ネタバレ・感想ありSeasonのレビュー

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ほんとに好き
ネタバレ
2025年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きすぎて毎日見ています。昭和初期くらいなのでしょうか。洋装と和装が混在する感じ、車、駅、地方の風習因習…全てがピタリとハマってこのお話の世界観を作り上げています。お義父さんが良い人で良かった。お母さんが気丈で良かった。実父も、商売人気質だからこその気の荒さなのでしょう、妻子は歪まず、現在の生活を送っていて良かった。松岡が仕事上やってきた結構酷いことも、この時代のあの仕事なら仕方がないのかなぁ…松岡が逡巡しながらも結局河原でやってしまったあのことを、納得はできませんが、それは幸せな時代に生きている今の人間の感覚なのかな、と。そして、雪の中の坊、信じられないくらい可愛い笑。真夏なのにタートルネックにレギンス履いてる穂積も、なんかの訳あり?汗もかかずあの服装、謎ですが、多分なんか設定あるんでしょうね。太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む、という三好達治の詩を思い出してじんわり心が優しくなる、ほんとに素敵なお話です。
話が良い
2024年12月29日
皆さんのレビューの通りです。とても素晴らしいお話です。ちょっと前の作品なのですが、最近のBLに見られる1話目に絶対エロを入れなければいけない…のような無理やり感がないので2人の関係性をじっくり味わえます。
没落した商家の坊ちゃんと元奉公人
2024年11月27日
麻生作品にハマるきっかけになった、大切な作品。表紙が淡く優しい分、他作品ほど目立ちませんが、繊細で美しく切なく、余韻の残る素敵な物語です。定期的に読み返したくなります。
純愛
ネタバレ
2024年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんて綺麗な絵なんだろうと、まずはそこに惹かれます。話の内容も、美しいとは言い難いですがそれでも確かに純愛があります。少年がくれた一つの恩だけを後生大事に抱えて生きていた松岡と、心の底から「善い人」の坊ちゃん。他の人も書かれていますが、この2人の主従関係あってこそのこの物語だと思います。R18シーンは少ないですが、そういうの抜きにして全BL好きに読んでほしい作品です。
春夏秋冬変化する気持ち
2024年10月22日
古い時代設定とレトロな雰囲気が麻生先生の作風に合ってる。
松岡は何者?救世主?と最初は思い、実は東京でかなり際どい仕事をしていると知り、東との関係はどうなるのかハラハラしていました。それでも「ぼっちゃん」への愛だけは変わらず、いっそ怖いほどでした。ぜひ一読を。
BL純文学の金字塔✨
ネタバレ
2024年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少し古い時代の話。当たり前の、ほんの些細な親切を生涯ただ一つの温もりとして胸に刻み 生きる糧にしてきた男の恩返しから始まる恋物語。かつて商家の後継ぎと使用人の立場だった2人が十数年後に再会し、新たな関係を築く中で募らせた想いを ゆっくりと丁寧に紡ぎながら共に過ごすSeason。芽吹き『咲く春』、心も身体も『とける夏』、固く心を『結ぶ秋』、これまでも これからも『巡る冬』… 2人の想いが重なり結実するまでを移りゆく季節になぞらえて叙情的に描いています。「面倒くさい話が描きたい」から始まったとの事ですが「救済」が裏テーマにあったのかと思う程にヒューマンドラマの色が濃い印象を受けました。BL要素はきちんとありながらも恋模様に主軸を置き過ぎずに 当時の時代背景や松岡の暗い側面、それぞれの内面性、過去を許すまでの心の道のりを描く事でストーリーに奥行きが出て作品の完成度が上がった様に思います。とても静かで素朴でシンプルな話だからこそ 細やかで繊細な心理描写や台詞、間の取り方、場面転換や構成の巧みさが際立って、つくづく「読ませる作家さんだなぁ」と実感し 唸りました。一点だけ欲を言えば『巡る冬』で松岡の顔にシワの一本でも描いてくれたら時の流れをもっと感じられたのに… と思いました。未だに東を「坊っちゃん」呼びして注意されていた松岡ですが、きっと「あの夜」の東の姿に、優しさに、いつまでも触れていたいんだろうなぁと想像。胸に焼き付いて離れない一生の宝物なのでしょう。年上なのに主従関係を崩さない姿勢もまた萌えポイントですし、どうか暫くはこのままで。 「時間はあるな」… ですからね。じんわりと心に沁みるラスト、どうかこの幸せが何時までも続きますように。毎春 一緒に菜の花を眺められますように… (祈) あとがきに「読み切りで終わるはずが 7年かけて季節を一またぎする所まで描かせて頂けました」とあり、改めてBL業界のゆったりし過ぎ?な時間軸に驚かされましたが、いくら時間が掛かろうと2人の行く末を見届けたい!と言う読者の声が担当さんと麻生先生の背中を押したんでしょうね。派手さは無いけれど、7年間じっくりと熟成させた深い味わいを感じられる素晴らしい作品でした😊
涙っ!
ネタバレ
2023年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 坊ちゃん…最初は幼い心で我が儘なのかな??って思ったけど、すごく真っ直ぐで純粋な心の持ち主なだけで、優しさと強さに全部持っていかれました!!最初は謎の足長おじさんの松岡が気になって居たのに…
心に刺さるストーリーは説明しがたい!ぜひ読んで欲しい。
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名作中の名作!
2023年12月8日
こんな素晴らしいBL作品はあるのだろうかと思えるほどの名作。映画を観ているような深く重厚な作品。何度も読み返したくなる。こんな素敵な作品を有難うと先生に伝えたいくらい。
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誰かを大切に想う気持ち
ネタバレ
2023年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく優しいお話で好きです。人に恋し、その人を大切にしたい気持ち、なにかしてあげたい気持ちが丁寧に書かれていて心が温かくなりました。
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出会いの大切さ
ネタバレ
2023年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 204p、全表題作、あとがき。それまでに受けた事のないはじめての言葉や出来事が男に衝撃を与える。側からみたら、何でもない当たり前の事。でも、そんな当たり前の事を受ける事なく生きてきた男にとっては、それからの生きる糧、モチベーションとなったのだろう。それが恩返しという形で現れるまで。逆にその出会いが無ければその後、どう生きてきたのか。恨みを買う人生ではあり、重い内容、肯定しがたいシーンもあるが新たな始まりを予感させる終わり方は何より良かった。
やっぱり素晴らしい
2023年7月21日
リバースから作者さんのファンになり、作品を色々と読んでます。
そして、この作品も、この一冊でしっかりと上質の映画を観たような胸の高鳴り。満足感。BLというジャンルを超えて、切なくも幸せな愛の物語として、皆さんに読んで頂きたいです。
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すきです
ネタバレ
2023年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 東くんのまっすぐ純粋なところが綺麗で素敵でした。そんな東くんの成長していく姿や松岡さんに対する想いなどなどが可愛くて可愛くてたまらなかったです。
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「坊っちゃん言うな」
ネタバレ
2023年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 注)流血込みの暴力シーンと2コマ◯吊りシーンの描写があります。
ある日 病弱な母親と暮らす17歳の東の下へ、お世話になった恩返しをさせてくれとやってきた松岡。

