レビュー
今月(4月1日~4月30日)
レビュー数1件
いいねGET1件
シーモア島


投稿レビュー
-
続きが読みたい2025年4月13日意味深なタイトルが気になって読みました。4コマで進むストーリーですが、くすっと笑える展開で、作者のセンスが素晴らしいと思います。4コマ漫画で笑えるというとギャグ漫画のイメージですが、絵柄がきれいなのでギャグ漫画ではありません。新たな境地といいますか。漫画にはいろいろな表現があるんだなとわくわくしました。
そしてあらためて読み返すと、至るところに伏線が。何度か読み返して、味わっています。
「後の夫婦である」というタイトルがところどころに効果的に使われていて、展開がどうなるんだろうと続きが読みたくなります。だから、2巻で終わりにした切り上げ方もすごく効果的だとは思いました。ですが、それは諸事情あったのかなとも勘ぐったり。ぜひぜひ続きを描いてほしい作品です。いいね
0件 -
時代が変わっても変わらないもの2022年10月17日40年くらい前でしょうか、『花とゆめ』を購読していた頃に読み、大好きでした。
今回、毎日無料で再会し、ふたたび読めたことに感謝です。
最近電子書籍のおかげで、昔読んでいた漫画やちょっと前に話題だった漫画などを読むことが増えましたが、世の中の変化が大きく、携帯電話など描かれているものが古かったり、LGBTQという概念の浸透で表現として気になるものがあったりとさまざまです。
ですが、この物語は今読んでもまったく問題ない!猫が擬人化した世界だからというのもあるでしょうけれど、それだけが理由ではないように思います。人(猫)と人(猫)の心の触れ合い、心象風景に通じる自然豊かな世界観など、いつの時代にも通じるものを描いているからかもしれません。後世に残る名作だと思います。
今回レビューを書くにあたり、出版社からのコメントを読ませていただきましたが、愛の溢れる作品内容紹介で、愛されている作品なんだなとうれしくなりました。 -
ルネサンス期の大河ドラマ2022年10月17日毎日無料からはまり、続きを読みたくて購入しました。
ルネサンス期のイタリア・フィレンツェで、アルテという貴族出身の女性が画家を目指すという話です。
身分制社会で、男尊女卑が当たり前、という社会にあって、ルネサンス期ではあるものの芸術家個人の尊厳などというものはなく、徒弟制で、工房に属し、まわりから認められていかなくてはならないという時代の話です。
問題は山積みですが、ひとつひとつ笑顔で突破していく主人公が見ていて楽しく、応援したくなります。
貴族出身、女性というハンデをときに強みに変えながら、フィレンツェを出て、ヴェニスに行き、さらにはスペインにまで行きます。
主人公のモデルとなった人物はこの時代の人ではなさそうですが、ほぼ史実に沿った内容なので、歴史を頭に入れながら読むとさらに面白いです。
15巻でスペインへと向かった彼女がどんな活躍をするのだろうと16巻を開いたら、あっという間に時間が経っていて、少々驚きました。きっとあとから回顧形式で描かれるのでしょうか。そうであるといいな。 -
時代を超える名作ではない2022年9月13日連載当時を知らず、ドラマ化も知らないけれども、かつての人気作ということだけは知っている状態で読みました。
正直に言って面白くない。
最後になれば面白くなるのかと思って最後まで読みましたが、結局感想は変わりませんでした。
連載当時は面白かったのかもしれません。絵に勢いがあるし、当時の風潮に合っていたのかもしれません。
ですが2022年の現在読むと、どう見ても悪質なイジメでしかない描写が続くことなど、読むに堪えない場面が多すぎます。また主人公がいじめっ子を好きになるというストーリー展開もよくわからない。あそこまでいじめ抜かれているのに!? 感情移入は難しいです。
きっと連載当時夢中で読んでいた読者の方にとっては、懐かしさがかなりのバイアスになっていて読めるのだとは思うのですが…。
名作というのは時代を超えても読ませるものがありますが、残念ながらこの作品にそれはないなというのが感想です。 -
こんなTLがあるのか…2022年9月13日たしかにTLなんですが、こんなTLがあるのかというのが正直な感想です。
三島を叫ぶTLを読むことがあろうとは思いもよりませんでした。面白い。
登場する作家たちの悩みは作者の悩みでもあるのかなと感じました。
TL以外も描きたいのかな、とか。
表現はとても美しいと思いますし、技量のある作家さんだと思います。作者にはこれからも好きなことを好きなだけ描き続けて欲しいです。応援しています。
絵柄の変化を他の読者さんも気にされていましたが、たしかに気にはなりますが、それもまた表現のひとつかな、と。
体調に気をつけて描き続けてほしいです。 -
大人のためのファンタジー2022年9月12日ファンタジーと言えば子供のためのもので、異世界への入り口といえばキングズクロス駅の9と4分の3番線だったり、うさぎ穴だったり、衣装ダンスだったりします。それなのに、なんとこの漫画では居酒屋!それだけでも子供向けでないとわかります。
そしてこのストーリーはおいしそうな食べ物とひとクセもふたクセもある魅力的な登場人物でいっぱい。おいしそうな食べ物で異世界と現代日本(と思われる)の主人公たちがつながっていくお話です。
よくよく読んでいると、お店にいる名も無きお客さんたちも何回も登場していたりして、常連さんなんだなとわかります。こういう丁寧な描き込みが、居酒屋を通じて現代の日本と異世界がつながるという奇想天外なストーリーでも違和感なく、逆に引き込まれるくらいの魅力ある物語になっているんだなと思います。 -
