ネタバレ・感想ありはるのうららののレビュー

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クーポンが
2024年12月1日
あって、表紙に惹かれてずっと購入したかったこちらをゲット♦思春期の難しい時期のお話しで、切なくもありました。春希が可愛くて可愛くて!!この先もずっと読みたくなる1冊です!!
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とっても好きなお話。
ネタバレ
2024年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっと個性的な可愛い絵が、中学生の幼い恋と優しくタイトルにぴったりだと思います。お互い疑う余地もないくらい特別で大切な存在なのは間違いないのに、恋心を自覚しはじめるしゅんちゃんに対し、はるちゃんは女装癖のある兄を拒否する母の存在のせいで同性愛を認めません。なのに幼さからしゅんちゃんへの独占欲などは何度も口にし、そのたびしゅんちゃんを苦しめてしまいます。しゅんちゃんがあまりに不憫で、思いが通じて涙をこぼすところがもうたまりませんでした…。最後は卒業後の2人が見られますが、まだちゃんと子供な2人に、はるちゃんと一緒に私もほっとしてしまいました。こういうお話好き!
隠れた名作
2023年11月3日
凄かった…!レビューを読んで興味を持ち購入しました。冒頭から最後まで心を持ってかれた。期待を上回る面白さだった。とても読み応えがあって読後も印象に残るシーンの多い漫画でした。思春期の変化していく人間模様や葛藤がとても丁寧に描かれていて胸がひりひりしました。感情を塞いで溜めて溜めて爆発させるシーンは圧巻でした。また読み返したいと思う作品。作者様の他の作品も読んでみたけど男の子描かせたら天才だな。
今後、作家買いが止まらぬであろう…
2023年10月20日
シーモア島でお薦めして下さった方に感謝感謝の作品です。
自分ではこの作品には絶対辿り着けなかったと思います。
読後、片っ端からこの作家さんの作品をお気に入り登録しました。

月並みだけど「普通ってなに?」といった題材のもので、ちゃんとストーリーで読ませて読み手に直球で問い掛けている作品です。
また、その題材と中学生の閉塞感の空気がよく伝わってきて胸がぎゅーっと締め付けられます。自分自身周りの目を気にして、皆んなと一緒じゃないと不安だった頃を思い出しました。
でも、切ないだけでなく甘酸っぱいボーナスもあるのでご安心下さい。

