薄幸少年・零君が、あかりさん達3姉妹と出会い、暗く煮詰まったような表情が だんだんと明るくなってゆき。 また、姉妹の方も自分達と母親を捨てた父、妻子を捨て家を出て行った 略して SU.TE.O☆が突如 家に来た時、零君が誰よりも冷静に毅然と対応してくれたの、助かったと思う。 将棋だけじゃ無い、丁寧な描写の人情モノ。 次女が言った、スクールカーストも生々しい描写だった。 いじめの被害者側が逃げて、加害者側は対して罰も受けずに学校に居座るの、実際にある嫌な結果。 長女のあかりさんが貧乏くじ引き過ぎてるので、支えてくれる素敵な伴侶を得て 幸せになってほしい。 料理の描写も丁寧。 お金かけずに手間をかけた、あたたかいご飯。 作者先生が料理好きなのかな? 小学生時代、零君の隣に座ってくれる人いなかったけど、今では将棋の仲間達に囲まれて座っててほっこりした。 施設行きが嫌で将棋の道を選んでたけど、結果 いい人達と出会って良かった。