読み進めていくと 松岡の人物像が最初に想像していたのと違った。
そりゃそうよね、この時代で恩返しが出来るようになるんですものね。
一方東は苦しい境遇の中でも素直に育ちました◎

『Season』のタイトル通り2人の想いや関係が、季節のように移ろう様子が描かれています。
ただ一冊の中でなので仕方ありませんが、欲を言えば変わっていく状況が少し性急すぎた気がします。
とはいえ、さすが作者さん!と思わせてくれる作品でした◎
穂積と弓削のその後が気になります。
(総204ページ)
美しい
2023年3月14日
作家買い。表題作のみ/総数p203。謎の男・松岡×母と2人暮らしで困窮している坊ちゃん/2人が共に春夏秋冬を巡るお話。
麻生先生の作品で泣かなかった作品はない。今回も勝手に涙が零れ落ちた。
純文学を読んだような読後感で、ゆっくりと進む四季の移ろいが叙情的。
麻生作品が好きな方は絶対に買いですし、純愛や小説、詩などが好きな方は個人的に刺さるのでは、と思います。
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素朴な親切が縁のしんみりイイ話◎
ネタバレ
2023年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 麻生さん買いです。
昭和初期。没落商家の猪瀬家は病弱な母とDKの二人暮らし。
そこに元使用人だという男が訪ねてきて、困窮する母子への援助を申し出る始まり。


元奉公人で金貸しの松岡×DK東(17)の話。

厳しい時代に奉公に出されどこでも折檻を受ける中、たった一度だけ人扱いされた恩義を糧にのし上がった壮絶人生 松岡の恩返しが熱い◎素朴な親切を宝物に出来るってどれだけ辛い人生だったのか(涙)

背景描写と二人の距離感が麻生さんの絵とマッチしていて◎
裏社会のグロさ有りなのに寒い冬から四季を紡ぐ話は美しさがあって、成長がしみじみ尊い恋愛譚を堪能できました!!

坊ちゃんとの出逢いが松岡の命を繋ぎ、その彼の無償の愛が坊ちゃんをコドモからオトナに育て松岡を包み込む男になるまで見届けられて感無量です。弓削君も再起出来るといいな〜
美しいBL
2022年10月31日
裏社会に染まった攻の再生物語+お坊ちゃん受の成長物語。設定自体はありふれたものですが、最後までじっくり読みたくなる確かな画力と筆致を兼ね備えた作家さん。

移ろいゆく季節とともに少しずつ進展していく二人の姿が丁寧に描かれていて読み応えがありました。
目眩く愛と積み重なる季節
2022年9月25日
黄色と青の表紙が印象的で、各話の季節ごとのタイトル、それに伴う情景が鮮やかなストーリーでまとまった1冊。画での表現力が素晴らしい麻生ミツ晃先生、小説のように読み応えがあるストーリーも然りですが、その画の細かさに尽きます。松岡の視線、思い出したときの火花と雪、東の涙など、ぐっとそのシーンを印象深くし、それぞれの気持ちが触れるように伝わってくる。春、幼さのある東がそれを自覚していたり、後から気づいたりしながら夏、秋、と強さを持って成長していく姿は美しい。松岡の感じている恩、宝物のように大事にしてきた記憶は呪縛であり良心であり道標だった。とても切なくて尊い。絡みのシーンは多くはないのですが、とても美しく、性急さを抑えられない雰囲気でとても素敵です。
😊
ネタバレ
2022年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題サービスの期間限定で読みました。
204ページで表題作のみです。基本受け視点です。
ミステリアスでシリアスな雰囲気の世界観に引き込まれました。
受けが子供っぽいところもあるけれど健気で強い子なのが好感が持てました。攻めは常に闇を背負っているというか哀しそうな気配が拭えないけれど受けのことを思ってるのが素敵でした。
年の差があるけどあくまで坊ちゃんの受が優位なところがまた良かったです。
当て馬はいないけれど、攻めの仕事仲間の情報屋と受けの大学の友達など今後どうなるのか気になるキャラもいました。
淡々と熱を帯びる
ネタバレ
2022年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 坊ちゃんと松岡は歳の差があり、どこか相容れない雰囲気もある中、惹かれ合う2人が一緒にいれる時間を手に入れるために動きますが、面倒くさい話が描きたいという作者様のお言葉通りすんなりハピエンとはいきません。自分の生き方で坊ちゃんに危険を及ぼすかもしれないとどこか一歩引いている松岡と、そんな松岡をどこまでも真っ直ぐに追いかける坊ちゃん。季節をまたぎ、年月と共に子供から大人へ変化している坊ちゃんがとても魅力的に見えてきて松岡が折れるのも分かる。松岡は昔からずっと坊ちゃんに救われてきたんだろうなぁ…と、最後まで坊ちゃんに対しては優しく微笑んでいるのを見てしんみりしてしまいました。
名作でした
2022年7月3日
麻生先生の作品は、本当に心に沁みます。