いや〜ほんと良いの読んだなー!
ピュア
2023年8月22日
こんなピュアな恋愛をしていた頃に戻りたい……と、切に思わせてくれる作品でした。主人公2人が本当にかわいらしい。
大好きな作品です。
2023年5月3日
表紙のイメージはあんまり良くない気がしますが是非読んで欲しい。春希はるちゃんと春介しゅんちゃん小6~高1までの話で素直で責任感のある子供っぽいはるちゃん、兄の事で普通を求められイジメられ普通でいなければと感じている。
大人びていてクールだがそうならざるをえない環境で育ったしゅんちゃんの琴線に触れ仲良くなった二人、思春期と同性への友情愛情の戸惑いや葛藤なんだけど可愛いしゅんちゃんに癒されてって感じで凄く好きで何度も読み返しています。
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何回も読み返してる
ネタバレ
2023年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ もしこの作品に学生の頃出会っていたら、また今とは受け取り方が違ったのかなと考えちゃいますね。「普通」に生きたいって誰もが一度は考えたことがあると思うんですよね。人それぞれ普通は違って、それが大事な人を傷つける。はるちゃんがこのことに気づけたことがすごいなぁ。作風の感じからバッドエンドだったらどうしようとハラハラドキドキして読んでいましたが、はるちゃんとしゅんちゃんが無事に結ばれてよかった。欲を言えば2人のいちゃつきをもっと見たかった。昔の作品だけど続編なりおまけなり期待しちゃいます。しゅんちゃんの気持ちを考えると途中読むのが辛かったですが、そのぶん結ばれたときの安堵感は計り知れませんでした。もっとたくさんの人に読んで欲しい作品だと思います。
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名作です
ネタバレ
2023年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんの作品をいくつか読んでて、小道具使いっていうのかな?この作品なら、川、飴玉。それらを印象的に使うのがとても上手です。
「普通」という価値観に苦悩する思春期をヒリヒリと表現した名作だと思っているんですが、少し表紙で損してるような気がします。でも、この表紙がよかったりもするんですけどね。
絵が苦手という人もいるようですが、私は絵柄も可愛いし、上手だと思います。また線は細いけど荒削りなタッチがストーリーとピッタリです。
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続きもあれば良いのに
ネタバレ
2022年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続きもあれば良いのに!
これが中学生編、と、何回読んでも面白いと思うんですが、続きがもしあれば社会人の彼と高校生の僕でどうなるか凄く気になります!
続き出ないかな。
心に響きます!
2022年7月13日
表紙の絵の不安定さに少し躊躇してましたが、すぐに読めばよかった!実際の絵は可愛くて気になりません。それよりストーリーが秀逸。普通とはなんなのか、とても考えさせられます。家庭環境や学校での理不尽さ、普通に囚われる思考回路…はるちゃんが自分の気持ちを受け入れて伝えられてよかった。とてもみずみずしい感性の、胸を打つ作品でした。
葛藤の中
2022年6月30日
中学生という思春期で心や体が変化をする中、恋だけでなく、家族の問題、進路、いじめ、いろいろ悩みながら、「普通」とは?「普通」にならなければならない葛藤や苦しみ。大人(家族)の事情の間でもがく2人。心の拠り所が恋に変化する、でもいけないこと・普通ではないから。考えさせられるストーリーでした。お互い恋として認め、通じ合えたのは良かったと思います。リアルな問題点が透けて見える秀作です。
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お母さん
2022年6月23日
お母さん、お兄ちゃんときちんと和解していくといいね。そして春希君の事もわかってあげれるといいね。
あと美山君も好き。女の子達も幸せになってよかった
考え込まれたストーリーで引き込まれました
2022年6月21日
ストーリー重視の方、すごくおすすめです。
買おうか迷って迷って、安くなっていたので買ってしまいました。評価通りの読み応えと、涙がポロリと・・・。
エチはないので期待しないで、ただ純粋な何かに触れたい時はぜひ読んでいただきたいです。
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久々に
2022年6月18日
すごく読み応えのあるお話でした。モヤっとエモっとチクっと心臓が息苦しくなるような、青い時期特有の心情がとても丁寧に描かれていて、久々にレビューを書きたくなりました。BLの良さがギュッと伝わる作品だと思います。
作者様初コミックス
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 214p、全表題作、あとがき、描き下ろし。
年の離れた兄が女装して帰省した事により、家庭の中や友達関係も変化し、まわりから浮く存在になった小6の春希。そんな中、母親と2人暮らしのしゅんが転校して来た。急速に仲良くなるが・・・2人共心に重い物を抱えており、自分の中にある感情にとまどったり、まわりの環境に抗えず生活している姿は大人に早くなりたいと思っていた思春期を思い出す。他の友人たちも其々に面には出さない感情を抱えて過ごしている姿をポツリポツリと垣間見れて細部にまで作者側の想いが行き渡っていた。高校生と社会人(見習い)になったところで終わったが、その後の彼らも見たい衝動に駆られる。
素晴らしかった
ネタバレ
2022年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に素敵な作品です。
小学生の出会いから高校生になるまでの成長過程、そして生まれる葛藤など。とても丁寧に繊細に描かれていました。
読んでいるこちらも胸が苦しくなりました。
フツフツと静かに感動が押し寄せてくるお話です。
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良作
ネタバレ
2022年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙だけでは買わなかった、とか、再読した、とか、読まれた方達の声に納得。少年2人、それぞれの視点から丁寧に描かれています。女装好きなお兄ちゃんや、美山クンもやっぱりそうだよね、という感じで、全体的によくまとまっているお話と思いました。エチ描写はありません。
表紙に二の足を踏む
ネタバレ
2022年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっと怖い印象を受けてしまった独特の表紙。
気になるけど、なかなか踏み切れずにいてセールを機に購入しました。
中学生の残酷な異端排除と、それぞれの生い立ちによって違いがでてしまう常識のズレが繊細に描かれていました!
両思いの純愛で終わってしまっているのが残念なようで、この作品ならここ止まりが良いような…
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泣けた!話の作り方が上手すぎる!
2022年6月6日
三崎先生の話は大好きで、すでに何冊も読んでいるけど、この作品も本当にいい。ただの思春期の葛藤だけじゃない、お互いの複雑な家庭環境、友達関係、いろいろ絡み合っているのに、すべてが上手くまとまっている。みんないい子だしいい人。終わってしまうのがもったいなくて、1ページ1ページ丁寧に読むくらい素晴らしい作品。三崎先生にはこれからも描き続けて欲しい。こんなストーリーテラーはなかなか居ないと思う。
きっと何度も読み返さずにいられない
2022年4月23日
本当に感動しました。。内容が濃くてびっくり!もう可愛いが随所に散りばめられていました。出逢いが小学生なとこもいい。エチないのもいい。もう最高でした。最初、レビュー数多いのに★満点評価にびっくり。読んで面白くて夢中になって読み進めました。。最高だった。。もう小学生の時のはるちゃん最高に可愛かった。しゅんちゃんにしゃべりかけたくて、ちらちら見てるシーン。身悶えしました(笑)はるちゃんがストレートに気持ちを伝えるところ、純粋で何とも言えない感動でした。可愛いしかなかったです。もう完結なのが残念でなりません。本当に好きな作品になりました。もう最高に面白い。名作だと思う。本当にこの作品に出会えて嬉しいです。感謝しかありません。
追記)三崎汐先生がX(旧Twitter)でルンルンというとても可愛いくまちゃんのキャラクターを定期的にあげられています。気になる方はどうぞチェック&応援してください。
瑞々しい郷愁に浸る。
2022年4月19日
幼かった頃の行動や思考・表情が本当に瑞々しく描かれていて、懐かしさに涙しました。「子どもらしい子ども」の描き方が秀逸です。そして思春期のどうにもならない感情にも心を動かされました。「絵が上手!」というわけでもなく、ストーリーに特異性があるわけでもないのにここまで惹かれるのが自分でも不思議です。それが評価にも現れているのだと思います。
もうずっと…
ネタバレ
2022年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日々感じている事。読んですぐにはレビューが書けない作品でかなり心を持ってかれました。もう私も年齢的にはすっかり大人ですが、子供の頃に大人から言われた何気ない一言って消えないものです。それが消えないまま刷り込まれていく…。

