ネタバレ・感想ありパブリックスクールのレビュー

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良かった〜
ネタバレ
2025年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめはちょっと暗くてうーんと思ったけど、文章は読みやすいのでどんどん読み進めていくうちに、いやいや沼でどハマり。4巻は読み始めて??となりエド&レイのお話じゃなくてビックリ。あ、2カプの話なんだ!と初めて知って、どうしょうか悩んだけど、4巻飛ばして5巻のエド&レイを先に読み終えてホッとひと息。それから、まだ同じパブリックスクールでのお話があるなんて!と嬉々として4巻と6巻を読了。スタン&ケイトのお話は私的に地雷系でしたが、読めました。いやぁ~2カプとも良かったです。いずれのお話も重厚感ある満足なお話でした。挿絵も綺麗!
これが無償の愛というのかな。
ネタバレ
2024年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで読了。礼とエドのそれぞれの深い深い愛に飲まれるように一気に読みました。
エドの身分が高すぎるゆえの困難や障害。それを乗り越えて大きく深い愛で包み込む礼。
とても壮大な物語です。
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愛しているが故の
ネタバレ
2024年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互い愛しているのにすれ違うばかりの二人
早くわかり合って欲しいと思い読み進めた中で、愛の言葉が心に染み渡る
泣けてくる…この後が楽しみ
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深い…
ネタバレ
2024年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 気になってた作品だけど重そうだし、とりあえず巻数の少ない方のカップルであるケイト&スタンの二冊を読みました。エドがチラッと登場したけど、本編を読んでなくても問題なくて良かったです。スタンが不器用で分かりにくい性格なんだけど愛おしく、ケイトと出会えて本当に良かったと思います。エピソードが盛りだくさんで辛い場面も多いので、ハッピーエンドになれるのか不安で、結末が気になり、ハラハラしながら一気に読みました。ケイトは本当に素晴らしい人格だと思います。スタンもケイトと一緒なら、やっと前に進めそうな兆しだし、2人が一生一緒に幸せな時間を過ごしてほしいと思います。本編のレイ&エドのお話は更に重そうなので、充分時間が取れる時に集中して読みたいです(購入済み)。イラストも作品のイメージにピッタリで綺麗でした。
世界観に浸りたい
ネタバレ
2024年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズを最後まで一気読みしてしまいました。
一度読み終えた本はあまり読み返すことはないけれど、この本は何度も読んでます。最初は主人公のしんどいシーンが続くけれど、次第に礼の愛情深い性格が周りの皆を幸せな気持ちにさせることが感じられ、読む度にハッピーな気分になります。
攻めの属性が最高すぎる!
ネタバレ
2024年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ エドワードが本当に最強の攻めです!俺様、ツンツン、溺愛、束縛、スパダリとかどんだけ詰め込むんだよ、最高だよ。個人的におすすめなのは全て読んだあとに一巻を読むこと!このエドワードがあんなになっちゃうなんて…と萌えが止まりません。どのエドワードも最高なんだけどね
星が足りない…
ネタバレ
2024年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてライトノベル読みました。
読んでびっくり。
今まではコミックばかり読んでましたが
めちゃくちゃハマりました。
すごく内容が素敵。
エド&レイ、スタン&ケイトどちらの話も
良かったです。

まだ、続きますよね??
続きが待ち遠しい。
^_^
2024年8月1日
BLジャンルの初ライトノベルです^_^6巻のツバメまでまとめ買いしたので、じっくりと読み耽るつもりです♪
エド礼もさることながら
2024年7月2日
【ツバメと殉教者1】
エド礼も大好きだけど、私はスタン桂人すごく好き。
礼も桂人も、どちらも愛が重いし根本の愛への意識は似ている気がするが。
礼は愛を信じて愛することを教えられて育ち、対して桂人は愛を知らずに愛に傷つき諦め自分の人生から排除していたが・・・でも心の深いところでは愛情深い2人だった。

このシリーズに出てくる主人公は、みんな家庭にトラウマがあり、内容はとても重い。
だけど、自分の力と周りの力で救済されていく様が素晴らしい文で描かれている。
重い物語が苦手な方もぜひ読んで欲しい。