人の弱い部分、人には見せない脆さを、お互いが気づいて大事にして関係が深まっていく。
そんな過程が丁寧に描かれる。

その後のお話とかもっと読みたいですけど、描かれていない分、余韻が残ります。
最高
ネタバレ
2022年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんてことのない親切を宝物のように返すって表現が激エモでした。
「なんてことのない親切」が二人を繋ぎつつ、決定的な違いでもある。
最高のBLです。
良かったぁ
2022年6月24日
カートに入れていつ購入しようかと思っていた作品。
読み放題でなんと読めると!!読み放題も少しずつ良い作品が期間限定でありながらも増えてきてよかった。ありがとうシーモアさん。
ついでにこの調子でラノベも向上して欲しい。麻生先生のラノベの挿絵も素敵で好きです。
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正反対に生きる男達の半生。
2022年6月24日
心理描写やストーリー展開が抜群にうまい作品でした。文章力のない私にはこの作品の素晴らしさを表現する手立てがないのが残念ですが是非読んでもらいたいです(今なら読み放題で読めます!)。少しエチなシーンがありますがBL苦手な方でもこれなら読めそう…(無理だった方はすみません)。
さすがの一言
ネタバレ
2022年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 麻生先生の作品がヨミホで楽しめるとは至極のひととき。

先生の作品は重厚で儚くて苦しくなりますね。
本作品も時代背景もありますが世知辛い人生に翻弄され泥水をかぶり這い上がって生きてきた松岡と、松岡のたった一つの透き通った光、人間であると思わせてくれる東のお話。

松岡の半生、仕事を想像すると東がどれだけ支えになりよすがになったのかと胸がざわつきます。残酷で容赦のない世界に身を置くことを選んだ自分は日陰者だけれども東の面影を傍らに感じていたいと行動する松岡が苦しい。

反して、東のどこまでも育ちの良い素直で曇りのない心と生き方。歪みがないわけではなく、歪みや凹みまでしなやかに寛容に松岡を求め癒してゆきます。

四季と絡めて物語は進んでゆきます。
四季のそれぞれの場面が情緒的に美しく艶やかに描かれているのも素晴らしく心に残ります。

純文学を読んだ時のような読後感。
出会えてうれしい作品でした。
映画のようなマンガ(良い意味で)
2022年6月19日
感情は抑え気味なので、最初は暗くて地味な印象でしたが、全部読み終わった時は非常に味わい深い思いでした。
坊ちゃんの愛が深い。西さんとか、富士見二丁目あたりお好きな人は一度読んでみてほしい。お薦めします。こういうお話は久しぶりなので思わずレビュー書いています。
読み放題だと読み捨てエロが多い印象でしたが、こちら期間限定で読み放題に入っててよかったです。他の作品もチェックします。
さすがだな
ネタバレ
2022年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 期間限定読み放題にて。
麻生ミツ晃先生の作品心理描写が繊細でどの作品も大好きです。読み放題で読めると思っていなかったので嬉しいです。
東京で金貸しをしている松岡×地方の高校生・猪瀬。
昔猪瀬によくしてもらったことを恩義に感じている松岡と、松岡の厚意にだんだんと恋心を抱く猪瀬。
時代も昭和の初期ごろでしょうか、現代とは違い家を訪ねるのも連絡をとるのも手間と時間がかかりますが、そこをおしてまで会いたいと思う2人の気持ちが大くて素敵でした。
会えない時間が育む愛、でしょうか。
猪瀬が松岡を訪ねた際に、自分の知らない松岡を見て怖いと思いながらも、そんな松岡でさえ離れたくないと思う猪瀬の想いに胸が詰まりました。
移り気な現代と違い、手間暇かけて一途に思い合う少し昔の恋愛が心に響きました。
人の魅力に引き寄せられる
ネタバレ
2022年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終えた後に安堵感と疲労感、脱力感がありそれだけ自分が物語に引き込まれていたんだと実感しました。
人の心情の描写に共感でき、人との繋がりとはなんだろうと考えさせられる作品でもありました。
2人が穏やかに幸せな日々を過ごしてくれたらと願うばかりです。
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素晴らしい!!
2022年6月15日
BLとかジャンルとかでなく、素晴らしい漫画です。
恩と温かさと傷と恋情とやるせなさを、押し付けがましくなく、見せてくれる作品です。
巡る季節
ネタバレ
2022年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 松岡と坊っちゃん(東)が、再会してから、紆余曲折ありながらも、徐々に関係を深めていくのがたまらなく良かった。時代が少し昔なのもこのお話の雰囲気にすごく合っていました。
幼い東の何気ない小さな優しさは、当時の松岡にとっては、人から与えられた初めてのもので、ずっと忘れず恩返しをしようと生きてきた、そんな松岡も手段は悪かったかもしれないけど、松岡の環境を考えれば選べる道は少なかった。
全てを失った東にとって、松岡の存在は大きかったと思うし、そんな2人が支え合ってずっと一緒に生きて行くことになったのは自然な気もするし、引き寄せあったのかな?幸せな日々を過ごしていってほしい。
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美しい
2022年6月10日
美しい絵とストーリーでした。
じっと見ていられる絵で、心にスッと入ってくるお話とで夢中で読んで、読み終わって大きな息を吐いて。
ジワっと体が暖かくなるようで。
優しいお話でした。
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ずっと読みたかった本でした!
2022年6月7日
麻生先生にハマって過去作品も読み始めていて
ずっと1番気になっていた作品です。

やはり、予想を超えて良いお話でした!

