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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ フェアベル フェアベルコミックス オルフェウスの窓【新装版】オルフェウスの窓【新装版】 1巻
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オルフェウスの窓【新装版】 1巻

660pt/726円(税込)

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作品内容

レーゲンスブルク、ドイツ最古の司教都市。400年以上続く由緒ある男子校の音楽学校には、“オルフェウスの窓”と呼ばれる場所があった。そして、その窓には悲劇的な恋をもたらすという伝説があった…。運命の窓でユリウスは、イザークとクラウスに出会う。華麗なる青春と歴史の感動巨編、第1巻!!

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レビュー

オルフェウスの窓【新装版】のレビュー

平均評価:4.3 38件のレビューをみる

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高評価レビュー

おもうひとあらずんばこそ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 理代子先生のお書きになるものってどうしたってこんなに悲劇ばかりなのでしょう。それが魅力で、私も大好きなのは間違いありませんがやはり毎度毎度嘆いてしまう。質の高い嘆きなのでしょうね。ベルばらで、おにいさまへ…で、クロディーヌで、ありとあらゆる先生のご著作で報われなさ苦しさ噛みしめて、これ以上の悲劇があるというの、と思っていた私でした。だけれど、名高き鬱漫画は流石です、思いもよらぬほどの大打撃。今度こそこの上ない絶望と、それに負けぬ幸福を味わいました。塩キャラメルみたいなものですよ。悲劇のどこに幸福があるのよ、とおっしゃるかた、もう早く人生も恋愛も終わったほうが幸せだと思うくらいにみなさん脇役という脇役まで余すことなく怒涛の不運なのです。だから結末も、悲痛にくれると同時に生きながらえるだけ痛々しい主人公でしたから、よかったね、やっと終わってこれでよかったね、と涙ながら呟くことになるしその分みなさんの束の間の幸せがとても輝くのでしょう。哲学的で愛があって、いちどでいっぺんに大人にしてくれる、そんなオルフェウスの窓ではありました。大好きです。
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3件
2024年9月29日
壮大な人生ドラマ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ベルバラにはハマりましたが又もや主人公が死ぬと聞いていたので読むのは敬遠していた作品でした。が、ずっと気になっていた作品だったので読んでみました。ユリウスもオスカルと一緒で男装の麗人です。凛々しかったユリウスもクラウスと出会って恋をしてから段々とか弱くなっていくのが今まで随分無理して頑張ってた女子なんだなって気の毒になりました。そしてイザーク。年と共に酸いも甘いも経験した大人のカッコイイ男に成長していきます。幸せになって欲しい(涙)。お姉さまも。作品の中で私はレオニードが一番胸が締め付けられたました。あのストイックな男前がたまりません!壮大な人生ドラマでした。名作だと思います。イッキに読んだせいか世界にハマりすぎて読んだ後はしばらく廃人になりました。
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8件
2017年1月13日
トラウマ作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 理代子先生といえばこの作品に尽きます
ネットを知ってSSの世界を知りオル窓のSSを読める限り読みました
実際の作品で耐えきれなかった少女時代を中年になって何とか消化しようとしたのがSSの世界でした
ユリウスに肩入れしてリアルで読み始めたのであの3部後半と4部は受け入れがたかった
電子コミックの感想と離れてしまいますが、ネットの世界で当時の自分のような読者が数多くいたことを知れたことは大きな喜びであり発見でした
これだけの世界を20代半ばで描ける理代子先生は凄い
しかし主人公(と自分では思ってます)にもっと愛情をもってほしかった
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3件
2022年10月12日
名前が覚えられない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 話はとても面白かったのですが、カタカナの名前覚えられない芸人にはツラい漫画でした……
みんな名前が長いᐠ( ᐙ )ᐟ
やっと名前覚えたぞ!……と思った矢先に死ぬ。好きになったキャラは死ぬ。推しカプも死ぬ。みんな死ぬ。とにかく死ぬ。何故だ。
あ〜死んじゃった……と思い名前を忘れた頃になんか出てくる。君の名は???
ロシア革命真っ只中は特に地獄でした。聞き馴染みのないカタカナのオンパレードで人名なのか地名なのか派閥名建物名なんやかんやのアッパラパー。
いやお話は面白いのです。名前が覚えられないだけで………………
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4件
2023年10月16日
もう一つの大作です。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 池田先生の「ベルばら」に続く大作ですね。私がまだ10代後半の頃に読んでいたので記憶に間違いがあったら御免なさい。確か、ドイツの音楽学校にあるオルフェウスの窓から下を見下ろした時、一番最初に視界に入った人と悲劇的な恋愛をすると言うお話しのはず。その通りそこでユリウスとアレクセイは恋に落ちるのですが、ロシア生まれのアレクセイには人には言えない秘密があった……。長くなるので説明は全部出来ませんが、とにかく、ユリウスとアレクセイは結ばれますが、その先には悲しい結末が待っているのです。悲しいです。
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5件
2015年8月18日

最新のレビュー

涙無しでは読めない名作
池田理代子先生の作品の中で、一番好きな作品です。この作品に惹かれて、レーゲンスブルクにも行くくらい、のめりこんだ作品です。
主人公は、男装の麗人ユリウス、天才ピアニストで奨学生のイザーク、そして身分を隠しているロシアの革命家のクラウス(本名:アレクセイ・ミハイロフ)。この3人を軸に物語が展開してゆきます。
とにかくクラウスが格好良くて、たまらないです。殆どの方は、登場人物の中の推しはクラウスではないでしょうか?と思うほど、格好良く魅力的に描かれています。
恋人を振り切ってでも、自分を追いかけてロシアまでやってきて再会したのに、それでも自分の信念の為に生きるクラウスの生き様は本当に格好良いですが、実際に夫や恋人となったら大変でしょう(笑)
結局、ユリウスもクラウスもイザークも幸せとは言えない人生を歩むことになってしまうのですが、それぞれのドラマチックな展開が凄くて、ベルばらとはまた違う、超大作だと思いました。
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4件
2024年12月20日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

悲恋の窓の伝説がある学園より
設計:うーちゃん(シーモアスタッフ)
「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子先生のヨーロッパを舞台とした名作です。ドイツの名門男子音楽学校には悲恋をもたらすという「オルフェウスの窓」があります。そこで出会った、ユリウス、イザーク、クラウス、3人の運命を軸とした壮大な物語です。イザークは、ピアノの才能により奨学金生として入学してきました。同級生からは貧しさや嫉妬から、いやがらせもされますが、入学早々知り合ったユリウスはいつも彼の味方です。しかし、美しく溌剌としたユリウスにも、実は大きな秘密があり…。家庭や学校での複雑な人間模様や緊張感が話を盛り上げます。重厚な中に、キラキラした青春の眩しさも織り込まれ、大変読み応えのある作品です。若者たちがこれから巻き込まれる大きな歴史の渦の中で、それぞれに葛藤し、必死に生きる姿が感動的です。読んで絶対損はありません。第9回日本漫画家協会賞優秀賞です。

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