【2巻まで】
純貴族と、妾の子、いわゆる混血。
血の違いによるしがらみや、名家だからこそマイノリティが認められない苦しみ。
礼の純粋さや優しさと違った形で、エドも実は優しい。その辛く当たる行動の意味が読者はわかるけど当事者に伝わってないのがもどかしいが(伝わらないのもわかるってほどに、辛い経験が多すぎるけれど)相手への深い愛ゆえにとっている行動なのが苦しい。
礼のオーリーとの出会いから徐々に取り巻く環境が変わって少し明るい世界観になった2巻。エド礼の心がようやく通い合え、苦しみからの開放の流れがとても良かった。ネタバレしたくないので、そうなるためにエドがそれまでどのように過ごしていたのかなどは表記しないが愛の深さが伝わるエピソードが後半怒涛のように溢れていて感動する。
究極の愛の物語、、、
ネタバレ
2024年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品以上に、深い愛の物語を私は読んだことがないです。それくらい、素敵すぎるお話しでした。
キャラクター達の、奥底の感情を表す、樋口美沙緒先生の文章力、想像力には毎度驚かされるばかりでした。
苦しく、胸がぎゅぅっとなる場面が多くありますが、それを超えた感動があるので、是非気になっている方には、読んで欲しいです。
4・6巻推しです
2024年4月12日
6冊全て読みました。まず1.2.3.5巻のエドとレイのお話は、1.2巻のパブリックスクール時代のお話があまりにも綺麗にまとまっていたので、正直そこから本格的に社会人編に進むと、受けのレイの未熟さがかなり目立ってしまって、話もなかなかスムーズに進まない印象でした。ですが4.6巻のスタンとケイト!本当に面白かった。読み始めはレイとキャラが被ってる?と思ったケイトが賢く慈愛に溢れた素晴らしい人物で、愛される理由がわかるというか、とにかく4.6巻は読む手が止まらないです。レビュー見るとエド・レイの話だけ読んでいる人が多そうなのですが、是非とも!!スタンとケイト読んでください!!お願いします!!
エドレイの4作品を読みました。
ネタバレ
2024年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ パブリックスクール時代の執着暴君なエド、めちゃくちゃ好きでした。レイはシリーズを通して優しく思いやりのあるこまどりちゃんなんだけど、かなり頑固。エドが可哀想になってきます。ほら言わんこっちゃないな展開が続いても、最後には権力と札束でぶん殴って助けてくれるエド。立派なスパダリに育ちましたね…。エドはかなり歩み寄ってくれているのでレイももうちょっと歩み寄ってあげて…とエドの秘書と同じ気持ちになりました。作者様の取材力が凄くてアート界で働くレイの日常だけでもめちゃくちゃ面白く読ませて頂きました!エロはめちゃくちゃエロい!エド良かったね〜ってなります。
エドが…
2024年1月16日
よく目にする作品で、すごく気になるけどラノベなので素通りしていました。
別の作品ですが、初めてラノベを購入したら思いのほかおもしろく、ラノベもいいものだと思い、ずっときになっていたこちらの作品を購入してみました。
試し読みの感触が、1巻2巻は辛すぎるので付き合うことになった3巻を購入。
これでもか!てくらいにレイに試練が待ち受けてて、レイ命のはずのエドがカッコよく助けるのかと思いきや、そうでもなく、、、どうなるの???とヤキモキしましたが、なるほど!なエドの覚悟が待ち受けていたので、安心するやら感涙するやら、感情を全て持って行かれました。
すごく良かったです。
全巻読んでみたいのですが、王と言わしめる冷徹さと器のデカさをもつエドが葛藤しているであろう1巻2巻は、絶対にレイの辛さがもっとすごいはず、、と思うと、辛い作品が苦手なだけにやはり手は出せないと思います。
続きが読みたくて「ロンドンの蜜月」も購入しました。
気高い貴族で、王様のような力のあるエド様が、段々と口の悪い金持ちのエロシジイのように見えてきてしまった回でした^^; レイには相変わらず試練が待ち受けていましたし、ギリギリまで自分一人で解決しようとするし、答えのない問いのような、アートとはなんぞやといったことなど、どう解決していくのかな?と思って読んでいました。
最後にはエドがたまらなくカッコよく解決する手立てを用意周到に準備していました。納得の解決方法です。
レイも自分にとってのアートと向き合う理由の答えも出して、全て丸く解決したのでとても気持ちよく読み終えることができました。
にしても、エドのエロ親父化がひどい。
口の悪いエロ親父。エチのときのセリフもやばいです…もうちょい優雅さとか王様感出さないですかね。
もう最高です。
2024年1月11日
数年前に買いましたが何度も読み返してます。
少し衝撃的な部分もありますが、そこが苦手でもBL小説のなかで1番好きです。おすすめです。
パブリックスクールもの最高峰!!
ネタバレ
2023年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ と、言っても過言ではないと言いたい!今までコミック・ノベル問わず、数多のパブリックスクールBLは読んできましたが、ここまで描写・心情ともに緻密に描かれた作品はないですよね。作者様は、実はパブリックスクール出身の英国貴族で英国アート界でお仕事されてたのか!?などと頭の悪い考えがよぎるほど、この物語が取材だけで創られているとは信じ難いです!
ムシシリーズでハマった作者様ですが、今作も他の追随を許さぬ理不尽不憫受っぷり。私はやっぱりエド×礼!前半ずっとふたりの狭くて冷たくて硬い関係がツラいですが、徐々に隠さなければならなかった礼への心情が滲み出てくるエドと、少しずつ自分の世界を拡げてエドの心も考えるようになってくる礼。未来が望めぬまま、お互いの想いを確かめるふたりには泣けます…。エドの卒業でスクール生活は終わり、大人になったその後へと物語が続くので、あれ?パブリックスクールは?となりそうですが、そこからも深い!パブリックスクールに通った数年が、人生には死ぬまでずっと、良くも悪くも関わり続けるという、日本人には想像の及ばない世界が感慨深い。タイトルに偽りはないのです。ぜひとも全巻通して読んで頂きたい!間違いなく心に残り続ける作品です。
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頑張れふたりとも!!
2023年11月19日
互いに苦しんでそれでも愛があるというのが伝わってきました。これから2人がどうなっていくのか、まだあかされていない過去に大注目しながら続編を読み続けていこう
と思います!
面白かった
2023年9月7日
メインキャラクターの出会いが特に好みでした。
イギリスの舞台で文化や価値観などがわかりやすくよかったです。
スクールものは好きで読みました。
主人公の葛藤や成長の過程でもう一歩切なさやもどかしさが物足りなかったかなぁ〜
全体的に面白かったです。
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超お勧め
2023年5月13日
高評価だったので一気に買ったもののしばらく放置していました。意を決して読み始めましたが最初は暗く陰湿で何度も辞めようかと。。
それでも頑張って読み進めたら1冊目の最後の方から俄然面白くなってきました。あとは止まらず一気に最後まで。 何度も読み返したくなり、実際何度も読み返しています。
すごかった!
2023年4月15日
作者様の熱量がすごい!と感じる作品でした、どんどん引き込まれるし。しんどい展開も多いけど、信じて読む、その繰り返しでした。題材がアートや、音楽と、文章にしづらい部分の多い中、すごく語りかけてくる。&コレでもかってくらいツライ時があり作者様自身、産みの葛藤や苦しみがすごくあったのではと思いました。
一気に読んでしまうほど面白かったです。
でも、ちょっと不憫で、試練が多いので、甘い展開がもう少し見たいです特にツバメのケイトくんとか。
菩薩すぎだよ、そんな難しい男やめちゃえばいいよと、親友ポジで言いたくなります。
何度も繰り返し読んでしまう
2023年1月7日
結末も見たいが途中過程も捨てられない!時間を作って読む価値有りです!とにかく、じっくり嵌って浸って読んで頂きたいです。登場人物が皆愛しい。何度も繰り返し読んでしまう作品です。
人を愛するということ
ネタバレ
2022年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただお互いに愛し合う事がどれほど尊いことであるかを感じる作品です。気軽に甘々ラブな話が好きな人には向かないかもしれません。1巻2巻のどこまでもピュアで心優しい礼の不遇に泣けますが、エドの苦しみや葛藤がだんだん分かってようやく結ばれます。そこからのエドは人が変わったかのように礼を可愛がりますが、そこからもさまざまな問題にぶつかり、その先の答えを見つけながら愛を深めていきます。4巻と6巻の主人公の桂人は、つらい家庭環境にありながらも心優しく芯の強いキャラで、周りを次々と良い方向に導く力を持っています。スタンもまた、つらい家庭環境のせいで幸せになる事を諦めてしまってなかなか桂人とくっつきません。全巻通して身分差やトラウマなどの障害に苦しみながら、いつ報われるのかとヤキモキさせられますが、その分、最終的に幸せな2人を読むときは胸が締め付けらるほど、トキメキがすごい作品でした。
夜明けの腐女子向け
2022年11月30日
シリーズ物で、エド礼とスタン桂人の2CPがあり、ちょっと絡みがある感じです。エド礼が4冊、スタン桂人が2冊あります。どちらのCPもとてもいいです!

個人的にはエド礼は最初の2冊は苦しくて苦しくてたまらなかったのですが、その苦しみがあったからこそ得られる喜びを噛み締めることが出来たので、ぜひ最後まで通して読んでみて欲しいです!愛を知らない攻めと、愛を失った受けみたいな構図はどちらにも共通しているかもしれません。
パブリックスクール
ネタバレ
2022年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻を読み進めるうちに、あまりパブリックスクールと関係のない話にもなっていきますが、全体的にせつなくて、心に残りました。
素晴らしい作品
2022年11月29日
5巻まで一気に読みました。まるで長編映画を観ているような気持ちになります。とにかく世界観が素晴らしいです。またyoco先生の挿絵がぴったりで、読み始めてすぐに英国の風景が浮かんできました。ただ、ただ5巻まで読んで、まだレイが可哀想。もういじめないで〜と何回も願ってしまいました。でもずいぶん強くなったかな。なんだか普通にラブラブな2人が見たい気持ちにもなりました。
きれい
2022年11月28日
世界観が素敵で、表紙や挿絵も綺麗で引き込まれていきどんどん読み進めてしまいました。序盤レイが可哀想で脱落しそうになりましたが、読んで良かったです。
大人向け
2022年11月26日
いやー大人になってよかったなと思います。
もちろん人によると思いますが、私は子供の頃なら読めなかったと思います。
ハッピー!萌!きゅんきゅん!とかじゃないので。