はるちゃん目線、しゅんちゃん目線と見事に描かれていてとても考えさせられました。私自身も子供と日々暮らしていく中で、平均はね、普通はね、と何回言われたか分かりません。義務教育からのより一層強くなる「みんなと一緒に」。比べる事からはどうしても避けられない。子供の頃からその枠にはみ出さないように知らず知らずのうちに平均に安心してしまって、そうやって年齢を重ねた人達が大人になってしまって。はるちゃんの、思いとは裏腹な言葉が出てしまう所とか、普通ではないと、変なんだと苦しむ姿がリアルで。対するしゅんちゃんの家庭事情や葛藤も見事に描かれていて、それぞれの目線がとても良かった。はるちゃんが自分の気持ちに正直になって受け入れられた事。お母さんに気持ちを伝えられた事。お兄さんの事も大好きな事。しゅんちゃんの涙。気持ちが通じ合った2人。大人である私は受け入れる、受け止める、安全基地を作る。こうありたいです。素晴らしい作品です。レビューで教えて下さった方々に心から感謝です。
レビュー見て購入に至りました!
2022年4月3日
いや〜、本当に面白かった。
ちょっと切なくて、いじらしくて、幸せになって欲しい二人だなって思える作品でした。他の方のレビューにもありましたが、人それぞれの「普通」にも頷けました。皆がそれぞれの「普通」を、人それぞれだと受け止めてくれる社会だと、いいのになって。思わされた作品でした。
こういう趣向の問題だけでなくて、「普通」であることに振り回されて苦しい思いをしている人はいるし、そういう体験も結構あるなと思いました。

『世界に一つだけの花』って歌がありましたけれど、皆がそれぞれの「個性」を受け止めて、「あなたの普通」「私の普通」を受け入れ合う社会で有れば良いなと思いました。
いや〜、深い作品でした☆彡
淀んだ世界で生きづらくとも春の光を想う
2022年4月3日
あーこれいい、すっごく好き。初読み作者さんでフォローしてる方々のレビュー高評価がなければ巡り会わなかった作品。いつもありがとうございます。13年発行で表紙が今風ではないかもしれないけど内容は全く色褪せません。
橋の欄干で川を見下ろし悩むのは自分だったかもしれない、思うようにいかない苛立ちと仄かな憧憬を内包する子ども時代の記憶。小学生から中学生にかけての成長する日々をゆっくり辿ります。大人の都合で振り回され、だけど子どもひとりでは生きていけないから息を殺して生きていく、大人の“普通”を植え付けられ網にかかって絡まったような息苦しさ、それぞれ傷みを抱えるふたりの“春”が出会い、淀んだ世界で生きづらくともうららかな春の光を想って一緒に歩いて行くことを子どもながらに強く選びとるお話。