素敵なストーリー2022年8月18日タイトルに惹かれて読んでみました。
波佐見焼の町を舞台にした物語です。
女主人公青子が働く工房に無愛想な青年、龍生がやってくることからストーリーが始まります。
なかなか打ち解けない龍生くんですが、もの作りを通して少しずつ青子と心が通じ合っていき、共同で作品を作るようになります。そしてふたりの恋の行方は…。
龍生くんの作る器を見て、青子がデザインをイメージする部分が美しいです。これを動画で見られたら、きっと素敵でしょうね。
波佐見焼の工程を丁寧に紹介しているところ、作られる器の美しさ、美しい自然、そして個性的な人たち。なかなか遠出が難しい日々が続いていますが、まるで旅行に行ったような気分が味わえました。
そして、波佐見焼にとても興味が湧きました。
おすすめです。 -
タイトルからは想像できないリアル2022年8月18日結婚しているのにそれを隠して同じ職場で働いている夫婦のお話です。
最初読んだときは、才川くんの傲慢さがリアルでないと思いました。相手の気持ちを読み取ることに長けていてかつかわいらしい奥さんなら、モテモテでしょうに。その奥さんに対して取る態度の気分屋なこと!現実の世界でこんな態度を取る旦那さんは絶対に捨てられると思います。
ですが、結婚を回りにカミングアウトしたあとからの才川くんのストレートな愛情や、妊娠・出産・子育てのリアルさはびっくりするくらい。その前の非リアルは、このリアルさを強調するためだったのでしょうか。
この読者の方はどのくらいの年齢層の方が多いのか知りませんが、子育てを経験されていない方でしたら、ぜひ読んでおくべきだと思います。絶対通る道!役立ちます。
作者の方も編集さんも、経験を盛り込んだのでしょうね。TLの新たな可能性を読ませていただいたと思います。 -
ジャンプ本誌未連載なのは始末書ものでは2022年7月4日以前から広告などで見かけていましたがかたくなに読んでいませんでした。が、1巻無料キャンペーンに釣られて読み、あっという間に全巻購入しました。やられました。でも面白いです。釣られてよかった!
絵も上手いけれど、プロットも上手いです。スパイ、エスパー、殺し屋といった一癖も二癖もある登場人物(しかも家族!)の思惑が少しずつ絡み合って、ずれていって、笑いに結びついていく。
この作者、すごいなと思います。
こんなに面白いのにジャンプ本誌では未掲載です。編集部さん、きっと後悔しているでしょうね。でも逆に今の時代だからこそ紙媒体でない連載ものに人気が出たのかな。 -
ドラマから原作を読みました2021年5月31日ドラマを見てから原作を読みました。ドラマにおける登場人物たちの再現性がすごいなと思いました。
ドラマを見ているときは、「ほんとどうかしてる」と展開の早さに驚きましたが、原作もなかなかすごい展開でした。
でも話題の漫画って、こういう勢いのようなものがありますよね。これって、連載終了後、時間が経ってから読むととついていけなくなるのですが、まだ物語が終了していないうちに読めてよかったです。
それに、後半ドラマの内容の部分を越えた辺りからテンポが変わった気がして、ようやく落ち着いて読めるようになりました。(単に慣れただけかも…)
主人公もかわいそうな生い立ちですが、相手役の椿はもっとかわいそう。幸せになって物語が完結して欲しいと思います。いいね
0件 -
相上さんはニセモノ~大嫌いな幼なじみに抱かれます~【コミックス版】
物語と絵のきれいさはピカイチの作家2021年5月8日ここのところいろいろな作家さんの漫画を読みあさっていますが、こんなに絵がきれいで、かつストーリーも面白い作家さんはそうそういません。
登場人物たちの心の動きも細やかに描かれていて、気持ちがすんなりと入ってきて、読んでいて感情移入しやすいです。
ジャンルとしてはTLですが、それだけにとどまらない内容だと思います。
それにとてもきれいで繊細な絵がとてもいいです。作家さんによっては、コマ割がよくわからなくてなにを描いているのかわからない絵もありますし。
その点、この作者さんの絵はひとコマひとコマにかける熱量が多いというのでしょうか、トーンの使い方もきれいで、わかりやすいです。
下巻の最後に、上巻だけで連載終了の可能性もあったとありました。最後まで読むことが出来てとてもしあわせでした。
作者さんの今後の作品も期待しています。 -
久々にものすごく笑える漫画に出会いました2021年4月20日毎回、吹き出してしまうくらい面白い漫画です。
絵もきれいでストーリーは独創的で、すごい漫画家さんだと思います。
弘法大師の時代から転生を繰り返す3人(もう少し多いかも?)。
何度生まれ変わっても上手くいかない人生。
どんな結末になるのかと読み進めたら、思わぬ方向に行ってしまい、本当に想像外で驚きました。
コミックシーモアの各巻のとても面白いストーリー紹介(おそらく出版社の書いたもの)も素晴らしいですが、そこに書いてあったように、ついつい検索したくなります。
作者の知識、創造性、ストーリーテラーとしての実力、画力、すべてがそろっていて、他の作品も読んでみたくなりました。オススメです。 -
-
-
-
-
絵がきれい2021年4月8日いろいろなところで広告を見て気になり、購入しました。
絵がきれいで、とても読みやすいです。
ストーリーも面白いです。
この作者さんの他のジャンルも読んでみたいです。いいね
0件