重厚だなぁと。でも最後まで読むと満足感がすごい。満たされます。まだ一巻までなので続きもゆっくり読んで行こうと思います。
過去に飲み込まれる者と未来へ漕ぎ出す者と
2022年11月25日
腐の世界に落ちてから暫くは漫画を読み漁っていましたが、大方の有名どころを読んでしまうと短編では物足りなくなり、かと言ってまだ見ぬ名作に出会える確率も低くなる…そんな時に小説へ手を伸ばすきっかけになった最初の作品です。個人的にイギリスは、閉鎖的なイメージがあります。未だに王政が残っている国ですから、昔ながらの貴族のような一般人とは違う高貴さだとか差別だとかも当たり前にある印象です。そんな下地がある所への『パブリックスクール』…厳しい伝統・規律がある世界でどんな話が展開されるのかドキドキでしたが、予想通りの階級差別・偏見の壁、予想外の純愛と人間関係、それらが複雑に絡み合い生まれる愛情・嫉妬・憐憫…人間のあらゆる感情が渦巻く様子、未来に漕ぎ出せる者・過去に囚われ飲み込まれる者など様々な人物描写があり、引き込まれました。大まかに2組のカプをメインに話が進みますが、どちらも甲乙つけ難いくらい良かったです。ハッキリ言って面白いとか笑っちゃう場面はほとんどないです。苦しく切ない感情が大半で涙も出ますけど、ラストはホッと温かく優しい気持ちになれます。読後感はスッキリする、一種のカタルシス効果があると思います。一読の価値、大有りの素晴らしい作品です。
愛をすること
2022年11月22日
人を愛するのにどれ程の覚悟がいるのか。
自分の人生に他人を巻き込む覚悟を、相手を幸せにするために自分に何が出来るのかを、相手のために尽力するって事がどれだけ途方もなく、孤独や苦痛を伴って、そして幸福を享受出来るのかをこの上なく理解する事が出来ました。
痛みも喜びも生々しく届く読み応えのある作品です
初めて買ったBL小説
2022年11月21日
文字で読んでも何しているのか理解できない気がして、BLを読み始めた頃は小説には手が出せないでいました。そろそろ大丈夫かなと思って初めて読んだのがこの作品でした。あらすじも読まず完全なる表紙買いでしたが、読んだ時の衝撃は忘れられません。エド×レイCPの4冊をまず読み終えた後は、四六時中物語の中のワンシーンが断片的に頭の中にリプレイされて、その都度胸は苦しくなり子宮は疼いて(笑)、日常に支障が出るほどでした。切り替えたくて他の恋愛物を読んでもときめかず、色褪せて見えてしまい困りました。その後、スタン×ケイトの2冊も読み、樋口先生の他の作品も読み漁りました。でも、やっぱり私はエドとレイの物語が一番好きです。シンプルでわかりやすい、それは主人公レイの性格によるものが大きいのかもしれませんが、作者様の書きたいことがすっと伝わってきて、作品の世界にどこまでも没入できました。スタン×ケイトも良かったけれど、特にスタンが繊細で複雑すぎて心情の理解が追い付かず、読後もスッキリできませんでした。でも扱っているテーマはとても深くて、たくさん考えさせられました。
まだ完結表記はされていないので続巻期待しててもいいのかな?どちらのCPの話も、もっともっと読みたいです!
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樋口先生~!
2022年11月14日
本当に大好きです!シリーズどんどん続いてほしい!愛の巣へ落ちろ!シリーズも大好きで、全部読んでます!BLCDも出てる物は全部聞いてます!こちらもBLCDにならないかな~!最近、小説作品のBLCD化は少なくて残念ですが、こちらの樋口先生の作品は、最新作で出る予定ですごく嬉しい!ずっと続いて私に生きる意味を与えてほしい!★
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4・6巻のスタン×ケイト編がとても好き
ネタバレ
2022年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと読んでみたかった樋口美沙緒作品、どんなものかとりあえず1巻だけ、と読み始めたら、面白くて止めることが出来ず、一気に6巻まで読んでしまいました。この数日間、心は遠くイギリスです。

エド×レイ、スタン×ケイトの2cp出てくるのですが、特にスタン×ケイト編が好みで、まだシリーズ読み途中なのに4巻ばかり何回も再読し、さらに5巻飛ばして6巻を読んでしまうほどでした。主要キャラはかなりのトラウマ盛り盛り設定で読んでいて息苦しいのですが、そんな2人がパブリックスクールの中で出会うべくして出会う、そのドラマティックさにどっぷりと浸りました。特に、ケイトという、思慮深くて強さと弱さを内包したキャラクターがとても素敵でした。

エド×レイ編は、貴族との身分差・人種差別・同性愛、と何重もの障壁を前に、2人の気持ちは近づいては離れ、信じては疑いを繰り返し、これまた嵐のようなドラマティックさ。愛について何度も何度も表現されるので、読んでいて愛がゲシュタルト崩壊しました。1巻の少年レイが、もう訳わからんくらい不憫で、読んでて辛くて辛くて、オーランドが出てきた時はあまりの神々しさに、これオーランドと結ばれればいいのに…と本気で夢見ました。レビューで色々不評なレイ君なのですが、学生時代の黒目黒髪ちびこいレイが、周りのイギリス人達に「コマドリちゃん、菫ちゃん」ってよしよしされてる展開は大層可愛いかったので、その頃の可愛い貯金を使って社会人レイのターンも読み進めましたw ただ5巻のレイの脇の甘さは、レイ自身がピンチに陥るだけじゃなくて第三者も巻き込んでいるので、きみリカバリ遅いよ…ってさすがにちょっと厳しい目で見てしまいましたね。こちらはデミアンの愛おしさを支えに読み切りましたよ。