この作品は13年発行で現在は商業雑誌では活動されてないようですが、別作品のレビューで教えていただいて作者さんのTwitterへgo。少しずつTwitterで掌編を発表されていらっしゃいます。独特の作風そのままのお姿拝見できて嬉しい。
わ~、よかった。
2022年4月1日
はるちゃんとしゅんちゃんよかったよ~。色々な謎が一つずつ解けていくようにはるちゃんの心も自分の中で溶けていきましたね。よかった。よかった。タイトルの"はる"は二人の名前の春にかけてあるのかな。美山くんの想いは最後になるまでわからなかったよ~。
登場人物のそれぞれの思いが細かく描かれていて、読み終わってからなるほど、と思わされました。
水底へ、ストーリーへ引き込まれていきます
2022年3月31日
正直、表紙の絵が怖かったです。中の絵も上手なのか下手なのか分かりません…。でも、思春期の閉塞感、息苦しさ、迷いや甘酸っぱさにどんどん引き込まれて夢中で読みました。良かったです。
フォローさんや他の方々のレビューを読まなければ、出逢えなかった良作でした。
この作家さんの他の作品も無性に読んでみたくなりました。
しっかりとしたストーリー
2022年3月31日
読み応えかなりあります、可愛い絵ですがストーリーは結構シリアス。
思春期の男の子が葛藤して自分を受け入れていくストーリー。
読後はじーーんと感動する。エロシーンはありませんがオススメします。
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かつて中学生だった私達に突き刺さる
2022年3月30日
これは素晴らしい作品。
「普通」に追い詰められているはるちゃん。はるちゃんより少し大人なしゅんちゃんは、人それぞれ「普通」が違うことを知っている。大人な我々はもっと知っている。「普通」が、拠り所にも枷にも凶器にもなることを。
不安定な中学生の心と日常を描くのがとても巧い。かつて中学生だった読み手は、その当時に引き戻され、心がギュウギュウ締め付けられます。
そして美山くんというキャラクター。並行して美山くんの物語を1冊読んでいるような存在感を放っています。作者さんのお話の構成力が素晴らしいです。

書き下ろし2編もとても良くて、お兄ちゃんにだって色々あって、大袈裟かもしれないけどバタフライエフェクトというか、このifで別のストーリー始まるやん?って鳥肌立つくらい好きだし辛かったです。

あと筧くんの格好良さ凄いな。お話の主軸がしっかりしている上に、こうして脇に素敵キャラも入れてくれて、とても力量のある作者さんです。
エチシーンはなし。いつも☆渋めの私ですが、大満足の☆5です。他作品も追っていきたい作者さんです。
すっごく好き!
2022年3月23日
本当にいいお話でした。
フォローさま方が次々とレビューされていて気になってポチッと。
ありがとうございますm(_ _)m
読めて良かった〜!
すごく好きなお話でした。
エロはありません。
なのに下腹の辺りがモゾモゾするのは、まだ未分化な性の青さを思い出してしまうからでしょうか。
キュン、というより「きゅうぅぅんん」って心臓が絞られました。
………
「普通」っていつ、どんなふうに決めてしまってるんでしょうね?
多くの人が思っている「普通」から逸脱すると生きにくい世の中なのはとても悲しいです。
ちょっとでもはみ出るとここぞとばかりに叩きにくるのはなぜでしょうか?
お兄ちゃんが女装したら大騒ぎになってしまう世間が情けない。
みんな違ってみんないい、って中々ならない。
………
また脱線してしまいましたが、主人公が自ら普通からの脱却が必要であると気づけたのはホント偉いと思いました。
あと、終始お兄ちゃんが気になって気になって。
敢えて顔を出さずに林くんからの伝聞のみというのが粋でした。
普通の呪縛
2022年3月22日
フォロー様が今月いっぱいセールだと教えてくださったので、レビューの内容にも惹かれて購入しました~!ありがとうございます(*´ω`人)
私も男の子の親なので、正に襟を正して読むお話でした。普通ってすごく恐ろしい言葉なんだなと、半世紀生きてきて今更気付かされました。
表紙の雰囲気でちょっと尻込みしていたのですが、気になった方はぜひ、試し読みしてみてください!一気に引き込まれる力のある作品でした。
あまりイチャイチャしないのに、むしろドキドキしてしまう、初心に戻してくれる作品かと♪
星5じゃ足りない、めっちゃ好き!!
ネタバレ
2022年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者様。
フォローしてる方々のレビューに惹かれてポチッ。
ありがとうございます♪
31日までSALE中。

