ネタバレ・感想あり愛と獣-捜査一課の相棒-【SS付き電子限定版】のレビュー

(4.3) 21件
(5)
12件
(4)
5件
(3)
3件
(2)
1件
(1)
0件
ストーリー、キャラ、どれもいい
2024年7月29日
硬質で色気が匂い立つ泉と、崩れて退廃的なのに仕事となると眼光鋭くなるギャップ萌えな一色のカプがどっちもかっこいい。事件そのものは単線の入り組んでいないもので最初にこいつだと思った人がそのまま犯人ですが、そうであっても犯罪に至る心理が掘り下げられていておもしろいです。「声」がキーワードで、究極の追い詰められた場面で誰の声が聞こえてくるかというシーンもよかった。Lの部分が少ないので、ちょっとしたセリフのやりとりにも妄想を膨らませるようになります・・。ラストのSSはご褒美トラックでした。イチャイチャダラダラな日常、もっと読みたいです。
いいね
0件
一色さんの色気にメロメロでした!惚れる
ネタバレ
2023年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一色さん、素敵すぎて…。理想的な男性。こういう男の人に弱いので、普通に恋しそうになった。ため息が出ます……。普段、着てる服ヨレヨレだし、ネクタイもずっとおんなじの。髪もボサボサ、ヒゲも気が向いたら剃る、みたいな適当そうなオッサン。でも、仕事になると別人みたいに眼光鋭くなって、ギャップが激しいという…。中原先生はそういう魅力のある男性を書かせたら右に出るものいないと思います。本当に大好きだ…。見た目通りガサツで粗野なタイプかというとそうでもなくて、人の気持ちには敏感で、見かけほど意地悪でも大雑把な人間でもないという萌え。好きすぎる。最高だ…。タレ目でやる気無さそうな姿とかもっともっと見せてくれ〜〜!!ってなった。受けは、自分ばっかり一色さんのこと好きな気がする…とか言ってたけど、攻めがカッコつけだからそう思ってるだけだよ!!!あの人、受けが思うのの何百倍も受けのことすきだからな!!!って言いたい。受けがなんだかんだでらぶらぶな攻めとの日常送ってるのとか続編とかで見たいです。事件の本筋には全く触れていない感想でした。とにかく攻めがカッコいい。色気たっぷりで惚れ惚れしました。
いいね
0件
自分と向き合う大切さを再認識した
ネタバレ
2023年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一色さんの男臭い色気が凄い!この辺りの年齢って男としても人としても凄く魅力的で、大好きなんです( *´艸)中原先生の書く男は本当に惚れる!

この作品にはどうしようもないクズも書かれていて、その手口の酷さはリアル事件と変わらない、いや、リアルはもっと酷いかも知れないと容易に想像でき、法律は万能ではないと再認識しました。
それでも、「自分の中での一線」と日々向き合う一色さんや泉君や先輩方は、芯から強くて本当にカッコいいと思いました!
越えてしまう一瞬は案外身近に潜んでいて、気付かないで越えてしまう事もあるかも知れない。だからこそ、自分を知り、向き合う事を忘れてはいけないな、と感じました。
凄く勉強になりました。
いいね
0件
犯罪を法で裁く事の限界に苦しむ姿がリアル
ネタバレ
2022年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ものすごく今更な気がしますが、先生は、オヤジキャラを書かせたら右に出る者はいない…くらい、そっち方面で有名な作家さんではないでしょうか。どの作品も面白そうで、セールを機会に何冊も買い込んで読んでいますが、このオヤジキャラ率が他の作家さんと比較してかなり高い気がしています。元々オヤジキャラは、どちらかと言うと苦手な部類で(35歳くらいまでならいける)そんなに思い入れもなかったのに、何冊も読むうちに段々好きになってきてる自分がいて…新たな扉を開いてしまったようで、楽しく困惑しています。今回は『ブラックジャックの罠』みたいに事件絡みの話で、一冊にまとめられているにしては内容が充実していて読み応えがありました。前半はミステリー風に話が進み、途中、薄ら全体像が見えてくる辺りからサスペンスっぽくなる変則的な展開が面白かったです。犯人が分かっていても逮捕できないもどかしさ、泉の辛い過去との葛藤や苦しみなど、泉を通して「法で裁くことの限界」を考えさせられ、法治国家の歪みを見せつけられた気がしました。そういう巨大な苦悩に押しつぶされそうな泉を力強く逞しい腕で守ろうとする一色がカッコ良かったです。あと個人的に先生のオヤジキャラは、オヤジギャグが少ないのがいいと思います。オヤジのオヤジギャグはどうしても引いてしまいますので😓
ストーリー重視派
2021年9月24日
一足飛びに恋人関係になるのではなく、事件の進展とともにじわりじわりと距離が近づいていく、こういう『読ませる』筋書き、大好きです。願わくば、愛がどんどん深まって、相棒としても信頼できる関係になっていくであろう二人の続編を希望します
いいね
0件
善悪の狭間で葛藤する様がリアルです
ネタバレ
2021年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです。BL色薄め、クライムサスペンス色が濃くて悪意を持つ人間すらも守らなければならない刑事達の葛藤や悲哀が描かれてて気付いたら一気読みしてました。
法では裁ききれなかった元犯罪者を正義の鉄槌とばかりに殺す連続殺人鬼が現れて、元犯罪者を守りつつ殺人鬼を必死で追う刑事達。事件そのものは凄惨なんですが、元被害者遺族でもある刑事の泉(受)とだらしないけどフェロモン過多な刑事の一色(攻)とのやりとりがクスッと笑えるので重苦しくありません。シリアスとユーモアの塩梅が本当にお上手で、毎度のことながら作者様に惚れ込んでしまいました。
今回「声は愛撫と同じなんだ」っていう一色のセリフに完全ノックアウト。あー、私も耳元で聞いてみたいわぁ‥。Hはラストにちょこっと。泉は素直じゃないし、ふざけた会話が多い2人なので甘々ではありませんが、2人に合っていて良かったですよ。
今回の攻め様も下ネタ好きな色気溢れるおじ様で存分に堪能させて頂きました。ご馳走様でした!