レイの迂闊っぷりはやや気にはなりましたが、それにしてもどの巻もストーリーに吸引力がありページを捲る手が止まらなかったので、大満足の☆5です。
面白い。
2022年11月11日
大好きな作品のひとつです。最初は友人から勧められてでしたが、ドはまりしました!何度も読み返しています。ぜひともお勧めしたい作品です。
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4.5☆
2022年11月11日
3巻まで読了。華やかな英国全寮制私立校モノが好きな人にはたまんねぇ作品ですね、異国情緒漂う学園、名門貴族、ヒエラルキーなどマニア向けな要素たっぷりで、個性ある麗しいキャラクター達が出てくるし、イラストは果敢なげで美しい。キャラクターにハマれば間違いなく楽しめるしっかりとツボを押さえたBL作品と言えます。3巻で一区切りなんですすが、6巻まで購入済みなので時間が出来たら読んで再評価します。とりあえず3巻までの評価は4.5☆
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深い深いお話し!とくに3巻読んで!
ネタバレ
2022年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ このお話はとにかく深いお話しです。3巻読むとエドの見方変わりますよ!実は礼よりもエドの方が最初から愛が重いです。エドは生まれながらにしてペディグリー(高貴な血統)を持ち、礼は混血児で東洋人です。学生の時にどんなに大恋愛しても絶対周りから邪魔されて阻止され上手くいかないことがわかっているので礼の愛をあえて受け入れなかったのです。エドの好きだけど愛を受け入れられない苦しみがわかり号泣です。そして権力、全てを手にして礼を周りから守れるようになって迎えにいきます。3巻読むと1巻のエドの冷たさは目先の愛、幸せではなく未来を考えて礼の為の行動でした!号泣!
礼の方が悩んでいますが単純です。エドの深い深い強い愛を感じられます。5巻もとにかくエドがすごい!
先回りというか先見というかスパダリ超えて、貴族の長は全てお見通しというか!
もちろんハッピーエンドですが、樋口先生は只の甘々にせず、色々と難題がありますが礼に理不尽に冷遇した人には毎回きちんとエドが逆襲してくれてスッキリで気持ちいいですよ!やっぱりスパダリ‼︎
あと、貴族、血統、上流社会、階級、権力、差別イギリスでの大変お話で盛り沢山ですが、ほんとに上手く出来ていて読み応えありなので徹夜覚悟でお願いします。
あとエドの愛が重いと思ったのは、貴族には青い血が流れているらしく、エドが俺の血抜いて‼︎青くない血を入れれば…お前を苦しめずにすむ…号泣。
エドの方が覚悟が決まっています。全て捧げ全て捨てる覚悟が礼の方が純粋というか鈍感なのでかわいそうでした…笑笑
おもしろいです
2022年11月8日
6巻まで読みました 泣けます レイ編とケイト編(スピンオフ?)あります
悲しく苦しいお話が続きますが最後はハピエンです
感情が
2022年11月3日
感情が昂る。読んでそう思った。いわゆるエモい。官能的でもあった。想像は果てしないがイラストが助ける。美しいのだ。強い者と優しく愛らしい者。すぐ認めたくないが惹かれ合うのは必然。
1巻だけで判断してはいけない
2022年11月2日
1巻を読んで、受が可哀想すぎて合わない…と続きを読むのをやめた当時の私に、ちょっと待てお前そのシリーズにはまるぞ、と言いたい。
重みのある救いの物語
ネタバレ
2022年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1、2、4冊目はレイとエド、3、5冊目はケイトとスタンの2cpの話で。世代は違いますが、どちらも出会いはイギリスの全寮制の学校で、受が日本と英国のハーフで攻が英国の貴族。なので、全体を通して身分や人種、同性愛に対しての差別があって、朗らかな学生の恋愛というより思惑渦巻くドロドロした環境の中で懸命に愛を貫こうともがく恋愛でした。どちらも攻が嫉妬深くて行為が激しめ。でも皆、抱えてるものが大きくて、それを乗り越えないと本当の意味で結ばれないので、精神心理学や哲学書を読んでるような重厚な空気感。正直、行為の喘ぎ声とか不要なほどに物語の重みに引き込まれました。ケイトの犠牲のおかげでスタンがやっと解き放たれたので、ただただケイトが幸せな話が読みたい気持ちです。
素敵なお話しです。
ネタバレ
2022年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 礼とエドの話し泣きました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
周りの人達も素敵です。
人生を考える小説です。人によって価値観や人生観、愛の形や想いは違うもので何が正解かは分からない。自分とは違う人と生きていくので相手を知ろうとすることが大切だと改めて考えました。
礼が言った「神さまがあなたの指一本一本にキスをした」エドが助けられた大切な魔法の言葉。素敵です。私は第一印象で人の指を見てしまいます。本当にそうだなと思います。本当にロンドンのギャラリーに行ってみんなに会って展示品を観てみたいと思えます。
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大号泣
ネタバレ
2022年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回の話は結構読んでて辛いところがあったけどその分友人たちがレイのために助けてくれたり、日本にいた時の仕事仲間達がレイを救ってくれる場面でめちゃくちゃ泣いてしまった。今までで1番好きな話かもしれない
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愛が痛い
ネタバレ
2022年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで読んだBLのなかで、一番美しいと思えるお話でした。一言で表すなら「愛が痛い」そんな作品です。
お互いを思いやり愛するがゆえ、お互いの愛し方が交わらない。それは本人たちのせいではなく、お互いの立場や環境にによるものが多いため、歯がゆさよりは切なさが勝ちます。
主人公のレイの一途な健気さに涙する場面が1冊目は特に多いですが、2冊目以降読みすすめていくと、レイの相手であるエドの愛の深さに全て救われていきます。
貴族という特殊で限られた人間にしか与えられない特権。抗おうとしても抗えない現実。自分のしがらみを全てを捨てて幸せになろうというような非現実的な話ではなく、自分の思いどおりにならない部分での妥協や受諾によって愛が育まれていきます。
読み終わった後はこの世界観からは簡単には抜け出せません。何度でも繰り返し読みたくなります。
こんな素敵な作品に出会えたことに感謝しています。
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執着×健気の鑑
2022年8月15日
私的にこれを超えるbl小説はないと思ってます。ドストライクすぎて何度読み返したかわかりません。読むたびに、健気な受け2人が不憫な境遇にありながらも成長していく姿に心を打たれます。成長し魅力を増す受けたちを見て、余計執着心が強くなってしまう攻め2人の気持ちもよくわかる。執着×健気が好きな方は絶対に買うべき作品。
Obsession,Addiction&Fascination
2022年7月30日
ひたすら堪能しました。6巻迄一気に読んで、この世界に溺れました。話の続きが気になって気になって、他の事をしている最中も、礼とエド、桂人とスタンの世界を彷徨っていました。圧倒的筆力に敬服します。人物描写もイギリスの描写も魅力的で、自分がその場にいるような感覚で読んでいました。昔訪れた街をあちこち懐かしく思い出しました。
小さく力のない者が、愛を知る事で自身の世界を拡げて他者と繋がっていく。そして周りも変えていく。弱いと思っていた自分の中の強さに気づき、与える事に歓びを見出だしていく。様々な苦しみや悲しみがあり、胸が痛くなるシーンも多々ありますが、それでも本当に本当に素敵な物語です。話を追うのに夢中になっていたので、また何度も何度も深く読み返したいです。それに値する素晴らしい作品だと思います‼これからの続きもあるのでしょうか。ひたすら待ち遠しいです🖤
世界観が心躍るのよ...
2022年7月29日
舞台が日本では無く、海外のスクールカースト物に私は弱かった...。素晴らしいの一言です♪見事に引き込まれました。
BL小説の枠を超えた作品!
2022年7月28日
涙なしには読めません。主人公たちの困難はとても現実的で、どう乗り越えるか、どう受けとめるか、考えさせられるばかりでした。心の底から感動、敬服しました。シリーズ全て、本当に素晴らしいです。
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ぜひ読んでもらいたい!!
2022年7月25日
レビューで良く見て欲しい!というのを見てました!え、そんなにー?と思いながら安かったので購入しました。うああああああああああああああああああああ!!!おもろい何これ徹夜やん明日、いやもう今日仕事やし!!これ連休中に読まなあかんやつ!!ってなりましたw是非とも読んでください!笑
一気読みしました。
2022年6月1日
読む前は巻数も多いし、パブリックスクールという閉鎖された世界観をきちんと理解出来るのか自信がなかったのですが、読み始めたらグイグイとパブリックスクールという学校の中に引き込まれて一気読みしてしまいました。心情もとても繊細に綺麗に描写されていて、思わず泣いてしまいました。エドもレイもすっごい好きなんですが、個人的にギルに幸せになってもらいたいです。
尊い、、、、
2022年5月15日
もう何回読み返したか分かりません。めちゃくちゃ好きです。電子でも紙媒体でも買いました。良すぎて、、、。たくさんBL小説読んできましたが、パブリックスクールが私の中では1番好きな作品です。もう終わってしまったのかな、、、続きはないのかな、、、一生読んでいたい、、、
終わってしまった!!!!!!
2022年5月6日
感想なんてなにを伝えたらいいのかわからない。

なにかのランキングで、6冊目がランクインしているのを見かけてそれから気になり…
片仮名の名前があまり頭に入らないということで敬遠しがちだった私。
ちょうど開けばシリーズが割引になってる!!!プラス20パーオフが使えてしまう…
これはもうポチろうポチっておくんだお前と即座にポチポチ。