まず、心理描写が本当に細かく胸がぎゅっとなります。
本当に麻生先生は素晴らしい□
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繊細
2022年6月6日
絵もとても綺麗です。お話に引き込まれるし、とても素敵な作品でした。松岡がずっと敬語なのも個人的にツボでした。
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浄化力が強い
2022年6月6日
純粋で真っ直ぐな気持ちでじわりじわりと浄化し、蒸発しそうな攻めを繋ぎ留めた愛が偉大でした。
エロいこともいい塩梅で入ってきて大満足です。
穏やかであり、激しい。
2022年6月5日
素敵すぎます‼作者様買いです。『リバース』で撃ち抜かれ、こちらの作品でもやられました。坊ちゃんの心の成長が美しくて、眩しくて。そんな坊ちゃんに身も心も捧げる松岡。この先の2人をそっと影から見守りたい気持ちになります。本編はもちろんですが、作者様の直筆のあとがきが素敵💗2人が寄り添うイラストが何とも言えません。
美しい
2022年6月5日
こんなに美しくて読み応えのある作品に出逢えてよかった。ストーリーの儚さや切なさも、絵の美しさもとても良い。本当に素晴らしい作品です。
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読ませてくれる
2022年6月5日
オススメします。ストーリー性があって読み応えがあり満足感を得られます。ちゃんと官能的なシーンもあって、昂まる感情が描かれているのも佳き哉
レトロな雰囲気が好み
2022年6月4日
試しに読んでみようと読みはじめたらスッカリハマってしまいました。
深みのあるストリーの展開が飽きさせず一気読みしました。
紆余曲折有りながらも最後はハッピーエンドで良かった!
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めっちゃいい話です
2022年6月3日
めっちゃいい話です。
心にしんみり響くストーリー。
攻めもカッコいいし、影のある話ではあるけど、ハッピーエンドで終わってくれて何よりです。
おススメです。
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愛を育む
ネタバレ
2022年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵があまり好みではなかったんですが、物語は深く、切なく優しい物語でした。松岡は東に出会わなければ、黒を纏っていただろうけど、東がいたからこそ、優しい感情、少しの出来事でも感謝をし幸せを感じれる人になれたのかと。周りからしたら小さい頃のちょっとした出来事かもしれないことだけど、松岡にとっては、東という坊ちゃんの存在は初めての救いで、生きてくうちの免罪符ともなるかけがえなのない人で、田舎まで探して会いにきて恩返しをしていく姿はとても健気。だからこそ、東の勘違いからの突き放した場面は見てて辛かったです。東もいかにも子供らしさがあり坊ちゃんと言われるほどですが、そこがまた愛らしく、そして無償の愛を松岡に与えられる優しい子。松岡の東の前と普段でのギャップにはビックリしましたが個人的にはいいキャラだとそこで思いました。その怖い暗い部分の松岡を見てもなお、東は傍にいようと安心させようとする姿がかっこいい。二人がラブラブしてるシーンが見てるこっちはすごく暖かくなります。いい作品に出会えました。
Season
2022年6月2日
麻生先生、さすがですね〜。話が静かに流れていく感じ。人物の心理描写も丁寧で、お互いを大切に思う気持ちが伝わってきて。ちょっと古い時代の、年の差身分差があるふたり、設定からして好きですけど、本当素敵なお話です。
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美しい
2022年5月31日
繊細なタッチで描かれているにもかかわらず、読者の心を鷲掴みにするストーリー展開で、胸が締め付けられ心が震えました。
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巡る季節
2022年5月8日
時代は明治か大正でしょうか。ノスタルジックで重厚な作品。松岡の寂しさを感じずにはいられない。坊ちゃんと幸せになれて良かった。
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ようやく
2022年3月27日
なぜ今まで読んでこなかったのだろう。お話も絵も本当に繊細で美しくて心に染みます。雪に描いたお礼の文字のシーン、先生もSNSで触れており、ここか!と思いながら読みました。沢山の人に読んで欲しい作品です。
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幸せな今が過去を許し、希望の未来を作る
ネタバレ
2022年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦前の地方、家業が傾き父を失った17歳の猪瀬東の元に、昔世話になったという青年が現れ、援助を申し出ます。最初はその青年•松岡末治を疑っていた東でしたが、次第にその大人な気遣いと男らしさに惹かれてゆきます。けれどもある夜、松岡と病身の母親とが結婚や結納について話しているのを漏れ聞きショックを受けた東は、二度と顔も見たくないと言い放ち、松岡は立ち去るのでした。やがて母の再婚の真相を知った東は、汽車の時間に駅で待ち続け、ついに現れた松岡に謝罪とともに想いを告げます。東の想いを受け止めてくれた松岡でしたが、今度は松岡の金貸しとしての顔が見えてくるのでした。幼い身で奉公していた時にたった一度優しくしてくれた東への恩返しをしようと、苦しいこと辛いことを乗り越え、時には非道なこともしてきた松岡の一途さと時代背景とが相まって切なさが募ります。汽車は遅く、手紙を書く為の教育も行き届かなかったこの時代、恋の成就にはとても時間がかかりました。その分じっくりと深められ、自分も相手も成長していったのかもしれません。ゆったりと流れる四季に沿って、二人が恋と人生とを我がものにしてゆく過程をじっくりと味わって下さい。
美しい
2022年3月19日
線の細い物は好まないのですが、先生の作品は華奢な様で力強く感じるので大好きです
また、ストーリーの展開の仕方がドラマチックで直ぐにのめり込んで読みふけってしまいます
最後の冬がもっと長いお話にしてもらいたかったな〜
とてもキレイに締めてるんですけどただ、ずっと読みたいと思ったからなだけですけど(笑)
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切なくも一途な愛
2022年1月21日
作者さん買いです。どの作品も読み応えのあるものばかりで大好きです!
松岡の人間らしい切実な愛と、坊っちゃんの素直さが素敵で本当に尊い。
こういう生き方しか出来なかった松岡は辛いけど、坊っちゃんが年下だけど優しく受け入れてくれて。
最後は2人静かに幸せに暮らしていけそうで良かったです。
余韻に浸れる、何度も読み返したくなります。
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当たり前の優しさとは
ネタバレ
2021年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某SNSで某先生がこちらの作家さんの好きな作品として挙げていたので購入。