刑事ものとしても素晴らしい
2019年12月5日
BLですが、刑事もののサスペンスという感じで一気に読んでしまいました。泉の葛藤が丁寧に書かれていて引き込まれました。購入して良かったです。挿絵が欲しかったなあ。
面白かったです。
ネタバレ
2019年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中原一也先生は、自分的に当たり外れが激しくて、途中で読むの止めたままなのが何冊かあったりするので不安でしたが、本作は面白かった!色々レビューを読んでから買ったため、BLとしてはそれほど期待せず、刑事モノ推理モノとして楽しもうと思ったんですけど、そう思って読んだからか、逆にBLとしては満足でき、推理モノとしては物足りなかったという…。BL的には、確かに前半全くと言っていいほどなんもなく、でもさすが文章は上手いし話の展開も早いので止まることなくどんどん読んでくうちに、気付いたらBLに突入してる(ていうかBL全然なかったことにBLし始めてから気付く笑)。お互いノンケだけど、それまでのストーリーがちゃんとあるから違和感ないし、変にウダウダしたりもしないし、良かったです。でも推理小説としては、やっぱりBL小説の域を出ず、残念でした。登場シーンから、こいつが犯人なんだろうなと思ってる人がそのまま犯人という。他はミスリードというには程遠く。元々泉が二人の間で揺れ動くことが作者の意図としてはメインらしいので、犯人探しはオマケ程度なのかも。テーマはブレず矛盾せず、さすがでした。読後の余韻もBLのそれではなく、一般の小説読んだ時の感じで、トータルで☆4.5くらいでした。
いいね
0件
ワイルド刑事攻X熱血刑事受の年の差CP
2019年7月13日
作者は昔の刑事ドラマが好きだったんだろうなと感じさせられる程、脇の先輩刑事達も魅力的です。恋愛の部分はあっさりで、刑事であり被害者遺族である受の正義への葛藤が主。だらしないが野性味溢れる色気を持つ攻がとても大人で、受を広く大きく包んでくれています。その為読んでいる側はそんなに苦しくなく安心感がありました。後日談のSSも微笑ましい。
良かったです!
2018年3月30日
攻めの一色さんがめちゃくちゃイイ男でした!受けの泉もかっこよかったです。ストーリーもおもしろいし、キュンとくる場面や萌え度も自分的に高かったので、読んで良かったです。泉の葛藤(事件に対する)とかも伝わってきて、頑張れと応援しながら読みました。攻め受け共に好みのキャラで、良いカップリングでした。描き下ろし?おまけ?のお話も可愛くて楽しかったです。元々好きな作家さんだったので、安心して読めました。
いいね
0件
読みごたえ有り!
2017年8月9日
凄く良かったです。過去に事件で家族を目の前で失った泉。刑事になりだらしない相棒、一色と事件を追っていきます。この事件というのが、被害者遺族としての泉と刑事としての泉の葛藤を軸として描かれていて、推理小説としても凄く面白いです。その中のしっかりとBL要素も盛り込んであり、読みごたえ有りの1冊です!