あの時の私えらい、偉かった。

エドとレイのシリーズは1巻がとかく辛くて辛くて辛くて辛くて途中でやはり諦めようかと思ったけど、頑張って読み進めてよかった。

スタンとケイトのシリーズ2冊も実は4冊を読み終えてからポチったんだけど、ナイス判断、私。

とにかく伝えきれないけれど、読むことができてとても感謝です。

スタンとケイトの続編、雑誌の方に書かれたものどこかで読めることないでしょうか涙

本当にすごい作品
2022年5月5日
もともと高校生ものはあまり好きじゃなく、だからパブリックスクールものなど興味の範囲外でした。でもあまりのレビューの高さにつられ一冊読んだら、もうハマるハマる。すごいの一言。切なさや溺愛、一途さ、スパダリ感、健気、芯の強さ‥といった、BLの押さえるべき点を全て押さえている作品。圧倒的文章力。このシリーズを読み終えない内は仕事もままならんというくらいハマりました。読み終えた時は読後の様々な感情とともに、これでやっとまともな睡眠がとれると思ったくらいパワーのある作品。この作者さんはもう他の作品はいいから、このシリーズだけを延々と書いていてほしい。
2巻を読んで
2022年5月5日
すっかり自分の中で大切な作品の一つになりました。まだ続きが読めるのが嬉しいです。もともと胸糞野郎だったギルもすっかりナイスガイになっちゃって、スピンオフでギルの恋とか読めないかなぁと期待しています。レイの鈍感さは筋金入りだなぁと思いますが、そんなところがやっぱりカワイイです。エドがようやく大切にしてくれそうで嬉しい〜
美しかった。
2022年4月20日
英国独特の雰囲気の中に日本からきた少年。と英国の中での暮らしや、出逢いの中で、二人の青年の愛の情景が美しく書かれていました。読みやすく、一気に読めました。すばらしかったです。
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BLラノベ殿堂入り作品としても過言ではない
2022年4月20日
評判が良いのも納得でした。
由緒正しいパブリックスクールが舞台の長編小説。
身分差や複雑な家庭環境の中で愛されるとは、愛されたい、愛したい、愛してもいいのか、愛してはいけない…等など愛に纏わる感情がぐるぐると渦巻く湿っぽい世界観で胸が痛くなるシーンもあるのですが二人の幸せを願って読む手が止まらない!
独特な文化やそれに伴った葛藤がよく調べられ繊細に描かれているので、自分の知らない世界を知る勉強にもなりました。
そして世界観にドンピシャな儚く美しいyoco先生の絵!
総合的な作品の芸術性の高い作品だと思います。
最高です。
2022年4月17日
日本人には馴染みの少ないペディグリー。貴族の青い血。エドのレイへの深い深い愛。最終的にはどんだけ〜⁈てくらいの執着愛。何度も泣きました。何度も胸が苦しくなりました。読み応えあります。まだ読んでない方に是非ともお勧めしたいです。
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いい!!!
2022年4月9日
セールのときに買いました。ものすごくレビューが良かったので、読むのがもったいなくて置いてました。1巻を読み終わっただけですが、最高です!!
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BL系にハマるきっかけ
2022年4月4日
実を言うとBL系はあまり得意ではなかったのですが時間を持て余していたところ友人に勧められてから沼落ちしました。世界観が綺麗で好きです。
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大好き
ネタバレ
2022年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1~3巻5巻がエドと礼、4巻と6巻がスタンと桂人の2カップル。どちらのカップルもパブリックスクールリーストン校の寮の監督生というエリートですが、礼も桂人も純粋な貴族家系ではないため、差別を受けます。差別、偏見の中で自分の居場所を作り、愛を育てていく2カップルですが、私は5巻のイギリスで暮らし始めた礼の仕事、挫折とギル、オーランド、ジョナスの国境を越えて会いに来てくれる友達たち、デミアンとの関係、そしてやっぱりエドがかっこよくて、好きです。6巻まで読み終わって、ああ、もう終わり・・・続きが読みたい!!と思いました。
物語
2022年3月23日
2つの作品からなります。
1つは主人公が10代前半から10年後までのストーリーで全4話。ざっくり言うと成長の物語。
2つ目はパブリックスクールでの2年間、過去と現在の克服の物語。
お勧めです。
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胸が苦しい
ネタバレ
2022年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長期間買うのを迷っていたのですが、買って良かったと心から思いました。
過去や血に囚われる登場人物の葛藤や苦しみが様々な描写から伝わってきて、みんなが幸せになって欲しいと胸が苦しくなりました。
個人的にはケイトの聖母的かつ男前な魅力に引かれツバメシリーズの方が好みでした。しかし、どちらのシリーズも何度も何度も読み返したくなる良質な作品です。
英国社会の世界観や切なく一筋縄ではいかない展開がお好きな方に強くおすすめします。
5以上、文句なし!!
2022年2月18日
★5が最高ですが評価としては5以上でした。ツバメ~を読んでいないので、後から追記するかもしれませんが、どうしてもエド×レイのレビューをしたくて。内容はたくさんの方が書かれているので私はしませんが、これだけ言いたい!某BLサイトでレイを健気としてましたが、確かにシリーズ1、2はレイは健気です。生い立ちも可哀想で、立場も弱くてひたすらエドを愛してる。対してエドは口が悪くて高慢で俺様で容姿も財力も権力も全て持っている。でも、3、4と進んでいって、いや、2の終盤からエドがなぜこういう態度なのかを知る度に、これはもう健気攻!!!!これに尽きると思ったのです。レイは無自覚ヒトタラシなので、エドがだんだん可哀想にすらなってくる…。それでも、2人の愛は端から見れば2人だけの絶対的愛の世界なんですけど…。レイの仕事を通して、読み手として考えさせられる部分もたくさんあり、このシリーズは本当に読み応えもあり素晴らしいと思いました。作者様、できればもう少しエドに甘い甘い蜜月を与えて下さい(*_*)と切に願ってやみません。
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雲の上の上流階級の青年達
2022年2月15日
英国貴族の名家の嫡男 エドと日本との混血児 礼の物語1→2→3→キャラ文庫アンソロジーⅠ番外編分冊版(切ないギルのお話)→5→キャラ文庫アンソロジーⅢ番外編分冊版(笑えるほど執着愛のエド目線) 二人の監督生スタンと桂人の物語4,6の順で何度か読み返しました。 若い頃 建築の勉強を兼ねてイギリス経由でヨーロッパ観光をしていたのでイギリスも何度か遊びに行きましたが、ヨーロッパの建築物、膨大な美術品や歴史文化、緑の芝や英国の空気感を思い出しながら読みました。1冊目の前半は礼が可哀想で辛いのですか2冊目からはちゃんと沢山の愛が有るのでどんどんハマりました。 イギリス観光中も多くの不動産を所持するアッパークラスの人々の話は聞きましたが、リアルに居るんですよね~貴族って。
愛とは何かを考えさせられる作品
ネタバレ
2022年2月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ (1.2.3.5の感想)レイ&エドCPのお話。読む前はこんなに素晴らしい作品だとは知らず、レビューの良さに騙されないぞ!と思っていましたが、それは杞憂に終わりました。1巻の始まりは受けが不憫で、、しかし健気で良い子でとっても可愛い!そしてどこからどう見ても受けが好きであろう攻めに、ジレキュンが止まりませんでした(>ω<)お互い好きなのに、なかなか手を出さない攻めにイライラし、はよくっつけ!と思いながら読んでいました。2人が結ばれてからは攻めの溺愛っぷりや、受けの無自覚モテにハラハラさせられている攻めにニヤリとしちゃいました。受けと攻めの成長物語であり、読後感は幸せな気分に浸っています。オススメして下さったファンの先輩方ありがとう。そしてこの作品を生み出して下さった作者様と絵師様に感謝です(*´ω`*)4.6巻読んだら追記します。(追記)ケイト&スタンCPのお話。こちらもめちゃ良かったです!特に、6巻のケイトがカッコいい〜。すれ違いがありながらも、過去のトラウマを乗り越えて、愛が深まっているのが良かったです。エド達もちょい役で出演していました!
俺様傲慢攻めの最高峰
2021年12月31日
長いシリーズの再読もエド会いたさゆえに出来ること。対して受けは、これまた鈍感受けの極み。最近見かける「読ませる」BLラノベにこのタイプの受けで話をこじらせるのは無いので、レイよ、大人になっておくれ、、と3巻あたりでもやっときます。それでも、イギリス、寄宿舎、美青年貴族達、、うっとり要素満載の世界観に浸れます。一気読み間違いなしです。
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泣きます
ネタバレ
2021年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少し前にオススメしてもらい、やっと購入。もう〜〜〜〜本当に!なんでもっと早く出会わなかったのか!!!めちゃくちゃに最高です良すぎました。切ない、泣ける話が大好きなんですが、その好きな要素が詰まりすぎてました。小鳥カプの話は重くて切ないで済む話じゃないんですが、その分すごく泣けるし幸せになって欲しいって思う。ツバメカプの魅力はなんと言っても受けが強い。学園内でのちょっと嫌なシーンがあっても受けが強気で突っ込んでいくからスカッとする。最後にはみんな受けのこと大好きになってる。タイトル最高でした。読み終えてやっとわかる良さ……個人的にはツバメの方が好き度が高め。買ってよかった〜〜〜
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感無量!
ネタバレ
2021年12月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ パブリックスクール6巻まで読み切りました!
エドとレイのストーリーを読んでしまってからこの2人の恋愛を越える作品に出会えません!
愛してるけど愛されない愛せない恋って究極なんじゃないかって感じさせられました!
そして周りの仲間の助けがあってこそエドとレイは乗り越えられているし、人の心を救い、救われているとものすごく感じられる作品です!
この作品は心がほどける瞬間がすごい感動的に書かれてきて常に泣きっぱなしでした(T^T)
恋愛じゃなく仕事方面も考えさせられてとにかく読み応えがすごい。
レイが辛くて可哀想だなって思ってたけど違う!エドの方がかなりしんどかったんだなと思うとまたまた涙が出てきます、頑張ったねーって(;_;)
大好きすぎて番外編ストーリー(特典)集めまくりました!
そっちもすごく良かったです!!