松岡×東(あずま)。
かつて呉服屋に奉公していた松岡とその呉服屋の坊っちゃんという関係。時代が変わり、借金まみれの東の家を、成り上がった松岡が援助したいと訪ねてくるところから始まる。

四季の移り変わりが美しい。
暴力描写とか、時代的な悲哀とか、すごくドラマチック。
映画を見ているような感覚になる。
かつての東が、松岡に向けた当たり前の優しさは、松岡にとっては人生を大きく変えるほどのものだった。
良くも悪くもがーんとくるストーリー。

ラストも良かった。
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ゆっくりと育む愛の形
2021年12月30日
少し悲しくて 切なくて でも それを乗り越える強さを持ってる 二人のお話。
麻生先生の作品はどれも 切なく 静かに 読み終わったときに心が暖かくなる素敵なお話ばかりで大好きです。
ストーリーが素晴らしくて、もうBL括りじゃなくても良いのでは、と思うほど。
多くの人に知って欲しいです。
他作品からきました
2021年8月31日
他の作品で作家さんのストーリーの作り方に魅入られ過去作品を読み始めましたが、この作品も含め、どれも人の行動の因果関係や緻密な心理描写が魅力的でたまりません。
(きゅーーーーっと締め付けられて、ほっとするような…)

まだ読めていない作品もあるので、嗜んでいこうと思います。
何とも、切ないなぁ~。
2021年8月17日
悲しいことに、いつの時代も幸不幸は縦糸横糸のように組み込まれているようです。世間で生き抜く為の知恵とのんびり卓上での学問。両極端だけど、二人で一つの完成形と見ていいのでしょうか。とはいえ、この坊っちゃん、成長力遅くてイライラ。松岡の価値を決めるのは僕だなんて、それをお前が言う!?そんな台詞は一人前になってからいえ!です。反対に価値を認めてもらえて有り難く思え!です。雪の日の些細な出来ことが一生の思い出として残った結果なんて、あまりにも悲しい。文字練習帳を見て涙。学びたいのに学べなかった悔しさ悲しみがひしひし伝わっきました。もしも、松岡が心ある何人もの人達と出逢っていたら。もしも、松岡がしっかり教育を受けられていたならば。私、松岡のもしものお話読んでみたいですわ。
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名作に出会えました。
ネタバレ
2021年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。これは、胸に刺さる素晴らしい作品。心を鷲掴みにして、捕らえて離されない余韻がすごいです。

少し古い時代背景で、呉服屋の跡取りだった東と、元使用人だった松岡の切なくも美しい恋物語です。巡る季節に、二人の想いをのせて幸せにたどり着くまでの過程が、とても丁寧に描かれています。作者様が「かかる手間を惜しまない恋」と言われたように、愛する者の為なら何でもしようという深い想いを抱える男の一途な愛です。それは、自分の手を汚してまでも守り通したい、固く心に誓った松岡なら、東の為なら最悪の事までもしてしまいそうな盲目の愛とも言えそうなほど。松岡にそこまでの感情を抱かせた東との思い出は、小さな東の純粋な優しさが、辛い使用人の扱いにどれほど救われた事だったのでしょう。それだけが松岡にとっての生きる支えだったからこそ、愛して止まない想いは心にじんわり響きます。
東にとっても、困窮して病弱な母親と二人の心細さの中、松岡の支えは少年だった東が恋をするには、すごく自然な事だと思います。
松岡に裏の顔があったとしても、東にとっては目の前の優しさが全てであるだろうし、「松岡の価値を決めるのは僕」と言いきった東がとてもカッコ良かったです。
季節が巡るように、二人の時間も離れては寄り添いながら流れて、初めて想いが重なった時、何があっても離れる事はないだろうなと、涙が溢れて来ました。二人で見る移り行く景色は、きっと美しいに違いありませんね。
読み終えた後の、幸福感はたまりません。
麻生先生の作品はまだ3作目ですが、こんなに心を揺さぶられる作品がまだまだありそうで、楽しみです。素敵な作品をありがとうございました。
優しさのかたち
ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらはBLなんだけど、優しさにフォーカスされた温かい作品だなと感じました。
松岡が大人になってから恩返しをしたいと思うほどに心救われた優しさは、初めて人間らしく扱われたごく当たり前のことだった。学も金もなかった松岡が世知辛い世を生き抜いていくために非情な事にも手を染めるけど、過去の優しさがあったからこそ踏みとどまった事も多いにあったんだろうなと想像できます。
そんな松岡から物理的な意味で救われた東の優しさは素朴なんだけど至極真っ当で。松岡からの援助にお礼をしたいと菜の花を育てたり、暴漢に襲われた東を助けようと殴った松岡の手の傷を見て心の方が傷つくよと諭してみたり、他にも東のちょっとした行動や声かけがとっても温かくて時にハッとさせられます。
相手のためにもっと優しくなって力になりたいと思っている2人は相手の優しさに敏感な人達でもありました。2人を見てると心が洗われてくるようです。
時代もの
2021年7月13日
麻生先生の本は何冊か持ってて全部好きです。