すごいです‼︎
2016年9月3日
すごいです、もうこの一言につきます。
よくありがちな省かれる感じがないです。事件背景、2人がそうなるまでの行程などよくこのページ数でおさめるなぁ。
ぜひぜひ続編が読みたいです‼︎
作者買いして間違いなしッッ‼︎
二時間ドラマになりそうな作品
ネタバレ
2023年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLな部分をマイルドにしたら、二時間ドラマとして扱ってもおかしくない作品だと思います。
刑事物の作品として充分に楽しめました♪
ただ、2016年の作品とはいえ、タバコをオフィスや校内など喫煙所以外で吸っていることに違和感を感じました。
受けが犯人に挿れられたとき、なぜそんなにすんなり入るのか?と思いましたが、麻酔?筋弛緩剤?などを注射されていたのですね。そんな物を使って「愛し合った」とかいう犯人イカレテマスヨ…。
いいね
0件
地雷がありました
ネタバレ
2023年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー評価が高いし言及されてなかったので油断しました。受が一度犯人に凌◯されますので地雷の人は気をつけて下さい。家族を轢き逃げで殺された泉が犯人からターゲットにされ闇落ちしそうになります。家族を轢かれた現場からそばで見守ってくれた一色の存在で踏みとどまりますが、何度も心を揺さぶられ試される内に犯人と接触、凌◯されてしまいます。時として犯人に同調しそうになる泉は犯罪者を私刑から守れるのか…。話や文章が上手なので面白く読ませていただきました。攻とのHは最後にやっとですが、この作家さんにしてはあっさりめかと。逆にそれは凌◯シーンでもそうなのでリタイアせず読めました。面白かったですが泉の初Hが一色でなかったのと、引っ張った割に結ばれたシーンがあっさりめだったので☆-1になりました。
いいね
0件
人間ドラマ
2021年6月30日
電子版限定SS、あとがきあり。みずかね先生の美麗イラストは残念ながら表紙のみです。捜査一課の先輩後輩、Lももちろん芽生えますが、カップルというよりバディという表現の方がしっくりくる感じの二人です。理不尽な動機で起こされた凄惨な事件、反省しない犯人に対する遺族の悲憤と厳罰を望む気持ちを阻む法の壁。あなただったらどうする?と問いかけられている気がしました。結構シリアスです。読み応えあります。
いいね
0件
刑事小説でした
2019年8月5日
普通の刑事小説のようでした。ストーリーがしっかりしていて、受けの葛藤を中心に書かれていて、キャラも立っていて流石の中原先生です。しかし受けが攻めを好きになるのが恋愛として感じられず、なぜこうなった?そこをもっと掘り下げて!と思いました。刑事小説度で星5個、BL度は星1個、中をとって星3ですが、引き込まれて一気に読んだので娯楽としては星4個です。
いいね
0件
中原先生のデカワールド
2019年4月12日
捜査していく内に犯人と思考がシンクロして引かれあってしまうというのは「羊たちの沈黙」などでも個人的に萌えポイント高い設定です。BL作品としてはさほど濡れ場も無いアッサリ系の物語ですが、この設定のおかげでドキドキします。攻め様はセクシーちょいワルおやじ、ウケ様は感受性の強の美人純粋熱血漢です。攻め様と他の同僚デカおやじ達の会話は中原先生ならでわで、楽しかった。
表紙はみずかねりょう先生ですが、残念ながらイラストはありませんでした。でも刑事サスペンスなので無くても楽しめます。みずかねりょう先生の描く殺人犯もみたかったけどね。
いいね
0件
悪くはないけど
2021年12月4日
そこまで引き込まれる内容でも無かったのは攻めの魅力がイマイチだったからかな…。頼り甲斐のある大人の男なんだろうけど、ときめく様な部分はほぼほぼ無かった。基本が声フェチベースで事あるごとに色香のある声だとか繰り返し、果ては『声は愛撫だ』とか言われても私には失笑でしかありませんでした。
いいね
0件
余裕綽々なおじさん
2018年6月15日
が、攻のカップリングが好きなので購入しました。結果良かったと思いますが、できればもっともっとイチャついても良かった気がします。受が素直じゃないのはいいんですが、デレがもっと見たかったと思います。
いいね
0件
さすがの安定感
2018年1月28日
中原先生の作品では「不器用なんです」がイチオシなのですが、今作は同じく刑事モノ。
それゆえに期待しまくって読み始めてしまったためか、攻のキャラクターにちょっとばかり物足りなさを感じてしまいました。
イイ男なのは間違いないのですが、生々しさとギャップに乏しく、それが濡れ場にまで影響しています。サラッとしてる。
ただ、ストーリー自体はテーマが明確である分、「不器用なんです」よりも楽しめます。
読んで損はありません♪
いいね
0件
エロ度薄すぎで…
2020年10月1日
レビューが絶賛の嵐なので期待したんですが…せっかく良カプなのにいつまでたっても全然絡んでくれない!たまに出てくるほんのりラブな描写は尊かったし、妄想ではない実際の恋愛だと案外このくらいの空気感なのかもね、と思うところもあったけど、やっと絡みキター!と思ったら実にアッサリ…エロ度薄っ!と思っちゃいました。えぇこの作者さんてこんな感じだったっけ?!これで二人がもっと絡んでくれてれば星5付けてたのにな。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 中原一也
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