バンド、芸能人物は大体定石な気がしてそんなに触手が動かないのだが評判良いしなーって一冊買ったら一気に4冊読んでしまった。熱い。知らないうちに涙目になり鳥肌たった。いいっ。音が聞こえる気がした。表情、表現力、起承転結、構図、素晴らしく脳汁ドバドバ出た。バンド物だが芸能色は強くなく、幼馴染コンビの落ち着いた長身イケメン年上スパダリ黒眼鏡攻め×無自覚一途忠犬ワンコ受けの音楽を通した絆、右葉曲折、変わらない熱い愛情の物語。
天才が世の中に出るのは優れたサポートが必要だと攻めが受けを支えてるようでいて実は天才である受けに崇められてて、お互いが相手を最上にリスペクトして敬愛してる姿が尊い。当て馬とか恋愛の駆け引き展開は無く2人の愛は安定していて逆に泣ける。
変わらぬ熱い愛。それが良いんだろうな。
BLはCPの2人にまた会いたいと思えるか?って事が大事な要素と思うが、この2人は愛がブレず安心して見ていられ絡みも愛おしくて可愛くて何時までも見て癒されたいと思える。読んで良かった。