このお話もちょっと暗めで切なさともの悲しい感じがちょうどよい。
もしかしてメリバかバットエンドかと思いきやハピエンでした。
後半かけあしで急に医者になっててビックリしました。
もう少し長く読みたかったです。
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大人な雰囲気ですね
2021年7月6日
繊細な絵とストーリーがスゴく合っていました
他のお話もみたいですね
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四季の流れと共に移ろう2人の心
2021年6月29日
読了後、思わず大きな感動のため息が漏れました。最高の1冊です。
娯楽性を重視した大衆向けの作品とは対照的に、この作品はまさに純文学的な要素をふんだんに含んだ芸術性重視の作品だと思いました。
物語設定が古い時代なので、時間の流れを感じられるものが、着物だったり、建物だったり、乗り物だったり、街の風景だったり、古い電報方法だったり、当時の時代背景に沿った古いものばかりで。なので、時の流れも自然とゆっくりと進んでいる感覚になって。そしてその古い時代背景を、ゆっくり流れる「季節」という現象と融合させながら、巡る四季とともに徐々に変化する坊っちゃんと松岡の心の動きを表現しているのかなと感じました。麻生先生の繊細で優しい画のタッチや細かい表情、心理描写も、この作品の雰囲気にばっちりだと思いました。
大好きな作品です。
BL AWARD 2017 BEST DEEP部門にノミネートされてます。
素晴らしすぎる
2021年5月1日
どんどん盛り上がっていくストリー
何度も読み返してます。
松岡は辛い人生で悪い事も沢山してきたけど
坊ちゃんへの想いだけで生きてきた。
坊ちゃんが全てっていう感じが凄く好き。
坊ちゃんはどんな松岡も受け入れて心の強い人でカッコイイ!またこの2人とどこかで出会いたい!
いいね
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204p 一冊まるまる表題作
2021年3月14日
出会ってから10数年近くの年月をかけて過ごしていく日々が汚いけれどとても尊く見ている私達も同じ歩みを感じられるお話です。
大正~昭和初期くらいの時代感なので、割とすきな人も多い仄暗い世界観かなあと思います。
ストーリー重視でエロはストーリーに差し障りがない程度なので、ストーリー重視の人におすすめします。
繊細な絵柄と表情の機微が本当に毎回素晴らしい。
映画を見ているような満足感です。
完結しているけれどまだまだこの人達の人生は進むのだなあと感じることができて余韻が心地良いです。
引き続き作家買いさせていだきます。
感動した
ネタバレ
2021年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵とゆっくりした話の流れを感じて、深く感動した。長い年月の話だったのに、自然なストーリーでよかった。
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余韻がじわじわくるー!
2020年11月29日
作者さんには毎回じわじわさせられっぱなしです。あとがきで面倒な話と書いていましたが、とんでもない、素敵な物語です。カシャーン、カシャーンとガラスが次々と割られている中で二人がHしていくシーンは、スゴい!傑作ですよ。
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映画を観たような感じです
2020年11月24日
BLというより、ヒューマンドラマみたいなお話しでした。丁稚奉公に出された少年が、小さな親切を胸に人間らしく成長していくお話です。白黒の漫画なのに、色や匂いや音が聞こえてくるような作品でした。
季節の移り変わりと深まる理解・成長
2020年11月23日
いい作品に出会えました。この作者さんの作品は、1日で三冊も買ってしまうほど、いい作品です。BLというよりは、映画のよう。絵は好きでもないのに、どっぷりとひきこまれました。
美しくて沁みる
2020年11月22日
は〜〜〜めちゃくちゃいいです。絵もストーリーも美しくて、じっくり読めて、うるうる来て、幸せで、読後感をこんな乏しい言葉でしか表せない自分が残念。ってくらい、美しくて放心状態です。続かないかなぁ。この二人をもっと読みたい。
いいお話でした
ネタバレ
2020年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小さな小さな親切を心の支えに、それに報いようと必死に生きた男の話でした。
坊ちゃんが果てしなく良い子で良かったです。
後書きの、「めんどくさい話を書こうと思った」は、吹きました。
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じわじわきます
ネタバレ
2020年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作家さんのお話はどれも何度も読み返してしまうのですが、特にこの作品は読めば読むほどじわじわきます。
根が純情で優しくていい意味で坊ちゃん気質の抜けない東が松岡に恋をして裏の顔も含めすべて受け入れて特別なものをあげたいと思うような大人への成長する姿が四季にのせて描かれ、そして傍にいたいという願い通り東の地元で一緒に暮らすラストの冬のお話まで、派手さはないですがとても美しく完成されています。
初Hの「お許しいだけるなら・・・」のセリフが至高、松岡の余裕のなさに今までの想いの深さを感じます。この作家さんのエロは単なるエロではなくどれもそこで結ばれることが必然なんですよね、もう芸術。松岡の後ろの花火が雪のように見え初めて会ったときの記憶につながるシーンは映画みたいで本当に美しいです。
作者さまの中でいちばんすき
2020年10月30日
こちらの作者さまのかくお話はどれも読み応え抜群で面白い。ストーリーテラーと謳われてるだけあります。とはいえ個人的には好みじゃないんです…が、こちらはとても好きです。とっても良い…!攻めの思考回路もよく理解できるし、受けの本当に人間的かつ綺麗な人という人物像がとても良い。攻めと受けを取り巻く環境とかハッピーエンドなんだけど、どこか儚い感じが絵ととてもよく合ってます。受けが攻めが自分のことを大事に想ってるところを理解しているところとか、最後も二人でちゃんと社会に馴染もうとしているところとか、本当に良かった。特別なものをあげたいっていいなぁ。
確かに面倒くさい話
2020年10月15日
初作者さんです。7年かけて描かれて、一冊の単行本に纏まってます。(完結してから読めてよかった!) 作者さんがあとがきで書かれているように、確かに面倒くさい、全てゆっくりで不便な古い時代で、どのように愛を育むかが丁寧に描かれています。エチ少しあり。
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うけとったものは、、
ネタバレ
2020年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生が割引なってますよとツイートしてくださって出会うことができました。
松岡が受け取ったものはその後の彼を支え、形作って行くほど大きなものだったのですね。
ありふれた親切が唯一の宝物だった
2020年10月4日
没落した呉服屋の坊ちゃんに恩返しをしにくる男のお話。
坊ちゃんにもらった恩は、ありふれた親切。
坊ちゃんへの恩返しは、剥き出しの愛。
苦しく切ない場面が続きますが、物語の完成度は高いです。
大変良い作品でした。
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たくましい
2020年9月7日
思っていたよりも重いお話でした。坊っちゃんに昔優しくしてもらったことを忘れないで探し出した末治は凄いと思う。それくらい嬉しくて恩返しがしたかったんだろうなと感じました。坊っちゃんもどんどんたくましくなっていくのが素晴らしいです。人生論なんて私にはないけど、この物語を読んでいてやはり人を想いやれる人は強いのだと思いました。ちゃんと自分を持つことは大事ですね。流されることも時には必要だけど、芯がしっかりしていればどんなことにも向き合えるのかなと考えてしまいました。映画を観たような重厚な物語を読めて良かったです。
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本当
2020年5月11日
小説みたいなストーリーに、表現も描写も繊細かつ丁寧で引き込まれました。
読み終えた時、作者さんもきっと繊細で優しい方なんだろうなぁと想像しました。
心にじんわりくる良いお話です。