も〜、最高なんですよ!
全部が!!!エロは控えめですが^_^;

バッドエンドかとヒヤヒヤしちゃいましたが、
安心してください( ´ ▽ ` )

自分の性に疑問、戸惑い、否定や訳も分からず、
普通に縛られ、苦しみを味わった主人公達の恋物語。
またそのきっかけのひとつでもあるお兄ちゃん。
かっこいいな〜。
でも皆んながそんな風に生きていける訳じゃないので、繊細な心の描写が神でした!!!
モブ達も…。


とっても、とーーーーっても心に刺さり、何度も読み返したくなる作品。
かなりおススメです!!!
他作品も読みたいです(*´∇`*)
それぞれの想いが交差して
ネタバレ
2022年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様方のレビューを読んで即買いでした。
小学校6年生。
クラスメイトにいじめられている春希のクラスに転校してきた春介。何故春希は揶揄われているのか、春介はどんな家庭の状況で転校してきたのか?
薄紙を剥ぐように最後のページまでを存分に使って明らかになっていく彼らの周辺と恋心。
田舎町の閉塞感や一般的とされる価値観にがんじがらめの雰囲気が息苦しい。
彼らが佇む橋の欄干から見える川の流れのように、ゆらゆらと掴みどころのないあの年頃。
微妙な成長期に惹かれ合い揺れ動く彼らが懐かしさのフィルターを通したように滲んで見えます。
春希の母にも春希をいじめていた美山にも、春介の元カノにも、春希の兄にもそれぞれの想いがあって、共感する部分があるんですよね。
でも読んでいて辛いとか痛いシーンはほとんどありませんでした。描き方によってはもっと苦しく描けた筈なのに、本当に悪い人はいず、春介と春希の思いに嘘がないから救われる。
ファンタジーだけど出てくる人が皆「普通の」人なのでスカッと胸がすくわけでもエロがあるわけでもありません。
手が触れる、唇が触れる、いつも彼のことばかり思い出してしまう、そんな恋です。
とてもとても素晴らしい作品に出会えて幸運
ネタバレ
2022年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年齢として十分すぎるほどオトナの私が襟を正すのに必要な作品でした。
『普通』という呪いにも似た言葉は昨今あまり聞かれないけれども、多分私が小さいころから聞き続けて降り積もった価値観は確実に存在しています。
意識していなくても『普通』であることの安心感が今の私を形作っているのだろうと自分の言動を振りかえっています。

作中の子ども達。はるちゃん、しゅんちゃん、美山くん、はるちゃんのお兄ちゃん。
其々が大人の普通や肌で感じる普通に翻弄されてしまう。
普通なんて人が作ったものさしよ!なんて悲しい(泣)
心の自由まで縛ってしまう普通という言葉はなんて恐ろしいのだろう。
小学校からの4年間ちょっとの子ども達の脆くてやわらかくて傷つきやすい心が繊細に丁寧に描かれていてものすごくよい作品です。

はるちゃんのお母さんも凄く傷ついてると思う。
オトナだって初めてのことや思いがけないことは不本意な行動に出てしまうこともあるんだよ。

表紙は絵本のようなタッチで好き嫌いが出るのかな。とても優しい可愛らしい絵で読みやすかったですよ。
フォロー様方が読んでいて知った作家さん。すごく気になって購入。しかもセールでした。ラッキーすぎる。

※※3/31までセールです!本当にお勧めしたい!※※
「普通」って……。隠れた(?)名作ですね。
ネタバレ
2022年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★小学6年生の春に出会った春希と春介の「普通」に翻弄される子どもから大人への成長物語。(3/31までセールですよ)