番外編(特典)ではケイトとスタン編と少しリンクしてる部分もあるんですよ!

スタンとケイトのストーリーはずっとしんどかった!スタンがものすごくカッコいいくせに臆病でヘタレ!なのでケイトがかなり長くしんどい思いをしてました。。
スタンも自分と向き合えるまでは体調を壊してまでヴァイオリンの練習を続けるシーンがすごく痛々しかった。
なので最後のヴァイオリンの発表の時は涙腺崩壊でした(T_T)
たまーにちらっとエドが出てくる所も嬉しいです!
レイは残念ながら風邪引いて出てきませんでした(笑)

どっちのストーリーももっともっと続いて欲しい!
もぉ、パブリックスクール大好きです
2021年12月3日
目が離せないパブリックスクール。登場人物一人一人のストーリーをお願いしたい。このシリーズ、大々好きすぎて困る〜〜〜
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あー幸せ
2021年11月29日
読んで読んで読んで読んでと本当に、、、
泣きます。私はずっと涙が止まらない
樋口先生この作品は本当に続きがあるならもっと読みたい
ハア、、いい、、ありがとうございます。
1→2→3→5の4巻は一気読み必至です。
2021年11月28日
メインCPのエドと礼のストーリーを読み始めると、止まりません。とりあえず1巻は礼が不憫すぎて、2巻はエドのことが心配で途中で切り上げられないはずです。3巻・4巻まで読み進めればようやく社会復帰できるくらい落ち着けます。
まとまった時間があるときにスタートしないと、本当に仕事中とかぼんやりして危険なので、注意してください。通勤電車で読み始めた自分は廃人となりました。くれぐれもご自愛ください。こんなの、リアタイで追いかけてなくて本当によかった。まとめ買いできて本当によかった。
スピンオフの4・6巻はまだ比較的落ち着いて読めます。
これから読む方は余裕がある時に!
ネタバレ
2021年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモア島でこの作品が好きと言う方が多く、レビューもよいので読み始めたところ、あれ?もう一巻も終わりかけなのにまとまりそうもない……2巻まで読んでようやく、です。それもまだ不安定。3巻目でやっと安心できました。めっちゃ長いです。パブリックスクール内の恋愛が1巻でまとまっていると思い込んでいたので、気楽に読み始めたのに、3巻まで徹夜で一気読みすることに。
読まずにはいられないので、これから読む人はポイント、クーポン、時間など、余裕がある時にお勧めします。
貴族の閉鎖的な世界で人種や血統の違いに直面して、お互いを愛して守りたいと思う気持ちのすれ違いが痛い。どれほどの深い愛か、と綴られているのでもう本当切な過ぎて泣けます。その分結ばれた時の感動も大きかったです。この作品が好きと言う人が多いのもわかりました。
BL小説がこんなに素晴らしいとは!!!
2021年11月24日
BLはずっと漫画ばかりで小説には全く興味がなかったのですが、こちらのレビューやSNSでの感想などを何度か見かけているうちに興味が出てきて、まずは超人気作から…とこちらを読んでみたらまんまとハマってしまいました!こんなに夢中になって徹夜で本を読んだのは久しぶりです 笑。小説だと登場人物の切なさや苦しさをじっくり感じられるからこそ、徐々に結ばれていく過程のキュンキュンやハッピーエンドの幸福感が倍増で良いですねー。
王様と小鳥の愛の話
2021年9月29日
ライトノベルとかBLとかには収まりきらない深い愛のお話しでした。何度も何度も読み返しました。幼い頃からパブリックスクールと大人になるまで。長い二人のすれ違いの時間と愛を確かめあってからの日々、どこを読み返しても二人の愛がせつない。
耽美
2021年8月28日
世界観にどっぷりエドとレイに浸りすぎて、さきに1.2.3.5を読みました。桂人の話にはまだ入れていないぐらい、耽美な世界にはまっています。レイは最初辛かっただろうけれど、読んでる側はエドは絶対レイが好きだよって気がついてましたよ。日本に帰るときのシーンの切なさ。素晴らしい友人に囲まれて、本当に幸せなレイ。結構ギルも好き!エドが8年かけて守ろうとしたレイ。純愛ですわ。耽美につきました。
愛の伝道師
2021年8月24日
長いよ(笑)初めて読む作家さんですがお値下げとレビューで六巻いっき買い(勇気)レイとケイトが愛の伝道師のよう。愛についての考察が自己陶酔のようでちょっとしんどい。けれど最後まで物語としてひっぱる力量は見事です。何だかんだ続きが気になって引き込まれました。パブリックスクールという閉鎖された場所で多感な時を過ごす少年達という萌え(笑)と英国、貴族社会というあまり知らない背景だからか愛について重たく語られることがわりと自然に受け止められる。親子、恋人、友人、縦社会など様々な関係性による複雑な心情が細やか。その中で迷い悩み成長するレイやケイト達に作者の人生観が見えます。英国文化もですが文学、美術、音楽の専門的な知識と作者なりの解釈が物語に盛り込まれ随所に伏線もあって構成も上手いです。相当な準備をされたんでしょうね。作者の情熱にひっぱられて長い物語も読みきれます。美味しい紅茶を用意して読むとなお良し!
初めて買った小説
2021年8月23日
取り敢えずレビューいいやつと思って購入。読み始めたら止まらないし、涙も止まらないし、受けは健気で本当にずっと泣きながら読んでました。もうそれから樋口先生のファンです。先生の作品ほとんど買いました!
面白い!!
2021年8月21日
トップクラスの健気受け!!!!
一巻の辛い時期を乗り越えたら、ズブズブにハマってしまいました!
もっと彼らの話を読みたいです!
一気読みしました
2021年8月17日
レビューの高評価と値引きにつられて購入を決意。おそらく全巻読みたくなるだろうと思い、月末と月初にクーポンを使って3冊ずつ購入、全巻揃ってから一気に読みました。幸せでした。皆さんのレビューを信じて良かった。私にとってこれからも読み返す作品になると思います。
抑圧されてついにほとばしる激情
2021年8月14日
血統とか人種とか主人公が虐げられる描写は痛々しくて、でも健気に愛にいきようとする姿に胸打たれました。絞り出されるセリフの一つ一つに涙が溢れます。言葉の力が凄いです。レイのストーリーもケイトのストーリーもそれぞれの設定が魅力的で引き込まれました。何度でも読み返したいシリーズです。愛に苦しみながらも成長していく登場人物全てがいとおしいです。
スパダリofスパダリ
2021年8月13日
大好きなシリーズです。
イギリスのパブリックスクールで繰り広げられる不憫受けとスパダリ王の劇的なBL。続きも楽しみに待ってます(^-^)
孤独と愛
2021年8月12日
傲慢な攻に対してなんと健気な受…。二人の愛はそれぞれに純粋なのに立場の違いですれ違いが続き、両思いになったら激しく執着する攻様…大好物でした。丁寧にパブリックスクールの生活が描かれてて映画を見た後みたいな感じになれる小説です!
浸れます
2021年8月9日
イギリスのそれもパブリックスクールという舞台の空気に存分に浸れます。前半は切ない雰囲気に、後半は甘〜い雰囲気に酔えます。おすすめです。
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2021年8月8日
間違いなくおもしろいです。全巻一気に買って、途中で読むのを止められず、徹夜しました。笑
英国のパブリックスクールに少しでも心が引っかかれば読んで間違いない!
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何度読み返してるか分からない
ネタバレ
2021年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ くらい定期的に読み返したいシーンがたくさんあります。
最初に読んだ時は1巻でなかなかレイが報われなくてつらいけど、2巻からの巻き返しがすごいです!
虫シリーズから来ましたがパブリックスクールもすごく良かった!!樋口先生の作品は本当に惹き込まれます。
シリーズの読み方ですが、私的にエドレイの話を一通り読んでからツバメの二人を読んだ方が読みやすいと思います。深い繋がりはない別々のお話なので…
小説を普段買わない私が続きを欲した作品
2021年8月7日
イギリス、寮、両片思い、すれ違い、身分差が好きな人には是非読んでもらいたい‼︎