どっちかと言うと、細いタッチの絵はあまり好みじゃなかったんですが、お話にマッチしてて良かったです。
素敵。
2020年4月14日
切ないなぁって思いました。でも 坊ちゃんが 諦めない限り、ミラクルな未来もあるだろうって思いました。彼の優しさと温かさが 二人をくっつけて そして、人を救るパワーを創り出したのだと思いました。
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まさに季節
2020年3月14日
受けのために汚いことも何でもやる攻めと、根が純粋なお坊ちゃん受けのお話。身を引いたり隠したりしながら受けの為だけを思う松岡さんと、攻めのどんな姿を見ても、一途に想い続けた東くんに胸打たれました。結局どちらも健気で一途!と涙しました。
絵のような映画のような小説のような
2020年2月29日
時代背景と織り混ざる独特のくすんだ、でも光を求めるような舞台で、静かに激しく求め合う二人の成長の物語。
とにかく読んでいただきたい😩💦
出会えてよかった一冊になること、間違い無しですから‼
余韻に浸れる作品
2020年1月26日
東の成長とともに松岡のミステリアスな部分も見えてきて、先が気になりどんど読み進めてしまう夢中になれる1冊でした。春、夏、秋…とそれぞれの季節と心情が上手く重なっていてドラマチックでした。私は、東と松岡の心通った時の駅のホーム下の菜の花がとても印象に残っています。また読み返したくなる心に響く作品でした!
心にしみた
ネタバレ
2020年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世の中に善意や良心というものがあると教えてくれた東のために何でもしようとする松岡といつしかそんな松岡を愛し、ありふれた優しさではなく、もっと特別なものをあげたいと思う東の互いを想い合う姿が移ろう季節とともに描かれていて、胸がいっぱいになりました。東にとっては当たり前のことでも松岡にとっては忘れられない出来事だったのでしょう。そのことが松岡を悪に染まりきれなくして、苦しめることにもなるのですが、東との出会いがなかったら松岡の心に平安が訪れることはなかったように思います。麻生先生が時間と手間をかけて描かれたお話が読めて本当にうれしかったです。
元使用人×坊ちゃん
2020年1月7日
よい話ではあるけど、犯人の唐突さとか所々スムーズに読めない箇所があるのがもったいない。流れる季節、変わっていく関係、そんなゆったりした愛の描き方は好み。
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じわじわくる甘さ
2019年12月29日
時は文明開化の頃でしょうか。絵も話も繊細で綺麗。先生の作品はどこかしら耽美な薫りがして、じわじわくる甘さが好きです。主人公は素直で可愛くて好き。彼の好きな人は年上の強面、でも本当は優しくて一途。時間をかけて結ばれた二人のHシーンは少なめですが、飢えた愛と欲望にふける様はとてもエロチックでした。
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大好きです
2019年12月28日
いつかBL離れの日が来ようとも(来るのか?)、漫画断捨離でほとんど消去の時が来ようとも、この作品だけはずっとずっと手元に残しておきたい、それぐらい大切に思う作品です。この作品をきっかけに麻生先生作品に目覚め、今となっては私にとっての神作家さまとなっております。それぐらい、ストーリー展開や空気感、絵で言葉を語る美しさ、深みと静けさと温かさ。秀逸で胸にぐっと響き感動と涙に心が震えるんです。きゅんきゅん連発でいっときマイブームになるような作品と違い、じんわりとあぁほんと好きだ〜ってずっと思い続けられる、そんな素晴らしさがあります。恋愛だけじゃない、人という個人と有りよう、生きること、人生という眺め、大きな視点と視野だからこれだけ響くのです。麻生先生作品に出会えて本当に良かった。
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繰返し読んでます
2019年10月27日
作者買いです。以前から気になっていて購入。試し読みで見て想像してたお話と全然違って、やっぱり流石の期待を裏切らない作家さんだなぁとじーんとしました。ストーリーに感情移入せずにいられないです。必死に愛そうとする真摯な姿勢が胸を打ちます。買って良かった!
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ゆっくり愛を育んでゆく❤️
2019年9月8日
末治さんの今を知っても変わらなかった愛、坊っちゃんのお陰で人間らしさを知った過去の末治さん。2人の関わりがお互いを良い方向に導いての最終章、まだまだ困難はあるけれど愛があれば乗り越えてゆけると感じました。素敵なラブストーリーです❤️
長い物語
2019年8月31日
幼少期に出会い、少年が大人になるまでの長い物語です。たった一度少年時代に優しくされただけで、こんなに思い続け、見守り助けていけたのは坊ちゃんが幼少期と変わらず強く優しい子だったからなのかなぁ。作品の構成がしっかりしていて、一冊で長い長い物語をよんだ読後感でした。お得な気持ちになります。
せつない。
2019年8月26日
麻生先生のお話は切ない雰囲気が漂いますね。独特の世界間もすごくよくて作品の中に入り込みやすいです。登場人物の東がいい子すぎてそれもまた切ない。松岡の過去や思いもまた切ない。でも好き!
いい作品
2019年8月17日
主人公の受けと攻めが、月日をかけて惹かれあい想いが重なっていく様が丁寧に描かれています。高校生の主人公が攻めとの関わりのなかで、少しずつ成長していくところもとても良いです。
2人が初めてするシーンも、綺麗で繊細で素敵だったし、麻生先生の繊細な線とストーリーが合っていて、良い作品でした。
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とても良かった!
2019年8月12日
お互いを想い合う気持ちにグッときました。BLとか関係なく、作品としてとても良かったです。
余韻がすごいです。
2019年8月11日
真っ直ぐ過ぎる二人の思いが、綺麗でもあり、破滅的でもあり、読み終えたはいつまでもこの余韻に浸っていたいです。
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感動!
2019年8月7日
作者買いです。春夏秋冬を通して二人の感情の揺れ動きが繊細な描写で描かれていて素敵でした!
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心に響くお話
2019年7月31日
レビュー評価が良かったので購入しましたが、本当に良い作品でした。主人公二人がやっと掴んだ幸せが、この先ずっと続いて欲しいと思いながら読み終えました。
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切ないけれど優しい
2019年7月28日
ずっと読みたかった作品です。東が素直でとてもいい子です。純粋に子供のころの恩を返したかったのに、東の真っ直ぐな求愛に嬉しくなってしまう松岡がかわいい。苦労して生きてきた松岡の心が東に出会って救われて良かったです。
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自分に返ってくる
2019年7月28日
自分がかつて当然の事と思ってした行いが、人の生き方を変えて、しかも自分の人生も変える、そういうことってあるんだなって思います。この作者さんのお話は、最初から最後まで安心して読める、全部集めたいと思います。
重く切なく暖かい
2019年2月15日
お話。この作者さんは、心に影のある人物を描かせたらBL1、いやBLを超えて一番だと思う。それでいて、エロの描写が艶めかしく綺麗。
人間綺麗なだけじゃないけど
2019年2月11日
清濁どちらも包み込む深い愛情と時代感が醸し出す雰囲気に浸れる作品でした。おススメです。
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季節と共に辿って
ネタバレ
2019年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 四季ごとの物語、詩的に響く題名、綺麗なだけではない人々の営み、こういう季節と共に辿って歩みを進めるお話、大好物です。一つの思い出を心の支えに生きる松岡。困窮した生活を支えてくれるようになった松岡への恋心を膨らませる東。生い立ちこそ違う二人ですが、自分に対してどのように接してくれたかという絶対的な評価で相手を見つめる姿勢は双方に共通するもの。物凄く純粋な思慕というものを感じました。途中で苦手な暴力的描写も出てきますが、不思議と嫌悪感を抱くことなくエピソードの一部として受け止められました。誰かと共にある生き方を深く考えさせられる良作だと思います。
素晴らしい
ネタバレ
2019年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。