★担任から転校生・春介のことを任された春希は張り切っていたが、クラスメイトからハブられている春希は春介に声をかけられず、一人ぼっちで橋の上から川をのぞき込んでいた…。

★表紙からはまったく物語の方向性を想像できなかったことを思い出します。完全にレビューのおかげで購入に至った作品です。(感謝です)何と言いましょうか…、一言で言うと「驚き」でした。思いがけない揺さぶりを受けました。閉鎖的な空間が生み出す排他的行為、大人に左右される価値観、成す術なく傷つけられる心、持て余す感情、残酷なほどに追い詰めてくる「普通」という言葉。それでも、子どもたちは、悩みながら、もがきながら、時に自分を守るために人を傷つけ、人を傷つけないために諦め、そうやってそれぞれに大人になっていくんだな、と胸に迫ってくるものがありました。すべての登場人物の内面に共鳴する部分があり、楽に読むことはできませんが、読後感は良いです。すごい作者様ですね。

★描き下ろし含めて214ページ。美山くん…君のこと、好きだよ。今村さん…あなたの気持ち、分かるよ。

★近頃「普通」という言葉が一層引っかかるようになってきたな、と感じます。人によって普通が違うなら、多様性を認めることが普通なら、「普通って何だろ」ってグルグルします。
率直に、読んでほしい。そう思います。
2021年9月13日
作者さん買いです。『ほとりのとばり』を読み素晴らしかったので他作も読みたくなりまして。半額クーポンで別作も購入していたのですが、大半の方がレビュー☆5つけてらした本作がどうしても気になり購入しました。…参った…感無量です。
思春期のおぼつかなさ、狭い世界ではみ出し物になることへの恐怖、本当の自分って?本当はどうしたいの?メインの2人以外の登場人物からも心の声が聞こえる様で、心を揺さぶります。お話に出てくる人に悪い人は居ない。田舎という閉鎖的な環境。子供ゆえに今いる環境から抜け出すことが出来ない息苦しさ。皆がそれぞれ必死に生きている。誰が悪くなくとも、どうにも上手く回らない時だってある。間違っても、迷っても、不甲斐なくて泣いたって大丈夫。どんな1日でも明日に繋がっているんだと感じました。
…あぁ…作品の素晴らしさを伝えきれない自分が歯痒いです。
2021年6月16日
面白すぎてドラマ見てるみたいでした

表紙で病み系な感じかな?もしかしたら絵柄苦手かも…
と思って試し読みを読んだら思ったより面白そうで購入。

青春で甘酸っぱくて時々病みも入ってて絵柄もすごく綺麗で
最近見た中でトップレベルで面白かったです。

ほんとに初コミックスですか?ってレベルでした
一人一人のキャラや切ない思いも丁寧に描かれていたし
なによりストーリーも凄くリアルで
気づけば入り込んでいて後半で涙出ました