カーストの頂点に君臨する兄のエドワードは義弟の礼にのみ厳しく当たります。礼はどれだけ無茶を言われても、冷たく厳しくされても、エドワードが好きなのでその言葉を受け入れて学校生活を送るのです・・・
歪んだ愛情が読んでて偶にしんどくなりますね
No.1です
2021年8月6日
1番好きなBL小説です。キャラ達もみんな愛おしく舞台のイギリスも出てくる食べ物やセリフも全て可愛く綺麗で、完結してほしくないずっと読んでいたいお話です
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先が気になります。
2021年8月6日
エドとレイの話も先が気になって仕方ないです。レイの健気な所にもグッときます。長い話なのにするする読めました。
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さすが人気作
ネタバレ
2021年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻一気に購入して、一日で読破しました。本当に読んでよかった。格差社会のイギリス、しかもそれが顕著に現れるパブリックスクールを舞台とした話で、1巻は正直エドの置かれる境遇にも、エドに冷たくされる礼にも同情してしまい、読むのが辛くなる部分もありました。しかし1巻の終盤から徐々に冷たいエドの中にある礼への気持ちが見えてきて、2巻の半ばで、エドが冷たかった理由が完全にわかると、エドのいままでの苦労や辛さが伝わって来て涙が出ました。続編でも身分差がある故に様々な困難が立ちはだかりますが、お互いを思う気持ちがしっかり伝わりつつ、礼も成長して行く姿も見れるので、楽しく読むことができました。なにより周りの友達が良いキャラばかりなのがいいですね!友人たちのスピンオフも読んでみたいくらいです。
そして4巻5巻のスタンと桂人の話も外れなく最高でした。こちらも身分差がある話かつ、互いに抱える過去が辛すぎますが、ハッピーエンドですのでぜひ読まれてください。
全巻終始ハラハラしますが、最後には最高の萌が待ってます。
素晴らしいです
ネタバレ
2021年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小説は苦手だったので読むのを躊躇っていたのですが、割引を機に購入しました。テンポよくお話が展開していくので読みやすいですが、とんでもないバクデカ感情を抱くことになりますので、覚悟が必要です。ほんとにほんとに最高な作品でした。
夢中で読んでしまいました。
2021年8月5日
お得パックになってたのでまとめ買いしました。
もともと色素薄いキャラが受けなのが好きなんで、買ってなかったですが、評価が高いのとオススメ小説で必ず出て来てたので思い切って購入。
結果買って良かったです!
もう結ばれるまでの切ない苦しい。そして結ばれてからの苦難もまた切ない。
ずっと泣きながら読んでました。
尊い
2021年8月5日
イラストが素敵で購入したのですが作品も素晴らしかったです。みんなの憧れ寄宿舎もので先輩後輩や仲間たちのめくるめく……スラスラ読めちゃいます!
これから読む人が羨ましい
ネタバレ
2021年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某BLのレビューサイトで好評価を取り続けていた作品です。まだ読んだことがない人が羨ましい。これから浸れるなんて!
背景はパブリックスクール(みんな好き)、攻めは完璧なスパダリ、受けは可愛らしい少年。今では珍しくなってしまった超王道。まさに耽美。イギリスの乾いた空気と冬の匂いが文字から漂います。イギリス行ったことないけど。
エドの傲慢さと甘やかさ、礼の一途さと清らかさ。とにかくキャラクターがいい。1人残らず仕事してる!
何度エドに泣かされたでしょう。エドに泣きます!攻めに泣かされます!
ストーリーが凄い
2021年8月5日
日本の学園モノとは違う英国のパブリックスクール独特の雰囲気がとても素敵です!その中で進んでいく少年達の成長や変わっていく関係性など、兎に角美しい雰囲気を感じられるストーリーに引き込まれて一気に読んでしまいます!!是非健気で一途な受けがお好みの方に読んで欲しい作品です!
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気になります!
2021年8月4日
表紙の絵柄がきれいで気になります!
まだ購入していませんが他の皆さんの
レビューを見て購入しようと考えてます。、
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食わず嫌いを反省しました
ネタバレ
2021年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価の高さは知っていたものの、リーマン物やお仕事BLが大好物の自分としてはスクール物で舞台は海外かぁ…若い子いけるかな…洋物いけるかな…と謎の食わず嫌いをしておりました。が、値引きを機に思い切って購入。独特の世界観にあっという間に引き込まれ、夢中で6冊読み終えていました。
2cpのお話が書かれてますが、どちらも受けの子が日本人とイギリス人のハーフです。そして頑張り屋さん。健気!
好きあってるのに身分、血統、過去など様々なしがらみに雁字搦めにされ中々すんなりとは行きませんが、その葛藤や心の動きが本当に上手く書かれていて両片思い好きには堪らなかったです。ハッピーエンドだけど、その先もたくさん訪れるだろう苦難も幸せも想像できる奥行きのあるお話で読了後の余韻が中々引きません。素晴らしい作品に出会えて良かった!!
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結果 一気読みするべし
2021年8月4日
樋口先生の本はギュンとくる話が多いけど これは随一なシリーズ 読む毎に心臓が痛い 苦しい 読むのツラくなるけどやめられない パブリックスクールはそんな感じでした 途中違うカプの話が入るので 時系列的に 後回しで読むとより楽しめました
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一巻ずつ満点以上の星をつけたい
ネタバレ
2021年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ いじめモノが苦手なので、評価の高さは知りつつも避けていたこのシリーズ。ようやく読みました。読めてよかった。読まないで生きていたことを後悔しました。二日間かけて一気に読みました。まだ余韻が抜けませんん。