ストーリーがしっかり作られていて、濃い一冊でした。
風景や時代描写も細かく、引き込まれていきました。

坊ちゃんと松岡が、すれ違いながらも惹かれあっていく様子が丁寧に描かれています。
坊ちゃんの成長を、一冊を通して感じられるのも良かったです。
良質なストーリー
2019年1月21日
二人の一途な気持ちがずっしり重く、熱く、切なく…キレイごとだけでない現実がリアルに表現されている作品です。絵のキレイな作家さんで、強く求めあう二人の様子が官能的で好きです✨
素敵な話し
2018年11月7日
色々な苦労があるけど、愛があれば乗り越えられる!本当に感動しました!
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言葉では言い表せない
2018年10月31日
この本の感想を言葉で正確に言い表すのは難しいなと思います。また好き嫌いも別れそうです。私個人としては好きでした。春夏秋冬を巡りながら、2人の感情や関係性が変わっていく様は圧巻なように思います。
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名作。もっと続きが読みたい。
2018年9月12日
みなさんが書いているように、まるで良質な映画のような作品だった。綺麗なだけじゃない人間の多面性、裏の顔を知っても自分に向けられた顔を信じる強さ、人を守る優しさ。当たり前に思われる事を宝物にしている松岡の人生を思うと切ない。病弱な子持ちの女性に求婚し連れ子を自慢の息子だと言う義父と、松岡と噂が立っても気にしない母親、この二人なら、松岡と坊っちゃんの関係も受け入れてくれて、皆で幸せになれると思った。
人間ドラマ
2018年8月19日
BLなんだけれど、人間ドラマなんだね。たった1度の小さな恩を返すため、父親の会社が倒産し生活が困窮している東の前に現れた松岡。このふたりの物語です。他の方も書かれていましたが、映画のようなストーリー、一気に読みました。ふたりの気持ちの揺れ動きがじっくりと四季と共に美しく描かれており素晴らしかったです。男だから、女だからという括りではなく、「彼だから」お互いに惹かれ合い、そして必要だったんだなと思います。いいお話でした。
映画ですー!
2018年8月19日
まるで映画を観ているよう。
一昔前の設定ですが、人物の表情や感情、情景が瑞々しく描かれています。
どんなに小さなきっかけでも恋はその人次第で運命の愛に変わり、人が人を想う気持ちが『あー愛おしいなぁ』と、1つ1つ大切に読みたくなる作品でした。
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現代ではあり得ない至高の恋愛
2018年8月18日
情景描写が素晴らしいです。惹かれるシーンが沢山あり、その一つ一つが連なって全体を構成している。時代が違うのもこの作品に趣きを加えていますね。現代ではあり得ない至高の恋愛。正直苦手な絵なのですが、余りの評価の高さに読んでみて良かった!私のようにイマイチ苦手という方にもキャンペーン等を利用して是非とも読んで頂きたいです。少々暴力シーンもありますが、どうかご容赦を…。
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作家名: 麻生ミツ晃
ジャンル: BLマンガ
出版社: 大洋図書
雑誌: HertZ&CRAFT