ほんとにほんとに面白かったです
購入しようか悩んでる方は是非読んでみてください。
最高です
2021年6月10日
1ページ1ページ、ゆっくりじっくり読み進めたくなるお話でした。とにかくお薦め!たくさんの人に読んでほしいです!
表紙怖い
2021年4月24日
表紙が怖いけど気になって読んでみました、すごく良かったです、絵は目が特に怖いしお絵かきな感じなんだけど、決して下手ではないので気にならなくなりました。
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10代の不安定さが描かれています
2021年4月1日
以前読んだ時はあまりハマらなかったのですが再度読み返したら‥気持ちが沈みました。思春期の足元がおぼつかない感じが絵柄と合っていて胸に迫ってくるものがあり、とにかく読後は苦しくて辛くて‥。
この作品、まだアイデンティティが出来上がっていない10代前半に自分のセクシャリティに向き合う男の子達が出てくるのですが、その儚げで息苦しい雰囲気がすごく伝わってきて不安定さが際立っているんです。主人公の2人(春介、春希)もさることながら美山や今村さんの気持ちも痛々しく、何というか胸を切り刻まれるような感覚を味わう作品かなと思います。
とにかく登場人物全員が一生懸命悩み戸惑い苦しんでいます。エロもイチャラブも全くありません。是非とも、ストーリー重視の方に手にとって頂きたいです。
子どもと大人の狭間で目を閉じる
2021年3月30日
「中学生の閉鎖的で息苦しいかんじが好き」という作者さんの嗜好が遺憾なく発揮されていて、その閉鎖空間に取り込まれて、「苦しいよー」と途中で何度も思いました。そもそもは、何かでこの表紙を見かけて、「何これ?」と気になって(いろんな意味で目を引かれて)、カートに入れたままになっていたのですが、読後にこの表紙を見ると、中身が上手く表されているなと、タイトルと表紙絵に「お見事」です。たまに「普通」が違っている春希と春介の「普通」が決定的にズレたときの、春介の涙と春希の笑顔に胸が痛みました。それがあっての、本編ラストがとても好きです。そして、「あのとき」の美山くんを知ってから読み返すと、また一味違ってきます。美山くんはどうやって自分の気持ちに折り合いをつけたのかな…。余韻たっぷり、とても良い作品だと思います。
作者買いがはじまりました
2021年3月11日
パッと見どうなんだこの絵はと思ったけど、雑ではないし、この話はこの絵じゃないとダメな気さえする。
表情はちゃんと描けてて、感情伝わってくるし、閉塞感とか不安定さとか、ほかにも言葉で言い表せない複雑ないろいろが巧みに描かれてる作品だと思う。
普通とは
ネタバレ
2020年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄が女装して家に帰ってきたことがきっかけで「おかま菌」と言われイジメられていた矢河は転校してきた大沢と仲よくなります。かっこよくて女子に人気の大沢と一緒にいる事で矢河のイジメは鎮静化します。大沢は純真な矢河のことを好きになりますが、「普通」で「まっとう」な大人にならなくてはいけないと思っていた矢河は気を持たせてしまいながら何度も大沢を傷つけます。小学6年生から中学を卒業してそれぞれの道を歩き出すまでが描かれていて、裕福な家庭に育った矢河の普通と母子家庭で母親が男に騙されたりと荒んだ生活を送る大沢の普通、矢河の兄の普通(本来)の姿、普通というものが持つ違う意味を問いかけられました。普通にこだわっていた矢河が自分の本当の気持ちを受け入れるまでが丁寧に描かれています。周りの人物も人間味があってそれぞれの視点で考えさせられました。2013年7月 総214ページ エロなし。
良作です
2019年8月30日
お話は2人が出会った小学生から始まります。心情がとても丁寧に描かれています。春希目線のお話が中心なのですが、途中しゅんちゃんの心情が描かれているので、より深く楽しめると思います。春希の幼さや浅慮にイラついてしまいましたが、それが余計にリアルでほんとに丁寧な描写がされてます。もっと読みたいような、ここまででいいような、余韻の残る終わり方が良い。
すごかった
2019年8月19日
作者さんの作品ははじめてだったのですが、一本のステキな映画を観終わったくらいの満足感。ゆっくり丁寧に進んでいくストーリーがとても好きでした。
田舎の小中学生の繊細な描写
2019年1月13日
人と違うことがすぐ噂となって、それらを排除する空気になるような田舎のお話。
小学生からスタートしますが主に中学時代のお話。
中学生までって、特に家と学校の往復しか世界を知らない閉鎖的な空間。
そこでもがく主人公の行動や思考、周りの友達の反応や行動など、いろんなものがリアルな感じです。(絵は全然リアルじゃないけど)。
エロはなし。ストーリー重視系。★4と5の間くらいです。
総214ページ。
大好き
2018年9月14日
思春期の焦燥感がとてもよく表現されていて、胸にじんと沁みました。良作です。切ないなあ。
沢山の人に読んで欲しい
2018年7月31日
個人的にデビュー作にして最高傑作だと思っています。
BLの全てがギュッと詰まっているといっても過言では無いかと。
基本に帰りたい時に読み直しその度にポロリと涙を流すまでがワンセット。
シリアスだけど暗くも重くもないしキュンも沢山ある、さらに読後感も良いのがリピート率高いポイントです。
素晴らしい‼
2018年6月26日
しゅんちゃんと春の二人の関係の変化を、周囲の人々との関わりを交えながら非常に丁寧に描いた作品。作品全体に重い空気が流れながらも、純粋で瑞々しい輝きが感じられる。ストーリー重視の方にオススメします。
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面白かった
2018年6月25日
切ない感じと少しずつ成長していく様子が丁寧に描かれていて三崎さんの作品の中で一番好きです。
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ボロ泣きしました
ネタバレ
2018年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの作品で一番好きです😓途中で何度も辛くなりました。弱く弱く見えた彼が振り切れた時の強さがめちゃくちゃ可愛かったです。色々考えさせられました。
表紙のイメージとは違います(笑)
2017年5月22日
いいです!
素直で純粋な幼い子供と大人の勝手に振り回されてる少し冷めた子が悩みながら成長していく話し。とにかく 何気ない仕草や子供らしい感情がかわいいです
すごくよかった!!!
2017年4月5日
表紙の色合いに惹かれてなんとなく読み始めたらすごい!もうこの世界に引き込まれました。小学生から高校生までのなんとも言えない感情。すごく切なくなりました。すごい作者さんです。続けてこの作者さんの作品を読みたくなりました。続編も読みたいなぁ。
なんて表したらいいか‥。
2017年2月3日
絵柄が好みだったので試し読みをし、気になったので購入。
設定?話の内容がリアルです。お気楽なものじゃなくて、男同士の恋愛について考えさせられます。出てくるどのキャラクターの気持ちも自分がその立場だったらわかるな。そう思うな。って読みなら心が苦しくなるそんな物語です。嫌な意味じゃなくていい意味で。
普段読んでるようなBL漫画ってよりは、男同士の恋愛についての漫画かな。これが本来あるべき反応なんじゃないかなーって思う‥。リアルな感じが嫌な人は好きじゃないかもしれないですが、私は好きです。
それから、美山くん結構好きでした!(笑)他の登場人物もリアリティーあるしいいキャラばかり!
キュン
2017年1月19日
胸が苦しくなりました。思春期ってこんな感じだった…!両片思いが切ないけどキュンキュンしました。キスまでだけどふたりともその先を期待しているのが可愛くて、大満足です!
秀逸なストーリー
2017年1月4日
BL作品にしてはとても幼い。けれど幼いなりの葛藤や迷いがあり、幼いからこその純粋さもある。