虫シリーズと同様、愛とはなにか、という言葉にしてみると恥ずかしくなるようなこと、でもとても大事なことを、深く深く掘り下げて書いたお話でした。傾向は虫シリーズとも共通しますね。生まれ持ったものによる苦しみ、持てる者、持たない者の苦しみ。不憫受けに、スパダリだけどどうしようもない弱さを抱えた攻め。受けの中に眠る強さが攻めを救い、受けをさらに強くする。

今回はさらに、現代美術と音楽という、才能や世間の評価など悩ましい要素にがんじがらめになった世界が舞台になります。そして、共通するモチーフは鳥。

ケイトはやがて、どのような仕事を自分のために見出すのでしょうか。お父さんには会いにいけるのでしょうか。そこが書かれていない限り、まだ続編はあるはず!!と、希望をもって刊行待機する所存です。

イラストも、この組み合わせでなくては!という最高さでした。このシリーズでの画集がほしい!
ケイトがカッコいい!
2021年6月14日
もう、とにかくケイトがカッコ良い!健気受け…のはずなのに美人で強くて凛々しくて。自己肯定が低いので、その魅力に自分自身が気づいていないのもツボです。アジア人で庶民…。悪目立ちするはずの貴族社会で、無難に強かに過ごしていただけあってとてもタフです。そんなケイトが唯一、弱さを見せたのがスタン。甘えることに慣れていないケイトが、徐々にスタンに心を開いていくのに…スタンのやつめ!と何度思ったことか…。まあ、スタンにはスタンの事情があったんですが。外見や身のこなしは立派な大人なのに、中身は母を亡くした時のまま迷子状態。読み進めるにつれ、そんなスタンも可愛いなあ。と。最終的には寮全体を聖母パワーでケイトが包んでくれて、その影響はほかの寮にまで良い影響を与えて…って、そりゃみんなケイトに惚れるよね。嫉妬でスタンがおかしくなるのも仕方がない。エドやレイもちょこっと登場しますが、やっぱり一番ケイトがカッコ良いです!聖母で男前って…もう無敵です。
不憫な健気受けの秀作
2021年6月7日
前作でハマり間を開けずにこちらの作品読みました。前作に引き続き美しくも不憫な日本人の血を引く青年が現れたので救い出してくれる王子様を期待しながら読み進めました。パブリックスクールというとモーリス、アナカンなどの古めかしくて耽美なイメージがわきますがこのシリーズはその世界観も損なわず現代的な要素も入っているので陰鬱過ぎないところが嬉しいです。小説ならではの痛ましい家庭環境には溜息がでますけどね。傷つきながらも心の底から無償の愛情に飢えた青年達が愛しいです。ただヘッドボーイの行動は不可解に感じる場面もあり若干混乱しました。
愛するが故に辛い選択
ネタバレ
2021年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価が高いので気にはなっていたけど、読んでしまうとどっぷり浸かってしまいそうで手をださずにいた作品です。そして思った通りもうずっぽりハマってしまいました。
6冊のうち4冊と2冊で話が分かれています。
私はエドと礼のカップルが本当に愛しくて、何度読んでも泣けてきます。本当に相手を大切に想うからこその、あのエドの態度なんだけど、分かってはいても礼が可哀そうで、でもとても健気で抱きしめたくなります。
2人の気持ちが実ったとしても、社会的地位から自由にラブラブすることもできず、ホント障害だらけの恋路なんですよね。でも喧嘩をしながらも何とか乗り越えていく、その都度2人の絆が強まっていくのがよくわかります。
そしてもう一つの話の方は、親子の近親相かんの話がでてくるので、苦手な人はスルーしてもいいかもしれません。私は元気がないと読み返せないくらいです。
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文句なしの星五つ!
2021年5月27日
もう!最高です!エドとレイ、スタンとケイト、どちらのカップルも好きです。ツバメと殉教者のチャリティのシーンは泣けました。エドが特別出演のようにチラッ登場するのも嬉しかった。エドとレイが大人になって再開してからのエドの溺愛ぶりも萌える〜!😄
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愛すること
ネタバレ
2021年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛するって何?みたいな作品です

主人公レイはたった一人だった家族である、お母さんをなくして父方の家族であるイギリスの大貴族に引き取られます。
貴族であることを誇り、血族をすごい気にするその家で、愛人の子であったレイは冷たくされ
学校でもいじめられます。
そんな家で、唯一優しくしてくれたエドのことを好きになり、レイは好きだから少しでもそばにいたいと同じ全寮制学校に入学します。

そうして入学したレイにすごい怒りそれまでとうってかわって冷たく接します。
「これから先、誰とも話さず、誰とも関わらず、けして目立つな」
って言われレイは好きだから、そばにいたいから、“そばにいることでいつかぼくの愛が伝わればいいな”って思いながら、その言いつけを守り生活します。

そうして、2年以上そんな状態で過ごして
学校の中で、レイは変人扱い

あるとき
一人で絵を書くレイと、レイのかいたオフィーリアの絵を見て
演劇の授業の台本が思い浮かんだため、オーランドはレイをその授業へと誘います
そうして、レイの世界は少しづつ広がっていきます。

レイは、ずっと
“自分の愛が、エドに届いてるか”ってことばかりきにして

エドに自分の愛が伝わらないなら
もう、愛することを辞めるっていって
エドを傷つけてしまいました。

でも、世界を広げる関わりの中で
本当に大切なのは、自分の愛が届いてるかどうかではなく
それは、相手にしかわからないことで
自分にわかるのは
“相手の愛が、自分に届いてるかどうかってことなんだ”ということを思い出し
エドの愛はすでに受け取っていることに気が付き、そのうえでエドと話をしたり関わりを持つようなります。

レイに対して、エドは束縛して、閉じ込めてきましたが
「世界を広げるのは許すから、俺の目の前で、誰とも付き合わないでくれ」と懇願します。

やがて

卒業の日がきて、
最後の別れの日が来てしまいます

最後の日、二人は話をするのですが
形の違う二人の愛は…。


【感想】
この、話をするシーンは
すごい感動的でした。
絵もすごくきれいで
ストーリーにメッセージ性が感じられる作品で
BLをこえた作品だと思います!

読んでよかった!!
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作家名: 樋口美沙緒
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