので読んでみてください。お願いします。
  • 手中に落としていいですか

    くれの又秋

    かすわかさんのレビューに全面的に同意
    ネタバレ
    2017年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 二人の関係がどのように進展していくのか第1話から楽しみに読み続けてきましたが、最新話(第5話)でまんまとやられました。
    だって普通、「◯分間キスさせて」って攻めから言われたら、攻めの超絶テクニックで受けをトロトロに〜とか予想するじゃないですか?しかしこの男、巳鹿島さんは格が違った。意外で、でも彼の思いがすごくストレートに伝わってきて、キュンとしました!しかも、その後の展開で見せた余裕のない表情がまた良くて…巳鹿島さんが常にリードしているかと思いきや、実は新田さんが巳鹿島さんを翻弄しているってところも含めて、たまらなく萌えました。作者の手中に見事に落とされました。又秋めい先生バンザイ!