少年達の未熟で淡い初恋を見事に表現していて素晴らしい作品だと思います!
えろは全くありません。ストーリー重視の方に是非オススメ。非常に読み応えあります。
思春期
ネタバレ
2016年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三崎先生が描く思春期男子に心臓鷲掴みにされました。途中のスレ違いがせつなくてせつなくて。読みながら、どうか2人が幸せになりますように と願わずにはいられませんでした。良作!!
思春期
2016年5月3日
小学生から16才位までの話で、途中で深呼吸が必要な程胸が締め付けられました。キスで精一杯のまだまだ少年の彼等のこれからをもっと見守り続けたいと思いました。
表紙こわっ
2022年9月11日
中も独特の描写ですが、表紙がホラーみたいで買うのためらいましたが、セール時に購入。ヒョロヒョロの子供たちが青春してました。
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絵は独特ですが…
2022年6月22日
幼少期から大人になりきれない学生の移ろいゆく繊細な心をとても丁寧に書いてあり、凄く良かったです。お兄ちゃんも色々あったんだろうけど、美山くんに対しての一言がなかったらなぁ。
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良作
2022年3月28日
僕の『普通』はいつも僕の大事な人を傷つける それならそんなものはもういらない ハルはそう思えたことが強かったと思います。子供故の精神的未熟さや思春期故の思い切りの良さ、瞬発力、そういった事由はある程度あるかもしれないが、人間の基本は9歳頃には自覚なくともほぼ確立されていると思うし、潔いこの決断がこの作品のキモだと思う。始まりがとても印象的だったので、もっと後の大人になってから当たり前に2人でいるところを描いて遡るような感じかと思ったら高校生止まりだったのと、お兄さんのことももっと知りたかったので星1つ減らしました。キャラが脇役一人一人までしっかりしていたのも良かった。
評価が高かったので購入しました。
2019年9月14日
ためし読みで面白そうだと思い購入しました。
話の流れ的には好きだと思いましたが、主人公のお兄さんが女装好きということで主人公がいじめられたり、その事に批判的になったりする設定は苦手でした。
女装関係が苦手な方はよく考えて購入をオススメします。
でも全体的な話の流れは本当によくて好きでした。
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作家名: 三崎汐
ジャンル: BLマンガ
出版社: 茜新社
雑誌: EDGE COMIX / OPERA